積立マンション管理組合総合保険 のご案内 マンション管理組合 御中

平成22年1月以降募集用
○○○マンション管理組合 御中
積立マンション管理組合総合保険
のご案内
目次
1.はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.積立マンション管理組合総合保険の特徴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3.マンション敷地内の共用部分や共用設備が、補償の対象となります・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
4.共用部分一括契約方式です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
5.約款構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
6.引受け方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
7.保険金をお支払いする主な場合について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
8.特約の追加により、補償内容が充実します・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
9.地震保険について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
10.保険金をお支払いできない主な場合について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10、11
11.保険金のお支払いは修理費(再取得価額)ベースです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
12.保険期間満了時に満期返れい金をお支払いします・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
13.ご契約時・ご契約後にご注意いただきたいこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
(1)ご契約の際にご注意いただきたいこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
(2)ご契約後にご注意いただきたいこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
14.おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
1.はじめに
拝啓、貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社業務につき格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
「積立マンション管理組合総合保険」は、火災・落雷・台風災害への基本的な補償
はもちろんお客さまのニーズに応じて水濡れ事故や破損・汚損・盗難等についても
幅広く補償する商品です。
つきましては、商品の概要等を以下のとおりご案内申し上げますので、「積立マン
ション管理組合総合保険」をご採用いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
敬具
積立マンション管理組合総合保険は、「積立団地
総合保険普通保険約款に共用部分のみ補償特
約を付帯した契約」のペットネームです。
1
2.積立マンション管理組合総合保険の特徴
「補償」
と
「積立」
の2つの機能をもったマンション専用保険
マンション敷地内の共用部分や共用設備が、補償の対象となります。
※共用部分を一括して契約し、区分所有者共有の動産も補償します。
お客さまのニーズに合わせた補償を提供します。
※特約をセットしていただきますと、補償内容を拡充できます。
損害保険金は修理(再取得価額)ベースでお支払いします。
※原則として「価額協定保険特約」をセットしてお引き受けいたします。
修繕積立金としても活用できます。
※満期時には満期返れい金をお受け取りいただけますので、修繕積立金として
計画的にご利用いただくことも可能です。
2
3.マンション敷地内の共用部分や共用設備が、補償の対象となります
場所
共
用
部
分
の
範
囲
と
は
設備等の具体例
建物の共用部分
 玄関ホール、廊下、階段、電気室、機械室など
 バルコニー、ベランダなどの専有部分以外の建物
の部分
建物に直接付属
する設備
 エレベーター設備、電気設備、給排水衛生設備、
避雷設備、テレビ共聴設備、消防・防災設備など
建物に直接付属
しない設備
 駐車場設備(機械式駐車場を含みます。)、
自転車置場、外灯設備、フェンス、掲示板、花壇、
散水栓、排水施設、ゴミ置き場など
主にマンション
管理規約に規定
する共用部分
 管理員室、管理用倉庫、清掃員控室、集会室、ト
ランクルーム、倉庫など
区分所有者共有の動産も保険の対象に含まれます。
共有部分にある消火器などの備品、集会所の机・椅子・
備品、マンション玄関ホールにある応接セットなど
3
4.共用部分一括契約方式です
建物、設備のみでなく、区分所有者共有の動産も保険の対象となります。
●「積立マンション管理組合総合保険」では、マンションの「管理規約」等で
規定される共用部分(建物、付属設備、付属施設、管理員室等)が保険
の対象となります。
●区分所有者共有の動産も保険の対象に含まれます。
例
共用部分にある消火器などの備品、集会
所の机、椅子、備品、マンション玄関ホー
ルにある応接セット等の什器・備品
4
5.約款構成
積立マンション管理組合総合保険の約款構成は次のとおりです。
積立団地総合保険普通保険約款
共用部分のみ補償特約【自動的にセット】
共用部分のみ補償特約がセットされた保険契約
にセットされる場合の特則【自動的にセット】
地震保険普通保険約款(原則自動的にセット)(注)
地震保険契約の保険料への振替貸付などに関
する特約
価額協定保険特約【原則自動的にセット】
長期保険保険料払込特約(地震保険用)
水災危険補償特約
(注)地震保険の保険の対象は「居住用建物」となります。
破損・汚損および盗難損害等補償特約
設備損害補償特約
水濡れ損害補償特約
任
意
で
セ
ッ
ト
水濡れ原因調査費用補償特約
地震火災費用補償特約
修理付帯費用補償特約
ドアロック交換費用補償特約
事故再発防止費用補償特約
施設賠償責任補償特約
漏水補償特約
日常生活賠償責任補償保険包括契約に関する特約
5
6.引受け方法
積立団地総合保険普通保険約款
保険期間:3年、5年または10年
のいずれかで設定
満期返れい金:保険金額に対する割合
保険期間
満期返れい金割合
3年
1%、2%
5年
1%、2%、3%
10年
1%、2%、3% 、4%、
5%、6% 、7%、8% (注)
建物の損害に関する特約
払込方法:一時払・年払・
半年払・月払
(※)「水濡れ原因調査費用補償特約」
につきましては必ず「水濡れ損害補
償特約」と併せてセットするものとし
ます。また、「漏水補償特約」につき
ましては必ず「施設賠償責任補償
特約」と併せてセットするものとしま
す。
○ 必ずセットされるもの
△ 任意でセット(除外)できるもの
□ 地震セット契約に必ずセットされるもの
共用部分のみ補償特約【自動的にセット】
○
共用部分のみ補償特約がセットされた保険契約に
セットされる場合の特則
○
価額協定保険特約【原則自動的にセット】
○
水災危険補償特約
△
破損・汚損および盗難損害等補償特約
△
設備損害補償特約
△
水濡れ損害補償特約
△
水濡れ原因調査費用補償特約(※)
(注)P13の(注1)(注2)(注3)をご確認ください。
費用保険金に関する特約
賠償損害に関する特約
○
△
地震火災費用補償特約
△
修理付帯費用補償特約
△
ドアロック交換費用補償特約
△
事故再発防止費用補償特約
△
施設賠償責任補償特約
△
漏水補償特約(※)
日常生活賠償責任補償保険包括契約に関する特約
△
△
地震保険普通保険約款
△
地震保険契約の保険料への振替貸付等に関する特約
□
長期保険保険料払込特約(地震保険用)
△
6
7.保険金をお支払いする主な場合について
保険の対象である共用部分に以下のような事故が生じた場合に、損害・費用保険金をお支払いします。
(注)下記2. 、3.の事故については、免責金額(自己負担額)3,000円がお支払いする保険金の額から差し引かれます。
1.火災、落雷、破裂・爆発
• 夜間の不審火により、集会所の一部が焼損してしまった。
• マンション戸室でガス爆発が発生し、共用部分に損害を被った。
ひょう
共
用
部
分
の
損
害
(
共
有
部
分
の
み
補
償
特
約
)
2.風災、雹災、雪災
• 台風による強風で、自転車置場の屋根が飛ばされてしまった。
3.物体の落下・衝突
• 無保険車両がマンションのエントランスに突っ込み、自動ドア・入口付近の
ガラス・インターホン設備が破損した。
そうじょう
4.騒擾、労働争議
• 学生のデモ騒動等によって建物に損害が生じた。
• 労働争議に伴う暴力行為によって建物に損害が生じた。
5.臨時費用
• 上記1.~4.の事故で損害保険金が支払われる際に、損害保険金の30%を臨
時費用保険金としてお支払いします。
(1事故につき、「100万円×居住戸室数」の額が限度)
6.失火見舞費用
• 火災、破裂・爆発による事故の際、マンション外の他人の所有物にも損害を
与えてしまった場合に、被災世帯数×20万円のお見舞費用をお支払いします。
(1事故につき保険金額の20%が限度)
7.残存物取片づけ費用
• 上記1.~4.の事故で損害保険金が支払われる際に、残存物の取片づけに要
する実費をお支払いします。
(損害保険金の10%が限度)
8.損害防止費用
• 火災の消火活動のために使用した消火薬剤等を新たに再取得した。
9.共有動産損害
• 管理員室内のコピー機が火災により損害を被ってしまった。
7
8.特約の追加により、補償内容が充実します
共
用
部
分
の
損
害
(
特
約
の
セ
ッ
ト
に
よ
り
補
償
)
水害事故
破損・汚損・盗難事故
機械設備の損害事故
台風等による増水によって、床上
浸水を被り建物が破損した。
マンション入口の自動ドアのガラ
スに自転車がぶつかり破損した。
エレベーターが電気的事故により
動かなくなった。
水濡れ損害費用
水濡れ原因調査費用
地震火災費用
洗面・浴室内の排水口に物がつ
まり水が溢れて階下の共用部分
に水濡れ損害が発生した。
配管からの漏水事故が発生し、
漏水原因を調査するため床や壁
の取壊しを行った。
地震によって火災が発生し、
玄関ホールが破損した。
修理付帯費用
ドアロック交換費用
事故再発防止費用
火災等により保険金が支払われる
場合に原因調査や仮修理費用を
支払った。
管理員室からマスターキーが
盗まれドアの錠の交換が必要
になった。
階段で転落事故が発生したため、防止
策として新しく手すりを取り付けた。
日常生活賠償責任補償保険包括(注1)
賠
償
損
害
•居住者(注2)の過失により他人にケガをさせてしまった。
(注1)居住戸室には事務所も含まれます。
(注2)保険の補償を受けられる方の範囲は以下の
とおりです。
①居住用戸室に居住している方
②居住用戸室に居住している方の配偶者
③上記①、②の方と生計を共にする別居の未婚の子
④居住用戸室を所有、使用、管理している方で、
居住用戸室に居住していない方
(注)地震保険とは異なります。
施設賠償責任補償
•エレベーターの管理不良による故障によって
居住者がドアに挟ま れケガをしてしまった。
•マンションの外壁が崩れ、通行人にケガをさせ
てしまった。
8
9.地震保険について
1.商品の仕組み
地震保険は積立マンション管理組合総合保険にセットしてご契約いただく必要があります(地震保険を単独で契約することは
できません。)。セットで契約する積立マンション管理組合総合保険が保険期間(ご契約期間)の中途で終了した場合は地震保
険も同時に終了します。また、積立マンション管理組合総合保険の保険期間の途中から地震保険を追加することができます。
地震保険をセットしなかった場合、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没、流失によって建物の共用
部分に生じた損害は補償の対象外となりますのでご注意ください。
2.補償内容
地震等を直接または間接の原因とする火災、損壊、埋没または流出によって、保険の対象である建物の共用部分に生じた損
害が、全損、半損または一部損となった場合に保険金をお支払いします。「全損」「半損」「一部損」の認定は、「地震保険損害認
定基準(注)」に従って行います。詳細につきましては取扱代理店または弊社営業店までお問い合わせください。
(注)地震保険の損害認定処理を迅速・的確・公平に行うために、(社)日本損害保険協会が制定した損害認定基準です。
全損
地震保険金額の保険金額 × 100%
(ご契約金額)
(時価が限度)
半損
地震保険金額の保険金額 × 50%
(ご契約金額)
(時価の50%が限度)
一部損
地震保険金額の保険金額 × 5%
(ご契約金額)
(時価の5%が限度)
3.主な免責理由(保険金をお支払いできない主な場合)など
(1)地震等により保険の対象が損害を受けても、地震等が発生した日の翌日から10日を経過した後に生じた損害
(2)地震等が発生した際の保険の対象の紛失・盗難によって生じた損害
4.ご契約の際の注意点
(1) 地震保険の保険金額は、セットで契約する積立マンション管理組合総合保険の保険金額(ご契約金額)の30%~50%相当額
の範囲内で選択できます。ただし、他の地震保険契約と合算して建物5,000万円が限度となります。
(2)1回の地震等による損害保険会社全体の支払保険金総額が5兆5,000億円(平成21年4月現在)を超える場合、お支払いする
保険金は削減されることがあります。
(3)所定の確認資料のご提出により、以下の割引が適用される場合があります。詳細は「地震保険ご契約のしおり」をご確認くだ
さい。
○建築年割引 ○耐震等級割引 ○免震建築物割引 ○耐震診断割引
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10.保険金をお支払いできない主な場合について
以下の事由によって生じた損害については保険金をお支払いできません。なお、すべての内容を記載している
わけではありませんので、補償内容の詳細につきましては、「共用部分のみ補償特約」の「保険金を支払う場
合」「保険金を支払わない場合」等の項目をご参照ください。
1.損害保険金、臨時費用保険金、残存物取片づけ費用保険金、失火見舞費用保険金に共通なもの
(1)ご契約者または被保険者(保険の補償を受けられる方)の所有・運転する車両またはその積載物の衝突・
接触
(2)火災等の事故の際の紛失または盗難
(3)戦争、内乱その他これらに類似の事変または暴動
(4)地震もしくは噴火またはこれらによる津波
(5)核燃料物質に起因する事故
2.水災危険補償特約特有のもの(特約をセットした場合)
○建物が床上浸水または45cmを超える浸水にいたらなかった場合
3.破損・汚損および盗難損害等補償特約特有のもの(特約をセットした場合)
(1)差押え、収容、没収、破壊等国または公共団体の公権力の行使によって生じた損害。ただし、消防または
避難に必要な処置によって生じた損害は除きます。
(2)保険の対象の管理を委託された者または被保険者と同居の親族の故意によって生じた損害
(3)保険の対象のうち、庭木または花壇に生じた損害
(4)保険の対象の置き忘れまたは紛失によって生じた損害
(5)電球、ブラウン管などの管球類に生じた損害。ただし保険の対象の他の部分と同時に損害を受けた場合は
除きます。
か し
(6)保険の対象の瑕疵によって生じた損害
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4.設備損害補償特約特有のもの(特約をセットした場合)
なだれ
(1)暴風、雪崩、崖崩れ、土砂崩れ、土地の沈下・隆起・移動、高潮、洪水またはダム・湖沼・貯水池・河
川・水路・雨水・地下水のはん濫
(2)P7の1.~4.の事故による損害
(3)腐食、さび、浸食またはキャビテーションの損害および腐食、さび、浸食またはキャビテーションに起因
してその部分に生じた損害
(4)日常の使用もしくは運転に伴う摩滅、消耗、劣化またはボイラスケールが進行した結果その部分に生じた
損害
5.施設賠償責任補償特約特有のもの(特約をセットした場合)
(1)保険契約者、被保険者(保険の補償を受けられる方)またはこれらの者の法定代理人の故意
(2)戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動
(3)被保険者と同居する親族に対する損害賠償責任
(4)被保険者と第三者の間に損害賠償に関する特別の約定により加重された損害賠償責任
(5)給排水管、暖冷房装置、湿度調整装置、消火栓、業務用もしくは家事用器具からの蒸気、水の漏出、溢出
またはスプリンクラ-からの内容物の漏出、溢出による財物の損壊に起因する損害賠償責任
(6)屋根、扉、窓、通風筒等から入る雨または雪等による財物の損壊に起因する損害賠償責任
6.日常生活賠償責任補償保険包括契約に関する特約特有のもの(特約をセットした場合)
次に関わる損害賠償責任を負担することによって被る損害は補償しません。
(1)職務遂行に直接起因するもの
(2)同居する親族に対するもの
(3)他人から預かった物の損壊に関するもの
(4)自動車の所有、使用または管理に起因するもの
7.地震保険(地震保険をセットした場合)
(1)建物が地震などにより損害を受けても、地震等が発生した日から10日を経過した後に生じた損害
(2)保険の対象の紛失または盗難
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11.保険金のお支払いは修理費(再取得価額)ベースです
●積立マンション管理組合総合保険では、価額協定保険特約をセットすることに
より、契約時の保険金額を再取得価額を基準に設定しますので、罹災した場合に
支払われる損害保険金で、元どおりにするための修理費用をまかなうことができ
ます。
※「再取得価額」とは、同等のものを再築・再購入するのに必要な金額をいいます。
※「価額協定保険特約」をセットすることにより、
再取得価額の100%、80%、60%のいずれかで
保険金額を設定することができます。
●全損(修復不能)の場合は特別費用保険金をお支払いします。
(損害保険金の10%、1回の事故につき1敷地内ごとに200万円を
限度とします。)
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12.保険期間満了時に満期返れい金をお支払いします
保険期間は3年、5年または10年のいずれかで設定します。
定期修繕費用の積立としても活用できます。
保険金額に対する満期返れい金の割合は次のとおりです。
保険期間
満期返れい金割合
3年
1%、2%
5年
1%、2%、3%
10年
1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%(注)
(注1)一時払契約で満期返れい金割合8%の設定が可能なのは、価額協定
約定付保割合60%の場合のみとなります。
(注2)保険期間10年、一時払、価額協定約定付保割合100%の場合の満期
返れい金割合は5%以内での設定となります。
(注3)保険期間10年、年払、価額協定約定付保割合100%の場合の満期返
れい金割合は7%以内での設定となります。
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13.ご契約時・ご契約後にご注意いただきたいこと
(1)ご契約の際にご注意いただきたいこと
1.保険の対象について
(1)マンション等のコンクリート造の共同住宅建物・付属設備等の建物の共用部分(共用部分に収容される区分所有者共有の
動産を含みます。)
(2)上記(1)にかかわらず、次に掲げるものは保険の対象に含まれません。
① 自動車、自動三輪車、自動二輪車(ただし、総排気量が125cc以下の原動機付自転車は保険の対象とすることができま
す。)
② 通貨、有価証券、預貯金証書、印紙、切手その他これらに類する物
③ 稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これらに類する物
④ 動物
2.引受条件(ご契約金額等)
(1)保険金額(ご契約金額)の設定について
再取得価額が保険金額を決めるときの基準となります。なお、この再取得価額に約定付保割合(100%、80%、60%)を乗
じた額を保険金額として設定していただきます。算出にあたりマンションの構造、建築価額、建築年数等を確認させていただ
きます。
<超過保険について>
超過保険とは、保険金額が評価額(再取得価額)を超過する状態をいいます。超過保険の状態で事故が発生した場合、お
受け取りいただける保険金は評価額(再取得価額)が限度となりますのでご注意ください。
(2)引受制限について
次のような場合には、保険期間終了後、継続加入できないことや補償内容を変更させていただくことがあります。あらかじ
めご了承ください。
・著しく保険金請求の頻度が高い等、加入者相互間の公平性を逸脱する極端な保険金の支払いまたはその請求があった場
合。
3.契約申込書の記載事項について(告知義務)
契約申込書等に☆または★が付された事項はご契約に関する重要な事項です。ご契約時に正確に記載してください。
これらの内容が事実と異なっていた場合には、ご契約を解除することがあります。ご契約を解除する場合、保険金をお支払い
できないことがありますのでご注意ください。(弊社の代理店には告知受領権があります。)
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4.クーリングオフ制度について
ご契約のお申し込みの撤回または解除を申し出ることができるクーリングオフ制度があります。詳しくは「重要事項説明書(注
意喚起情報)」をご覧ください。
5.満期返れい金・契約者配当金および解約返れい金について
①満期返れい金
この保険では、保険期間が満了し、保険料全額の払込みが終了している場合に、契約申込書記載の満期返れい金をお支
払いします。
(注)地震保険には満期返れい金・契約者配当金はございません。
②契約者配当金
積立部分の保険料の運用利回りが予定利回りを超えた場合には、満期返れい金とあわせて契約者配当金をお支払いしま
す。(積立部分の運用利回りが予定利回りを超えなかった場合は、契約者配当金はお支払いできません。)なお、保険期間中
にご契約が失効または解除された場合には、契約者配当金はお支払いできません。
※満期返れい金および契約者配当金は、満期満了日の翌営業日以降に、ご指定の口座へお振込みさせていただきます。
③解約返れい金
ご契約を解約される場合は、取扱代理店または弊社までご連絡ください。解約に際しては、契約時の条件によりご契約の保
険期間のうち未経過であった期間に相当する保険料を解約返れい金(解約返れい金は、多くの場合、払込保険料より少ない
金額となります。なお、解除された時期によっては、解約返れい金がない場合があります。)としてお支払いする場合がござい
ます。また、解除時の条件によっては、弊社の定めるところにより未払込保険料を請求させていただくことがあります。具体的
な金額等につきましては、取扱代理店または弊社までお問い合わせください。
(注)損害保険金の支払額が保険金額(保険金額が保険価額を超える場合は、保険価額となります。)に相当する額となった場合(全損失効)は、一
部の場合を除き、当会社は返れい金をお支払いしません。詳細につきましては取扱代理店または弊社営業店までお問い合わせください。
6.税法上の取扱いについて
地震保険の保険料のみ地震保険料控除の対象となり、積立マンション管理組合総合保険の保険料については保険料控除の
対象となりません。(平成21年4月現在)
7.契約者貸付制度について
ご契約は有効なまま、5万円以上をご用立てする契約者貸付制度があります。ただし、質権等が設定されているご契約等に
ついては、ご用立てできません。なお、ご用立てできる金額等については弊社の定める範囲内となります。詳細は取扱代理店
または弊社までお問い合わせください。
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(2)ご契約後にご注意いただきたいこと
1.ご契約後にご契約内容に変更が生じた場合について(通知義務)
申込書に☆が付された事項に内容の変更が生じた場合には遅滞なく取扱代理店または弊社までご連絡ください。ご連絡が
ない場合、ご契約が解除されることがあります。また、ご契約が解除された場合、保険金をお支払いできないことがありますの
でご注意ください。
<「通知義務」の対象>
建物の構造または用法を変更する場合は通知義務の対象となりますので、遅滞なくご連絡ください。また、次の場合は、
通知義務の対象ではありませんが遅滞なくご連絡ください。
○ご契約者の住所等を変更した場合
○建物などの売却・譲渡などにより名義変更する場合
○建物の増築、改築等によって保険の対象の価額が増加または減少した場合 ○事故が発生した場合
等
2.保険金をお支払いした後のご契約について
損害保険金のお支払額が1回の事故で保険金額の100%に相当する額となった場合には、ご契約は損害発生時に終了しま
す。100%未満であれば、保険金のお支払いが何回あったとしても保険金額は減額されず、ご契約は満期日まで有効です。
3.保険料領収証・保険証券について
保険料のお支払いの際は、弊社所定の保険料領収証を発行することといたしておりますので、お確かめください。また、ご
契約後20日を経過しても保険証券が届かない場合は、弊社までご照会ください。
4.損害保険契約者保護機構について
損害保険において、引受保険会社の経営が破綻した場合のご契約者保護の仕組みとして「損害保険契約者保護機構」が
あります。詳しくは「重要事項説明書」をご確認ください。
5.個人情報の取扱いについて
保険契約に関する個人情報の取扱方針を定めております。詳しくは「重要事項説明書」をご確認ください。
6.保険料の払込猶予期間等の取扱いについて
(1)保険料はご契約と同時にお支払いください。保険期間が始まった後でも保険料を領収する前に生じた事故については保
険金をお支払いすることができません。また、第2回目以降の分割保険料は、所定の払込期日※1までにお支払いください。
払込期日までに分割保険料の入金がない場合には、所定の範囲内で払い込まれなかった保険料に相当する額をお立替
え※2します。この場合、お立替金額に対して利息をいただきます。なお、お立替できなかった場合、ご契約は失効し、失効
日以降に生じた事故については保険金をお支払いできなくなります。(口座振替をご利用の場合は、「口座振替依頼書・自
動払込利用申込書」記載の内容をご参照ください。)
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(2)半年払、月払のご契約において、弊社が保険金を支払うべき事故が発生した場合には、未払込分の保険料の払込みをお
願いすることがあります。
(3)払込方法を月払でご契約の場合、払込保険料の最終回直前の2回分については、満期返れい金お支払いの手続きの関
係上、満期返れい金からの差し引きによる払い込みにかえさせていただきますのであらかじめご了承ください。
※1 口座振替の場合、金融機関所定の振替日が保険料払込期日となります。
※2 保険料をお立替する場合、「保険料のお立替のご案内」にてご契約者宛に通知します。解約等のお手続きがお済みの
場合でも、お手続きのタイミングにより送付されてしまうことがありますのでご了承ください。
7.万が一事故が起きた場合には
(1)遅滞なく取扱代理店または弊社にご通知のうえ保険金請求の手続きをお取りください(連絡先については下記参照)。
この通知が遅れますと保険金のお支払いが遅れることや、お支払いができないことがありますのでご注意ください。
(2)賠償責任を補償するご契約の場合、賠償事故にかかわる示談交渉は必ず弊社とご相談のうえおすすめください。あらか
じめ弊社の承認を得ないで賠償責任の全部もしくは一部を認めた場合または賠償金などを支払われた場合には、その全
部または一部について保険金をお支払いできないことがありますのでご注意ください。また、保険会社が被害者の方と示
談交渉を行う「示談交渉サービス」はありませんが、万が一、被保険者が賠償責任を負う事故が発生した場合には、賠償
問題が円滑に解決するようご相談に応じさせていただきます。
○弊社の保険商品に関するお問い合わせ・ご相談などは、下記にご連絡ください。
【お問い合わせ・ご相談】 ☎ 098-867-1063(お客さま相談センター)
【ご不満・ご意見・ご要望】
0120-331-308 (お客さま相談センター)
受付時間:平日の午前9:00~午後5:00
(土日・祝日、年末年始はお休みとさせていただきます。)
○万が一の事故の際には、下記事故受付センターにご連絡ください。
【事故受付センター】(365日 朝9:00~夜6:00) ☎ 098-869-3119
※夜間事故受付(365日 夜6:00~翌朝9:00)は、下記専用ダイヤルにご連絡ください。
0120-091-161(通話料無料)
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14.おわりに
このご案内では「積立マンション管理組合総合保険」の概要をご説明さ
せていただいております。内容をご検討の上、何卒、当保険をご採用賜り
ますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、ご不明な点がございましたら、下記の取扱代理店または弊社営業
店までご遠慮なくお問い合わせください。
弊社代理店は弊社との委託契約に基づき、保険契約の締結・保険料の領
収・保険料領収証の交付・契約の管理業務などの代理業務を行っておりま
す。したがいまして、弊社代理店とご締結いただいて有効に成立したご契
約につきましては弊社と直接契約されたものとなります。
取扱代理店
○○○○保険事務所
沖縄県那覇市久茂地1-12-1
TEL
取扱営業店
担当:
FAX
営業第○部○○支社
沖縄県那覇市久茂地1-12-1
TEL
担当:
FAX
T火災01-1001
R09-273
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