サイト調査(空の明るさ)

サイト調査(特に空の明るさ)
岩田 生
京大 宇宙物理学教室
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
目的
• OAOの天体観測サイトとしての現在の姿
の評価
• 望遠鏡、ドームなどの設計に資する
• サイトに適したサイエンス
空の明るさ調査
シーイング調査
設置境界層の調査(CT2)
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
空の明るさ調査
目的
• 現在のOAOの空の明るさを定量的に調べる
• 時間変動、季節変動を調べる
• 美星と同時測定して比較する
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
測定方法
•
•
•
•
CCDカメラ(ST-6,ST-7) + 三脚
50mmカメラレンズ (F1.4)
フィルター (R band付近)
視野 6°-- 10°
• 方位45°毎、高度30°45°
• 15秒露出
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
測定と解析
•
•
•
•
2000年8月、11月、2001年1月、3月
新月期
一晩に2 -- 3回測定
OAOと美星で同時に測定
OAO: 74と36の中間の路上
美星天文台: 屋上または駐車場
• 標準星でキャリブレーション
→ 誤差: 0.2 -- 0.3 mag/arcsec2
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
結果
8/4 OAO 21:00
30°
45°
60°
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
結果
8/4 OAO 24:00
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
時間変動
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
サイト調査(空の明るさ)
結果
• 天頂で OAO:20.0, 美星: 20.3 mag/arcsec2 (R’ band)
⇔ CTIO 20.9, Mauna Kea 20.3
•地平高度30°と天頂付近で約0.5 mag/arcsec2の差
• 南(南東、南西)が明るい
• 夜中の方が暗い
• 美星とOAOで0.1 -- 0.4 mag/arcsec2 の差
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
スペクトル
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
サイト調査(空の明るさ)
サイト調査のTo Do
• シーイングモニタ開発、測定
• CT2のテスト、実施
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
またお邪魔します。
よろしくお願いいたします。
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
気象モニタデータから
北
東
南
風向
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
西
北
サイト調査(空の明るさ)
気象モニタデータから
北
東
南
風向
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
西
北
サイト調査(空の明るさ)
気象モニタデータから
北
東
南
風向
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
西
北
サイト調査(空の明るさ)
気象モニタデータから
風速(MAX)
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会
サイト調査(空の明るさ)
気象モニタデータから
風速(MAX)
2001.04.10 OAO-Kyoto 技術検討会