2011.3.21 CS災害とそなえよつねに集会 ①今回の地震(東北関東大震災)について ●今回の地震で、体験したことについて、組の仲間と話しましょう! ②関東大震災を知ってますか? ③過去の大きな地震について ④ボーイスカウト日本連盟初代総長 後藤 新平の言葉 ⑤日本の災害について ⑥災害時に起こること ⑦ユニセフで学んだ世界の子供たちの現状 ⑧今スカウトとして考えねばならないことは何か ⑨スカウトとして自分たちが出来ることを考えよう ●地震の被害にあわれてた方々に対して、私たちに何ができるかを、 組の仲間と考えてみましょう! ⑩スカウトとして何よりも大事なこと ⑪仲間の前で発表しましょう! (1分間スピーチ) ⑫災害時に役立つスカウト技能を学ぼう (サバイバル技能) ①今回の地震(東北関東大震災)について 今回の地震で、体験したことについて 組の仲間と輪になって話しましょう! ①今回の地震(東北関東大震災)について 平成23年 マグニチュード 9.0 最大震度 7 ①今回の地震(東北関東大震災)について ①今回の地震(東北関東大震災)について ①今回の地震(東北関東大震災)について ②関東大震災を知ってますか? 大正12年 マグニチュード7.9 最大震度 7 ②関東大震災を知ってますか? 鶴岡八幡宮 舞殿 鎌倉の大被害 ②関東大震災を知ってますか? 鎌倉の大被害 鎌倉・小町通り 津波被害 関東大震災以後、この様な海蝕 鎌倉・坂ノ下 津波被害 ②関東大震災を知ってますか? 鎌倉の大被害 七里ガ浜 津波被害 高徳院 大仏の本殿も昔、津波で流されました。 江ノ島 津波被害 ③過去の大きな地震について ・岩手・宮城内陸地震 平成20年、マグニチュード7.2、最大震度6強 ・福岡県西方沖地震 平成17年、マグニチュード7.0、最大震度6弱 ・新潟県中越地震 平成16年、マグニチュード6.8、最大震度7 ・十勝沖地震 平成15年、マグニチュード8.0、最大震度6弱 ・鳥取県西部地震 平成12年、マグニチュード7.3、最大震度6強 ・阪神・淡路大震災 平成07年、マグニチュード7.3、最大震度7 ④ボーイスカウト日本連盟初代総長 後藤 新平の言葉 『自治三訣』 ・1857~1929 ・医師 政治家;東京市長&内務大臣 ※関東大震災からの復興と青少年育成 『 人の御世話にならぬよう。人の御世話をするように。 そして酬(むくい)を求めぬよう。』 ☆スカウトの本質を問われて残した言葉 防災で最も重要な自助(自分の身は自分で守る)の教えである。 大震災を生き抜いた後藤が、災害に強いインフラを整備(帝都復興)した後 に、ライフワークとなった青少年育成でボーイスカウト運動の振興をする中、 ボーイスカウトを通じて、災害に強い人創り(青少年育成)をした。 ⑤日本の災害について ・地震 ・台風 ・放射能汚染 ・火山爆発 ・テロ事件 など ・津波 ・火事 ・大洪水 ・伝染病 ・竜巻 ⑥災害時に起こること デンコーチより カブスカウトとして、 もしものときにそなえて、 知っておくことや心の準備は? ⑥災害時に起こること ・大事故 -ケガなど ・環境の急激な悪化 -家族と離れ離れで、一人になってしまう -長年住みなれた家を失う ー急に大事な家族を無くしてしまう -精神的なダメージ -地盤がゆるくなる ・避難先での不自由な生活 -水、食料、灯油、ガスなどの不足 -携帯電話や電話がつながらない -日常品が手に入らない ・衛生状況の急激な悪化 -トイレ、シャワー施設がなし -風邪、インフルエンザ、伝染病などの発生 ⑦ユニセフで学んだ世界の子供たちの現状 ・水や食料がない ・住む家がない ・衛生状況が悪い。伝染病が蔓延 ・お父さんお母さんが死んでいない ・学校に行けない 昭和39年以降、日本へのユニセフ支援なし ユニセフは、47年ぶりに東北関東大震災被災地へ支援を決定 ⑧今スカウトとして考えねばならないことは何か ○カブの集会でやってる事を考えてみよう ※なぜいつもそれをやってるのだろうか? ・連盟歌を歌う ・カブ隊のさだめとやくそく ・いつもの持ち物 ・ロープ結びや手旗の練習、火おこし訓練 ・基本動作訓練 ⑧今スカウトとして考えねばならないことは何か ○カブの集会でやってる事を考えてみよう ※なぜいつもそれをやってるのだろうか? ・連盟歌を歌う 「準備、準備固きぞ準備」 そなえよつねに! ・カブ隊のさだめとやくそく 「自分のことは自分でします」「たがいに助け合います」 ・いつもの持ち物について -いざという時に、最低限、自分の身は自分で守る。 -軍手、ロープ、新聞紙、雨具などは、災害時にすぐに役立つ ・ロープ結びや手旗の練習、火おこし訓練 -災害時に役立つ ・基本動作訓練 -災害時の規律 ⑨スカウトとして自分たちが出来ることを考えよう 地震の被害にあわれてた方々に対して 私たちに何ができるかを 組の仲間と考えてみましょう! ⑩スカウトとして何よりも大事なこと ・スカウトとしてできることを考え、そしてそれを実行すること。 カブスカウトの「さだめ」と「やくそく」の実践です。 それがスカウト精神の発揮であり、災害時の大きな協力となります。 (例) ・募金活動 ・一人ひとりが節電に心がける ・時間を無駄に使わない。計画を立てて、時間を有効に使う ・空いた時間は「そなえよつねに」。いざという時の準備に時間を使う ☆今年のK2カブの目標は?「カブスカウト、心、技、体」 ・徳育(心; 「さだめ」と「やくそく」 ) ・知育(技;スカウト技能) ・体育(体;体力つくり) 日本の武士道を取入れたスカウティングは、B-Pの騎士道に通じる。 「そなえよつねに」は、災害時に人のお世話にならぬよう。 自分の事は自分で出来るようにしましょう。 ⑪仲間の前で発表しましょう! 1分間スピーチ 1分間スピーチのまとめ ●日ごろの心得 ・心の準備やいざというときの準備品の整理整頓 ●家で備えをしておくこと ・買占めをしない、車を使わない(燃料) ・節水、節電、食べ物を最小限、必要なものだけを買う ・避難用のリックを用意しておく ライトやランタンをいつでも持ち出せるようにしてる ヘルメット、ろうそく、カイロなど ・津波のときは大町に逃げる ・避難場所を家族と確認しておく ・被災地のものを買い。現地に貢献 ●活動で出来ること ・募金をする ・ボランティアをする ・食料、服、燃料を送る。 ⑫災害時に役立つスカウト技能を学ぼう ○サバイバル技能 ○災害時に役立つロープ結び 草加第7団 カブ隊の活動 東日本大震災に対する募金を実施 3月20日(日) 東武伊勢崎線谷塚駅前にて 午前9時に近くの青少年交流センターに集合し、まず最初に この震災において亡くなられた多くの方々に対して黙祷を 行ないました。 その後、各隊に分かれて、今回の震災について検討会を 行ないました。カブ隊は地震がきた時の体験談を紹介 しあいました。みんな、5時間目の授業で理科の実験を していたり、社会のテストの前だったり、算数の授業だったり している時に、大きく揺れたので、机の下にもぐりこんだ そうです。リーダーや出席した保護者もその時どこにいて、 どうしたのかを発表しました。 でも1月30日に本所防災館において、震度6~7の地震 体験をしていたので、冷静に対応できたと言っていました。 これも1つの【そなえよつねに】ですね。 ボーイ隊は被災地域に対して自分たちができることは何かを 話し合いました。 午前10時に谷塚駅に移動し、駅の助役さんに募金開始の 挨拶をして、1時間の間、精一杯募金活動をしました。 カブからローバーまで久しぶりに全員揃って、大声を振り絞り 募金の協力をお願いしました。 そうすると今までの募金と桁違いの多くの通行人から、 ガンバッテねという声をかけてもらった上で、沢山のお金を 募金箱に入れてもらいました。募金をしながら、みんな の心は1つだと再確認しました。 午前11時からは、カブ隊はこの募金をどんなことに使って もらいたいかを話し合いました。また東京に大きな地震が あるとしたら、今から何を準備しておく必要があるか、また 地震がおこったらどんな助け合いが必要かを話し合いました。 今日はいつも勝手な行動や雑談を言っているスカウトも 全員真剣に募金に参加したり、話し合ってくれました。 隊長として全ての関係者に感謝、感謝です。 平成23年3月14日 大地震に負けないスカウト精神の発揮を 公益財団法人ボースカウト日本連盟 理事長 奥 島 孝 康 3月11日に東北地方の沿岸を震源域とする未曾有の大地震が発生して、 広い範囲で甚大な被害が出ています。 この地震と津波のために亡くなられた方に衷心よりお悔やみ申し上げるとともに、 被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。 振り返れば、我が国は近年でも阪神淡路大震災、新潟県中越地震ほか台風など 数多くの自然災害を乗り越えて復興を果たしてきました。 今回の災害で被害に遭われている皆さんの中には、大事なご家族を失われた方々、長年住みなれたご自 宅を失われた方々もいらっしゃいます。また、未だ自宅周辺に立ち寄れず避難先等での不自由な生活が 続くなどの厳しい環境下にある方々も多くいらっしゃると思います。 被害に遭われた皆様には、どうぞ、健康に注意されるとともに、こうしたときこそ持ち前の力を発揮され、 困難に負けず、力強く立ち向かってくださるよう心からお願い申し上げます。 スカウトのみなさん。私たちは地震で被害に遭われた多くの方々に対して、私たちができる方法で援助の 手を差し伸べようではありませんか。地震で被害に遭われている方々に対し、私たちで何ができるか考え 、皆で話し合ってください。例えば募金活動という方法もあるかもしれません。また、一人ひとりが節電に心 がけることも大きな協力となります。スカウトとして何よりも大事なことは、スカウトとしてできることを考え、 そしてそれを実行することです。それがスカウト精神の発揮であり、「ちかい」と「おきて」の実践なのです。 日本連盟には、スカウト関係者から現地に赴いての救援活動に対する照会もいただいています。しかしな がら、地震発生から数日を経た今も度重なる余震が続く中、関係者でも未だ被災地に足を運べない状況と 承っています。日本連盟では、特に被害が激しい東北地方の関係県連盟と十分な連携をとった上で今後 の対応を図ってまいりますが、現地のスカウト関係者ご自身が被災地に居住されている中での対応となり ますので、十分な調整ができるまで若干の時間を要する状況であることをご理解ください。 日本連盟は、関係県連盟と調整ができ次第、全国の関係各位に改めて必要な情報を県連盟やホームペ ージを通じてお伝えします。その段階になりましたら、スカウト関係者の皆さんはスカウト組織としての方針 のもとで粛々と対応されますことを期待いたします。 皆さんのご理解とご協力をお願いします。 Appendix 【東北地方太平洋沖地震に関連する情報:3月18日】 義援金に関する情報 「東北地方太平洋沖地震」募金ガイドラインについて 「東北地方太平洋沖地震」の義援金募金活動についてのガイドラインを まとめました。取り急ぎガイドライン本体を掲載いたします。 なお、義援金募金に関して、以下の2つの趣旨で行います。それぞれ送付 先が異なりますので、ご注意ください。 1.被災者、被災地域に対する募金 各地域でスカウトが行なう被災者、被災地域のための募金については、 日本連盟でとりまとめを行い、日本赤十字社等にお送りいたします。 また、それぞれの地域で募金先を決め、個別に進めていただくことも可能です。 2.スカウト関係者等からスカウト関係者に対する「見舞金」 加盟員が、スカウティングに取組む仲間としてお見舞いの意を表するもの。 この募金はスカウト関係者を中心に行い、被災地域県連盟にお送りし、 被災された関係者へのお見舞いや各連盟組織の再建等に使っていただくもの です。 「東北地方太平洋沖地震」募金ガイドライン 2011.3.15 各地域で募金を行う際の進め方、注意事項などをまとめましたので、ご参照いただき、ご準備ください。 【募金の準備】 日時、場所、参加者などの基本計画をまとめ、団の承認を得る。(ローバースカウトなどで他団のスカウトたちと合同で募金を 行う場合でも、基本計画をそれぞれの所属する隊、団の了解を得て実施してください。) 各種届け出を行う。地域によって、申請内容や方法が異なる場合がありますので、それぞれの申請先にご確認ください。 ・ 道路使用許可申請(所轄警察署)等を行う募金を行う場所が道路などの場合には、所轄警察署に道路使用許可申請を 行う必要があります。また、店舗や駅など敷地を借りての募金の場合は、それぞれに借用の許可を得て実施してください。 ・ 申請時に必要と思われる書類など 「募金趣意書」(準備中) 日本連盟に寄託する募金については、日本連盟が発行する募金趣意書をご利用ください。それ以外の募金については、申請時に 寄付先などが説明できるようにしてください。 「道路使用許可申請手数料減免のお願い」(準備中) 道路使用許可を申請する際に「手数料」が必要ですが、こちらは減免される可能性があります。ただし、地域によって判断が異 なる場合があります。 「登録証」「名刺」 加盟員であることの証明を求められることがありますので、申請者は登録証や名刺などをご持参ください。 ※道路使用許可申請手数料が派生する場合は、募金から差し引いてください。 「募金箱」を用意する。急な事態なので、各実施者で手配をお願いします。以下は募金箱などへの表示例です。 例:「東北地方太平洋沖地震被災者 支援募金 ボーイスカウト○○地区(団)」 ※「募金目的」と「実施団体」がわかるようにしてください。寄託先がボーイスカウト以外の場合は、寄託先がわかるように表示 してください。 「パネル」「のぼり」などを用意する。可能であれば、パネルなどをご用意いただき、募金趣旨などを表示することを推奨します。 計画が整い、すべての諸手続が完了したら、募金活動の告知をする。身近なところでは、ホームページやツイッターなどを使って 告知をしてください。できれば、必要に応じて各地域のマスメディア等にも連絡を行ってください。 【募金活動の実施】 募金の実施は、「制服」で行う。付添いの保護者の方などがご参加いただく場合も、ネッカチーフを着用いただくなどのご配慮を ください。制服を正しく着用して行うことは、募金活動の「信頼性」を高めることにつながります。 募金を開始する前に、参加者に趣旨と募金活動の注意事項を確認する。とくに募金をされる方から質問などがあった場合の対応 などは取り決めておいてください。 通行の妨げにならないように行う。マナーを守る。 募金周辺の状況に合わせて活動する。商店街などで行う場合、近隣の店舗などのご迷惑とならないような配慮をお願いします。 責任者は、募金趣意書、各種申請書などを携行する。 【募金活動の実施後】 募金したお金は、募金終了後速やかに日本連盟に送金してください。(寄託先が日本連盟と異なる場合は、指定した寄託先に) ※送金者名は、「ボーイスカウト」や「BS」は省き、団名団号と送金者を記入してください。 ※送金手数料は、募金から差し引いてください。 募金実施報告。送金と同時に送金確認を含めて、以下の内容をFAXまたはメールでお知らせください。 ・ 送金者(地区・団) ・ 募金額 送金額、道路使用許可申請手数料額、振込手数料額がわかるようにしてください。 ・ 募金実施日時、場所、参加団・隊名、参加者数 【東北地方太平洋沖地震に関連する情報:3月18日】 被災地域における災害ボランティア活動について 3月18日(金)午後現在、ボーイスカウト日本連盟では被災地域の県連盟 関係者からの連絡情報に加え、行政機関との調整を行なっている段階です。 現段階では、ボーイスカウト日本連盟としての被災地域における災害ボラン ティア活動について募集は行っておりません。 (現在被災地域との調整においては、一部専門技能を持った方以外のボラン ティアはまだ現地入りは行なわず、待機するよう依頼されています。) 当連盟は、被災地域県連盟との連携に基づく支援活動を基本とします。 テレビ報道などで、避難所の様子、ボランティアセンターの状況などが伝え られる中、物資の不足が伝えられています。 まずは、ボーイスカウトとしての支援活動としては、各都道府県の社会福祉 協議会等で展開されている物資収集、整理などの活動にご協力ください。 また、可能な限り募金活動へのご協力もお願いいたします。後日、被災地域 に赴いての支援活動などの状況が整いましたら、改めてご案内をいたします。
© Copyright 2024 ExpyDoc