平成20年度 第2回 JEPP-HARIMAU研究連絡会議 1.運営委員会報告事項概要 今年度概要・現地本部・キャパビル・来年度以降(山中) XDR/CDR現状(森・櫻井) EAR/WPRs現状(橋口) AMY集中観測・データベース計画(伍・濱田) 2.来年度およびそれ以降(全員討論) JEPP最終年度の統括として何をやるか JEPP終了後の観測点維持や観測研究発展をどう考えるか 3.その他 平成20年度 第2回 JEPP-HARIMAU研究連絡会議 (議事メモ) 1.運営委員会報告事項概要 今年度概要・現地本部・キャパビル・来年度以降(山中) XDR/CDR現状(森・櫻井) - CDR電源・信号処理系改修了、シャドー問題 - XDR異常停止回復(10月、大雨?)、マグネトロン交換(12月) EAR/WPRs現状(橋口) - EAR改修予定(1~3月) - Pontianak連続観測 (ケーブル問題) - Biak停止(雨漏り、9,月 11月~) - Manado開始(停止復旧) AMY集中観測・データベース計画(伍・濱田) - ゾンデ強化観測1/14~27 - 開所式? (1/29) - AWS データ(CEOP標準点、BPPT分担) - BMG Pontianak レーダー? - BMG定常観測データ(70年代補完、公開規定) 2.来年度およびそれ以降(全員討論) JEPP最終年度の統括として何をやるか - 海大陸雨季・北半球冬季モンスーン・季節内変動強化観測 JEPP終了後の観測点維持や観測研究発展をどう考えるか - 4月頃に改組や全ての予算の付き具合も見て再検討 資料3 平成20年度 第2回 JEPP-HARIMAU運営委員会 1.今年度計画 概要 (山中) XDR/CDR現状(森・櫻井) EAR/WPRs現状(橋口) AMY集中観測・データベース計画(伍・濱田) 観測本部・キャパビル計画,AP-GEOSS(山中) 2.来年度(最終年度)計画(山中) (JEPP予算、JICA連携見直し、JAMSTEC改組見通し、 研究連絡会議からの最終年度実施計画提案) 3.総合討論(外部委員、川辺PD、文科省、他出席者) *18:00~ 懇親会 〔 (CPEA) FORSGC EAR IORGC XDR 製作 2006 CPEA XDR 設置 WPR 開発・製作 IOMICS トライトンブイ MISMO WPR-Pontianak WPR-Biak 2007 CDR-Serpong 2008 WPR-Manado 一斉集中観測 (MAHASRI/AMY=アジアモンスーン観測年) 2009 〕 JEPP-HARIMAU FY2005 ASEAN 諸国 当初計画作成: 2005年8月 予算削減に伴う修正: 2007年3月, 08年1月 海大陸COE/JST-JICA? Japan EOS Promotion Program (JEPP) + Indonesian Research/Technology Grant Hydrometeorological Array for ISV-Monsoon Automonitoring (HARIMAU) Kototabang EAR,BLR,XDR KU + LAPAN Pontianak WPR MIA XDR Manado WPR Serpong CDR Biak WPR Mirai CDR JAMSTEC Aceh Padang Lampung Pontianak BMG CDRs Surabaya Manado Biak Palau XDR+WPR JAMSTEC 観測本部、キャパビル、GEOSS対応の現状と展望 20年度までの状況 18年度: 観測本部予定地確保 HARIMAU Workshop 19年度: ジャカルタ連絡室確保 Cape Town GEOS出展 20年度: IOMICS-WS参加 若手2名招聘(間接経費) 21年度計画、JEPP終了後 一斉観測データ統合 GEOSS-APジャカルタ誘致 HARIMAU Symposium JST-JICA「海大陸COE」 JAMSTEC改組・GEOSS-LP NIED連携・統合 資料7 最終年度の計画にあたって 資料8 【全体計画】 エルニーニョやダイポールモードなど大気海洋相互作用による全球的気候変 動の励起源とされながら観測的空白であったインドネシア「海大陸」領域において,レー ダー・プロファイラ観測網を展開し自動データ送信させ,気候変動の引きがねとなる「季 節内変動」の発生・伝播・変質のメカニズムを解明し,気候予測精度向上に貢献する. 【平成17~20年度の計画と主要実績】 ・インドネシア海大陸5大島嶼に観測点構築(予算削減で1年延び20年度完成),観測本部 開設(設備まだ) ・リアルタイムデータ公開の実現とジャカルタ豪雨原因解明等の現地社会貢献により, GEOSS初期成果に選定 ・巨大日変化の発見とその「季節内変動」との相互作用の確認,海大陸が地球上で最多雨 となる理由の解明 【平成21年度の計画】 ・「季節内変動」の「伝播・変質」解明のための一斉集中観測(予算削減・観測網完成で延期 していたもの) ・国際共同(AMY/MAHASRI)・現地官署連携観測とデータベース化,現地観測本部確立 ・技術移転 ・本研究全体の総括,構築した観測網の今後の維持および研究利用・社会貢献に関する方 策立案 Kototabang EAR,BLR,XDR KU + LAPAN Pontianak WPR MIA XDR Manado WPR Serpong CDR Biak WPR ? 20年10月 観測開始 日 付 ↓ 各地点の西風速 日中印協力AMY観測による観測空白補完 海大陸の西部・東部での風の収束を解析 → 「季節内変動」の「変質」を解明 WES A EES A Biak WPR Mirai CDR JAMSTEC Aceh Padang Lampung Pontianak Surabaya Manado Biak BMG CDRs 現地官署観測網等との「データ統合」 → 「海大陸」気候変動監視・予測精度向上 Palau XDR+WPR JAMSTEC 21年度予算案 要求項目 人件費 観測点維持 一斉観測I データベース構 築 (20年度の89.8%=採択時計画書記載額の50.9%) 予算額 (千円) 主要内訳 技術研究主任1名,同副主任1名, 23,520 ポスドク研究員2名 (内京大再委託1名) XDR (マグネトロン他,12,800),CDR (クライ ストロン他,22,400),WPR (3×@3,630~ 1,627) 49,427 4,530), EAR (京大再委託, の運用,通信,雑役務,消耗品等 (18~20年度の実績に基く) XDR・CDR・3×WPR (@3,000 ~5,800), EAR (京大再委託,6,230)の各観測点にお 24,030 いて地上・高層気象1ケ月集中観測を実施す るための消耗品,雑役務,通信等 (18~20年度各1点での実施実績に基く) 研究運営委員会,研究連絡会議 600 合同成果報告会 印刷費 400 研究成果報告書,合同成果報告会冊子 間接経費 計 レーダー・プロファイラ・地 上気象測器の保守・点検, データ管理 レーダー・プロファイラ連 続運用および観測データ 取得 観測網検証および季節内 変動「伝播」に関する強化 観測 XDR (内北大再委託2,125)・CDR・WPR・ 研究組織内での相互デー 9,485 EAR (京大再委託,160)のデータ処理・初 タ利用 期解析 (18~20年度の実績に基く) 国内会議 消費税相当額 必要理由(達成可能事項) 2,236 (JAMSTEC 1,768, 京大401, 北大67) 32,909 (JAMSTEC28,229, 京大3,880, 北大800) 142,607 平成20年度 第2回 JEPP-HARIMAU運営委員会: 3. 総合討論 (山中)外部有識者委員全員御欠席となったので、早急に議事録・資料をウェ ブにUPして見て頂き、意見や質問を募ることとしたい。 (川辺JEPP-PD) CSTP・財務からは競争的資金として(観測網構築だけでな く)研究成果を求められているので、最終年度は十分な成果を挙げてほしい。 → (山中) 了解した。今回は明示しなかったが論文も多数出ている。 (文科省和田補佐、西山補佐、佐藤専門職) 最終年度は(一斉集中観測実施 もだが)年度内に成果とりまとめが可能となるよう全力を挙げてほしい。今年度 WPR雨漏り停止については、額の確定検査時に十分留意して説明を行うこと。 → (山中) 了解した。一斉集中観測が来年度後も、とりまとめには絶対支 障がないようにする。WPR停止は業者負担分以外を、適切に処理している。 (水野JEPP-IOMICS研究代表者): 観測データのより広範な利用のためGTS 配信してはどうか。 → (山中)重要な御指摘である。ゾンデデータは既にGTS配信している。レー ダーデータは多量で各国ともしていないのでGTS配信せず、ウェブ公開とする。 プロファイラデータはBMGの協力が得られれば今後GTS配信を検討したい。
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