アセアン諸国海域における アオウミガメの大回遊追跡 Ⅰ

SEASTAR2000
SouthEast Asia Sea Turtle cooperAtive Research
アセアン諸国海域における
アオウミガメの大回遊追跡
Ⅰ
タイ湾およびアンダマン海における
追跡結果
京都大学・タイ国水産局
2002/4/1-5
平成14年度日本水産学会大会
1
背景
USA
エビ漁業はタイの重要
産業
Country of Destination
Japan
China
Singapore
1996年、米国がTurtle
Excluder Device (TED)
の装着を通告
Taiwan
Australia
France
Korea Rep.
Others
0
5000
タイ政府および
SEAFDECはThai
Turtle Free Device
10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000
(TTFD)の普及推進
(Ton)
1997年タイ国のエビ輸出量
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2
1999年タイ国
政府より、京都
大学へアオウミ
ガメの回遊追
跡の研究協力
の要請
2000年から調査開始、
2001年度から科研費海外
学術調査に採択
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3
共同研究

人工衛星送信機による追跡
– タイ湾、アンダマン海、マレーシア



GISによるエビ漁場との競合解析
DNA解析よる系群分析
ワークショップの開催
– 京都2000.12(日本、タイ、SEAFDEC)
– プーケット2001.12(日本、タイ、マレーシア、カンボジア、
ベトナム、SEAFDEC)
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4
第2回SEASTAR2000ワーク
ショップ in PMBC 参加者
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調査対象海域と関係研究機関
タイ国水産局ウミガ
メ保護ステーション
アンダマン海
タイ湾・南シナ海
タイ国水産局海洋
生物研究センター
マレーシア科学技術大学
SEAFDEC/MRDFA
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2000~2001年の放流実績
タイ湾
2000年 6 (4)*
マレーシア海
アンダマン海
域
3 (2)*
-
2001年
8
5
2
計
14
8
2
* ( )内はTelonics ST-18 (出力0.5W) の個数、他はKiwiSat101 (出
力1W) を使用
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Webによる追跡結果の共有・公開
http://bre.soc.i.kyoto-u.ac.jp/seastar2000
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結果
タイ湾・南シナ海
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クラム島 平成14年度日本水産学会大会
(バンコクより東へ約200km)9
タイ湾・南シナ海
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平成14年度日本水産学会大会
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結果
アンダマン海
シミラン諸島(プーケットから北へ約70km)
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Andaman
Islands
アンダマン海
Mynmar
THAILAND
Nicobar
Islands
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今後の予定





カンボジア、ベトナム、ミャンマー、インドネ
シア、インドとの研究協力
アオウミガメ雄個体の追跡
GPS-Argosとリモートセンシング
アオウミガメ以外のウミガメ類追跡
タイ国ウミガメ保護ステーションでのワーク
ショップの開催(2002年12月予定)
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GPS-ArgosとIKONOSデータ
東洋通信機(株)と共同開発中
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