出版業界の歴史と法規制2 及び今後の研究計画 7/26 6限 社会工学類経営工学主専攻4年次 野澤寛 2016/7/9 1 INDEX 1. 2. 3. 4. 5. 6. 今後の研究計画について 復習 出版業界の歴史、法規制 まとめ 参考 用語解説 2016/7/9 2 今後の研究計画について 前回の授業での提案 • このままの授業では研究に役に立たない部 分が多い。 • 方向性がはっきりしない。 – 何をしたいのか?何のために調べるのか? • どんな文献を参考にするのかを調べる。 – 50冊以上 2016/7/9 3 今後の研究計画について これまでの授業 ◎考え方 • ブックオフについてやりたい。 ↓ しかし、具体的に何をやればいいのかわからない。 • 授業であった、「調べていくうちにやりたいことが見え てくる」との提案 ↓ まず、ブックオフの周辺をしっかり調べることから ~現在にいたる 2016/7/9 4 今後の研究計画について これまでの授業の問題点 • 進度が遅い。無駄。 – 方向性がはっきりせず、手当たり次第調べている感じなので 、詳しく調べすぎて無駄が多い。 • 今やろうとしていることが面白くない。 – ブックオフの背景を調べ、財務分析だけしてもそれほど面白 そうではない。それより面白そうなものがあるのでは? • アプローチが遠い。 – 因果関係が不明瞭。 – 研究で使うのか? 2016/7/9 5 今後の研究計画について 方向性について 1. ブックオフの財務分析 2. ブックオフの成功要因とは? 3. ブックオフとは? 4. ブックオフのビジネスモデル 5. ブックオフの今後 2016/7/9 6 今後の研究計画について 既存研究 • 一橋大学、藤川先生ら – 「ビジネスケース:ブックオフコーポレーション~中 古品ビジネスにおけるサービスイノベーション~」 • 前のスライドの3、4を中心に、5について疑問を投げか ける形式。 2016/7/9 7 今後の研究計画について 今後の方向性と研究計画 1. ブックオフの財務分析について言及した2.ブックオ フの成功要因とは? なので、研究テーマ(卒論テーマ)としては 『ブックオフの成功要因』(仮) 2016/7/9 8 今後の研究計画について 『ブックオフの成功要因』目次(仮) • はじめに • 出版業界 – ここで、書籍流通システムや古紙業者などについ ても触れる • • • • ブックオフについて 財務分析 成功要因分析 今後の展望 2016/7/9 9 今後の研究計画について 今後必要な研究及び情報 • • • • 古書ビジネスが成功した背景 競合企業との比較 財務分析 ブックオフについて – 成り立ち – 歴史 – 成功要因 – 課題 2016/7/9 10 今後の研究計画について 今後の授業計画 • 今までより簡潔に – 必要な部分のみ。自分は全体の流れを細部まで理解して おくが、授業でやるのは必要最低限。 • 補足、用語解説を今まで通り後ろにつけて補足する 。 • 上記でカバーできず、かつ不必要な部分でもし知り たい部分が生徒側にあった場合。 – 自分で知らべてもらう。 2016/7/9 11 復習 商慣習についての疑問点・・・山田さんの回答 1. 背景として書籍の再販制度を調べています。そ の中で再販制度は商慣習(デファクト・スタンダー ド)という事が判明しました。という事は、仮に本 の値段を自由に決定したとしても法的に罰則 は 何もない、との解釈でよろしいですよね? 2. 前文の続きになりますが、他国では再販制度は 禁止の方向に動いていると聞きました。日本では どうなのでしょうか?独占禁止法違反では?との 意見が多いようですが…何か最近目立った動き などございましたら教えてください。 2016/7/9 12 復習 山田さんの回答 >1,2 最近の動向は、まったく知りませんので、すでに私より澤寛さ んの方が詳しいと思います。した がって、何も意見できませ ん。 慣習法一般についてですが、「法の適用に関する通則法 3条」により、特定の慣習は法律と同一 の効力を有する、とあ りますので(ここはご自身でご確認ください)、 「特定の行為を したら、こうなる」ということが慣習として確立しているのでした ら、そのとお りの効力が生じます。 再販制度とは、再販売価 格維持制度のことですよね? 私はこの制度を詳しく知らない のでなんともいえませんが、独禁法3条は不正な取引を制限 して おり、不正な取引状態だと7条により公正取引委員会が 排除措置をすることができると定めてい ます。 このことから 考えると、慣習法でそのような定めがあれば、当然に効力が 生じると思います。 2016/7/9 13 復習 • 読者のみなさまへ – 著作物の再販制度(再販売価格維持制度)とは、出版社が書籍・雑誌の定価 を決定し、小売書店等で定価販売ができる制度です。独占禁止法は、再販 売価格の拘束を禁止していますが、1953年の独占禁止法の改正により著作 物再販制度が認められています。出版物再販制度は、これまで幾多の見直 しが行われ、現在の再販制度の運用について改善を図ってまいりました。 出版物再販制度は全国の読者に多種多様な出版物を同一価格で提供して いくために不可欠なものであり、また文字・活字文化の振興上、書籍・雑誌は 基本的な文化資産であり、自国の文化水準を維持するために、重要な役割 を果たしています。 出版業界では、出版物の流通上、注文した本がなかなか読者に届かないと いったご批判に応えるべく、流通改善のためのさまざまな方策を進め、再販 制度の弾力的運用を図っております。 今後とも、多様な品揃えを確保しつつ質の高い出版物が読者のみなさまに 早く確実に届くよう、流通改善および再販制度の弾力的運用を図っていきた いと考えておりますので、出版物再販制度の意義と役割についてご理解を賜 りますようお願い申し上げます。 日本書籍出版協会HPより 2016/7/9 14 復習 • 3.再販制度と商慣習(デファクト・スタンダード)につ いて 私が調べた中で、商慣習は民法に優先される 、との一文を見つけましたが最近の具体的な判例 が 見つかりませんでした。 もし最近の判例をご存 知でしたら教えてください。 (山田さんの回答)判例は僕も知らないですが、商 法1条2項に 商法>商慣習>民法 と優先順位が規 定されているので、商慣習は民法に優先されると思 います。 判例の有無は関係ないかと。 2016/7/9 15 復習 まとめ 1.罰則は分かりませんが、なんらかの規制をされるこ とは十分に考えられます。なぜなら慣習 も「法」だか らです。 ここは、ご自身で当該問題となっている慣 習法を調べて行くしかないのではないでしょうか。 2.禁止かどうかは知りませんが、独禁法2条9項を読 みますとまぁ原則禁止なのでは?(再販制 度=不 公正な取引行為にあたる、とされているみたいです から) 例外として著作物が許されている(これが慣習 ってことかな。慣習として著作物には独禁法2条9 項 の適用がない。つまり再販制度を認める。) 2016/7/9 16 復習 3.商法>商慣習法>民法 4.個人的な見解 ①再販制度は、原則として独禁法により禁止されている(2条 9号) ②しかし、著作物に関しては慣習から独禁法の適用はなく、 再販制度を認めてよい ③つまり、メーカーは小売店に値引きを許さないことが、慣習 法から許される ④だからといって、小売店はそれに拘束されなくても良い(こ こは推測) ⑤しかし、メーカーの言うことをきかないと小売店は困る 要す るに、再販制度はメーカー有利な制度なので独禁法が禁止し ているけど著作物だけはメーカー のいうとおりにしようよって 慣習があって小売店は困ってる 2016/7/9 17 復習 こっからブックオフにつなげると、ブックオフは それに反旗を翻してメーカーを困らせてる っ てところでしょうか、あくまで私見なのでわかり ません。 ②③のあたりを少し勘違いされているのでは ないでしょうか? 再度検討してみてください。 2016/7/9 18 感想 ③つまり、メーカーは小売店に値引きを許さないこと が、慣習法から許される ④だからといって、小売店はそれに拘束されなくても 良い(ここは推測) ここがよくわからない。小売店はどういう理由で再販 制を認めているのか?再販制を破ったらどういう罰 則があるのか?そもそもメーカーが小売店に罰則を かすことが可能なのか? ・・・今後の課題 2016/7/9 19 復習 委託制とブックオフの関係 委託制によって新刊(書籍の流通数)が増える 書籍の流通数が増える=いらない本が増える 「ブックオフに売る」本の増加 大目録.comより 2016/7/9 20 復習 本の値段推移 (誤解) 以前お見せしたのは昭和の高価マンガの値段。昭 和(戦後まもなく)は貸しマンガ全盛の時期 今回は時間の関係で調べられなかったが、後日「物 価の世相100年」(読売新聞社、1982) にて調べる予定。 2016/7/9 21 し張 更 てっ に くて 詳 だあ し さる く いの は 。で 参 そ考 ちに らリ をン 参ク 照が 2016/7/9 太 政 官 と は ? 「つるばみの衣」より 22 出版業界歴史 • 1912(明治45・大正元)年 7月30日 明治天皇崩御。大正改元。 • 1919(大正8)年 7月 東京書籍商組合が定価販売を根幹とす る組合規約を制定。 • 1923(大正12)年 関東大震災 • 1925(大正14)年 東京にて、朝日新聞、毎日新聞が販売店に「 定価販売即行会」を結成させる。 著作物再販制に疑問を持つためのサイトより 2016/7/9 23 出版業界歴史 定価販売を根幹とする組合規約 • この規約は、書籍の定価が遵守されないため業界 の混乱と読者の不振を買っているとして、定価割引 や景品付きの販売を禁止するもの。ただし「定価は 出版後六ヶ月以内に引下ぐることを得ず」とされ、時 限定価制とでもいうべき内容であった。東京書籍商 組合は、この組合規約をもとに書籍の定価販売励行 を宣言する広告を主な新聞や官報に出した。 • この背景にはインフレと不況、特に用紙・印刷代金 の高騰がある。組合として、いわゆる「乱売」防止を 呼びかけ、定価販売を励行することで利益確保を狙 ったものだが、すぐに定価販売規約が守られたわけ ではなかった。この後、組合では再三の定価販売励 行を呼びかけることになる。 2016/7/9 著作物再販制に疑問を持つためのサ イトより 24 出版業界歴史 定価販売即行会 この時期に、この関西系の両紙が東京で販売 部数第一位、第二位となっていた。各販売店 は新聞定価を1円とし、これを遵守することを 励行。専売店、共売店ともにこの規準で販売 することとし、他社が応じない場合は非売も辞 さない、という強硬なもの。二社の販売店囲い 込みを契機に、東京の報知、時事新報などは 部数の凋落を見たといわれている。 著作物再販制に疑問を持つためのサイトより 2016/7/9 25 ●「円本時代」始まる(1925~1927頃大流行) • 「円本」とは各巻が1冊1円で発行されるシリーズ(叢書)もの、あるいは全 集のことを指す。全集本は、それまで一巻が約5円~10円だったが、これ を1円で売るのは破格の値付けであった。当時、東京市内のタクシー代は 1円均一で「円タク」と呼ばれていたが、「円本」の名称はこれにひっかけた ものと言われている。 • 円本は通常、月一回という一種の定期刊行物だった。全冊揃えばシリー ズとして完結するが、要するに月に一回発行される点では雑誌的性格を 持つものである。日本の近代出版流通は、このような定期刊行物・雑誌を 中心にして成立したと言える。 • 円本時代に書籍の低価格化が一気に進んだ。当時の小説単行本は一冊 3~5円だったが、一作家の作品数作合本して1円というのは破格の値段 であった。これが大いにブームを呼んで出版界を活性化。円本こそが日本 の「近代読者の創造」に寄与したとする論者は多い。すなわち円本は「低 価格」「大量生産」「大量販売」「大量消費」の時代を招来し、流通インフラ の整備も引き起こした。 • ただし、「大量返品」もこれをきっかけに起こるようになった。 • 円本ブームの返品は古書店市場、すなわち二次流通市場を創出した。有 名な八木書店もこのころ創業。同社は古書店の元締めのような地位にあ る。各地の古書店は八木書店が買った古書籍の目録から仕入れていた。 2016/7/9 26 出版業界歴史 日本出版配給株式会社 • 1941(昭和16)年 5月 「日本出版配給株式会社(日配)」創立。 – 国家総動員法を受け、当時240ほどの全国の取次店が 統合したもの。翼賛組織である「日本出版文化協会」が、 出版社の発行物に関して企画から部数、用紙の割当など を統制する一方、流通に関しても「配給」と称して管理・指 導する仕組みができあがった。 このときマージン体系も見直された。取次店の雑誌のマ ージンが6%から10%に、書籍のマージンは7%から12 %に増大。また、書店までの運賃は書店負担だったもの が、日配の全額負担となった。これが今の委託制度にお ける「配本」、すなわち取次が在庫を書店に割り振るとい うシステムに繋がっている。 著作物再販制に疑問を持つためのサイトより 2016/7/9 27 出版業界歴史 独占禁止法 • 1947(昭和22)年 4月 「独占禁止法」(私的独占の禁止及び公正取引 の確保に関する法律)が制定される。また施行に当 たって公正取引委員会(公取委)が設置される。 – 「独禁法」は、市場経済の発展と消費者の利益を確保す るため、自由で公正な競争を促進し、カルテルや市場の 独占、不公正な取引などを規制する法律。経済の「基本 法」とされる。欧米の競争促進法、とくにアメリカの反トラ スト法が下敷きになっている。当初はGHQによる強い意 向で、米国法にはない持ち株会社の禁止や、企業による 株式の持ち合いも全面禁止、など厳しい内容のものだっ たが、日本独立後、徐々に緩和された。 著作物再販制に疑問を持つためのサイトより 2016/7/9 28 出版業界歴史 日配の解体 • 1949(昭和24)年 3月 集中排除法(閉鎖機関令)により、日本出版配 給株式会社(日配)が解体。トーハン、日販の設立。 – 日配の解体が現在の2大取次であるトーハン、日販をは じめ、日教販(教科書取次会社)、中央社のもととなった( いずれも同年創立)。また、大阪屋、京都図書、中部図書 、北海道図書、九州出版販売の地方五社も創立。 – 「日配」は、戦時中の出版物配給&統制機関。つまり商品 物流を中央当局が管理し、統制するための、いわば国策 会社であった。この流通形態は、トーハン・日販などに引 き継がれ、この二社が取次市場で寡占化していったため 、今日の書籍流通はいわば戦時体制がもとになっている と言える。 著作物再販制に疑問を持つためのサイトより 2016/7/9 29 出版業界歴史 独占禁止法改正 • 1953(昭和28)年 9月 独占禁止法改正なる(9月1日公布)。 – 今回の改正が現行再販制の根拠に。すなわち公取委に よる「指定商品」と、「著作物」すなわち新聞、書籍、雑誌、 音楽用レコード等について、再販価格維持行為が認めら れた。 ●独禁法改正による、いわゆる「再販制の導入」 – 独禁法の改正が行われる以前は、現在の出版物に定め られるような意味での「定価」はなかったと言える。しかし 実際は、商品供給自体が少なく、需要も旺盛で売れ行き がよく、値引きの必要性もなかったため、出版物はほぼ 定価販売が行われていた。 著作物再販制に疑問を持つためのサイトより 2016/7/9 30 参考 ブックオフ社長橋本真由美の「最強の現場の作り方」 日本出版百年史年表 大目録.com http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=hon&date=20090715 亀井秀雄の発言 http://homepage2.nifty.com/k-sekirei/index.html#ot 転職応援サイトイーキャリア http://www.ecareer.ne.jp/contents/business_map/06.jsp 神保町へ行こう http://go-jimbou.info/hon/special/071020_02.html 「つるばみの衣」太政官とは? http://kawa-k.vis.ne.jp/jyugyou/turubami/koromo4.htm コトバンク http://kotobank.jp/word/%E5%8F%8D%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E6%B3 %95 法令データ提供システム http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi 2016/7/9 31 参考 • 日本書籍出版協会 • http://www.jbpa.or.jp/resale/index.html • 出版再販制度の維持と運用 • http://www.jbpa.or.jp/nenshi/pdf/p63-74.pdf • 法庫.com • http://www.houko.com/index.shtml • 日本の古本屋 • http://www.kosho.or.jp/servlet/top 2016/7/9 32 用語解説 • 八木書店 – 1934年1月1日 (昭和9)創業者八木敏夫が昭和4年から勤務の一誠堂書店から独 立、日本古書通信社並びに六甲書房を神田三崎町にて創業。以後 神保町2丁目6番地、小川町3丁目34番地、神保町2丁目5番地、 神保町1丁目17番地へと移転。日本古書通信社では雑誌「日本古 書通信」を発行、六甲書房では古書売買、特価書籍買い卸並びに出 版を行う。 – 1953年8月25日 (昭和28) 株式会社八木書店と改称。新刊取次業務開始。 八木書店 会社案内より 2016/7/9 33 用語解説 • 反トラスト法 – トラストを禁止・制限する法律。特に、米国で1890年に制定された独占およ び取引制限行為を禁じたシャーマン法、その強化を図った1914年のクレイト ン法、連邦取引委員会法などの総称。イギリス・ドイツ・日本の独占禁止法の モデルとなった。 • 集中排除法(過度経済力集中排除法) – 第2次大戦後,連合国の日本経済民主化措置の一環として公布され た法律(1947年)。集中排除法と略。企業整備や吸収合併で巨大化 した企業を分割し,自由競争の促進を目的とする。 「コトバンク」より 2016/7/9 34 独占禁止法 • • • • • • • • 第二条9項 この法律において「不公正な取引方法」とは、次の各号のいずれか に該当する行為であつて、公正な競争を阻害するおそれがあるもののうち、公正 取引委員会が指定するものをいう。 1.不当に他の事業者を差別的に取り扱うこと。 2.不当な対価をもつて取引すること。 3.不当に競争者の顧客を自己と取引するように誘引し、又は強制すること。 4.相手方の事業活動を不当に拘束する条件をもつて取引すること。 5.自己の取引上の地位を不当に利用して相手方と取引すること。 6.自己又は自己が株主若しくは役員である会社と国内において競争関係にある 他の事業者とその取引の相手方との取引を不当に妨害し、又は当該事業者が会 社である場合において、その会社の株主若しくは役員をその会社の不利益となる 行為をするように、不当に誘引し、そそのかし、若しくは強制すること。 第三条 公の秩序又は善良の風俗に反しない慣習は、法令の規定により認めら れたもの又は法令に規定されていない事項に関するものに限り、法律と同一の 効力を有する。 法庫.com及び法の適用に関する通則法(平成十八年六月二十一日法律第七十八号)より 2016/7/9 35
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