私たちの手でつくる微笑通り 「夢叶う」地域をつくるために住民ができること 中部学院大学人間福祉学部 宮嶋 淳(博士「ソーシャルワーク」) 生涯健康 をめざす 充てにならない子どもたち 生涯未婚率 2030年には男性の30%、女性の23% お一人様 という現実 少子高齢化や晩婚、生涯結婚しない非婚化等 で子どものいない人生を歩む人々 2010年の国勢調査 一人暮らし=32.4% 夫婦と子どもからなる世帯=27.9% 非正規雇用 絆(きずな) や つながり の希薄化 ダブル・ケア 子育てをする親として毎日精一杯な中、親(or義理親)の健康や 介護も、娘としては放っておけない問題。 少子化と高齢化の同時進行が続き、特に、女性の晩婚化で出産年 齢が高齢化し、親の介護と子育てを同時にしなければならない世 帯(=ダブル・ケア負担の世帯)の増加。 住む が危機 在宅介護という安心 が得られなくなる 自分のことは最後まで自分で 終 活 自分の人生をどのように終わらせ るかを自分で考え、自分の望む最 後が送れるように、健康で生きて いるうちに考えておくこと 「残される家族」に「迷惑をかけ たくない」 リビング・ウィル 回復の見込みがなく、命の灯が消え去ろうとしているときでも、医療は、 あなたを生かし続けることが可能。人工呼吸器をつけて体内に酸素を送 り込み、胃に穴をあけ、胃ろうを装着して栄養を摂取させられる。 ひとたびこれらの延命措置を始めたら、はずすことは容易ではない。 「あらゆる手段を使っても生きたい」と思っている多くの方々の意思も、 尊重されるべきこと。 一方、チューブや機械につながれて、なお辛い闘病を強いられ、「回復 の見込みがないのなら、安らかにその時を迎えたい」と思っている方々 も多数。 「平穏死」「自然死」を望む方々が、自分の意思を元気なうちに記して おく。それがリビングウイル(LW)。 日本尊厳死協会のホームページより エンディング・ノート 自分の最期の迎え方を残しておく方法 自分が死亡したときや、判断力・意志疎通能力を なくしたとき、自分がどのように最期を迎えたい と思っているのかを記しておく 本屋で文具として売っている 講習会も開催されている 認知症とは 役割づくり アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体 病等の種類があり、脳の障害とされ、その原因に よって分類される。 それによる問題行動には、葛藤(かっとう)型・ 回帰型・遊離型の3つがある。 回帰型:過去の自分に帰ること によって自分を取り戻そうとす るタイプ 今、ここ(居場所) づくり 問題行動には、介護拒否、徘徊、暴力行為、異食 (食べ物でない物を食べる)、性的異常言動など がある。 多くの問題行動は不適切な介護が原因といわれる。 みんなで楽しむ 多彩な刺激とスキンシップ 介護予防教室に参加する者の 健康志向 介護予防から健康長寿へ 【日常生活スタイルの変化】の影響(社会性) 【学びへの誠実さ】(人間性) 高齢者 ストレッサー 家 族 【運動習慣】 【役割期待】の影響(関係性) ≒ ストレングス 橋渡し ・仲介 行政によるソーシャルワーク的働き 地域の絆= ご近所の底力、お互いさまの力 ◎ つきあい・交流 ◎ 信 ◎ 地域活動への参加 頼 ソーシャル・キャピタル=社会関係資本 16 社会関係資本が強くなると・・・ (1)災害 避難、救援、避難生活、復興 (2)犯罪 見守り (3)健康 予防・定期検診への関心、 孤立による喫煙・飲酒・過食、 自殺、健康に対するポジティブ観、 (4)教育 親の学校参加、教育への協力、 子どもの見守り、いじめの抑止、退学抑制 (5)福祉 高齢者、障がい者、子どもを支える、助け合う。 17 地元で共に生きる ・・・みんながつながる 18 笑顔の効果 1.免疫力をアップさせる 2.アレルギー(アトピー)を改善させる 3.ストレスを解消し、 プラス思考になる 4.心臓病の予防に効果大 5.糖尿病・リウマチの治療に効果大 6.笑顔は伝染し、 集団のストレスが軽減される 7.出世・成功を呼び寄せる
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