3,敷居を下げるには~横浜の企画乗車券~ 不案内な都市を訪れた際に1日乗車券を利用すると言う人は 多い・・・何故か ・個々の運賃負担が気にならず、抵抗感が少なく公共交通が 利用できる ↓ 横浜の観光地としての敷居を下げる為に利用できるのではな いだろうか? 横浜の都心部とは・・・ 上の地図をイメージ具体的には・・・ ・ みなとみらい線全線 ・ ・ 市営地下鉄:横浜~伊勢佐木長者町 京急線:横浜~日の出町 根岸線:横浜~石川町 横浜の企画乗車券 • 都心部を範囲に入れているものとしては・・ ・ 市内全域向けの1日乗車券 →市営バス、市営地下鉄、地下鉄・バス乗車券・ファミリー環境乗車券(横浜市 交通局) ・ 都心部向けの1日乗車券(+各種優待) →1日乗車券(みなとみらい線)、ヨコハマ・みなとみらいパス(みなとみらい線・ 根岸線)、みなとぶらりチケット(市営地下鉄、各社局バス)、小さな旅(市営 バス26、54系統のみ) ※ヨコハマ・みなとみらいパスは都心外の根岸線新杉田駅まで有効 ・ 郊外路線往復+1日乗車券(+各種優待) →横浜1DAYきっぷ(京急+市営地下鉄、みなとみらい線、各社局バス)、みなと みらいチケット(東急+みなとみらい線)、相鉄発みなとぶらりチケット(相鉄+ 市営地下鉄、各社局バス)、相鉄MMチケット(相鉄+みなとみらい線) ※横浜1DAY切符は都心外の京急線上大岡まで有効 他都市の企画乗車券、施策 • 主なものとしては ・バス~バス、地下鉄~バス等での乗継割引(名古屋・京 都・大阪・神戸・仙台・広島・福岡等※横浜市交通局でも 定期のみ10月から導入) ・IC乗車券の活用(川崎・北九州・広島) ・ 複数日有効な企画乗車券(京都・神戸・仙台) ・ 都心部100円バス(福岡) 横浜で不便な点は・・・ ・各鉄道会社がばらばらに展開していていて例え ば東横線からだと市営地下鉄・バスの利用がで きない等郊利用路線によっての案内状況が異な る ・様々な乗車券があるが1枚で全てOKといえるよ うな切符が無いためどの切符を使えばよいかが 分かりづらい 4、敷居を下げる為に~新たな企画乗車 券の提案~ プロジェクト名 完成年度 東横線ー副都心線直通 2,012 京急蒲田駅高架 2,014 相鉄ーJR直通 2,015 相鉄ー東急直通 2,019 2010年代の横浜では上のようなプロジェクトが完 成し交通網が大きく変化すると予想される その為・・・ ・横浜都心部を徒歩に頼らず回遊できるようにす る ・利用度が低く経営状況が思わしくない都心部バ ス路線の活性化 ・臨海部以外の都心部観光の掘り起こしによる観 光付加価値の向上 を目指して以下のような企画乗車券の導入を提 案する A,都心部共通乗車券の導入 ・都心部の全鉄道路線、及び主要バス路線の利用 が可能なきっぷの設定 →移動抵抗の低減 ・東武・西武・京成・北総等横浜駅乗り入れ各線と の直通路線での販売 →より広範囲での広告効果 B,都心部共通乗車券の展開 他の地域で取り入れられている施策を参考に・・・ ・ヘビーユーザー向けのICカード展開 →来年予定されているバスカード廃止等ICカード への集中に備えて ・宿泊者向けの複数日乗車券の導入 →宿泊者への対応 C,共通乗車券を持たない人にも 気軽に利用してもらえるように・・・ ・都心部100円バス・電車の導入 ・複数路線の乗継割引の導入
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