I T と 経 営 - 大阪市立大学大学院創造都市研究科

I
T
と
経
営
大阪市立大学大学院 創造都市研究科
倉 林 龍 一
I T による産業構造変化
メーカー
流
客
通
客
メーカー
業
客
流通
客
小売
企 業 組 織
経営者
中間管理職
一 般 社 員
顧客
顧客
顧 客
リーダー
リーダー
経営者
リーダー
リーダー
米国における経営改革と I T 活用
(1980年代)
リストラクチャリング選別と集中
リエンジニアリング体質強化
業務プロセスの再構築
①顧客の視点
② I T 活用
③トップダウン
競争優位を実現するビジネスモデルの構築
SCM CRM ERP
D社のビジネスモデル
受注処理
発注処理
個人顧客
発注
(プレミアページ)
法人顧客
部品供給会社
オーダーデータ
部品供給会社
工場
物流・配送
納入
部品供給会社
・全てインターネットで情報共有
顧客と部品供給 各々にホームページ
・受注生産形態で在庫大幅に圧縮
4日で納入
・部品サプライヤー 絞り込み(即納性を重視)
・ビジネスモデルの優位性で他社差別化
日本の I T 化の特徴
・現 場 対 応 型
・改善と情報化
・高い活用度 定着度 精度
・自 前 主 義
・業界によってはチャンピオンシステム
・製造業
プラントオートメーション FA
・コンビニ~メーカー 在庫自動補充
・銀 行
ATM
インターネット普及後の I T 部門に対する
変化 (1/2)
経営環境悪化
経営トップ、社内外
情報リテラシー向上
米国での成功事例
インターネットを初めとする
情報技術の飛躍的進歩
I T 活用の
上手・下手が
企業の業績を
左右する
I T 戦 略 の 企 画
経 営 ビ ジ ョ ン
業
務
改
革
ビジネスモデル
ソルーション
I T
他のテクノロジー
メソード
経 営 戦 略
ビジネスモデル構築の例
MP
顧
CAE
見積(価格 納期)
注文
客
PDM
設計・開発
工
場
CAD
コンカレント
CAM
技術
情報
生産
イノベーションと需要の好循環
新らたな成長メカニズム
(産業構造審議会 報告書より)2001年1月
ビジネス・プロセス
プロダクト・サービス
イノベーション
イノベーション
質の高い人材
消 費 者
I T革命
産学連携強化
需要喚起
新たなビジネススタイル
ニュービジネスの創出
市場の効率性向上
顧客サービスの向上
I T ガバナンス
・投 資 と 効 果
・戦略推進の羅針盤
財務面
顧客満足度
業務プロセス
・社
会
性
・セキュリティー(顧客)
・信頼性・安全性
研究の進め方
〇知 識 ・ 理 論
〇ケーススタディー
過
去
現
在
未
来
・I Tを社会全体の情報共有、コラボレーション(協業)に活用
企業と顧客、企業間、企業と大学
・アメリカモデルの模倣だけでなく、日本モデルの研究
・国際競争力向上を意識