数値計算及び実習 第8回 プログラミングの基礎(6) 講義内容 1. 主プログラムと副プログラム ・関数副プログラム ・サブルーチン 主プログラムと副プログラム プログラム → 多くの命令(処理)の集まり 一つのプログラムは、 ・幹となるプログラム(主プログラム) ・個々の処理を担当するプログラム (副プログラム) に分割することができる。 ・同じ処理を何回も行う場合に便利 ・間違いが少なくなる 主プログラムと副プログラム(2) 主プログラム 主プログラムのみ 処理1 (ex.入力) 処理2 (ex.計算1) 処理3 (ex.計算2) 処理4 (ex.出力) 副プロ1を呼ぶ 副プロ2を呼ぶ 副プロ3を呼ぶ 副プロ4を呼ぶ 副プログラム 副プロ1: 入力 副プロ2: 計算1 副プロ3: 計算2 副プロ4: 出力 副プログラムの種類 関数副プログラム(FUNCTION) Y= f (X1, X2, X3 …) f ( ) : 関数名 X1, X2, X3, … : 引数 サブルーチン(SUBROUTINE) CALL f (X1, X2, X3 …,Y) f ( ) : サブルーチン名 X1, X2, X3, …, Y : 引数 関数副プログラムの内容 ex. 2つの実数X,Yを与え、その和を計算する 関数副プログラム:CALC( ) FUNCTION CALC(X,Y) ← 関数の定義 関数名 仮引数 REAL X,Y CALC=X+Y RETURN END ← 仮引数の型 ← 処理内容 ← mainに帰る ← 関数終わり ※値を返す=計算結果を主プログラムへ ※関数の型は「暗黙の型宣言」 関数副プログラムの使い方 ex. 主プログラムの中でCALC( )を使用 REAL A,B,C A=10.0 B=5.0 C=CALC(A,B) ← 関数呼び出し 関数名 実引数 仮引数と実引数 FUNCTION CALC(X,Y) ↑↑ C = CALC(A,B) サブルーチンの内容 ex. 2つの実数X,Yを与え、その和を計算し、その結果 をZとするサブルーチン SUBROUTINE CALC(X,Y,Z) ← 定義 サブルーチン名 仮引数 REAL X,Y,Z Z=X+Y RETURN END ← 仮引数の型 ← 処理内容 ← mainに帰る ← 終わり サブルーチンの使い方 ex. 主プログラムの中でCALC( )を使用 REAL A,B,C A=10.0 B=5.0 CALL CALC(A,B,C) サブルーチン名 実引数 ← サブルーチン 呼び出し 仮引数と実引数 SUBROUTINE CALC(X,Y,Z) ↑↑↓ CALL CALC(A,B,C)
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