子ども家庭応援(おせっかい)ワーカー養成講座2016

ふくおかコミュニティ専門学校
子ども家庭応援(おせっかい)ワーカー養成講座2016
~地域に新しいコミュニティを創造して子どもや家庭を応援する~
ワーカーズコープでは福岡市こども総合相談センターの子育て見守り訪問や子ども家庭支援センターはぐはぐの活動を通して、様々な問
題を抱える子どもや家庭の支援に取りくみ、フードバンクや子ども食堂の活動にも携わってきました。子どもの貧困問題がクローズアップ
され、児童虐待が深刻化していく中で、地域に子どもや家庭を応援する人がもっともっと必要だと考えるようになりました。大切なのは地
域に顔の見える誰かがいることです。その誰かとは、子どもの面倒をみるのが好きなおせっかいなおばさんやおじさんだと思いますが、そ
れだけではなくて、子どもや家庭福祉などの専門的な知識やスキルをもっていることも必要ではないかと考えます。
そこで子どもと家庭を応援する人を養成する実践的な講座を企画しました。知識や教養を学ぶだけの市民大学ではありません。実際に地
域で活動できるワーカーを養成する専門学校です。市民が地域社会をどれだけ担えるかが問われる時代にさしかかっています。誰かに任せ
て不平を言う人から、やれることを探して問題に取り組む人、新しい地域社会を創るために動くワーカーが求められています。相談される
のを待っているあり方から、地域を歩いて子どもや家庭を支える新しいコミュニティをつくるワーカーにアップセットする時代です。
この講座で基本的な知識とスキルを身につけたワーカーが、子育てを中心にした街づくりの核になって、公民館や団地の集会所などを利
用し、子どもの居場所づくりや子ども食堂や寄り道カフェ、日常的な相談から地域で子どもを育てる校区里親などを展開し、また行政や様々
な機関と連携して、近い将来福岡が子どもや家庭を応援する日本一素敵な街になっていくことをめざしたいと思います。
【講座日程】
日 程
月 日
講
師
(所属等)
テ ー マ
第 1回
7.11(月)
瀬里 徳子(福岡市こども総合相談センター)
要保護児童の現状と里親支援
第 2回
7.30(土)
山口 祐二(ワーカーズコープ九州沖縄事業本部)
子どもの貧困を考える
第 3回
8.08(月)
竹内 由美(竹内産婦人科)
産婦人科での母親支援
第 4回
8.15(月)
田尻 由貴子(スタディライフ熊本)
赤ちゃんとお母さんの妊娠SOS相談
第 5回
8.29(月)
荘保 共子(大阪西成こどもの里)
子どもは力をもっている
第 6回
9.05(月)
大原 三枝(福岡市西区保険福祉センター)
保健所の訪問支援の実際
第 7回
9.26(月)
井上 美代子(NPO法人おうちプロジェクト)
ひとり親家庭にいま何が必要か
第 8回
10.03(月)
梶谷 優子 (福岡市スクールソーシャルコーディネーター) スクールソーシャルワーカーの活動
第 9回
10.17(月)
太田 義隆(福岡市男女共同参画センター・アミカス相談室) DV・ハラスメントなど女性支援の実際
第 10 回
10.24(月)
五條堀 順子(福岡市民生児童委員)
第 11 回
11.14(月)
第 12 回
11.21(月)
白石 恵子(九州がんセンター)
渡邉 真佐美(福岡県難病相談・支援センター)
上田 洋子(港区みなと子育て応援プラザ Pokke)
ルーム
BC
AB
ファミリーホームの子どもたち
病気と向きあう子どもと家族を支える
地域の子育て支援に必要なもの
※(注) 講座の日時・講師・内容に関しては、都合により変更になる場合があります。
募集
定員45名
18歳以上で、子ども家庭応援ワーカーとなるための以下の要件を満たす方を優先します
① 保健師、看護師、保育士、教師、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士等の医療、福祉、教育の資格がある方もしくは
取得中の学生、あるいは市民活動、ボランティア活動、地域活動などを通して子どもや家庭支援に携わっておられる方
② 住んでいる地域で子どもと家庭を応援する活動が可能な人
③ 9回以上講座に参加可能な方
活動
④ E メールで連絡可能な方
子どもと家庭を応援するために、必要な機関や行政サービスなどとつながり、地域の公民館や団地の集会所、寺や教会、福祉施
設、幼稚園や学校など様々な施設を活用して、居場所づくり、子ども食堂、預けあい支えあい、日常的な相談から校区里親、必
要なサービスへのリファーなどを行い、地域で子どもを育てる新しいコミュニティを創造して新しい街づくりを担う。
会場
福岡市NPOボランティア交流センターあすみんセミナールーム(第2・4回以外はABC全室)
日程
月曜日(第2回は土曜日) 18:30~21:00
会費
10,000 円(学生 5,000 円 全12講座分) 初回講座の時に徴収します
(講義90分 質疑応答30分 グループ討議30分)
聴講
各講座は一般の聴講が可能です(会費 1講座1000円 要申し込み)
応募方法
申込書に必要事項(写真)をご記入の上、下記に送付あるいは添付メールでお送りください。審査結果をメールで連絡します。
E-mail:[email protected]
応募締切
7月9日(土)
問い合せ
〒811-1362 福岡市南区長住3-2-6福岡市子ども家庭支援センターはぐはぐ
担当 山口
Tel: 090-1199-8792 Tel: 092-408-1985 Fax:: 092-408-1977
主催
ワーカーズコープ九州沖縄事業本部
運営
子ども家庭応援プロジェクト
協力
社団法人 日本社会連帯機構
後援
福岡市