平成28年度 粉じん対策協議会 総会を開催 群馬県粉じん障害防止対策協議会(会長:浅川達郎)は、6 月 10 日(金)午 後 2 時より、前橋テルサにおいて平成 28 年度総会を盛大に開催した。 冒頭、浅川会長が挨拶を述べ、「本年度は第8次粉じん障害防止総合対策の 4 年目に当たる。じん肺及びその合併症の疾病者数は依然多く、課題は今なお解 消していない。正念場を迎えて、対策の推進を徹底しよう。」と呼びかけた。 続いて議案の審議に入り、①平成 27 年度事業報告並びに収支決算報告、②剰 余金の次年度への繰越、③平成 28 年度事業計画案並びに収支予算案をすべて満 場一致で決定した。 来賓として出席した群馬労働局健康安全課長の斎田一行氏より祝辞があり、 「今年に入り労働災害、特に転倒災害が増加している。悲惨なじん肺症は予防 こそがすべて。更なる取り組みをお願いしたい。」と要請があった。 総会に引き続き、労働衛生コンサルタントの粉川昇市氏を招き、 『じん肺と呼 吸用保護具について』と題した研修会を開催した。保護具の選択、特性、ラン ニングコストなど、また保護具使用の現状と問題点などについての具体的でわ かり易い解説に出席者は熱心に耳を傾けた。 総会の模様 来賓祝辞(斎田一行氏) 挨拶(浅川会長) 粉川昇市講師
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