20080528

Linuxの使い方
学術情報基盤センター
下園幸一
遠隔利用
• Linuxの使い方
– SSH(TeraTermPro, Poderosa, putty)で利用
インターネット
UNIX(Linux)のファイルシステム
• ファイルシステムとは
– OSでファイルやディレクトリを管理する機構
– Windows系では FAT16,FAT32,NTFSがある
ファイルシ
ステム/OS
Window
Window
Window
s
Window Window Window Window
s 95
s 95
s Me
s NT
s 2000
s XP
98/98S
OSR2
E
FAT16
●
●
●
●
●
●
●
FAT32
X
●
●
●
X
●
●
NTFS4
X
X
X
X
●
●
●
X
X
X
X
○（SP4
以降）
●
●
NTFS5
UNIX(Linux)のファイルシステム
• Windowsと同様な階層構造
– Windows:フォルダ → UNIX:ディレクトリ
– Windows:ファイル → UNIX:ファイル
– 違いは後で説明
• Windows では、ファイル名の拡張子が重要
– hoge.exe (実行ファイル)
– hoge.doc (ワードファイル)
UNIX ではこのような関連付けがない
Windowsのファイルシステム
C:
Window
s
Microsoft
Office
Program
Files
Adobe
D:
Autoexec.bat
DATA
My Folder
Backup
Hoge.doc
My Picture
•各ドライブ（ハードディスク、フロッピーディスク）毎に階層構造が存在
•ディレクトリの区切り文字は \
•C:\Autoexec.bat
•C:\Windows
•C:\Program Files\Adobe
•D:\Backup\My Picture
UNIXのファイルシステム
/
ハードディスク１
ハードディスク２
bin
usr
local
home
simozono
Test.txt
• 一番頂上は / （ルート）
• ディレクトリの区切り文字は /
– /bin
– /usr/local
– /home/simozono/Test.txt
http://www.hoge.com/hoge/hoge.html
shell(シェル)
• ユーザとOSとの仲をとりもつCUI(Command
User Interface)
– キーボードからの入力をOSに渡したり、コマンド
を起動したりする。
– コマンド結果を画面に表示したりする。
– バッチスクリプトを書くことが出来る。
• csh, bash, zsh 等が有名
UNIX(Linux)のコマンド操作法
• 大文字小文字を区別します
• 基本形
コマンド名V操作対象 (Vはスペース)
rm V test.c
mkdir V hogehoge
rmdir V hogehoge V hoge V higehige
• 拡張
コマンド名V-オプションV操作対象(オプションはアルファ
ベット１文字の場合が多い)
rm V –i V test.c
rm V –i V –r V hoe V hoehoe
rm V –ir V hoe V hoehoe
いろいろなコマンド
目的
コマンド名
sample
ディレクトリを作成
ディレクトリを削除
mkdir
rmdir
mkdir test
rmdir test
ディレクトリ間の移動
cd
cd test
ファイルの閲覧
less
less test.txt
ファイルの削除
rm
rm test.txt
エディタとは
• エディタとは
– テキストファイルを作成するツール
– 例: メモ帳
• テキストファイルとは
– 文字(キーボードから打てる文字)のみで構成されたファイ
ル
– Wordで作成された文書はテキストファイルではない
• フォントの種類とか大きさとか、罫線とかの情報が入ってい
るため
• UNIXではより高機能なエディタが存在
– ファイル内文字列検索、置換、並べ替え、コピー、ペース
ト
– 例: vi, emacs
• UNIX上では主にテキストファイルを扱う場合が多い
ので非常に多用する
Windowsでのファイル作成との違い
• Windows
– まず「メモ帳(ワード)」を立ち上げる
– 文章を作る
– 「ファイル名を指定して保存する」
– 終了
• UNIX
– まず保存するファイル名を指定してエディタを起動
– 文章を作る
– 保存する
– 終了
viエディタ
• UNIX(Linux)に標準でついてくるエディタ
• モードの概念（とても重要)
– 全ての操作を「英数記号の入力で行う」
• 「メモ帳」の場合はメニューからできるがメニューがない
– 編集モード（文字を入力するモード）
– コマンドモード（操作を行うモード）
起動時はコマンドモード
編集モード
編集モードへ
移行
vi sample.txt
a
I
コマンドモード
打った文字がそ
のまま入力される
ESC
保存とかができる
viの基本コマンド
viの起動
終了
カーソルの移動
vi sample.pl
:wq (write and quitの略)
h(左),j(下),k(上),l(右) （カーソルキーでも可
能）
入力モードへ移行
コマンドモードへ移行
文字の削除（コマンドモー
ド）
i(カーソル位置前),a(後)
ESCキー
x, 10x(10文字削除)
検索
/sample (sampleという文字列を検索）
undo（元に戻す）
u
参考URL
• Linux コマンド
http://cyberam.dip.jp/linux_command/com
mand/com_main.html
• viの使い方
http://www.seeds-man.com/howto/vi.html

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