薬局実習で学んだこと 「情報収集の難しさ」

薬局実習で学んだこと
「情報収集の難しさ」
名城大学 水谷 則文
日常的に実習させていただいた業務

特別養護老人ホーム向けの処方箋の予製・一包化

院外処方箋にかかわる業務
調剤
 インタビュー
 服薬指導
 薬歴の作成

薬剤師が患者から情報収集する
数少ない機会
病院と薬局
病院での情報収集
薬局での情報収集

カルテからの包括的な
情報収集が可能である。

患者からのインタビュー
から情報を入手する。

入院患者は比較的時間
がとりやすい。

待ち時間などの関係で
時間が限られる。

持参薬の直接的確認が
可能である。
得るのが難しい情報
疾患名
 合併症

現在の併用薬
 患者の体調・変化


患者の思い
なぜ情報を得るのが難しいのか

直接的に疾患名などを聞くこと、答えることが憚られる

お薬手帳が形骸化している

患者本人からの情報収集の不可能性

患者1人にかけられる時間の短さ
どうしていくべきなのか

信頼関係の構築と社会通念へのアプローチ

お薬手帳の有効活用
病院、薬局へ持参
してもらうために!
子ども達へのアプローチ

2008年3月 文部科学省 新学習指導要領 公示
「中学生」へのくすり教育が2012年4月よりスタート
セルフメディケーションの重要性と共に・・・