不許複製 - 情報通信ベンチャー支援センター

情報通信ベンチャーフォーラム2010
大企業の狭間で苦悩する
ベンチャー、でもそれを突き抜ける
2010/02/25
Eugrid株式会社
池田 実
不許複製
起業の前に
Google(1998)
ITバブル
1999年
某大手電機メーカ系のソフトウエア会社
ICTの発展の渦中で忙しく、面白く過ごした
でも何か足りない---ベンチャーに接する機会が増える
自分でもやりたい(環境がない、機会がない)
ITバブル崩壊
2001年
定年退職を前に、伝統的な日本企業で過ごした30年
何の取り柄もない50才を超えた自分にベンチャーができるのか??
2つのベンチャー企業に在籍
2003年
2つ目のベンチャー在籍中に某公的支援機関の助成を受けて
(今で言う)クラウドデータベースを東京大学先端科学技術研
究センターと産学連携で研究試作
コップモデルからスポンジモデル
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アイデア○
コップモデル
今までのデータベース
Oracle
DB2
事業×
スポンジモデル
ネットワーク、クラウド
Amazon
Google
Azure
アイデアでは食えない
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結局、ですが・・・
助成の成果を元に起業を目指す
全然ダメ----どこの企業も、VCも全く相手にしてくれない
極めつけは、ベンチャー支援の大元締(著名なブロッガー)
そんなのメーカでなくては出来ない、ベンチャーには無理!
比べるのは不遜ですが
Googleはブレークしている
それにしても、ICT技術ベンチャーは日本では難しいのかという
疑問?
未来技術を予測的(直感的)に評価できる人がいない
VCもサラリーマン(リスクを取れない、思い入れを反映できな
い)
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世界を見渡せば
IN・Q・TEL(http://www.iqt.org/)
1999年に独立の非営利団体としてCIAによって創設、
Intelligence Community(IC)と先端技術のギャップを埋める目
的を持つ。
・
・
IQTとパートナーを組む前に、75パーセント以上の会社は、政府
と一度もビジネスをしたことがない。
・
・
商業的に成立していなくても価値有りと判断すれば投資、VCが
取れないリスクを取る。
・
・
政府が買うことができる商用商品COTS(commercial off-theshelf)まで成熟できる見込みが投資条件
投資対象---将来CIAが購入する製品
結局、力尽きてIN・Q・TELには持ちこめなかった
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そして起業
Eugrid社を創設(2005年)
起業の前の1年間は、手弁当で製品開発
食いつなぎに受託開発もしながら
3名で直ぐに売上げになりそうなセキュリティ製品を開発・販売
失敗もいくつか
現在
継続はできている
4年経っても、まだまだ実態はアーリ(売り上げ 60,000千円)
展開は開けそうな状況に(販社の知名度)
サポートなど課題
元々優秀な技術者が、さらに育っているのが本当に嬉しい
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困難
日本(世界)の常識
ソフトウエアはどこから来るのか
MS, Oracle, SAP, Vmware, Citrix・・・・・
世界の常識=米国から
日本、韓国、インド、ドイツもみんな同じ
つまり世界中
企業ユーザ
外国製品に対しては比較的寛容
日本のベンチャーには信用や実績を厳しく求める
販社
リスクは取れない、取らない
売れる物を売る—新しい物は基本的に扱えない
負の連鎖をどうやって断ち切るか
製品が良くても売れない、売るためには、
既に売れていないとダメ
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弊社の製品
目的
企業が利用するPCの課題を解決する
課題
情報漏洩の防止
PC機能の充実ー>漏洩などの危険の増大
企業の活動道拠点の拡大ー>漏洩箇所の増大
従業員の信頼性の低下(流動性)
運用・管理コスト
コスト削減
要員の削減
企業のネットワークやICT系の複雑さを低減
利用環境の多様化
オフショアー
新型インフルエンザ(パンデミック)
在宅勤務
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特徴と強み、3つの世界初
日本発の
世界初
 導入コスト従
来製品の1/5
~1/10
 オンラインと
オフライン両
用のモバイル
利用
 ログオンする
だけでデスク
トップ移行が
完了
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1. 価格が圧倒的に安価である
サーバを不要とする独自の構成により、必要
資源は本製品のソフトウエアのみで、従来製品
に比べ導入コストが数分の1から10分の1と飛
躍的に低廉である。
2. 社外利用が柔軟である
現在、オフラインでシンクライアント的な安全を
確保できる製品は本製品以外に無い。
3. Windowsの複数バージョンに対応する
Windows 7 などの新しいOSの導入時にデー
タ待避が全く不要で、大幅な導入コスト削減を
実現。
サーバが不要で飛躍的に低価格
日本発の
世界初
 個人利用の負
荷は使ってい
るPCで充分
まかなえる
 情報のクラウ
ド化は様々な
メリット
 自前のPCリ
ソース活用で
コスト比1/5
~1/10
これまでのシンクライアント
Eugrid Secure Client
PC機能のセンター統合
PCデータのセンター統合
オフィス
オフィス
ユーザデータ
センター
ユーザデータ
仮想化対象
ユーザ設定
ユーザ設定
仮想化対象
OS, Applications
OS, Applications
CPU
CPU
ユーザ
インタフェース
専用端末
を導入
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センター
このサーバは
全く不要
ユーザ
インタフェース
20台に1台
サーバを導入
既存PCを
ファイルサーバ
そのまま利用
のみ導入
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機内や車内でもオフライン利用
社 外
日本発の
世界初
社
 情報が利用で 外
きる場所には、 オ
情報を一切保 ン
ラ
存させない
イ
 管理対象のク ン
ライアントPC 利
用
の全情報が
ファイルサー
バに保存され
る
 社外に持ち出
す情報のみが
モバイルサー
バに保存され
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社
外
オ
フ
ラ
イ
ン
利
用
社 内
外出
自席環境
仮想
デスクトップ
帰社
外出
モバイルサーバ
車内、機内、地下
室・・・
モバイルサーバ
の内容は完全掌
握
社内ESC
帰社
自宅PC/ホテルPC
消去以外に
何もできない
新OSの導入も即時、手間いらず
日本発の
世界初
 任意のPCに
ログオンする
だけで自分の
環境で利用で
きる
 使うPCの
Windowsの
バージョンも
問わない
利用中のユーザ環境がそのまま新OSで利用できる
XPから7へ
即時アップグレー
ド
Windows XP
Windows Vista
Windows 7
Windows XP
同一のログオン
Windows 7
 新旧PCの並
行運用が不要、
即時入れ替え
が可能
全ユーザの情報
本
社
支
社
工
場
どのPC、どのOS
でも同様に使える
Windows 7
PCも即時導入
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今後の展開
世界を目指します
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