原子力発電所の事故・トラブル 米国スリーマイル島原発事故及びチェルノブイリ原発事故の相次ぐ発生により、1980年代には 世界の原子力平和利用が停滞。 我が国においても、1990年代以降、トラブルや自然災害等による長期停止が発生。 過酷事故は起こらないという「安全神話」に陥り、トラブルの反省を次に活かすことができず。 <原子力発電所事故の比較> スリーマイル島原発 事故 (1979年) チェルノブイリ原 発事故 (1986年) 福島第一原発事故 (2011年) 原因 作業員による誤操作 試験中に発生 (計画の不備・ 違反実験) 地震・津波による全交流電源の 喪失 汚染地域 発電所敷地内 146,100km2 8,900km2 (チェルノブイリの約6%) 放射性物質 放出量 テラベクレル 希ガス:9万3000 ヨウ素:0.56 520万 77万 (チェルノブイリの約15%) ※テラ=1000ギガ=1000×1000メガ=1000×1000×1000キロ ※ベクレル:放射線を出す能力を表す単位(シーベルトはがんの増加度合いを表す単位)
© Copyright 2024 ExpyDoc