有 価 証 券 報 告 書 - イオンフィナンシャルサービス

2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
有 価 証 券 報 告 書
(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)
事 業 年 度
(第 35 期)
自
至
(E04912)
平成27年4月1日
平成28年3月31日
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目
次
頁
表紙
第一部 企業情報 …………………………………………………………………………………………………………
1
第1 企業の概況 ………………………………………………………………………………………………………
1
1 主要な経営指標等の推移 ……………………………………………………………………………………
1
2 沿革 ……………………………………………………………………………………………………………
4
3 事業の内容 ……………………………………………………………………………………………………
5
4 関係会社の状況 ………………………………………………………………………………………………
6
5 従業員の状況 …………………………………………………………………………………………………
10
第2 事業の状況
1 業績等の概要 …………………………………………………………………………………………………
11
2 生産、受注及び販売の状況 …………………………………………………………………………………
20
3 対処すべき課題 ………………………………………………………………………………………………
20
4 事業等のリスク ………………………………………………………………………………………………
21
5 経営上の重要な契約等 ………………………………………………………………………………………
24
6 研究開発活動 …………………………………………………………………………………………………
24
7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……………………………………………
24
第3 設備の状況
1 設備投資等の概要 ……………………………………………………………………………………………
25
2 主要な設備の状況 ……………………………………………………………………………………………
26
3 設備の新設、除却等の計画 …………………………………………………………………………………
27
第4 提出会社の状況
1株式等の状況
(1) 株式の総数等 …………………………………………………………………………………………
28
(2) 新株予約権等の状況 …………………………………………………………………………………
(3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等 ………………………………………
(4) ライツプランの内容 …………………………………………………………………………………
(5) 発行済株式総数、資本金等の推移 …………………………………………………………………
(6) 所有者別状況 …………………………………………………………………………………………
(7) 大株主の状況 …………………………………………………………………………………………
(8) 議決権の状況 …………………………………………………………………………………………
(9) ストックオプション制度の内容 ……………………………………………………………………
2 自己株式の取得等の状況 ……………………………………………………………………………………
3 配当政策 ………………………………………………………………………………………………………
4 株価の推移 ……………………………………………………………………………………………………
5 役員の状況 ……………………………………………………………………………………………………
6 コーポレート・ガバナンスの状況等 ………………………………………………………………………
経理の状況 ………………………………………………………………………………………………………
1連結財務諸表等
(1) 連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………
(2) その他 …………………………………………………………………………………………………
2財務諸表等
(1) 財務諸表 ………………………………………………………………………………………………
(2) 主な資産及び負債の内容 ……………………………………………………………………………
(3) その他 …………………………………………………………………………………………………
提出会社の株式事務の概要 ……………………………………………………………………………………
提出会社の参考情報
1 提出会社の親会社等の情報 …………………………………………………………………………………
2 その他の参考情報 ……………………………………………………………………………………………
29
37
37
37
37
38
40
41
45
46
46
47
53
63
64
124
125
137
137
138
139
139
第二部 提出会社の保証会社等の情報 …………………………………………………………………………………
140
第5
第6
第7
[監査報告書]
[内部統制報告書]
[確認書]
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【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成28年6月29日
【事業年度】
第35期(自
【会社名】
イオンフィナンシャルサービス株式会社
【英訳名】
AEON Financial Service Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【本店の所在の場所】
東京都千代田区神田錦町一丁目1番地
平成27年4月1日
河原
至
平成28年3月31日)
健次
(上記は登記上の本店所在地であり、実際の本店業務は下記の連絡場所で
行っております。)
【電話番号】
03-5281-2057
【事務連絡者氏名】
専務取締役
【最寄りの連絡場所】
東京都千代田区神田錦町三丁目22番地
【電話番号】
03-5281-2057
【事務連絡者氏名】
専務取締役
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
経営管理担当
経営管理担当
若林
若林
秀樹
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
秀樹
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)当連結会計年度の前4連結会計年度及び当連結会計年度に係る次に掲げる主要な経営指標等の推移
第
31
期
第
32
期
(自 平成23年 (自 平成24年
2月21日
2月21日
至 平成24年 至 平成25年
2月20日)
3月31日)
営業収益
百万円
169,853
205,972
経常利益
百万円
24,268
33,367
百万円
8,988
13,616
包括利益
百万円
7,324
30,884
純資産額
百万円
181,852
258,872
総資産額
百万円
907,658
2,534,208
1株当たり純資産額
円
1,012.52
1,235.28
1株当たり当期純利益
円
57.30
88.12
円
57.30
78.25
自己資本比率
%
17.5
9.1
自己資本利益率
%
5.7
7.0
株価収益率
倍
19.4
30.3
親会社株主に帰属する当
期純利益
潜在株式調整後1株当た
り当期純利益
営業活動によるキャッシ
ュ・フロー
百万円
31,777
27,277
投資活動によるキャッシ
ュ・フロー
百万円
△13,930
24,825
百万円
△27,376
219,960
百万円
19,629
499,474
人
6,208
[6,939]
財務活動によるキャッシ
ュ・フロー
現金及び現金同等物の期
末残高
従業員数
[外、平均臨時雇用者数]
9,230
[7,725]
(注)1.営業収益には消費税等は含まれておりません。
2.1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式総数に基づき算出しております。
3.第32期において、平成25年1月1日付で株式会社イオン銀行を株式交換により完全子会社化したことに伴
い、同行及び同行の子会社1社を連結の範囲に含めております。なお、第32期の連結業績には、同行及び同
行の子会社1社の業績が含まれております。
4.第32期は、決算期変更により平成24年2月21日から平成25年3月31日までの13ヶ月と11日間となっておりま
す。
5.「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号
平成25年9月13日)等を適用し、当連結会計年度よ
り「連結当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
- 1 -
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第33期
(自
至
第34期
平成25年
4月1日
平成26年
3月31日)
(自
至
第35期
平成26年
4月1日
平成27年
3月31日)
(自
至
平成27年
4月1日
平成28年
3月31日)
連結経常収益
百万円
286,070
329,046
359,651
連結経常利益
百万円
41,092
53,080
59,380
親会社株主に帰属する当期
純利益
百万円
20,743
30,491
35,785
連結包括利益
百万円
31,496
49,084
33,412
連結純資産額
百万円
307,291
324,948
340,886
連結総資産額
百万円
3,163,117
3,589,495
3,745,546
1株当たり純資産額
円
1,316.00
1,377.56
1,465.31
1株当たり当期純利益金額
円
104.62
152.55
180.09
円
99.49
152.04
180.00
自己資本比率
%
8.6
7.6
7.8
連結自己資本利益率
%
8.2
11.2
12.7
連結株価収益率
倍
22.2
19.9
14.7
百万円
△137,497
161,500
△9,650
投資活動によるキャッシ
ュ・フロー
百万円
15,984
△81,427
△5,782
財務活動によるキャッシ
ュ・フロー
百万円
30,003
△34,579
△15,805
百万円
408,170
455,901
421,975
潜在株式調整後1株当たり
当期純利益金額
営業活動によるキャッシ
ュ・フロー
現金及び現金同等物の期末
残高
従業員数
[外、平均臨時従業員数]
人
12,220
14,965
17,244
[9,037]
[8,406]
[6,888]
(注)1.平成25年4月1日に銀行持株会社へ移行した事に伴い、連結財務諸表における資産及び負債の分類並びに収
益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠しております。
2.当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
3.「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益金額」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益金
額」(以下「1株当たり情報」という。)の算定に当たっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基
準」(企業会計基準第2号 平成25年9月13日)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指
針」(企業会計基準適用指針第4号 平成25年9月13日)を適用しております。
また、これら1株当たり情報の算定上の基礎は、「第5 経理の状況」中、1「(1)連結財務諸表」の
「1株当たり情報」に記載しております。
4.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部の合計で
除して算出しております。
5.「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号
平成25年9月13日)等を適用し、当連結会計年度よ
り「連結当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
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(2)当社の当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に係る主要な経営指標等の推移
回次
第
決算年月
31
期
平成24年2月
第
32
期
平成25年3月
第
33
期
平成26年3月
第
34
期
平成27年3月
第
35
期
平成28年3月
営業収益
百万円
116,891
130,023
9,006
20,931
22,740
経常利益
百万円
15,150
19,528
849
11,624
11,203
当期純利益
百万円
7,617
11,059
404
9,204
9,585
資本金
百万円
15,466
15,466
29,051
30,421
30,441
株
156,967,008
187,357,208
206,541,751
208,499,435
208,527,801
純資産額
百万円
138,994
202,268
220,311
195,667
192,973
総資産額
百万円
658,873
961,269
329,654
328,499
331,946
円
886.07
1,080.11
1,066.98
984.41
970.52
(内、1株当たり中間配
当額)
円
45.00
(15.00)
50.00
(20.00)
60.00
(25.00)
60.00
(25.00)
66.00
(28.00)
1株当たり当期純利益
円
48.56
71.57
2.04
46.05
48.24
円
48.56
63.55
1.94
45.89
48.21
自己資本比率
%
21.1
21.0
66.8
59.5
58.1
自己資本利益率
%
5.5
6.5
0.2
4.4
4.9
株価収益率
倍
22.9
37.4
1,140.3
65.9
55.1
配当性向
%
92.7
69.9
2,940.1
130.3
136.8
1,138
1,274
54
115
[3,488]
[3,858]
[3]
発行済株式総数
1株当たり純資産額
1株当たり配当額
潜在株式調整後1株当た
り当期純利益
従業員数
[外、平均臨時雇用者数]
人
[8]
128
[13]
(注)1.営業収益には消費税等は含まれておりません。
2.1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式総数に基づき算出しております。
3.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権)を期末資産の部の合計で除して算出しておりま
す。
4.第31期(平成24年2月期)の1株当たり配当額45円は、会社設立30周年記念配当5円を含んでおります。ま
た、第32期(平成25年3月期)の1株当たり配当額50円は、経営統合記念配当5円を含んでおります。
5.第32期は、決算期変更により平成24年2月21日から平成25年3月31日までの13ヶ月と11日間となっておりま
す。
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2【沿革】
年月
昭和56年6月
事項
ジャスコ㈱(現
イオン㈱)の100%子会社として日本クレジットサービス株式会社(資本金
90,000千円)を設立し、本店を東京都千代田区におく。
平成2年1月
当社の100%子会社としてエヌ・シー・エス興産㈱(現
平成2年7月
香港に現地法人NIHON CREDIT SERVICE(ASIA)CO.,LTD.(現
イオン保険サービス㈱)を設立する。
平成4年12月
タイに現地法人SIAM NCS CO.,LTD.(現
平成6年8月
イオンクレジットサービス㈱と商号を変更する。
平成6年12月
店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録する。
平成7年9月
香港の現地法人AEON CREDIT SERVICE(ASIA)CO.,LTD.が香港証券取引所に株式を上場する。
平成8年12月
東京証券取引所市場第二部に上場する。
平成8年12月
マレーシアに現地法人ACS CREDIT SERVICE(M)SDN.BHD.(現
AEON CREDIT SERVICE(ASIA)
CO.,LTD.)を設立する。
AEON THANA SINSAP(THAILAND)PLC.)を設立する。
AEON CREDIT SERVICE(M)
BERHAD)を設立する。
平成10年8月
東京証券取引所市場第一部に指定される。
平成11年2月
当社の100%子会社としてエー・シー・エス・クレジットマネジメント㈱(現
平成11年12月
台湾に現地法人AEON CREDIT SERVICE(TAIWAN)CO.,LTD.を設立する。
平成12年6月
中国深圳に現地法人AEON INFORMATION SERVICE(SHENZHEN)CO.,LTD.を設立する。
平成13年12月
AEON THANA SINSAP(THAILAND)PLC.がタイ証券取引所に株式を上場する。
平成14年8月
台湾に現地法人AEON CREDIT CARD(TAIWAN)CO.,LTD.を設立する。
平成18年5月
インドネシアに現地法人PT.AEON CREDIT SERVICE INDONESIAを設立する。
平成18年8月
中国北京に現地法人AEON CREDIT GUARANTEE(CHINA)CO.,LTD.を設立する。
平成19年3月
タイに現地法人ACS SERVICING(THAILAND)CO.,LTD.を設立する。
平成19年12月
マレーシアの現地法人であるAEON CREDIT SERVICE(M)BERHADがマレーシア証券取引所に株式を上
場する。
平成20年2月
子会社エヌ・シー・エス興産㈱がイオン㈱及びイオンモール㈱の保険代理店事業を統合し、イオン
エー・シー・エス
債権管理回収㈱)を設立する。
保険サービス㈱に社名変更する。
平成20年2月
フィリピンに現地法人AEON CREDIT TECHNOLOGY SYSTEMS (PHILIPPINES) INC.(現
SERVICE SYSTEMS (PHILIPPINES) INC.)を設立する。
AEON CREDIT
平成20年6月
ベトナムに現地法人ACS TRADING VIETNAM CO.,LTD.を設立する。
平成20年11月
香港に現地法人AEON INSURANCE BROKERS (HK) LIMITEDを設立する。
平成21年7月
イオン㈱、㈱エヌ・ティ・ティ・ドコモと合弁会社イオンマーケティング㈱を設立する。
平成22年7月
MC少額短期保険㈱(現
平成23年2月
子会社イオン保険サービス㈱の保有株式の全てを売却する。
平成23年3月
インドに現地法人AEON CREDIT SERVICE INDIA PRIVATE LIMITEDを設立する。
平成23年4月
中国瀋陽に現地法人AEON MICRO FINANCE (SHENYANG) CO.,LTD.を設立する。
平成23年10月
カンボジアに現地法人AEON MICROFINANCE (CAMBODIA) PRIVATE COMPANY LIMITED(現
SPECIALIZED BANK (CAMBODIA) PUBLIC LIMITED COMPANY)を設立する。
平成24年1月
東芝住宅ローンサービス㈱(現
平成24年6月
香港にAEON Credit Holdings (Hong Kong) Co.,Ltd.(現
平成25年1月
Co., Limited)を設立する。
㈱イオン銀行の株式を取得し、同行及び同行子会社のイオン保険サービス㈱を子会社とする。
平成25年4月
㈱イオン銀行及び新イオンクレジットサービス㈱(現
平成25年5月
割により銀行持株会社へ移行し、イオンフィナンシャルサービス㈱に商号を変更する。
東芝ファイナンス㈱(現 イオンプロダクトファイナンス㈱)の株式を取得し子会社とする。
平成27年11月
ACSリース㈱を設立する。
イオン少額短期保険㈱)の株式を取得し子会社とする。
AEON
イオン住宅ローンサービス㈱)の株式を取得し子会社とする。
- 4 -
AEON Financial Service (Hong Kong)
イオンクレジットサービス㈱)との吸収分
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3【事業の内容】
当社グループは、当社及び連結子会社35社並びに持分法適用関連会社1社で構成され、当社の親会社イオン㈱の子
会社である総合小売業を営むイオンリテール㈱を中心とするグループと一体となり、それぞれの地域において包括信
用購入あっせん、個別信用購入あっせん、融資、銀行業、業務代行、サービサー(債権管理・回収)等の金融サービ
ス事業を主に行っております。その他、銀行代理業、コールセンター等の事業の拡充にも努め、各社がお客さまと直
結した事業活動を展開しております。
当社グループは、国内において包括信用購入あっせん、融資及び個別信用購入あっせんを行う「クレジット」、国
内において銀行業務を行う「銀行」、海外において包括信用購入あっせん、融資、個別信用購入あっせん等を行う
「海外」、国内において電子マネーをはじめとした業務代行等を行う「フィービジネス等」の4つの事業を基本にし
て事業展開しており、各事業単位での包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
1.包括信用購入あっせん(カード業務)
当社グループが信用調査の上承認した顧客(以下「会員」という。)に対してクレジットカードを発行し、会
員が当社グループの加盟店でそのカードにより、商品の購入及びサービスの提供を受ける取引であり、その利用
代金は当社グループが会員に代って加盟店に一括立替払いを行い、会員からは一回払い又はリボルビング払い等
により回収するものであります。
2.個別信用購入あっせん
当社グループの加盟店が不特定の消費者に割賦販売を行う場合、当社グループが信用調査の上承認した顧客に
対して、クレジットカードによらずその都度契約を行う取引であり、当社グループがその利用代金を顧客に代っ
て加盟店に一括立替払いを行い、顧客からは一回払い又は分割払いにより回収するものであります。
3.融資
(1)カードキャッシング
当社グループが発行するクレジットカード会員又はローンカード会員に対する融資であり、提携金融機関の
ATM等から融資を行い、会員からは一回払い又はリボルビング払いにより回収するものであります。
(2)各種ローン
消費者が借入申込をした場合、当社グループが信用調査の上承認した顧客に対して直接融資を行うものであ
り、最長180回の分割払いによって顧客より回収するローンであります。
4. 銀行業
銀行業を営む子会社を通じて、主に顧客からの預金等によって資金調達を行い、貸出、運用等を行うものであ
ります。
5.業務代行
会員による電子マネーの利用売上代金を当社が電子マネー発行者であるバリューイシュアに代わって加盟店に
立替払いを行い、会員がチャージした電子マネー代金を加盟店に代わってバリューイシュアに立替払いする電子
マネー業務及び集金代行業務等を行う精算代行業務等であります。
6.その他
銀行代理業、サービサー、コールセンター、保険代理店等であります。
なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事
実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
[事業系統図]
当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。
- 5 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
4【関係会社の状況】
名称
(親
会
社)
住所
イオン㈱
千葉市
(注)2.3.
美浜区
(連結子会社)
エー・シー・エス
千葉市
債権管理回収㈱
美浜区
資本金又は
出資金
(百万円)
議決権の所
有(又は被
主要な事業の内容
所有)割合
(%)
当社との関係内容
役員の兼
営業上の
任等
資金援助
取引
(人)
設備の賃
業務提携
貸借
業務委託
事務所の
手数料
賃借
被所有
220,007
純粋持株会社
43.2
(
600
-
-
3.7)
-
経営管理料
フィービジネス
99.4
等
-
-
事務所の
業務受託
転貸
-
手数料
イオン少額短期保険㈱
東京都
(注)2.
千代田区
イオン住宅ローン
サービス㈱
(注)2.5.
東京都
新宿区
280
3,340
フィービジネス
等
100.0
(
フィービジネス
等
10.0)
100.0
(
49.0)
経営管理料
-
-
業務受託
-
-
手数料
経営管理料
-
-
事務所の
業務受託
転貸
-
手数料
㈱イオン銀行
東京都
(注)4.5.
江東区
イオン保険サービス㈱
千葉市
(注)2.
美浜区
51,250
250
経営管理料
クレジット及び
100.0
銀行
7
-
事務所の
業務受託
転貸
-
手数料
フィービジネス
等
99.0
(
99.0)
経営管理料
-
-
事務所の
業務受託
転貸
-
手数料
イオンクレジット
サービス㈱
(注)4.5.
イオンプロダクト
ファイナンス㈱
(注)5.
クレジット
東京都
千代田区
東京都
千代田区
ACSリース㈱
東京都
千代田区
AEON CREDIT
香港
CO.,LTD.(注)2.5.6.
AEON THANA SINSAP
(THAILAND)PLC.
タイ
(注)2.4.7.
AEON CREDIT
SERVICE(M)BERHAD
台湾
CO.,LTD. (注)2.
AEON CREDIT
台湾
CO.,LTD. (注)2.5.
AEON INFORMATION
SERVICE(SHENZHEN)
CO.,LTD. (注)2.
SERVICE INDONESIA
(注)2.
事務所の
業務受託
転貸
-
手数料
クレジット
100.0
-
-
事務所の
業務受託
転貸
-
手数料
250
269百万
香港ドル
250百万
タイバーツ
マレーシア
700百万
台湾ドル
1,240百万
台湾ドル
2百万
深圳
人民元
タイ
(注)2.
PT.AEON CREDIT
-
経営管理料
3,910
中国
ACS CAPITAL
CORPORATION LTD.
フィービジネス
6
フィービジネス
等
100.0
( 100.0)
52.7
海外
(
52.7)
54.3
海外
(
19.2)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
-
経営管理料
-
-
海外
59.7
-
-
経営管理料
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
リンギット
AEON CREDIT
CARD(TAIWAN)
100.0
72百万
マレーシア
(注)8.
SERVICE(TAIWAN)
経営管理料
及び
等
(注)2.
SERVICE(ASIA)
500
60百万
タイバーツ
インドネシ 100,200百万
ア
ルピア
100.0
海外
( 7.1)
100.0
海外
( 100.0)
100.0
海外
(
50.0)
26.4
海外
[73.6]
85.0
海外
(
10.4)
[3.7]
- 6 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
名称
AEON CREDIT GUARANTEE
(CHINA)CO.,LTD.
(注)2.
住所
中国
141百万
北京
人民元
ACS SERVICING
(THAILAND)CO.,LTD.
タイ
(注)2.
AEON CREDIT
SERVICE SYSTEMS
(PHILIPPINES) INC.
CO.,LTD.
(注)2.
(SHENYANG)CO.,LTD.
(注)2.
フィリピン
ベトナム
香港
1百万
香港ドル
中国
123百万
瀋陽
香港ドル
インド
(注)2.
910百万
ルピー
50.0)
100.0
海外
( 100.0)
100.0
海外
( 30.0)
100.0
海外
( 60.0)
ドン
AEON CREDIT SERVICE
INDIA PRIVATE LIMITED
(
50,000百万
ベトナム
(注)2.
AEON MICRO FINANCE
100.0
海外
ペソ
AEON INSURANCE
BROKERS (HK) LIMITED
148百万
タイバーツ
議決権の所
有(又は被
主要な事業の内容
所有)割合
(%)
100百万
フィリピン
(注)2.
ACS TRADING VIETNAM
資本金又は
出資金
(百万円)
100.0
海外
( 100.0)
100.0
海外
( 100.0)
75.0
海外
( 20.0)
当社との関係内容
役員の兼
任等
資金援助
(人)
営業上の
取引
設備の賃
業務提携
貸借
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
経営管理料
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
AEON SPECIALIZED BANK
(CAMBODIA) PUBLIC
LIMITED COMPANY
カンボジア
10百万
米ドル
100.0
海外
( 80.0)
(注)2.
AEON Financial Service
(Hong Kong)
Co.,Limited.
香港
740百万
人民元
海外
100.0
(注)5.
AEON Micro Finance
(Tianjin) Co.,Ltd.
(注)2.
中国
100百万
天津
人民元
AEON Leasing Service
(Lao) Company Limited
ラオス
(注)2.
AEON CREDIT SERVICE
(PHILIPPINES) INC.
ミャンマー
(注)2.
AEON Insurance Service
タイ
(注)2.
AEON Micro Finance
(Shenzhen)Co.,Ltd.
(注)2.
タイ
タイ
ATS Rabbit Special
100百万
タイバーツ
人民元
Co.,Ltd.(注)2.
Company Limited(注)2.
チャット
100百万
Eternal 6 Special
Purpose Vehicle
8,259百万
深圳
Co.,Ltd.(注)2.
Purpose Vehicle
フィリピン
中国
Eternal 5 Special
Purpose Vehicle
100.0
海外
( 100.0)
60.0
海外
(
ペソ
AEON Microfinance
(Thailand)CO.,LTD.
キープ
( 100.0)
300百万
フィリピン
(注)2.
(Myanmar) Co.,Ltd.
28,000百万
100.0
海外
タイ
0百万
タイバーツ
0百万
タイバーツ
0百万
タイバーツ
10.0)
100.0
海外
( 100.0)
100.0
海外
( 100.0)
100.0
海外
( 100.0)
26.0
海外
(
26.0)
26.0
海外
(
26.0)
48.7
海外
(
- 7 -
48.7)
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
名称
Horizon Master Trust
(AEON 2006-1)
住所
香港
資本金又は
出資金
(百万円)
-
議決権の所
有(又は被
主要な事業の内容
所有)割合
(%)
海外
-
- 8 -
当社との関係内容
役員の兼
任等
資金援助
(人)
-
-
営業上の
取引
-
設備の賃
業務提携
貸借
-
-
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
名称
(持分法適用関連会社)
FUJITSU CREDIT
SERVICE SYSTEMS
(TIANJIN) CO.,LTD.
議決権の所
資本金又は
有(又は被
出資金
主要な事業の内容
所有)割合
(百万円)
(%)
住所
中国
20百万
天津
人民元
海外
49.0
当社との関係内容
役員の兼
任等
資金援助
(人)
営業上の
取引
設備の賃
業務提携
貸借
-
-
-
-
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の( )は、内書で間接所有(又は被所有)割合、[
-
]は、外書
で緊密な者又は同意している者の所有割合であります。
3.イオン㈱は有価証券報告書の提出会社であります。
4.株式会社イオン銀行、イオンクレジットサービス株式会社及びAEON THANA SINSAP(THAILAND)PLC.は、経
常収益(連結会社間の内部経常収益を除く。)の連結経常収益に占める割合が100分の10を超えておりま
す。各社の主要な損益情報等は次のとおりであります。
(1)株式会社イオン銀行
平成28年3月期
経常収益
(百万円)
138,251
経常利益
(百万円)
13,795
当期純利益(百万円)
12,315
純資産額
(百万円)
252,149
総資産額
(百万円)
2,713,397
(2)イオンクレジットサービス株式会社
平成28年3月期
営業収益
(百万円)
145,454
経常利益
(百万円)
16,047
当期純利益(百万円)
9,656
純資産額
(百万円)
62,061
総資産額
(百万円)
385,191
(3)AEON THANA SINSAP(THAILAND)PLC.
平成28年2月期
営業収益
(百万円)
58,071
経常利益
(百万円)
10,677
当期純利益(百万円)
8,725
純資産額
(百万円)
37,689
総資産額
(百万円)
227,393
5.特定子会社に該当しております。
6.AEON CREDIT SERVICE(ASIA)CO.,LTD.は、香港証券取引所に上場しております。
7.AEON THANA SINSAP(THAILAND)PLC.は、タイ証券取引所に上場しております。
8.AEON CREDIT SERVICE(M)BERHADは、マレーシア証券取引所に上場しております。
- 9 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
5【従業員の状況】
(1)連結会社における従業員数
(平成28年3月31日現在)
セグメントの名称
クレジット及びフィービジネス等
従業員数(人)
銀行
海外
その他
合計
2,367
1,061
13,688
128
17,244
[5,074]
[5]
[1,796]
[13]
[6,888]
(注)1.クレジット及びフィービジネス等に関しては国内における兼任者の比率が高いため、合算した従業員数を記
載しております。
2.海外に属する所在地の内訳は次のとおりであります。
中国、香港、タイ、マレーシア、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピン、インド、カンボジア、ミャ
ンマー、ラオス
3.従業員数は就業人員であり、臨時従業員は、年間平均人員を[ ]内に外書で記載しております。
4. 従業員数が前連結会計年度に比べ2,279人増加した主な要因は、海外事業の業容の拡大等によるものであり
ます。
(2)当社の従業員数
(平成28年3月31日現在)
従業員数(人)
平均年齢(歳)
128[13]
平均勤続年数(年)
40.3
6.7
平均年間給与(千円)
7,216
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.当社の従業員はすべてその他のセグメントに属しております。
3.平均年間給与は、税込み額であり、基準外賃金及び賞与を含んでおります。
4.労働組合の活動については、特記すべき事項はありません。
5.従業員数は就業人員であり、臨時従業員は、年間平均人員を[
- 10 -
]内に外書で記載しております。
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断した
ものであります。
(1)業績
国内の経営環境は、上半期において堅調な企業収益に支えられた設備投資の持ち直しや賃金増、原油安が消費にプ
ラスの影響を与え、景気回復の兆しがみられました。しかしながら、後半にかけて世界的な株安から顕在化した中国
経済の悪化リスクが引き金となり、コモディティ価格は下落し、為替相場は不安定な推移をみせ、年明けのマイナス
金利導入へとつながりました。その結果、下半期においては、個人消費で停滞感がみられるなど、景気の足踏みの状
況が続きました。また、アジア地域では、中国やタイの景気減速やマレーシアにおける物品サービス税導入後の成長
率の低下等の影響により、消費環境が好転しない状況が続きました。
このような経営環境の中、当社は当期を次なる成長へとつなげるための土台作りの年と位置付け、生産性向上に向
けたデジタル化、そのデジタル技術を駆使できる人材育成、加えて、コーポレートガバナンスの取り組みや財務体質
の改善等による経営基盤の強化を図りました。
これらの取り組みの結果、当連結会計年度の業績は、経常収益は3,596億51百万円(前期比109.3%)、経常利益は
593億80百万円(同111.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は357億85百万円(同117.4%)となりました。
報告セグメントごとの損益状況につきましては、「クレジット」セグメントにおける経常収益は前連結会計年度と
比較して149億33百万円増加し1,613億47百万円となり、セグメント利益は同47億68百万円増加し369億45百万円となり
ました。「銀行」セグメントにおける経常収益は同51億55百万円増加し468億20百万円となり、セグメント利益は同12
億円増加し11億62百万円となりました。また、「海外」セグメントにおける経常収益は同105億33百万円増加し1,230
億87百万円となり、セグメント利益は同18億89百万円増加し240億34百万円となりました。「フィービジネス等」セグ
メントにおける経常収益は同42億28百万円増加し496億36百万円となり、セグメント利益は同22億2百万円増加し40億
68百万円となりました。
(2)キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、借用金の減少及びコールマネー等の減少等により96億50百万円の支出(前
期比1,711億51百万円減少)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得・売却・償還等の
結果、57億82百万円の支出(前期比756億45百万円増加)となり、財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払
い等により、158億5百万円の支出(前期比187億73百万円増加)となりました。
以上の結果により、現金及び現金同等物の期末残高は、4,219億75百万円(前期比339億25百万円減少)となりまし
た。
(3)社会貢献、環境保全活動
当社は、環境保全・社会貢献活動を積極的に推進し、企業価値を継続的に高め、お客さまとともに良き企業市民と
して地域社会の発展に貢献できるよう取り組んでおります。クレジットカード入会手続きなどを紙の申込書からタブ
レット端末入力へ移行することで、ペーパーレス化を推進しています。お客さまとともに取り組むペーパーレス化事
例として、ご利用明細書の郵送をWEBでの閲覧に変更していただく「WEB宣言(環境宣言)」を推進していま
す。ポスターやCSRレポート等に再生紙、植物性インク、水なし印刷といった環境に配慮した製品、制作方法を推
進するとともに、チラシ等の制作物には環境にやさしい素材を使用しております。
また、2015年6月にカンボジア王国で実施された「カンボジア プノンペン植樹」や、同年6月に実施された「北
海道 厚真町植樹」、同年11月に宮崎県で実施された「綾町イオンの森」植樹等、「イオン環境財団」が国内外で開催
した植樹活動に積極的に参加いたしました。加えて、「イオンワンパーセントクラブ」の活動に賛同し、東日本大震
災で被災した障がい者施設で障がい者の方が「ものづくり」を行うための生産設備、販路拡大のための「障がい者も
のづくり応援募金」受付口座を開設し、募金活動を実施いたしました。皆さまからお預かりしました募金は、すべて
障がい者施設で「ものづくり」を行っている障がい者の方の支援に役立ててまいります。
そのほか、2015年9月に、関東から東北にかけて水害をもたらした「平成27年9月関東・東北豪雨」に対する支援
活動として、復旧支援金に加え、住宅取得等にご利用いただける「住宅資金に関する災害復旧支援制度」や、イオン
カード支払時期の繰り延べ等、災害に遭われた皆さまへの支援を継続して取り組みました。
海外では、香港、タイ、マレーシアの上場3社を中心に、子どもたちへの学用品贈呈や、学校の建設・修繕を目的
とした寄付の実施等、当社が展開するアジア地域における社会貢献活動に継続的に努めました。
- 11 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(1) 国内・海外別収支
当連結会計年度の資金運用収支は、前連結会計年度より126億88百万円増加し1,175億4百万円となり、役務取引
等収支は同139億59百万円増加し1,604億4百万円となり、その他業務収支は同3億77百万円増加し183億21百万円
となりました。
国
種類
内
海
外
相殺消去額(△)
合
計
期別
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度
62,536
44,653
△2,374
104,815
当連結会計年度
71,623
48,492
△2,612
117,504
前連結会計年度
69,489
58,407
△2,403
125,493
当連結会計年度
77,925
63,518
△2,633
138,810
前連結会計年度
6,952
13,754
△29
20,677
当連結会計年度
6,301
15,025
△21
21,305
前連結会計年度
107,204
38,977
263
146,445
当連結会計年度
116,502
43,567
335
160,404
前連結会計年度
124,812
43,487
△16
168,283
当連結会計年度
136,150
48,923
△2
185,072
前連結会計年度
17,608
4,510
△279
21,838
当連結会計年度
19,648
5,356
△337
24,667
前連結会計年度
18,286
△342
-
17,943
当連結会計年度
18,673
△351
-
18,321
前連結会計年度
19,014
39
-
19,053
当連結会計年度
19,747
11
-
19,759
前連結会計年度
728
381
-
1,109
当連結会計年度
1,074
363
-
1,437
資金運用収支
うち資金運用収益
うち資金調達費用
役務取引等収支
うち役務取引等収益
うち役務取引等費用
その他業務収支
うちその他業務収益
うちその他業務費用
(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2.「海外」とは、当社の海外連結子会社であります。
3.「相殺消去額」は、国内と海外との間の内部取引金額等を表示しております。
- 12 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況
当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は、前連結会計年度より1,586億91百万円増加し1兆9,330億50百万円
となり、利息は同133億76百万円増加し1,386億54百万円となり、利回りは0.11%増加し7.17%となりました。資金
調達勘定の平均残高は同928億91百万円増加し2兆3,204億76百万円となり、利息は同4億13百万円増加し189億29
百万円となり、利回りは0.82%となりました。
①
国内
種類
平均残高
利息
利回り
金額(百万円)
金額(百万円)
(%)
期別
前連結会計年度
1,546,910
69,274
4.48
当連結会計年度
1,693,468
77,769
4.59
前連結会計年度
1,056,812
65,003
6.15
当連結会計年度
1,159,050
72,979
6.30
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
187,441
3,976
2.12
当連結会計年度
215,600
4,443
2.06
うちコールローン及び
前連結会計年度
3,452
0
0.02
買入手形
当連結会計年度
2,286
0
0.02
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
うち債券貸借取引支払
前連結会計年度
-
-
-
保証金
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
299,204
293
0.10
当連結会計年度
316,530
345
0.11
前連結会計年度
1,920,890
5,983
0.31
当連結会計年度
2,087,111
5,310
0.25
前連結会計年度
1,651,292
4,015
0.24
当連結会計年度
1,830,310
3,759
0.21
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
うちコールマネー及び
前連結会計年度
15,430
24
0.16
売渡手形
当連結会計年度
9,567
3
0.03
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
うち債券貸借取引受入
前連結会計年度
-
-
-
担保金
当連結会計年度
-
-
-
うちコマーシャル・ペー
前連結会計年度
1,296
1
0.13
パー
当連結会計年度
8,418
39
0.47
前連結会計年度
252,870
1,941
0.77
当連結会計年度
238,815
1,508
0.63
資金運用勘定
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うち買現先勘定
うち預け金
資金調達勘定
うち預金
うち譲渡性預金
うち売現先勘定
うち借用金
(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
3.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の国内連結子会社について
は、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
4.平均残高は、国内連結子会社間の内部取引を消去した金額を表示しております。
- 13 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
②
海外
種類
平均残高
利息
利回り
金額(百万円)
金額(百万円)
(%)
期別
前連結会計年度
247,674
58,407
23.58
当連結会計年度
264,777
63,518
23.99
前連結会計年度
232,891
58,296
25.03
当連結会計年度
251,942
63,405
25.17
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
280
10
3.63
当連結会計年度
267
10
4.09
うちコールローン及び
前連結会計年度
-
-
-
買入手形
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
うち債券貸借取引支払
前連結会計年度
-
-
-
保証金
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
14,502
100
0.70
当連結会計年度
12,567
101
0.81
前連結会計年度
310,036
12,561
4.05
当連結会計年度
238,364
13,639
5.72
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
うちコールマネー及び
前連結会計年度
-
-
-
売渡手形
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
うち債券貸借取引受入
前連結会計年度
-
-
-
担保金
当連結会計年度
-
-
-
うちコマーシャル・ペー
前連結会計年度
-
-
-
パー
当連結会計年度
1,443
0
0.00
前連結会計年度
310,036
12,561
4.05
当連結会計年度
236,920
13,639
5.76
資金運用勘定
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うち買現先勘定
うち預け金
資金調達勘定
うち預金
うち譲渡性預金
うち売現先勘定
うち借用金
(注)1.「海外」とは、海外連結子会社であります。
2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
3.平均残高は、海外連結子会社については半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
4.平均残高は、海外連結子会社間の内部取引を消去した金額を表示しております。
- 14 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
③
合計
平均残高(百万円)
種類
期別
相殺消去額
(△)
小計
利息(百万円)
合計
相殺消去額
(△)
小計
利回り
(%)
合計
前連結会計年度
1,794,584
△20,225
1,774,359
127,681
△2,403
125,278
7.06
当連結会計年度
1,958,246
△25,195
1,933,050
141,287
△2,633
138,654
7.17
前連結会計年度
1,289,703
△3,342
1,286,361
123,299
△29
123,270
9.58
当連結会計年度
1,410,993
△5,000
1,405,993
136,385
△42
136,342
9.70
前連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
前連結会計年度
187,722
△16,882
170,839
3,987
△2,374
1,612
0.94
当連結会計年度
215,867
△20,195
195,672
4,454
△2,591
1,863
0.95
うちコールローン及び
前連結会計年度
3,452
-
3,452
0
-
0
0.02
買入手形
当連結会計年度
2,286
-
2,286
0
-
0
0.02
前連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
うち債券貸借取引支払
前連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
保証金
当連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
前連結会計年度
313,706
-
313,706
393
-
393
0.13
当連結会計年度
329,098
-
329,098
447
-
447
0.14
前連結会計年度
2,230,927
△3,342
2,227,584
18,545
△29
18,515
0.83
当連結会計年度
2,325,476
△5,000
2,320,476
18,950
△21
18,929
0.82
前連結会計年度
1,651,292
-
1,651,292
4,015
-
4,015
0.24
当連結会計年度
1,830,310
-
1,830,310
3,759
-
3,759
0.21
前連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
うちコールマネー及び
前連結会計年度
15,430
-
15,430
24
-
24
0.16
売渡手形
当連結会計年度
9,567
-
9,567
3
-
3
0.03
前連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
うち債券貸借取引受入
前連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
担保金
当連結会計年度
-
-
-
-
-
-
-
うちコマーシャル・ペ
前連結会計年度
1,296
-
1,296
1
-
1
0.08
ーパー
当連結会計年度
9,862
-
9,862
39
-
39
0.46
前連結会計年度
562,907
△3,342
559,564
14,503
△29
14,474
2.59
当連結会計年度
475,736
△5,000
470,736
15,148
△21
15,127
3.21
資金運用勘定
うち貸出金
うち商品有価証券
うち有価証券
うち買現先勘定
うち預け金
資金調達勘定
うち預金
うち譲渡性預金
うち売現先勘定
うち借用金
(注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
2.「相殺消去額」は、国内と海外との間の内部取引金額等を表示しております。
- 15 -
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(3) 国内・海外別役務取引の状況
当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度より167億88百万円増加し1,850億72百万円となり、役務取
引等費用は28億28百万円増加し同246億67百万円となりました。
国
種類
内
海
外
相殺消去額(△)
合
計
期別
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度
124,812
43,487
△16
168,283
当連結会計年度
136,150
48,923
△2
185,072
うちクレジット
前連結会計年度
79,660
17,384
-
97,044
カード業務
当連結会計年度
84,420
18,280
-
102,700
前連結会計年度
17,608
4,510
△279
21,838
当連結会計年度
19,648
5,356
△337
24,667
前連結会計年度
353
-
-
353
当連結会計年度
445
-
-
445
役務取引等収益
役務取引等費用
うち為替業務
(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2.「海外」とは、当社の海外連結子会社であります。
3.「相殺消去額」は、国内と海外との間の内部取引金額等を表示しております。
(4) 国内・海外別預金残高の状況
○
預金の種類別残高(末残)
国
種類
内
海
外
合
計
期別
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度
1,963,024
-
1,963,024
当連結会計年度
2,152,928
-
2,152,928
前連結会計年度
527,824
-
527,824
当連結会計年度
715,442
-
715,442
前連結会計年度
1,434,083
-
1,434,083
当連結会計年度
1,437,079
-
1,437,079
前連結会計年度
1,116
-
1,116
当連結会計年度
406
-
406
前連結会計年度
1,963,024
-
1,963,024
当連結会計年度
2,152,928
-
2,152,928
預金合計
うち流動性預金
うち定期性預金
うちその他
総合計
(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2.「海外」とは、当社の海外連結子会社であります。
3.流動性預金=当座預金+普通預金
4.定期性預金=定期預金+定期積金
- 16 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(5) 国内・海外別貸出金残高の状況
①
業種別貸出状況(末残・構成比)
前連結会計年度
当連結会計年度
業種別
金額(百万円)
国内(除く特別国際金融取引勘定分)
個人
構成比(%)
金額(百万円)
構成比(%)
1,216,838
100.00
1,428,774
100.00
1,122,930
92.29
1,302,111
91.14
卸売業, 小売業
47,255
3.88
47,490
3.32
その他
46,653
3.83
79,173
5.54
257,397
100.00
245,223
100.00
257,397
100.00
245,223
100.00
海外及び特別国際金融取引勘定分
個人
合計
1,474,236
―
1,673,997
(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2.「海外」とは、当社の海外連結子会社であります。
②
外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
(6) 国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
種類
国債
地方債
短期社債
社債
株式
その他の証券
合計
期別
国内
海外
合計
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度
62,891
-
62,891
当連結会計年度
49,371
-
49,371
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
-
-
-
前連結会計年度
-
-
-
当連結会計年度
4,999
-
4,999
前連結会計年度
25,074
-
25,074
当連結会計年度
67,901
-
67,901
前連結会計年度
7,547
298
7,845
当連結会計年度
7,280
473
7,754
前連結会計年度
139,262
-
139,262
当連結会計年度
81,104
-
81,104
前連結会計年度
234,776
298
235,074
当連結会計年度
210,658
473
211,131
(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2.「海外」とは、当社の海外連結子会社であります。
3.「合計」欄は、内部取引金額等(相殺消去額(△))を相殺消去しております。
4.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
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―
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(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況
が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第20号。以下「告示」という。)に定められた
算式に基づき、連結自己資本比率を算出しております。
なお、当社グループは国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用してお
ります。
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:億円、%)
平成28年3月31日
1.連結自己資本比率(2/3)
7.42
2.連結における自己資本の額
2,833
3.リスク・アセットの額
38,194
4.連結総所要自己資本額
1,527
- 18 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、
株式会社イオン銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は
一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項
に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払
承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている
場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を
基礎として次のとおり区分するものであります。
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由に
より経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2.危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った
債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3.要管理債権
要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4.正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権
以外のものに区分される債権をいう。
株式会社イオン銀行(単体)の資産の査定の額
平成27年3月31日
平成28年3月31日
金額(百万円)
金額(百万円)
債権の区分
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
2,527
2,557
危険債権
1,974
2,427
要管理債権
2,647
2,656
1,220,393
1,433,601
正常債権
- 19 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
2【生産、受注及び販売の状況】
「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社としての業務の性格上、該当する情報がないので記載しておりま
せん。
3【対処すべき課題】
次期につきましては、マーケティングから金融商品・サービスの提供、回収まで一気通貫したデジタル化を更に推進
し、商品・サービスの利便性向上及び生産性向上を図ってまいります。
店舗においてタブレット端末での商品案内やインターネット取引の体験の推進、また、ウェブにおいてインターネッ
トやスマートフォン等の機能強化を図ることにより、リアル店舗とネットの融合を図ってまいります。複数チャネルに
おいて迅速かつ円滑に商品・サービスが提供できるよう、進めてまいります。
また、地域特性の把握や各事業セグメントの持つ顧客情報を活用することにより、お客さまのニーズやライフスタイ
ルに合わせた金融商品・サービスを適時・適切な方法で提供してまいります。
さらに、店舗におけるペーパーレス化の促進や債権管理システムの共通化などにより、生産性の向上及び貸倒コスト
の削減を進め、効率化を図ってまいります。
各個別事業の重点実施事項につきましては、以下のとおり、取り組んでまいります。
<クレジット事業>
カード会員数、稼働率、加盟店ネットワークの拡大や、それらの基盤となる審査・体制の充実を図ることにより、
業容の拡大及び貸倒コストの削減を進めてまいります。
会員募集から販売促進、債権回収までの一連のプロセスをペーパーレスにて行うことにより、お客さまへの迅速な
サービス提供を追求し、カード会員数の増加及び生産性の向上を進めてまいります。
稼働率の向上については、店舗以外にも、スマートフォンを活用した取組みを進めてまいります。顧客情報や購買
履歴等の分析の精緻化による、データベースマーケティングを推進し、収益拡大に努めてまいります。
加盟店ネットワークの拡大につきましては、加盟店へのサービス提供を強化し、ポイントやリース等を活用した営
業を展開し、地域ごとに加盟店ネットワークを拡大してまいります。
<銀行事業>
ブランドデビットカードの発行による若年層とシニア層の新たな取込み等により、預金口座を獲得し、預金調達力
を強化してまいります。住宅ローンの品揃え強化により、幅広い年齢層のお客さまにローンの提供が出来るよう努め
てまいります。また、金融資産情報や取引履歴等の分析をもとに、お客さま個々のライフプランやライフスタイルに
合った金融商品を提案し、ローン商品や投資信託、保険等のクロスセルを推進いたします。
店舗、コールセンター、インターネット及びスマートフォン等の複数チャネルへのサービス提供を推進しお客さま
情報を一元管理することにより、円滑にサービスが提供できるよう、取り組んでまいります。
<海外事業>
香港、タイ、マレーシア現地法人の海外主要3社を各エリアの管轄会社とし、各エリアの国・地域の成長性や規制
に合わせて経営資源を最適に配分することにより、現地の市場環境やニーズに合った総合的な金融サービスを提供
し、アジア各国における事業領域の拡大に取り組んでまいります。
各国の情勢及びお客さまの特性を踏まえた審査基準の見直しを図り、債権ポートフォリオを見直し、債権管理業務
の強化を促進することにより貸倒コストの削減に努めてまいります。また、共通の債権管理システムを構築し、効率
化を図ってまいります。
店舗につきましては、タブレット端末を活用した商品説明などにより、ペーパーレス化を促進してまいります。
<フィービジネス等>
顧客情報や購買履歴等のデータ分析を行い、マーケティング力を高めることにより、お客さまのニーズに合った金
融商品サービスの提供、商品開発を進めてまいります。また、インターネットと店舗との連携を図ることにより、複
数チャネルでのサービス促進に努めてまいります。これにより、電子マネー、保険商品、ワンルームマンションロー
ンの取扱高を拡大してまいります。
これらに加え、銀行持株会社として、コーポレート・ガバナンスの更なる向上に努め、安全・安心、便利でお得な
金融商品やサービスを総合的に提供してまいります。
- 20 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
4【事業等のリスク】
以下に記載する事項は、当社及び当社グループ(以下「当社グループ」という。)の事業に関して、リスク要因
となり、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項であります。なお、以下に記載する事
項は、将来に関するものが含まれておりますが、当連結会計年度の末日現在において判断したものであり、また、
当社グループの事業に関するすべてのリスクを網羅的に記述するものではありません。
①経済環境の悪化や金融市場の混乱による影響について
(イ)当社グループは、国内の各地域及び香港、タイ、マレーシア等のアジア各国・各地域において事業を行ってお
ります。日本やこれらの国・地域における経済状況が悪化した場合、あるいは金融市場の混乱等が生じた場合
には、当社グループの事業の低迷や資産内容の悪化等が生じる可能性があります。
(ロ)当社グループは、個人向けの金融サービスを提供しております。経済環境の悪化に伴い、当社グループが事業を
行っている国・地域における雇用環境、家計所得、個人消費等が長期的に低迷した場合、取扱高や経常収益に影
響を及ぼす可能性があります。また、個人向けの貸出金等について延滞や破産申立が増加することにより、想定
以上の与信関連費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(ハ)当社グループは、市場で取引される様々な資産を保有しております。金融市場の混乱等により保有資産の価値が
下落した場合、保有する有価証券等の減損または評価損が発生もしくは拡大し、当社グループの財政状況及び業
績に影響を与える可能性があります。
②法的規制による影響について
(イ)当社グループは、国内において事業活動を行う上で、会社法をはじめとする会社経営に関わる一般的な法令諸規
制や銀行法・割賦販売法・保険業法・貸金業法・サービサー法・金融商品取引法等の適用、及び金融当局の監督
等を受けております。また、海外において事業活動を行う上でも、それぞれの国や地域の法令諸規制の適用とと
もに、金融当局の監督を受けております。
これらの法令諸規則等は、将来において新設・変更・廃止される可能性があり、その内容によっては、商品・
サービスの提供が制限される等、当社グループの業務や業績及び財務内容に影響を及ぼす可能性があります。
(ロ)当社グループ及び銀行子会社は、銀行法に基づく自己資本比率規制が適用されております。当社及び銀行子会社
は自己資本管理に関する体制を構築しておりますが、当社グループまたは銀行子会社の自己資本比率が要求され
る水準を下回った場合、金融庁から営業の全部または一部の停止を含む行政上の措置が課される可能性がありま
す。
(ハ)当社グループが取り扱う全ての融資商品の実質年率は、法令の上限金利以下としておりますが、国内において過
去に弁済を受けた利息制限法超過部分の利息については、顧客より返還を請求される場合があります。当社グル
ープは、当該返還請求に備え、利息返還損失引当金を計上しておりますが、当該返還請求が想定以上に拡大した
場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
③競争激化による影響について
当社グループが事業を行っている業界において、技術の進展や新規参入等により競争が激化し、これに十分な対応が
出来ない場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
④地震・洪水等の自然災害・テロ活動等による影響について
当社グループは、国内の各地域及び香港、タイ、マレーシア等のアジア各国・各地域において事業を行っておりま
す。事業活動を行っているこれらの地域で、地震・津波・大規模停電・新型インフルエンザ・暴動・テロ活動等の発生
により、当社グループの店舗・その他施設及び資金決済に関するインフラ・ATM等への物理的な損害や従業員への人
的被害、または当社グループの顧客への被害があった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、これらに起因して当該地域の経済が悪化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤風説・風評の発生による影響について
当社グループの事業において、お客さま・投資家・監督官庁・地域社会等との信頼関係は重要な要素であります。当
社グループや金融業界等に対して事実と異なる理解・認識をされる可能性がある風説・風評が、マスコミ報道・口コ
ミ・インターネット上の掲示板への書き込み等により発生・拡散した場合には、当社グループへの信頼が損なわれ、当
社グループの業績及び財務内容に影響を及ぼす可能性があります。
- 21 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
⑥金融市況及び景気動向の急激な変動等の影響について
当社グループは、営業活動に必要な資金の調達を預金及び金融機関からの借入、社債、コマーシャル・ペーパー、債
権流動化等の直接調達により行っております。このように、資金調達を多様化しておりますが、金融市況及び景気動向
の急激な変動、その他の要因により当社グループの信用力低下が生じた場合、または格付けが低下する等した場合、資
金調達に影響を及ぼす可能性があります。
⑦金利変動による影響について
当社グループの銀行事業においては、資産負債管理(ALM)を実施し、資産や負債の金利期間などを適切に管理し
ておりますが、市場動向等により大幅に金利が変動し銀行事業のALMによって対処しうる程度を超えた場合やALM
を適切に実行できなかった場合には、当社グループの業績や財務内容に影響を及ぼす可能性があります。
⑧為替変動による影響について
当社グループの海外事業においては、事業を行っているそれぞれの地域の通貨で取引を行っております。為替レート
の変動により、当該事業の資産と負債の円貨換算額が変動し、当社グループの業績や財務内容に影響を及ぼす可能性が
あります。
⑨繰延税金資産に関する影響について
当社グループは、現時点における会計基準に従い、繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得見積額等の変
更により、繰延税金資産の一部又は全部の回収が困難であると判断した場合、又は法人税率の引き下げ等の税制改正が
なされた場合には、当社グループの繰延税金資産が減額され、当社グループの業績、財政状態及び自己資本比率に影響
を及ぼす可能性があります。
⑩システム運用等に関する影響について
当社グループは、外部の技術を導入したソフトウェア、システム及び通信ネットワーク等の情報システムを用いて大
量の事務処理を行っております。これらのハードウェア及びソフトウェアの欠陥に伴う不具合の発生、自然災害や事故
による通信ネットワークの切断、サイバー攻撃等による障害等が発生した場合のリスクを最小限に抑えるため、事務セ
ンターや基幹サーバを分散設置しておりますが、想定を超える広域、重大な災害等により障害が発生した場合、事務処
理に多大な支障をきたすとともに、信頼性の低下を招くことになります。その結果、当社グループの業績に影響を及ぼ
す可能性があります。
⑪事務リスクの顕在化に関する影響について
当社グループは、業務の遂行に際して、様々な種類の事務処理を行っております。これらの事務処理に関して社内規
程や手続等を定め、従業員等に対する教育を行っておりますが、従業員等が定められたとおりの事務処理を怠る、ある
いは事故、不正等を起こした場合、損失の発生、行政処分や当社グループへの信頼が損なわれることになります。その
結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑫個人情報漏洩等に関する影響について
当社グループは、当社グループとの取引関係がある個人に関する情報を有しており、個人情報保護法が定めるところ
の個人情報取扱事業者にあたります。当社グループでは、個人情報の安全管理を行う責任者を取り扱う部署ごとに配置
するとともに、全従業員への教育・研修及びセルフチェックの実施、事業所やシステムへの物理的、技術的な個人情報
安全管理対策等を講じております。また、当社グループにおいては、攻撃への対応を強化したシステムの導入及び従業
員の情報セキュリティ意識の向上に努めるとともに、万が一感染した場合でも、被害を最小限にとどめる対策を講じて
おります。さらに、当社グループでは個人情報の業務委託先等においても厳重な管理、監督措置を講じております。し
かしながら、安全管理体制における不備の発生、個人情報の漏洩や不正利用などの事態が生じた場合、個人情報保護法
に基づく業務規定違反として勧告、命令、罰則処分を受ける可能性があります。その結果、当社グループへの信頼が損
なわれ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑬法令違反等の発生に関する影響について
当社グループは、法令等諸規制が遵守されるよう役職員に対するコンプライアンスの徹底等を行っておりますが、こ
うした対策が必ずしも有効に機能するとは限りません。法令違反等が発生した場合、行政処分や当社グループへの信頼
が損なわれる等により、当社グループの業務運営や業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
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⑭戦略、施策が奏功しないことの影響について
当社グループは、様々な戦略や施策を実行しております。しかしながら、戦略や施策が実行できない、あるいは当初
想定した成果の実現に至らない可能性があります。その結果、戦略や施策自体を変更する可能性があります。
⑮業務範囲の拡大等に伴う影響について
当社グループは、クレジットカード業務、銀行業務をはじめとする様々な業務を行っております。さらに、お客さま
のニーズの高度化や多様化、または規制緩和の進展等に応じた新たな事業領域への進出、各種業務提携、資本提携、M
&Aを実施しております。当社グループは、これらに伴って発生する種々のリスクについても適切に管理する体制を整
備しておりますが、想定を超えるリスクが顕在化した場合、当社グループの業務運営や、業績及び財務状況に影響を及
ぼす可能性があります。
⑯内部統制の構築に関する影響について
当社グループは、法令等遵守及びリスク管理を経営上の課題の一つと位置付け、これらに対する方針や手続を制定す
る等、内部統制の構築を図っておりますが、人的要因及び急激な事業環境の変化により、内部統制に関する制度の構
築、運用、モニタリングのいずれかが充分に機能しない場合、様々な事業リスクを適切に管理できず、当社グループの
業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑰有能な人材の確保に関する影響について
当社グループは、幅広い分野で高い専門性を必要とする業務を行っております。お客さまに高水準のサービスを提供
するため、役職員の積極的な採用及び継続的な研修を行うことにより、経費が増加する可能性があります。一方で、有
能な人材を継続的に採用し定着を図ることが出来なかった場合、当社グループの業務や財政状況に影響を及ぼす可能性
があります。
⑱提携先等における会員募集に関する影響について
当社グループの事業において、新規会員の獲得は営業収益の源泉となる非常に重要な要素です。当社グループは、新
規会員の多くをイオングループが運営するショッピングセンター等で募集しております。現状においては、イオングル
ープ企業としての緊密な関係を活かし、優先的に新規会員の募集を行うことができるという面で有利な条件となってお
りますが、今後の出店方針や既存店の撤退等により、当社グループの新規会員の獲得や取扱高に影響を及ぼす可能性が
あります。
⑲持株会社としての分配可能額に関する影響について
当社の収入は、当社が直接保有している子会社からの配当及び経営管理料等となっております。一定の状況下では、
会社法、その他諸法令上の規制等により、子会社が当社に支払うことができる配当の金額が制限される場合がありま
す。また、子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払うことができない状況が生じた場合
等には、当社は株主に対して配当を支払うことができなくなる可能性があります。
⑳親会社であるイオン株式会社が当社グループに先だって決算発表を行うことに関する影響について
イオン株式会社(以下、イオン)は、通常、当社グループに先だって決算発表を行います。当社の業績は、イオンの
連結業績の重要な部分を占めるため、イオンによる連結業績や連結業績見通しの発表が当社株式の取引に影響を与える
ことや、決算発表時期が異なることにより、当社普通株式の株価のボラティリティが増大する可能性があります。
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5【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
6【研究開発活動】
該当事項はありません。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断した
ものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成してお
ります。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上
の見積りを行っております。詳細につきましては「第5
記載しております。
経理の状況
1
連結財務諸表等
(1)連結財務諸表」に
(2)財政状態の状況
資産の部、負債の部、純資産の部における主な増減内容は次のとおりであります。
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末より1,560億50百万円増加し3兆7,455億46百万円となりまし
た。これは、カードキャッシングや住宅ローン取扱高の拡大により貸出金残高が同1,997億61百万円増加し1兆
6,739億97百万円となったこと等によるものです。
(負債の部)
負債合計額は、前連結会計年度末より1,401億12百万円増加し3兆4,046億60百万円となりました。これは、主に
普通預金口座の獲得強化により預金残高が同1,899億3百万円増加し2兆1,529億28百万円となったこと等によるも
のです。
(純資産の部)
純資産合計額は、前連結会計年度末より159億38百万円増加し3,408億86百万円となりました。これは、主に円高
の影響により為替換算調整勘定が73億23百万円減少し1億22百万円になった一方で、親会社株主に帰属する当期純
利益の増加により利益剰余金が232億47百万円増加したこと等によるものです。
(連結自己資本比率)
連結自己資本比率は7.42%(国内基準)となりました。
(3)経営成績の状況
経営成績の状況については、「1業績等の概要(1)業績」に記載しております。
(4)キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況については、「1業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載しております。
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第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社及び連結子会社では、お客様の利便性向上及び営業基盤を強化するため、主にソフトウエアや工具、器具及び
備品に対して設備投資を行いました。
セグメントごとの投資総額は以下のとおりであります。
(1)設備投資
①クレジット
クレジットにおける投資総額は14,355百万円であります。
③銀行
銀行における投資総額は3,114百万円であります。
④海外
海外における投資総額は4,569百万円であります。
②フィービジネス等
フィービジネス等における投資総額は5,559百万円であります。
(2)主な設備の除却
該当事項はありません。
- 25 -
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2【主要な設備の状況】
当連結会計年度末における主要な設備の状況は次のとおりであります。
(1)提出会社
当社は、純粋持株会社のため、重要な設備はありません。
(2)国内連結子会社
(平成28年3月31日現在)
店舗名
その他
会社名
所在地
イオン
セグメント
の
名称
土地
工具、器 その他の
具及び備 有形固定
品
資産
建物
設備の内容
面積
(㎡)
合計
従業員数
(人)
帳簿価額
(百万円)
クレジッ
クレジ
ットサ
本社 他
ービス
東京都
ト
事務所
千代田区 他
フィービ
他
-
-
2,244
21,086
7
23,337
1,569
-
-
850
1,060
56
1,967
1,061
ジネス等
㈱
㈱イオ
本社 他
ン銀行
クレジッ
東京都
江東区 他
ト
銀行
事務所
他
(注)当社グループの現金自動設備5,730台は上記工具、器具及び備品に含めております。
(3)海外連結子会社
(平成28年3月31日現在)
店舗名
その他
会社名
所在地
セグメント
の
設備の内容
名称
土地
工具、器具 その他の有
及び備品 形固定資産
建物
面積
(㎡)
合計
帳簿価額
(百万円)
従業員数
(人)
AEON
CREDIT
SERVICE
本社
他
香港
海外
本社
他
タイ
海外
本社
他
(ASIA)
事務所
他
-
-
62
242
-
305
323
-
-
1,178
1,005
-
2,183
2,642
-
-
-
525
51
576
3,146
CO.,LTD.
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)
事務所
他
PLC.
AEON
CREDIT
SERVICE(M)
マレーシ
ア
海外
事務所
他
BERHAD
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3【設備の新設、除却等の計画】
当連結会計年度末において計画中である重要な設備の新設、除却等は次のとおりであります。
(1)新設、改修
店舗名そ
の他
会社名
所在地
区分
セグメント
の名称
設備の内
容
投資予定金額
(百万円)
総額
本社
他
ビス㈱
千代田区
新設
ト
システム
フィービ
投資等
自己資金
12,000
646
本社
他
東京都
江東区
クレジッ
新設
ト
銀行
システム
投資等
及び
リース
ジネス等
㈱イオン銀
行
東京都
4,744
-
自己資金
(注)上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。
(2)売却
該当事項はありません。
- 27 -
着手年月
完了予定年
月
既支払額
クレジッ
イオンクレ
ジットサー
資金調達
方法
平成28年
平成29年
4月
3月
平成28年
平成29年
4月
3月
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第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
540,000,000
計
540,000,000
②【発行済株式】
種類
事業年度末現在発行数(株)
(平成28年3月31日)
提出日現在発行数(株)
(平成28年6月29日)
普通株式
208,527,801
208,527,801
計
208,527,801
208,527,801
上場金融商品取引
所名又は登録認可
金融商品取引業協
会名
内容
東京証券取引所
(市場第一部)
単元株式数は100株
であります。
-
-
(注)「提出日現在発行数」欄には、平成28年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使によ
り発行された株式数は含まれておりません。
- 28 -
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(2)【新株予約権等の状況】
会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。
平成23年4月5日取締役会決議
事業年度末現在
(平成28年3月31日)
新株予約権の数(個)
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
新株予約権の目的となる株式の種類
130
130
-
-
普通株式
普通株式
13,000
13,000
1
1
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
提出日の前月末現在
(平成28年5月31日)
平成23年5月21日から
平成23年5月21日から
平成38年5月20日まで
平成38年5月20日まで
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格
810
発行価格
810
発行価格及び資本組入額(円)
資本組入額
405
資本組入額
405
①新株予約権を割り当てられた者
新株予約権の行使の条件
は、権利行使時においても当社の
取締役又は監査役の地位にあるこ
取締役又は監査役の地位にあるこ
とを要する。
とを要する。
ただし、当社の取締役及び監査役
ただし、当社の取締役及び監査役
を退任した場合であっても、退任
を退任した場合であっても、退任
日から5年以内に限って権利行使
日から5年以内に限って権利行使
できるものとする。
できるものとする。
②新株予約権については、その数の
②新株予約権については、その数の
全数につき一括して行使すること
全数につき一括して行使すること
とし、これを分割して行使するこ
とし、これを分割して行使するこ
とはできないものとする。
とはできないものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項
①新株予約権を割り当てられた者
は、権利行使時においても当社の
新株予約権を譲渡し、またはこれを
新株予約権を譲渡し、またはこれを
担保に供することは原則としてでき
担保に供することは原則としてでき
ない。
ない。
代用払込みに関する事項
-
-
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
-
-
- 29 -
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平成24年4月5日取締役会決議
事業年度末現在
(平成28年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成28年5月31日)
新株予約権の数(個)
90
90
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
-
-
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
普通株式
9,000
9,000
1
1
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
平成24年5月21日から
平成24年5月21日から
平成39年5月20日まで
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格
発行価格及び資本組入額(円)
資本組入額
平成39年5月20日まで
1,082
541
①新株予約権を割り当てられた者
新株予約権の行使の条件
資本組入額
1,082
541
①新株予約権を割り当てられた者
は、権利行使時においても当社の
は、権利行使時においても当社の
取締役又は監査役の地位にあるこ
取締役又は監査役の地位にあるこ
とを要する。
とを要する。
ただし、当社の取締役及び監査役
ただし、当社の取締役及び監査役
を退任した場合であっても、退任
を退任した場合であっても、退任
日から5年以内に限って権利行使
日から5年以内に限って権利行使
できるものとする。
できるものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項
発行価格
②新株予約権については、その数の
②新株予約権については、その数の
全数につき一括して行使すること
全数につき一括して行使すること
とし、これを分割して行使するこ
とし、これを分割して行使するこ
とはできないものとする。
とはできないものとする。
新株予約権を譲渡し、またはこれを
新株予約権を譲渡し、またはこれを
担保に供することは原則としてでき
担保に供することは原則としてでき
ない。
ない。
代用払込みに関する事項
-
-
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
-
-
- 30 -
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平成25年6月21日取締役会決議
事業年度末現在
(平成28年3月31日)
新株予約権の数(個)
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
新株予約権の目的となる株式の種類
120
120
-
-
普通株式
普通株式
12,000
12,000
1
1
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
提出日の前月末現在
(平成28年5月31日)
平成25年8月21日から
平成25年8月21日から
平成40年8月20日まで
平成40年8月20日まで
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格
2,716
発行価格
2,716
発行価格及び資本組入額(円)
資本組入額
1,358
資本組入額
1,358
①新株予約権を割り当てられた者
新株予約権の行使の条件
は、権利行使時においても当社の
取締役又は監査役の地位にあるこ
取締役又は監査役の地位にあるこ
とを要する。
とを要する。
ただし、当社の取締役及び監査役
ただし、当社の取締役及び監査役
を退任した場合であっても、退任
を退任した場合であっても、退任
日から5年以内に限って権利行使
日から5年以内に限って権利行使
できるものとする。
できるものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項
①新株予約権を割り当てられた者
は、権利行使時においても当社の
②新株予約権については、その数の
②新株予約権については、その数の
全数につき一括して行使すること
全数につき一括して行使すること
とし、これを分割して行使するこ
とし、これを分割して行使するこ
とはできないものとする。
とはできないものとする。
新株予約権を譲渡し、またはこれを
新株予約権を譲渡し、またはこれを
担保に供することは原則としてでき
担保に供することは原則としてでき
ない。
ない。
代用払込みに関する事項
-
-
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
-
-
- 31 -
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平成26年6月19日取締役会決議
事業年度末現在
(平成28年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成28年5月31日)
新株予約権の数(個)
95
95
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
-
-
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
普通株式
9,500
9,500
1
1
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
平成26年8月21日から
平成26年8月21日から
平成41年8月20日まで
平成41年8月20日まで
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格
2,007
発行価格
2,007
発行価格及び資本組入額(円)
資本組入額
1,004
資本組入額
1,004
①新株予約権を割り当てられた者
新株予約権の行使の条件
は、権利行使時においても当社の
取締役又は監査役の地位にあるこ
取締役又は監査役の地位にあるこ
とを要する。
とを要する。
ただし、当社の取締役及び監査役
ただし、当社の取締役及び監査役
を退任した場合であっても、退任
を退任した場合であっても、退任
日から5年以内に限って権利行使
日から5年以内に限って権利行使
できるものとする。
できるものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項
①新株予約権を割り当てられた者
は、権利行使時においても当社の
②新株予約権については、その数の
②新株予約権については、その数の
全数につき一括して行使すること
全数につき一括して行使すること
とし、これを分割して行使するこ
とし、これを分割して行使するこ
とはできないものとする。
とはできないものとする。
新株予約権を譲渡し、またはこれを
新株予約権を譲渡し、またはこれを
担保に供することは原則としてでき
担保に供することは原則としてでき
ない。
ない。
代用払込みに関する事項
-
-
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
-
-
- 32 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
平成27年6月24日取締役会決議
事業年度末現在
(平成28年3月31日)
新株予約権の数(個)
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
新株予約権の目的となる株式の種類
126
126
-
-
普通株式
普通株式
12,600
12,600
1
1
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
提出日の前月末現在
(平成28年5月31日)
平成27年8月21日から
平成27年8月21日から
平成42年8月20日まで
平成42年8月20日まで
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格
3,073
発行価格
3,073
発行価格及び資本組入額(円)
資本組入額
1,536
資本組入額
1,536
①新株予約権を割り当てられた者
新株予約権の行使の条件
は、権利行使時においても当社の
取締役又は監査役の地位にあるこ
取締役又は監査役の地位にあるこ
とを要する。
とを要する。
ただし、当社の取締役及び監査役
ただし、当社の取締役及び監査役
を退任した場合であっても、退任
を退任した場合であっても、退任
日から5年以内に限って権利行使
日から5年以内に限って権利行使
できるものとする。
できるものとする。
新株予約権の譲渡に関する事項
①新株予約権を割り当てられた者
は、権利行使時においても当社の
②新株予約権については、その数の
②新株予約権については、その数の
全数につき一括して行使すること
全数につき一括して行使すること
とし、これを分割して行使するこ
とし、これを分割して行使するこ
とはできないものとする。
とはできないものとする。
新株予約権を譲渡し、またはこれを
新株予約権を譲渡し、またはこれを
担保に供することは原則としてでき
担保に供することは原則としてでき
ない。
ない。
代用払込みに関する事項
-
-
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
-
-
- 33 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
会社法に基づき発行した新株予約権付社債は、次のとおりであります。
2017年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債(平成24年3月23日発行)
事業年度末現在
(平成28年3月31日)
新株予約権の数(個)
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
新株予約権の目的となる株式の種類
提出日の前月末現在
(平成28年5月31日)
5
5
-
-
普通株式
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
普通株式
36,366 (注)8
36,759 (注)9
1,374.9 (注)8
1,360.2 (注)9
平成24年4月6日~
新株予約権の行使期間
平成29年3月9日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格及び資本組入額(円) (注)4
平成24年4月6日~
(注)3
平成29年3月9日
(注)3
発行価格 1,374.9
(注)8
発行価格 1,360.2
(注)9
資本組入額 687
(注)8
資本組入額 680
(注)9
各本新株予約権の一部行使はできな 各本新株予約権の一部行使はできな
い。
い。
平成28年12月23日までは、ある四半 平成28年12月23日までは、ある四半
期の最後の取引日に終了する30連続 期の最後の取引日に終了する30連続
取引日のうちいずれかの20取引日に 取引日のうちいずれかの20取引日に
おいて、当社普通株式の終値が、当 おいて、当社普通株式の終値が、当
新株予約権の行使の条件
該最後の取引日において適用のある 該最後の取引日において適用のある
転換価額の120%を超えた場合に限 転換価額の120%を超えた場合に限
って、翌四半期の初日から末日(但
って、翌四半期の初日から末日(但
し、平成28年10月1日に開始する四 し、平成28年10月1日に開始する四
半期に関しては、平成28年12月22 半期に関しては、平成28年12月22
日)までの期間において、本新株予 日)までの期間において、本新株予
約権を行使することができる。
約権を行使することができる。
本新株予約権は、転換社債型新株予 本新株予約権は、転換社債型新株予
新株予約権の譲渡に関する事項
約権付社債に付されたものであり、 約権付社債に付されたものであり、
本社債からの分離譲渡はできない。
本社債からの分離譲渡はできない。
代用払込みに関する事項
(注)5
(注)5
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
(注)6
(注)6
新株予約権付社債の残高(百万円)
50
50
(注)1.本新株予約権の行使により当社が当社普通株式を交付する数は、行使請求に係る本社債の額面金額の総額を
(注)2.記載の転換価額で除した数とする。但し、行使により生じる1株未満の端数は切り捨て、現金によ
る調整は行わない。
2.①各本新株予約権の行使に際しては、当該本新株予約権に係る本社債を出資するものとし、当該本社債の価額
は、その額面金額と同額とする。なお、本新株予約権の行使に際して出資された本社債は、直ちに消却され
るものとする。
②本新株予約権の行使時の払込金額(以下「転換価額」という。)は、1,374.9円とする。ただし、当社が当社
普通株式の時価を下回る払込金額で当社普通株式を発行し又は当社の保有する当社普通株式を処分する場
合、下記の算式により調整される。なお、下記の算式において、「既発行株式数」は当社の発行済普通株式
(当社が保有するものを除く。)の総数をいう。
調整後
転換価額
=
調整前
転換価額
×
既発行
株式数
+
既発行株式数
新発行・
処分株式数
時
+
×
1株当たりの
払込金額
価
新発行・処分株式数
また、転換価額は、本新株予約権付社債の要項に従い、当社普通株式の分割(無償割当てを含む。)・併
合、当社普通株式の時価を下回る価額をもって当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付
社債に付されたものを含む。)等の発行、一定限度を超える配当支払い(特別配当の実施を含む。)、その
他一定の事由が生じた場合にも適宜調整される。
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3.①本社債の繰上償還の場合は、償還日の東京における3営業日前の日まで(但し、本新株予約権付社債の要項
に定める税制変更による繰上償還の場合に、繰上償還を受けないことが選択された本社債に係る本新株予約権
を除く。)、②本社債の買入消却がなされる場合は、本社債が消却される時まで、また③本社債の期限の利益
の喪失の場合は、期限の利益の喪失時までとする。上記いずれの場合も、平成29年3月9日(行使請求受付場
所現地時間)より後に本新株予約権を行使することはできない。
上記にかかわらず、本新株予約権付社債の要項の定めに従い、当社が本新株予約権付社債を取得する場合、取
得通知をした日の翌日から取得期日までの間は本新株予約権を行使することはできない。
また、本新株予約権付社債の要項に従い当社が組織再編等を行うために必要であると合理的に判断した場合、
組織再編等の効力発生日の翌日から起算して14日以内に終了する30日以内の当社が指定する期間中、本新株予
約権を行使することはできない。
4.本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条の定める
ところに従って算定された資本金等増加限度額に0.5を乗じた金額とし、計算の結果1円未満の端数を生じる場
合はその端数を切り上げた額とする。
5.各本新株予約権の行使に際しては、当該本新株予約権に係る本社債を出資するものとし、当該本社債の価額
は、その額面金額と同額とする。
6.①組織再編等が生じた場合、当社は、承継会社等(以下に定義する。)をして、本新株予約権付社債の要項に
従って、本新株予約権付社債の主債務者としての地位を承継させ、かつ、本新株予約権に代わる新たな新株
予約権を交付させるよう最善の努力をするものとする。但し、かかる承継及び交付については、(i)その
時点で適用のある法律上実行可能であり、(ii)そのための仕組みが既に構築されているか又は構築可能で
あり、かつ、(iii)当社又は承継会社等が、当該組織再編等の全体から見て不合理な(当社がこれを判断
する。)費用(租税を含む。)を負担せずに、それを実行することが可能であることを前提条件とする。か
かる場合、当社は、また、承継会社等が当該組織再編等の効力発生日において日本の上場会社であるよう最
善の努力をするものとする。本①に記載の当社の努力義務は、当社が受託会社に対して承継会社等が、当該
組織再編等の効力発生日において、理由の如何を問わず、日本の上場会社であることを当社は予想していな
い旨の証明書を交付する場合、適用されない。
「承継会社等」とは、組織再編等における相手方であって、本新株予約権付社債及び/又は本新株予約権に
係る当社の義務を引き受ける会社をいう。
②上記①の定めに従って交付される承継会社等の新株予約権の内容は下記のとおりとする。
(イ)新株予約権の数
当該組織再編等の効力発生日の直前において残存する本新株予約権付社債に係る本新株予約権の数
と同一の数とする。
(ロ)新株予約権の目的である株式の種類
承継会社等の普通株式とする。
(ハ)新株予約権の目的である株式の数
承継会社等の新株予約権の行使により交付される承継会社等の普通株式の数は、当該組織再編等の
条件等を勘案のうえ、本新株予約権付社債の要項を参照して決定するほか、下記(i)又は(ii)
に従う。なお、転換価額は(注)2②と同様の調整に服する。
(i)合併、株式交換又は株式移転の場合、当該組織再編等の効力発生日の直前に本新株予約権を
行使した場合に得られる数の当社普通株式の保有者が当該組織再編等において受領する承継
会社等の普通株式の数を、当該組織再編等の効力発生日の直後に承継会社等の新株予約権を
行使したときに受領できるように、転換価額を定める。当該組織再編等に際して承継会社等
の普通株式以外の証券又はその他の財産が交付されるときは、当該証券又は財産の価値を承
継会社等の普通株式の時価で除して得られる数に等しい承継会社等の普通株式の数を併せて
受領できるようにする。
(ii)上記以外の組織再編等の場合、当該組織再編等の効力発生日の直前に本新株予約権を行使し
た場合に本新株予約権付社債権者が得られるのと同等の経済的利益を、当該組織再編等の効
力発生日の直後に承継会社等の新株予約権を行使したときに受領できるように、転換価額を
定める。
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(ニ)新株予約権の行使に際して出資される財産の内容及びその価額
承継会社等の新株予約権の行使に際しては、承継された本社債を出資するものとし、当該本社債の
価額は、承継された本社債の額面金額と同額とする。
(ホ)新株予約権を行使することができる期間
当該組織再編等の効力発生日(場合によりその14日後以内の日)から、本新株予約権の行使期間の
満了日までとする。
(ヘ)その他の新株予約権の行使の条件
承継会社等の各新株予約権の一部行使はできないものとする。また、承継会社等の新株予約権の行
使は、上記新株予約権の行使の条件と同様の制限を受ける。
(ト)承継会社等による新株予約権付社債の取得
承継会社等は、承継会社等の新株予約権及び承継された社債を本新株予約権付社債の要項の定めに
従い取得することができる。
(チ)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金
承継会社等の新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計
算規則第17条の定めるところに従って算定された資本金等増加限度額に0.5を乗じた金額とし、計
算の結果1円未満の端数を生じる場合はその端数を切り上げた額とする。増加する資本準備金の額
は、資本金等増加限度額より増加する資本金の額を減じた額とする。
(リ)組織再編等が生じた場合
承継会社等について組織再編等が生じた場合にも、本新株予約権付社債と同様の取り扱いを行う。
(ヌ)その他
承継会社等の新株予約権の行使により生じる1株未満の端数は切り捨て、現金による調整は行わな
い。承継会社等の新株予約権は承継された本社債と分離して譲渡できない。
③当社は、上記①の定めに従い本社債及び信託証書に基づく当社の義務を承継会社等に引き受け又は承継させ
る場合、本新株予約権付社債の要項に定める一定の場合には保証を付すほか、本新株予約権付社債の要項に
従う。
7. 平成26年5月15日開催の取締役会において期末配当金を1株につき35円とする剰余金の処分に関する議案が承
認可決され、平成26年3月期の年間配当が1株につき60円と決定されたことに伴い、2016年満期ユーロ円建取得
条項付転換社債型新株予約権付社債及び2017年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債の転換価
額調整条項に従い、平成26年4月1日に遡って転換価額を1,398.1円から1,386.6円に調整致しました。提出日の
前月末現在の各数値は、調整後の数値に基づいております。
8. 平成27年5月15日開催の取締役会において期末配当金を1株につき35円とする剰余金の処分に関する議案が承
認可決され、平成27年3月期の年間配当が1株につき60円と決定されたことに伴い、2016年満期ユーロ円建取得
条項付転換社債型新株予約権付社債及び2017年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債の転換価
額調整条項に従い、平成27年4月1日に遡って転換価額を1,386.6円から1,374.9円に調整致しました。提出日の
前月末現在の各数値は、調整後の数値に基づいております。
9. 平成28年5月13日開催の取締役会において期末配当金を1株につき38円とする剰余金の処分に関する議案が承
認可決され、平成28年3月期の年間配当が1株につき66円と決定されたことに伴い、2017年満期ユーロ円建取得
条項付転換社債型新株予約権付社債の転換価額調整条項に従い、平成28年4月1日に遡って転換価額を1,374.9
円から1,360.2円に調整致しました。提出日の前月末現在の各数値は、調整後の数値に基づいております。
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(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式
総数増減数
(千株)
年月日
発行済株式
総数残高
(千株)
資本金増減額
(百万円)
資本金残高
(百万円)
資本準備金
増減額
(百万円)
資本準備金残
高(百万円)
平成24年4月20日(注)1
△12,269
144,697
-
15,466
-
17,046
平成25年1月1日(注)2
42,660
187,357
-
15,466
74,228
91,275
平成25年4月1日~
平成26年3月31日(注)3
19,184
206,541
13,585
29,051
13,585
104,860
平成26年4月1日~
平成27年3月31日(注)4
1,957
208,499
1,370
30,421
1,370
106,230
28
208,527
20
30,441
20
106,250
平成27年4月1日~
平成28年3月31日(注)5
(注)1.平成24年4月20日付をもって12,269,800株の自己株式の消却を行っており、発行済株式総数が144,697,208
株となりました。
2.平成25年1月1日に実施した株式交換の対価として、新株式42,660,000株を発行し、資本準備金が74,228百
万円増加しております。
3.転換社債型新株予約権付社債の転換により、新株式19,184,543株を発行し、資本金13,585百万円、資本準備
金が13,585百万円増加しております。
4.転換社債型新株予約権付社債の転換により、新株式1,957,684株を発行し、資本金1,370百万円、資本準備金
が1,370百万円増加しております。
5.転換社債型新株予約権付社債の転換により、新株式28,336株を発行し、資本金20百万円、資本準備金が20百
万円増加しております。
(6)【所有者別状況】
(平成28年3月31日現在)
株式の状況(1単元の株式数100株)
区分
政府及び地
方公共団体
株主数(人)
所有株式数
(単元)
所有株式数の割
合(%)
金融機関
金融商品取
引業者
その他の法
人
外国法人等
個人その他
個人以外
計
単元未満株
式の状況
(株)
個人
-
56
33
88
404
7
8,342
8,930
-
-
360,151
17,122
982,316
571,886
25
153,051
2,084,551
72,701
-
17.29
0.82
47.12
27.43
0.00
7.34
100.00
-
(注)1.自己株式は9,807,144株であり、「個人その他」の欄に98,071単元、「単元未満株式の状況」欄に44株含め
て記載しております。
2.上記「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ
58単元及び30株含まれております。
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(7)【大株主の状況】
氏名又は名称
所有株式数
(千株)
住所
イオン株式会社
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5-1
日本マスタートラスト信託銀行株式
会社(信託口)
ステート
ストリート
ンド トラスト
505001
(常任代理人
決済営業部)
バンク
カンパニー
株式会社みずほ銀行
バンク
オブ
ニューヨーク
ノントリーティー
アカウント
ジャスデック
(常任代理人
FJ銀行)
ステート
株式会社三菱東京U
ストリート
アンド トラスト
505223
(常任代理人
決済営業部)
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
85,817
41.15
東京都港区浜松町2丁目11番3号
8,986
4.31
P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS
02101 U.S.A
8,100
3.88
東京都中央区晴海1丁目8-11
4,767
2.29
255 LIBERTY STREET, NEW YORK, NEW
YORK 10286, USA
3,508
1.68
2,936
1.41
2,720
1.31
ア
日本トラスティ・サービス信託銀行
株式会社(信託口)
ザ
(平成28年3月31日現在)
(東京都港区港南2丁目15-1)
(千代田区丸の内2丁目7-1)
バンク
カンパニー
P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS
02101 U.S.A.
株式会社みずほ銀行
(東京都港区港南2丁目15-1)
クレディ・スイス・セキュリティー
ズ(ヨーロッパ)リミテッド ピー
ビー オムニバス クライアント
アカウント
(常任代理人
ONE CABOT SQUARE LONDON E14 4QJ
(東京都港区六本木1丁目6番1号)
クレディ・スイス証
券株式会社
マックスバリュ西日本株式会社
広島県広島市南区段原南1丁目3-52
2,646
1.27
ミニストップ株式会社
千葉県美浜区中瀬1丁目5番地1
2,290
1.10
ONE BOSTON PLACE BOSTON, MA 02108
(東京都港区港南2丁目15-1)
2,028
0.97
123,802
59.37
メロン バンク エヌエー アズ
エージェント フォー イッツ ク
ライアント メロン オムニバス
ユーエス ペンション(常任代理人
株式会社みずほ銀行決済営業部)
計
-
(注)1.上記のほか、自己株式が9,807千株あります。
2.上記銀行の所有株式数には、信託業務に係る株式が以下のとおり含まれております。
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
8,986 千株
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
3.ステート
ストリート
バンク
アンド
トラスト
4,767
カンパニー
505001、ザ
千株
バンク
オブ
ューヨーク ノントリーティー ジャスデック アカウント、ステート ストリート バンク
トラスト カンパニー 505223、クレディ・スイス・セキュリティーズ(ヨーロッパ)
ド
ト
ニ
アンド
リミテッ
ピービー オムニバス クライアント アカウント、メロン バンク エヌエー アズ エージェン
フォー イッツ クライアント メロン オムニバス ユーエス ペンションは、主として機関投資
家の保有する株式の保管業務を行うとともに、当該機関投資家の株式名義人となっております。
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4. キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーから、平成27年6月5日付で大量保有報告書
の変更報告書の提出があり、平成27年5月29日現在で次のとおり当社の株式を所有している旨が記載されて
いるものの、当社として平成28年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができておりませんので、上
記大株主の状況には含めておりません。
なお、大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
大量保有者
住所
キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
アメリカ合衆国カリフォルニア州、ロスアンジェルス、サウスホープ・ストリート333
保有株券の数
株券等保有割合
10,006千株
4.80%
5. ラザード・アセット・マネージメント・エルエルシーから、平成27年7月22日付で大量保有報告書の提出が
あり、平成27年7月15日現在で次のとおり当社の株式を所有している旨が記載されているものの、当社とし
て平成28年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記大株主の状況には含
めておりません。
なお、大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
大量保有者
住所
ラザード・アセット・マネージメント・エルエルシー
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ロックフェラープラザ30番地
保有株券の数
株券等保有割合
12,553千株
6.02%
6. MFSインベストメント・マネジメント株式会社及び共同保有者であるマサチューセッツ・ファイナンシャ
ル・サービセズ・カンパニーから平成27年12月18日付で連名により大量保有報告書の提出があり、平成27年
12月15日現在で次のとおり当社の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として平成28年3月
31日現在における実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記大株主の状況には含めておりませ
ん。
なお、大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
氏名又は名称
住所
保有株券等 株券等保有割合
の数
(%)
(千株)
MFSインベストメント・
東京都千代田区霞が関一丁目4番2
マネジメント株式会社
号
マサチューセッツ・ファイナ
ンシャル・サービセズ・カン
パニー
(Massachusetts Financial
Services Company)
大同生命霞が関ビル
520
0.25
8,278
3.97
8,798
4.22
アメリカ合衆国02199、マサチューセ
ッツ州、ボストン、ハンティントン
アベニュー111
(111 Huntington
Avenue,Boston,Massachusetts,02199
U.S.A)
合計
7. フィデリティ投信株式会社から、平成28年2月5日付で大量保有報告書の変更報告書の提出があり、平成28
年1月29日現在で次のとおり当社の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として平成28年3
月31日現在における実質所有株式数の確認ができておりませんので、上記大株主の状況には含めておりませ
ん。
なお、大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
大量保有者
フィデリティ投信株式会社
住所
保有株券の数
東京都港区虎ノ門四丁目3番1号
13,894千株
株券等保有割合
6.66%
- 39 -
城山トラストタワー
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(8)【議決権の状況】
①【発行済株式】
(平成28年3月31日現在)
区
分
株式数(株)
議決権の数(個)
内
容
無議決権株式
-
-
-
議決権制限株式(自己株式等)
-
-
-
議決権制限株式(その他)
-
-
-
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式)
普通株式 9,807,100
-
-
完全議決権株式(その他)
普通株式 198,648,000
1,986,480
-
単元未満株式
普通株式 72,701
-
208,527,801
-
-
1,986,480
-
発行済株式総数
総株主の議決権
(注)
-
一単元(100株)
未満の株式
「完全議決権株式(その他)」の「株式数」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が5,800株含まれており
ます。また、「議決権の数」の欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数58個が含まれておりま
す。
②【自己株式等】
(平成28年3月31日現在)
所有者の氏名又は
名称
所有者の住所
イオンフィナンシ
東京都千代田区神
田錦町一丁目1番
ャルサービス㈱
計
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
自己名義所有株
式数(株)
他人名義所有株
式数(株)
所有株式数の合
計(株)
9,807,100
-
9,807,100
4.70
9,807,100
-
9,807,100
4.70
地
-
- 40 -
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(9)【ストックオプション制度の内容】
①平成22年5月11日の取締役会の決議及び平成23年4月5日の取締役会の決議により発行した新株予約権は、次の
とおりであります。
決議年月日
平成22年5月11日
付与対象者の区分及び対象者人数
当社取締役12名
新株予約権の目的となる株式の種類
「(2)新株予約権等の状況」に記載の通りであります。
株式の数(株)
同上
新株予約権の行使時の払込金額(円)
同上
新株予約権の行使期間
同上
新株予約権の行使の条件
同上
新株予約権の譲渡に関する事項
同上
代用払込みに関する事項
──────
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する
事項
──────
②平成23年5月12日の取締役会の決議及び平成24年4月5日の取締役会の決議により発行した新株予約権は、次の
とおりであります。
決議年月日
平成23年5月12日
付与対象者の区分及び対象者人数
当社取締役6名
新株予約権の目的となる株式の種類
「(2)新株予約権等の状況」に記載の通りであります。
株式の数(株)
同上
新株予約権の行使時の払込金額(円)
同上
新株予約権の行使期間
同上
新株予約権の行使の条件
同上
新株予約権の譲渡に関する事項
同上
代用払込みに関する事項
──────
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する
事項
──────
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③平成24年5月15日の取締役会の決議及び平成25年6月21日の取締役会の決議により発行した新株予約権は、次の
とおりであります。
決議年月日
平成24年5月15日
付与対象者の区分及び対象者人数
当社取締役6名
新株予約権の目的となる株式の種類
「(2)新株予約権等の状況」に記載の通りであります。
株式の数(株)
同上
新株予約権の行使時の払込金額(円)
同上
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使の条件
同上
同上
新株予約権の譲渡に関する事項
同上
代用払込みに関する事項
──────
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する
事項
──────
④平成25年6月21日の取締役会の決議及び平成26年6月19日の取締役会の決議により発行した新株予約権は、次の
とおりであります。
決議年月日
平成25年6月21日
付与対象者の区分及び対象者人数
当社取締役8名
新株予約権の目的となる株式の種類
「(2)新株予約権等の状況」に記載の通りであります。
株式の数(株)
同上
新株予約権の行使時の払込金額(円)
同上
新株予約権の行使期間
同上
新株予約権の行使の条件
同上
新株予約権の譲渡に関する事項
同上
代用払込みに関する事項
──────
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する
事項
──────
- 42 -
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⑤平成26年6月19日の取締役会及び平成27年6月24日の取締役会により決議した新株予約権は、次のとおりでありま
す。
決議年月日
平成26年6月19日
付与対象者の区分及び対象者人数
当社取締役7名
新株予約権の目的となる株式の種類
株式の数(株)
「(2)新株予約権等の状況」に記載の通りであります。
同上
新株予約権の行使時の払込金額(円)
同上
新株予約権の行使期間
同上
新株予約権の行使の条件
同上
新株予約権の譲渡に関する事項
同上
代用払込みに関する事項
──────
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する
──────
事項
⑥平成27年6月24日の取締役会及び平成28年6月28日の取締役会により決議した新株予約権は、次のとおりでありま
す。
決議年月日
平成27年6月24日
付与対象者の区分及び対象者人数
当社取締役9名
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数(株)
15,300株
新株予約権の行使時の払込金額(円)
1円
新株予約権の行使期間
新株予約権の発効日より一箇月経過した日から15年間
①新株予約権の割り当てを受けた者は、権利行使時において
も、当社の取締役又は監査役の地位にあることを要する。
ただし、当社の取締役及び監査役を退任した場合であって
も、退任日から5年以内に限って権利行使ができるものとす
る。
②新株予約権については、その数の全数につき一括して行使す
ることとし、これを分割して行使することはできないものと
する。
新株予約権を譲渡し、またはこれを担保に供することは原則と
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
してできない。
代用払込みに関する事項
──────
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する
──────
事項
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⑦平成28年6月28日の取締役会により決議した新株予約権は、次のとおりであります。
決議年月日
平成28年6月28日
付与対象者の区分及び対象者人数
当社取締役8名
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数(株)
20,000株を上限(注)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
1円
新株予約権の行使期間
新株予約権の発効日より一箇月経過した日から15年間
①新株予約権の割り当てを受けた者は、権利行使時において
も、当社の取締役又は監査役の地位にあることを要する。
ただし、当社の取締役及び監査役を退任した場合であって
も、退任日から5年以内に限って権利行使ができるものとす
る。
②新株予約権については、その数の全数につき一括して行使す
ることとし、これを分割して行使することはできないものと
する。
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
新株予約権を譲渡し、またはこれを担保に供することは原則と
してできない。
代用払込みに関する事項
──────
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する
事項
──────
(注)当社が株式分割、株式併合、合併、会社分割を行う場合等、上記の目的たる株式数の調整を必要とする場合
は、当社は、当該条件を勘案のうえ、合理的な範囲内で目的たる株式数を調整するものとします。
なお、株式の数の調整を行った場合には、発行する新株予約権の数についても上記と同様の調整を行うもの
とします。
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2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】
会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
会社法第192条第1項に基づく単元未満株式の買取請求による取得
区分
株式数(株)
当事業年度における取得自己株式
当期間における取得自己株式
価額の総額(円)
236
728,268
10
25,250
(注)当期間における取得自己株式には、平成28年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
りによる株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度
区分
株式数(株)
当期間
処分価額の総額
(円)
株式数(株)
処分価額の総額
(円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式
-
-
-
-
消却の処分を行った取得自己株式
-
-
-
-
-
-
-
-
その他(注2)
1,500
3,565,500
-
-
保有自己株式数
9,807,144
-
9,807,154
-
合併、株式交換、会社分割に係る移転を行った取
得自己株式
(注)1.当期間における保有自己株式数には、平成28年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
買取りによる株式は含まれておりません。
2.当事業年度のその他は、新株予約権の権利行使(株式数1,500株、処分価額の総額3,565,500円)であります。
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3【配当政策】
当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要施策と位置付け、株主の皆さまへの適正な利益配分を実施す
るとともに、事業拡大や生産性向上を実現するための内部留保資金の確保を行い、企業競争力を高めることを基本方
針としております。
当社は、「剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除
き、株主総会の決議によらず取締役会の決議により定める。」旨、定款に定めております。
また、当社は中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としておりますが、「これらのほ
か、基準日を定めて剰余金の配当をすることができる。」旨、定款に定めております。
当期の配当金につきましては、1株につき中間配当金28円、期末配当金38円、合わせて年間配当金66円となりま
す。これにより、当期の連結配当性向は36.6%となりました。
当事業年度の内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、将来の事業拡大や生産
性向上の実現に向け有効活用してまいります。
なお、当期に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日
配当金の総額(百万円)
1株当たり配当額(円)
平成27年11月13日
取締役会決議
5,563
28
平成28年5月13日
取締役会決議
7,551
38
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第
決算年月
31 期
第
32 期
第
33 期
第
34 期
第
35 期
平成24年2月
平成25年3月
平成26年3月
平成27年3月
平成28年3月
最高(円)
1,306
2,717
3,265
3,145
3,620
最低(円)
892
1,107
2,172
1,982
2,091
(注)1.最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
2.第32期は、決算期変更により平成24年2月21日から平成25年3月31日までの13ヶ月と11日間となっておりま
す。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別
平成27年10月
11月
12月
平成28年1月
2月
3月
最高(円)
3,070
3,020
2,890
2,741
2,855
2,782
最低(円)
2,371
2,822
2,640
2,181
2,091
2,514
(注)1.最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
2.上記の「最近6月間の月別最高・最低株価」は、毎月1日から月末までのものを記載しております。
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5【役員の状況】
男性15名
役名
職名
女性-名
(役員のうち女性の比率-%)
氏名
生年月日
略歴
任期
所有株式数
(株)
昭和53年4月 大蔵省入省
平成14年7月 金融庁監督局
銀行第一課長
平成17年7月 財務省主計局次長
平成19年7月 財務省大臣官房総括審議官
平成20年7月 環境省大臣官房審議官
平成24年9月 環境省大臣官房長
代表取締役
会長
鈴木
正規
昭和30年4月18日生
平成26年7月 環境省環境事務次官
平成27年10月 当社顧問
(注)5
3,000
(注)5
-
イオン株式会社顧問(現)
株式会社イオン銀行代表取締役会長
(現)
平成28年6月 イオンクレジットサービス株式会社
取締役(現)
当社代表取締役会長(現)
昭和55年4月 株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほ
銀行)入行
平成17年4月 株式会社みずほコーポレート銀行(現株
式会社みずほ銀行)市場営業部長
平成18年4月 同行グローバルマーケットユニットシニ
アコーポレートオフィサー
平成21年7月 イオン株式会社
入社
平成22年3月 同社グループ財務責任者
平成22年5月 イオンモール株式会社取締役
財務統括
部長
代表取締役
社長
河原
健次
昭和32年12月10日生
平成23年5月 同社常務取締役
管理本部長
平成24年5月 同社専務取締役
管理本部長
平成24年8月 イオン・リートマネジメント株式会社代
表取締役社長
平成24年11月 イオンリート投資法人執行役員
平成28年4月 当社顧問
平成28年6月 株式会社イオン銀行取締役(現)
イオンクレジットサービス株式会社
取締役(現)
イオンプロダクトファイナンス株式会社
取締役(現)
AEON Financial Service(Hong Kong)
Co.,Limited取締役会長(現)
当社代表取締役社長(現)
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役名
職名
氏名
生年月日
略歴
任期
所有株式数
(株)
昭和57年3月 ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)
入社
当社出向
昭和59年8月 当社入社
平成4年12月 SIAM NCS CO.,LTD.(現AEON THANA
SINSAP(THAILAND)PLC.)
代表取締役社長
平成23年4月 当社アジア事業本部長
平成23年5月 当社取締役兼専務執行役員
平成23年6月 AEON CREDIT SERVICE(ASIA)CO.,LTD.
取締役
海外事業担
副社長
当
取締役会長
水野
雅夫
昭和33年7月20日生
平成25年4月 当社取締役
(注)5
3,050
(注)5
1,911
(注)5
3,918
イオンクレジットサービス株式会社代表
取締役兼社長執行役員
平成26年4月 当社取締役副社長 プロセッシング・カー
ド事業担当
平成26年6月 株式会社イオン銀行取締役(現)
平成27年4月 当社取締役副社長 クレジット・プロセッ
シング・海外事業担当
平成27年6月 イオンクレジットサービス株式会社代表
取締役社長(現)
平成28年4月 当社取締役副社長 海外事業担当(現)
昭和51年4月 株式会社埼玉銀行入行
平成8年5月 株式会社あさひ銀行青山支店長
平成21年11月 株式会社イオン銀行執行役員 商品開発
部担当
平成23年6月 同行取締役兼常務執行役員 企画部担当
平成24年6月 同行代表取締役社長
平成24年11月 当社取締役
監査・リス
平成26年4月 当社取締役副社長 銀行事業担当
取締役
ク・コンプ
平成26年6月 イオンクレジットサービス株式会社取締
副社長
ライアンス
森山
高光
昭和27年12月17日生
役
平成27年4月 株式会社イオン銀行取締役
担当
当社取締役副社長 銀行事業兼マーケテ
ィング・経営企画・システム担当
平成28年4月 当社取締役副社長 経営企画担当
平成28年6月 AEON CREDIT SERVICE(ASIA)CO.,LTD.
取締役会長(現)
当社取締役副社長 監査・リスク・コン
プライアンス担当(現)
昭和55年4月 日本住宅金融株式会社入社
平成9年10月 ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)
入社
平成19年4月 イオン株式会社財経本部長
平成19年5月 同社執行役
当社社外監査役
平成20年8月 イオン株式会社執行役グループ財務責任
者
平成22年5月 当社常務取締役
専務取締役
経営管理
担当
若林
秀樹
昭和32年10月24日生
財務経理本部長
平成23年5月 当社取締役兼常務執行役員
当社財務経理本部長
平成24年3月 当社取締役兼専務執行役員
当社経営管理本部長
平成25年4月 当社取締役
経営管理担当
イオンクレジットサービス株式会社取締
役兼専務執行役員
平成26年4月 同社取締役(現)
平成26年6月 AEON THANA SINSAP(THAILAND)PLC.代表取
締役会長(現)
平成27年4月 当社専務取締役
- 48 -
経営管理担当(現)
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役名
職名
氏名
生年月日
略歴
任期
所有株式数
(株)
昭和56年3月 ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)
入社
平成19年5月 同社販売促進部長
平成20年4月 同社マーケティング部長
平成21年3月 イオンリテール株式会社長野事業部長
平成22年3月 同社千葉事業部長
平成24年3月 イオングループ中国本社営業サポート本
部長
平成25年4月 同社GMS事業COO
平成26年4月 イオンクレジットサービス株式会社マー
当社マーケティング部長
平成26年5月 イオンマーケティング株式会社取締役
事業戦略担
常務取締役 当兼海外事
ケティング統括部長
万月
雅明
昭和33年1月27日生
業本部長
(現)
平成26年6月 イオンクレジットサービス株式会社取締
役兼執行役員
(注)5
95
(注)5
735
(注)5
2,000
マーケティング本部長
平成26年10月 当社カード・プロセッシング事業統括部
長
平成27年4月 当社マーケティング本部長
平成27年6月 イオンクレジットサービス株式会社
取締役(現)
当社取締役
平成28年2月 当社取締役
マーケティング本部長
マーケティング本部長兼海
外事業本部長
平成28年4月 当社取締役
事業戦略担当兼海外事業本
部長
平成28年6月 当社常務取締役
事業戦略担当兼海外事
業本部長(現)
平成8年4月 当社入社
平成9年9月 AEON CREDIT SERVICE(M) BERHAD
平成17年6月 同社取締役
取締役
ITデジタル
担当
業務推進・IT本部長
平成22年6月 同社代表取締役社長
笠井
康弘
昭和46年12月31日生
平成26年6月 当社海外事業統括部長
平成27年4月 当社システム本部長兼システム企画部長
平成27年6月 当社取締役
システム本部長兼システム
企画部長
平成28年4月 当社取締役
ITデジタル担当(現)
昭和45年4月 大蔵省入省
平成7年5月 名古屋国税局長
平成8年7月 近畿財務局長
平成13年1月 財務省理財局長
平成13年7月 金融庁総務企画局長
平成14年7月 国民生活金融公庫副総裁
平成19年10月 株式会社イオン銀行代表取締役会長
平成22年3月 同行取締役会長
取締役
原口
恒和
イオン株式会社総合金融事業共同最高経
昭和22年5月7日生
営責任者
平成24年11月 当社取締役
平成25年3月 イオン株式会社執行役
平成25年4月 当社代表取締役会長
平成26年3月 当社代表取締役会長兼社長
平成26年4月 株式会社イオン銀行取締役(現)
平成26年5月 イオン・リートマネジメント株式会社取
締役
平成26年6月 当社取締役(現)
平成27年6月 アイシン精機株式会社社外取締役(現)
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役名
職名
氏名
生年月日
略歴
任期
所有株式数
(株)
昭和57年4月 伊勢甚ジャスコ株式会社(現イオン株式
会社)入社
平成15年9月 ジャスコ株式会社関東カンパニー管理部
長
平成18年5月 イオン総合金融準備株式会社(現株式会
社イオン銀行)代表取締役
平成18年9月 同社取締役 人事総務・広報統括
平成20年4月 同社取締役兼常務執行役員 人事部・総務
部担当
取締役
渡邉
廣之
昭和33年7月17日生
平成24年6月 株式会社イオン銀行取締役兼専務執行役
員経営管理本部長
(注)5
493
(注)5
-
(注)5
-
(注)5
-
平成24年11月 当社取締役
平成25年4月 当社取締役
人事総務・法務コンプライ
アンス担当
平成26年4月 当社取締役(現)
株式会社イオン銀行代表取締役兼専務執
行役員
営業本部長
平成27年4月 同行代表取締役社長(現)
平成28年6月 イオンクレジットサービス株式会社
取締役(現)
昭和55年4月 東京地方検察庁検事任官
平成17年4月 東京地方検察庁特別捜査部長
平成22年3月 東京地方検察庁次席検事
平成23年1月 最高検察庁公判部長
平成23年8月 検事退官、弁護士登録
平成24年5月 当社監査役
取締役
大鶴
基成
昭和30年3月3日生
平成24年7月 アウロラ債権回収株式会社社外取締役
(現)
平成24年12月 META Capital株式会社社外取締役(現)
平成25年4月 イオンクレジットサービス株式会社社外
監査役
平成26年6月 当社社外取締役(現)
平成27年6月 モーニングスター株式会社社外取締役
(現)
昭和49年4月 三菱レイヨン株式会社入社
昭和55年11月 プライスウォーターハウス公認会計士共
同事務所入所
昭和58年6月 青山監査法人
平成18年9月 あらた監査法人代表社員
平成20年4月 慶応義塾大学大学院商学研究科特別招聘
取締役
箱田
順哉
昭和26年7月10日生
教授(現)
平成24年7月 箱田順哉公認会計士事務所代表(現)
平成26年12月 シュローダー・インベストメント・マネ
ジメント株式会社監査役(現)
平成27年6月 ヤマハ株式会社社外監査役(現)
テンアライド株式会社社外監査役
当社社外取締役(現)
昭和50年4月 ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)
入社
平成20年9月 イオンリテール株式会社西播事業部長
監査役
内堀
壽典
昭和27年6月14日生
平成23年2月 同社ベイエリア事業部長
平成25年5月 株式会社ジーフット常勤監査役
株式会社メガスポーツ監査役
平成28年6月 株式会社イオン銀行監査役(現)
当社常勤社外監査役(現)
- 50 -
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役名
職名
氏名
生年月日
略歴
任期
所有株式数
(株)
昭和50年4月 警察庁入庁
平成7年8月 青森県警察本部長
平成11年7月 山口県警察本部長
平成16年1月 千葉県警察本部長
平成17年8月 内閣官房内閣審議官
平成19年8月 中部管区警察局長
監査役
山浦
耕志
昭和26年4月16日生
平成20年9月 イオン株式会社特別顧問
(注)4
-
(注)6
-
(注)6
-
平成21年5月 当社社外監査役(現)
イオンディライト株式会社社外監査役
(現)
平成24年5月 イオンリテール株式会社社外監査役
平成25年4月 イオンクレジットサービス株式会社社外
監査役(現)
昭和55年4月 山之内製薬株式会社(現アステラス製薬
株式会社)入社
平成9年8月 同社シャクリー事業本部長代理
同社米国シャクリーコーポレーション
(米国子会社)社外取締役
監査役
大谷
剛
昭和30年7月30日生
平成13年8月 同社広報部IR担当次長
平成15年6月 同社欧米部欧州事業担当部長
平成17年10月 同社欧州統括会社(在英国)出向
内部
監査部門長
平成21年4月 同社監査部長
平成25年6月 同社常勤監査役
平成28年6月 当社社外監査役(現)
昭和53年3月 ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)
入社
平成8年4月 同社経理部長
平成12年5月 同社取締役
平成13年12月 株式会社マイカル(現イオンリテール株
式会社)事業管財人代理
平成14年3月 同社経営管理本部長
平成15年10月 同社常務取締役
平成19年3月 イオン株式会社グループ財経担当
平成19年5月 同社常務執行役
平成20年5月 同社グループ経理・関連企業担当
平成20年8月 同社執行役
同社グループ経営・関連企業責任者
平成21年4月 同社グループ経営管理責任者
監査役
西松
正人
昭和30年1月19生
平成22年5月 当社社外監査役
平成24年10月 イオンリテール株式会社
執行役員
取締役兼専務
財務・コントロール担当兼イ
オン株式会社執行役
グループ経営管理
責任者
平成25年3月 イオンリテール株式会社
取締役兼専務
執行役員経営管理担当
平成27年2月 株式会社ダイエー取締役専務執行役員
同社財経・経営企画統括兼投資委員会委
員長
平成28年2月 同社財経・経営企画・システム統括兼投
資委員会委員長兼教育訓練・ダイバーシ
ティ推進担当
平成28年3月 イオン株式会社執行役
経営管理担当
(現)
平成28年6月 当社監査役(現)
計
15,202
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(注)1.取締役のうち、大鶴
2.監査役のうち、内堀
基成及び箱田 順哉は社外取締役であります。
壽典、山浦 耕志及び大谷 剛は社外監査役であります。
3. 所有株式数は役員持株会における各自の持分を含めた実質持株数であります。
4.平成25年6月21日開催の定時株主総会の終結の時から4年間であります。
5.平成28年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から1年間であります。
6.平成28年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から2年間であります。
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6【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】
①企業統治の体制
・企業統治の体制の概要
当社では、銀行持株会社として、経営管理機能やコーポレート・ガバナンス態勢をより一層強化するため、取締
役会の他に経営会議や内部統制推進委員会を設置しております。経営会議は、社長の業務執行上の意思決定に関する
諮問機関として設置しており、また、内部統制推進委員会は、取締役会の委嘱の範囲内でグループの持続的成長と中
長期的な企業価値の向上を図るため、内部統制システムの整備に関する事項を総合的・専門的に協議・決定し、取締
役会に報告・提言を行っております。当委員会は社長を委員長とし取締役会が指名する者を委員として構成され、内
部統制システムが機動的に運用・改善される態勢としており、個別テーマの具体的な検討・審議を行うことで、関係
者に必要な指導・助言を与え、取締役会からの委託を受けた事項について決議を行い、取締役会に対し、報告・提言
を行うこととしております。
取締役会は機動性を重視し、迅速な意思決定を可能とするため少人数の取締役で構成しております。当社及び当
社グループの経営にかかる重要事項については、業務の有効性と効率性の観点から、経営会議および内部統制推進委
員会の審議を経て取締役会において決定することとしております。
また、当社は監査役会設置会社であり、監査役会は社外監査役3名(内、独立役員2名)、監査役1名で構成さ
れております。監査役西松正人氏は東京証券取引所市場第一部上場会社において財務部門、経理部門責任者を経験し
ており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
取締役会は毎月1回定期開催するほか、必要に応じて臨時に開催しており、平成27年度は20回開催し、社外取締
役の出席率は95%、社外監査役の出席率は98%となっております。また、平成27年度に監査役会を17回開催し、社外
監査役の出席率は94%となっております。
・会社の機関・内部統制の関係図
・内部統制システムの整備の状況
当社は、会社の業務の適正を確保するための体制整備について、取締役会決議による「内部統制システムの整備
に関する基本方針」を制定するとともに、コンプライアンス態勢、リスク管理態勢、内部監査等、内部統制システ
ムの整備による経営体制構築に取り組んでおります。また、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度について
も、監査役、会計監査人と連携して当社グループの財務報告に係る内部統制の整備及び評価を行い、財務報告の信
頼性の確保に取り組んでおります。なお、当該基本方針の内容は次のとおりであります。
・業務の適正を確保するための体制
当社は、金融持株会社として当社及びその子会社等からなる企業集団(以下「当社グループ」という)における
内部統制の実効性を高め、その維持・向上を図ることにより、当社グループが行う各事業の拡大・成長を支援して
おります。そのため、「内部統制推進委員会」において、下記の内部統制システムの整備に関する基本方針に基づ
き、内部統制システムを整備し、運用状況を評価、必要な改善措置を講じることとしております。
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(イ)取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
①当社グループの役職員は、社会規範や企業倫理に則った適切な判断と行動をするうえでの指針として、「イオ
ン行動規範」を遵守する。当社グループの役職員が遵守すべき事項の周知を図るため及び最新の法令改正、定
款の変更に対応するため、当社グループの役職員に対し定期、随時にコンプライアンス教育を実施する。
②「AFSグループコンプライアンス方針」を定めて当社グループのコンプライアンスに対する基本的な姿勢を明確
にするとともに、「コンプライアンス規程」「コンプライアンス・マニュアル」を定めて役職員が遵守すべき
法令、その具体的な留意点、違反を発見した場合の対処方法などを周知する。
③当社グループのコンプライアンス態勢の整備・確立のために、「内部統制推進委員会」において、当社グルー
プのコンプライアンスに関する事項を総合的・専門的に検討・審議し、関係者に必要な指示を与え、取締役会
へ必要な報告・提言を行う。
④当社グループの「反社会的勢力に対する基本方針」を定め、当社及び子会社等は当該方針に基づき反社会的勢
力との関係を遮断し、断固としてこれらを排除する姿勢を役職員に明示し、これを「反社会的勢力による被害
防止に関する規程」に定める。
⑤法令上疑義のある行為等について役職員が直接情報提供を行う手段として、「イオン行動規範110番」のほか、
当社及び子会社が設置する内部通報窓口を当社グループの役職員に周知する。通報内容は法令・社内規程に従
い秘密として保持し、通報者に対する不利益な取扱いを行わない。
⑥他の業務執行部門から独立した内部監査部門を設置し、当社の監査役及び会計監査人と連携・協力のうえ、独
立及び客観的立場から監査を実施し、定期的に取締役会に報告する。
⑦当社は、「財務報告に係る内部統制規程」を定め、連結ベースでの財務報告の信頼性を確保するために、当社
グループにおける財務報告に関する内部統制の整備・運用及び評価に関する枠組みを定め、当社及び子会社に
おいて必要な体制を整備する。
(ロ)取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
①取締役会及び取締役の決定に関する記録については、「取締役会規則」「決裁伺い規程」「文書管理規程」等
の社内規程に則り、作成、管理、保存する。取締役及び監査役は、常時これらの文書等を閲覧できるものとす
る。
②当社及び子会社は「プライバシーポリシー」に基づき、管理規程を定め顧客情報保護の徹底を図る。
(ハ)損失の危険の管理に関する規程その他の体制
①当社グループのリスク管理に関する基本的な事項を「リスク管理規程」に定める。収益部門から独立したリス
ク管理の組織・態勢を整備し、統合的リスク管理を行う。
②当社グループの統合的リスク管理を推進するため「内部統制推進委員会」において、当社グループのリスク管
理に係る事項を総合的・専門的に検討・審議し、関係者に必要な指示を与え、取締役会へ必要な報告・提言を
行う。
③自己資本管理体制の確立のため「自己資本管理規則」を定め、適切な自己資本及び自己資本比率の確保を行
う。
④当社グループの経営に重大な影響を及ぼす不測の事態が発生し、または発生するおそれが生じた場合の体制を
事前に整備し、有事の際の対応を迅速に行うため「経営危機対策規程」を定め、平時より適切かつ有効な対応
策や事業継続の枠組みを維持する。
(ニ)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
①当社及び当社グループの経営に係る重要事項は、業務の有効性と効率性の観点から、経営会議、内部統制推進
委員会の審議を経て当社の取締役会において決定する。
②取締役会等での決定に基づく業務執行については、「組織規程」「職務分掌・決裁権限規程」に基づいて権限
が移譲され、各部門にて効率的に遂行される体制とする。
また、子会社等においても組織、職務分掌、決裁権限に関する基準を当社の規程に準じて整備する。
③子会社の業務が効率的に行われるため、会計・システムなどの共通基盤を整備するとともに、当社が財務、広
報、人事管理、法務などの業務に係る支援を適切に行う。
(ホ)当社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
①当社の子会社及び関連会社(以下、「子会社等」という。)に関する業務の円滑化と管理の適正化を図り、子
会社等を指導・育成すること目的として、「子会社・関連会社管理規程」を定め、同規程に基づいて子会社等
が効率的にその経営目的を達成できるよう管理指導する。当社は、「子会社・関連会社管理規程」及び子会社
との間で締結する経営管理契約に基づき、子会社等の営業成績、財務状況その他の重要な情報について当社に
報告を行い、また、経営管理上及び内部統制上の重要な事項については当社との事前協議のうえ実施すること
を求め、子会社等の業務の適正を確保する。
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②当社に、当社グループの内部監査機能を統括する監査部門を設置する。当社グループ各社の内部監査状況のモ
ニタリングや必要に応じてグループ各社の監査を実施することで、内部管理態勢・内部監査態勢の適切性や有
効性を検証する。
③親会社であるイオン株式会社及び同社の連結子会社・持分法適用関連会社により構成されるイオングループ各
社との間の取引は利益の相反するおそれがあることから、これらの取引を行うに際しては当該取引等の必要性
及びその条件が著しく不当でないことを取締役会等において慎重に審議し意思決定を行う。
(ヘ)監査役補助者の独立性その他の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
監査役監査の実効性を確保するために、「監査役監査基準」に基づき、監査役の業務を補助する専任の使用人
(補助使用人)を配置する。
(ト)前号の使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
補助使用人は専ら監査役の指揮命令下で職務を遂行し取締役その他の業務執行組織の指揮命令は受けないもの
とし、その人事異動、人事評価、懲戒処分等に関する事項については、常勤監査役の同意が必要なものとする。
(チ)取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制
①当社グループ各社の取締役及び使用人は、当社及び当社グループに著しい損害を及ぼすおそれのある事項につ
いては、直ちに、監査役に対してその旨を報告する。
②監査役は、必要に応じて随時、取締役及びコンプライアンス統括管理者にコンプライアンス関連情報の報告を
求めることができる。
③常勤監査役は、内部統制推進委員会その他の重要な会議に出席し、子会社におけるリスク管理、コンプライア
ンスその他の内部統制の整備及び運用状況につき報告を受け、必要に応じて子会社からの報告を受けることが
できる。
④当社は、監査役へ報告を行った当社及び子会社の役職員に対して、当該報告をしたことを理由として不利な取
扱いを行うことを禁止し、その旨を当社及び子会社の内部通報に関する規程に定めたうえで当社及び子会社の
役職員に周知する。
(リ)その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
①常勤監査役は、社内の重要な会議に出席し、適宜議案審議などに必要な発言を行うことができ、併せて会議の
記録及び決裁書類等の重要な文書を常時閲覧できるものとする。
②内部監査部門は、常勤監査役に当社及び子会社の内部監査の実施状況について、適時報告を行うとともに、意
見・情報交換を行う等の連携体制を構築し、監査の実効性確保に資する。
③当社は、監査役が調査等のため、独自に外部専門家を起用することを求めた場合のほか、監査役の職務の執行
について生ずる費用の前払いまたは償還の手続きその他の監査役の職務の執行について生ずる費用の処理につ
いては、当該監査役の職務の執行に必要ないと会社が証明した場合を除きその費用を負担することとし、必要
な予算措置のうえ、担当部署を設け適宜処理するものとする。
・業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要
当社では、当事業年度(第35期)における基本方針に基づく内部統制システムの整備について、各業務所管部署
において定期的に点検を行い、その結果について内部統制推進委員会を通じて取締役会に報告することにより、内
部統制システムの整備とその適切な運用に努めております。
当該基本方針に基づく運用状況の概要は、次のとおりです。
(イ)取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することの確保
定例取締役会を13回、臨時取締役会を7回開催しております。また、内部統制推進委員会を16回開催し、当社
グループにおける業務執行状況等のモニタリング等を行っております。当社は、他の業務執行部門から独立した
内部監査部門として、監査担当取締役に直属する監査部、海外企業監査部、検査部を設置しており、監査および
モニタリングの結果については、定期的に取締役会に報告しております。また、国内・海外の子会社全ての監査
を実施しております。
「取締役会規則」「決裁伺い規程」「文書管理規程」等の社内規程を整備し、適切に保存・管理し機密情報漏
洩を防止するとともに「プライバシーポリシー」に基づき、顧客情報の保護に努めております。
(ロ)リスク管理態勢
「リスク管理規程」を定め、「グループリスク管理態勢」に基づき当社グループ各社は、各社の業容・リスク
に応じたリスク管理態勢を整備しております。また、年度毎にリスク管理方針を定め、リスク管理委員会(6回
開催)でモニタリングし、その結果を内部統制推進委員会に報告しております。子会社においてもリスク管理に
関する委員会組織を設けており、定期的に開催しております。
「経営危機対策規程」を定め、それに則した運用を行っております。昨年12月には当社グループにおいて、情
報漏えい事故発生を想定した訓練を実施しております。また、昨年6月、11月の2回にわたり親会社のイオン株
式会社が実施する「グループ総合地震防災訓練」にも参加しております。
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(ハ)コンプライアンス体制
イオンピープルが共有する日常行動の基本的な考え方、判断基準をまとめた「イオン行動規範」の当社グルー
プ全役職員への周知徹底を図るとともに、役職員はコンプライアンス意識の向上やイオンの基本理念の共有を目
的とした行動規範研修を年1回以上受講するルールとなっており、これを実行しております。子会社においても
定期、随時にコンプライアンス研修を実施しております。また、年度毎にコンプラアンスプログラムを定め、コ
ンプライアンス委員会(6回開催)で進捗状況をモニタリングしたほか、その内容については内部統制推進委員
会へ報告しております。法令等に違反する行為の未然防止および早期発見を目的に、自社が設置する「総合金融
事業窓口」および「外部弁護士による相談窓口」、親会社であるイオン株式会社が設置する「イオン行動規範110
番相談窓口」といった多岐にわたる相談窓口を周知することにより相談しやすい体制を構築するとともに、通
報・相談内容に対しては、関連部署が調査確認し、是正・再発防止策を講じております。
(ニ)当社グループにおける業務の適正の確保
国内及び海外(12ヶ国)に展開する当社グループ各社の経営管理を適切に行うため、「子会社・関連会社管理
規程」に定める個々の管理業務につき、各管理部門が管理・指導を行っております。特に重要な子会社案件につ
いては、取締役会が報告を受け、持株会社としての意思決定をしております。また、国内及び海外の社長が参加
する会議を原則月1回開催し、施策と数値の進捗管理ならびにガバナンスに関する指導を実施しております。
(ホ)監査役の監査が実効的に行われることの確保等
「監査役監査基準」に基づき、監査役の業務を補助する専任の使用人を配置し、当該使用人は監査役の指揮命
令下で監査役会事務局をはじめとする監査役の業務の補助を行っております。また、常勤監査役は取締役会に出
席するとともに、経営会議や内部統制推進委員会に参加することで、監査の実効性を高めております。原則毎月
開催する監査役会において監査担当取締役より内部監査の実施状況等について報告を受け、意見・情報交換を行
っております。また、当社グループ各社の監査役による実務研究・情報交換等に関する会議を定期的に開催して
おります。
なお、「業務の適正を確保するための体制」について、当社は、2016年5月13日開催の取締役会で一部見直し決
議を行い、内部統制進委員会を中心とした統制システムの強化を図るため、リスク管理委員会及びコンプライアン
ス委員会を内部統制推進委員会に統合しております。
・リスク管理体制の整備の状況
当社では、直面するさまざまなリスクについて、リスクカテゴリーごとに評価し、経営体力と比較対照しながら適
切に管理することにより、経営の健全性を維持し、より確実かつ継続的な業績の達成に貢献することを目的とする統
合的リスク管理を推進しております。その推進のための体制として、当社は取締役会の委嘱の範囲内でリスク管理に
ついて必要な決定を行う機関として内部統制推進委員会を、またグループ各社のリスク管理を統括する部門としてリ
スク・コンプライアンス部を設置しております。
内部統制推進委員会は、当社グループのリスク管理全般に関する事項について総合的な検討・審議を行い、必要な
事項について取締役会に付議することとしております。取締役会では、定期的にリスク管理状況の報告を受けモニタ
リングを行い、リスク管理に係る重要な基本事項の審議、決定を行う体制としております。
当社は、当社グループの業務において発生するリスクを、リスクの要因別に「信用リスク」「市場リスク」「流動
性リスク」「オペレーショナルリスク」に分類し、リスクの特性に応じて管理しております。
②内部監査及び監査役監査の状況
・内部監査
当社は、適切なリスク管理体制を整備するうえで、内部監査態勢の構築が必要不可欠との認識のもと、内部監査
の実効性の確保に向けた当社グループの「内部監査基本方針」を定めております。内部監査部門は、当社各部門、国
内及び海外子会社の監査を実施して、グループの内部管理態勢の適切性や有効性を検証しております。また、子会社
監査部門の監査実施状況のモニタリングや定期的に開催する内部監査責任者会議を通して子会社の内部監査の品質向
上を図るとともに、内部監査態勢の有効性を検証しております。なお、内部監査部門は、当社の監査役及び会計監査
人と連携・協力のうえ、独立及び客観的立場から監査を実施し、定期的に取締役会及び監査役会に報告しておりま
す。
・監査役監査
監査役は、監査役会が定めた「監査役監査基準」に準拠し、監査の方針及び職務の分担等に従い、取締役、会計
監査人、内部監査部門、その他使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査環境の整備に努めております。ま
た、取締役会その他重要な会議への出席や、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要
に応じて説明を求め、また、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況調査を
通じて、取締役の職務の執行を監査しております。
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③社外取締役及び社外監査役
当社では、社外取締役2名、社外監査役3名を選任しており、社外役員の独立性に関する基準を以下の通り定めて
おり、豊富な知識、経験に基づき客観的な視点から当社の経営等に対し、適切な意見を述べていただける方を選任して
おります。
1.(1)当社又はその子会社の業務執行取締役、執行役、執行役員又は支配人その他の使用人(以下「業務執行
者」という)ではなく、かつ、その就任の前10年間において当社又はその子会社の業務執行者ではな
かったこと
(2)その就任の前10年内のいずれかの時において当社又はその子会社の取締役、会計参与又は監査役であっ
たことがある者(業務執行者であったことがあるものを除く)にあっては、当該取締役、会計参与又は監
査役への就任前10年間において当社又はその子会社の業務執行者ではなかったこと
2.(1)当社若しくはその主要子会社(注1)を主要な取引先(注2)とする者、またはその者が法人等(注3)で
ある場合にはその業務執行者ではなく、また、過去3年間においてその業務執行者ではなかったこと
(2)当社若しくはその主要子会社の主要な取引先、またはその者が法人等である場合にはその業務執行者では
なく、また、過去3年間においてその業務執行者ではなかったこと
3.当社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家または法律専門家等で
はないこと
4.当社を主要な取引先とするコンサルティング事務所、会計事務所及び法律事務所等の社員等ではないこと
5.当社から多額(注4)の寄付等を受ける者、またはその者が法人等である場合にはその業務執行者ではないこと
6.当社の主要株主、またはその者が法人等である場合にはその業務執行者ではないこと
7.次に掲げる者(重要でない者(注5)は除く)の近親者(注6)ではないこと
A.上記1~6に該当する者
B.当社及びその子会社の取締役、監査役、執行役員及び重要な使用人等
(注1)「主要子会社」:株式会社イオン銀行、イオンクレジットサービス株式会社
(注2)「主要な取引先」:直近事業年度の連結売上高(当社の場合は経常収益)の1%以上を基準に判定
(注3)「法人等」:法人以外の団体も含む
(注4)「多額」:過去3年平均で、年間1,000万円以上
(注5)「重要でない者」:「重要」な者としては、会社の役員・部長クラスの者や会計事務所や法律事務所等に所
属する者については公認会計士や弁護士などを指す
(注6)「近親者」:配偶者または二親等内の親族
また、当社の社外取締役及び社外監査役が兼任する他の会社の状況は以下のとおりであります。
・社外取締役 大鶴基成氏は、アウロラ債権回収株式会社の社外取締役、META Capital株式会社の社外取締役及びモー
ニングスター株式会社の社外取締役を兼任しております。なお、これらの会社と当社の間に記載すべき特別の関係は
ありません。
・社外取締役 箱田順哉氏は、シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社の監査役、ヤマハ株式会社の
社外監査役を兼任しております。なお、これらの会社と当社の間に記載すべき特別の関係はありません。
・社外監査役 内堀壽典氏は、株式会社イオン銀行の監査役を兼任しております。なお、株式会社イオン銀行は当社の
子会社であります。
・社外監査役 山浦耕志氏は、イオンディライト株式会社及びイオンクレジットサービス株式会社の監査役を兼任して
おります。なお、イオンディライト株式会社は当社の親会社の子会社であり、イオンクレジットサービス株式会社は
当社の子会社であります。
・上記、社外取締役及び社外監査役と当社の間に特別の利害関係はありません。
・当社は、社外取締役の大鶴基成氏及び箱田順哉氏並びに社外監査役の山浦耕志氏及び大谷剛氏を東京証券取引所有価
証券上場規程に定める独立役員として届け出ております。
監査役は、会計監査人である有限責任監査法人トーマツと定例的なミーティングを行い、監査計画の概要、会計監
査人の職務の遂行に関する事項、四半期決算に関する事項及び期末監査の結果などに関して、それぞれに十分な時間
を設け、相互の意見・情報交換を行うなどの連携を図っております。社外取締役につきましては、2015年より就任し
ており、当社を取り巻く経営環境、収益・リスク構造が大きく変化していく中で、当社の持続的な成長と中長期的な
企業価値の向上を図る観点で、助言および監督をしていただいております。
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④役員報酬等
イ 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分
報酬等の種類別の総額(百万円)
報酬等の総額
取締役
(社外取締役を除く。)
監査役
(社外監査役を除く。)
社外役員
(百万円)
基本報酬
ストック
オプション
賞与
対象となる
役員の員数
退職慰労金
(名)
280
199
38
41
-
12
33
33
-
-
-
3
66
66
-
-
-
7
(注) 役員報酬の支給人員及び支給額は、平成27年6月24日開催の第34期定時株主総会終結の時をもって退任した取
締役1名、監査役1名の報酬を含めて記載しております。
ロ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
ハ 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの
該当事項はありません。
ニ 役員の報酬等の額の決定に関する方針
a 取締役の報酬は、経営戦略遂行を強く動機づけるとともに業績と連動するものであり、公正、透明性に配慮し
たものであります。
b 取締役の報酬は、「基本報酬」、「業績報酬」及び「株式報酬型ストックオプション」で構成しております。
「基本報酬」は、取締役に対し月額払いで支給しております。なお、関連会社役員を兼務し関連会社より報酬
を受領する取締役の基本報酬は、個別に対応しております。
「業績報酬」は、取締役に対し年間業績に基づき年度終了後に支給され、「全社業績報酬」と「個人別業績報
酬」の合計額としております。
「全社業績報酬」は、基準金額に対して会社業績の達成率に基づく係数により算出しております。
「個人別業績報酬」は、基準金額に対して個人別評価に基づく係数により決定しております。
「株式報酬型ストックオプション」は、取締役に対し年間業績に基づき年度終了後に新株予約権として付与
しております。
c 業務の執行を兼務する取締役には、取締役としての報酬は支給しておりません。
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⑤株式の保有状況
当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額が最も大きい会社(最大保有会社)である当社につい
て、以下のとおりであります。
イ 投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
33銘柄
7,275百万円
ロ 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的
貸借対照表計上額の大きい順の30銘柄は次のとおりであります。
前事業年度
特定投資株式
貸借対照表
株式数
計上額
保有目的
銘柄
(株)
(百万円)
イオンモール㈱
528,000
1,256
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ北海道㈱
265,000
768
営業等の取引関係強化のため
ミニストップ㈱
403,753
683
営業等の取引関係強化のため
1,350,000
629
業務基盤構築等の関係強化のため
イオンディライト㈱
195,000
560
営業等の取引関係強化のため
イオン九州㈱
300,000
510
営業等の取引関係強化のため
㈱ジーフット
335,000
445
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ西日本㈱
235,558
369
営業等の取引関係強化のため
DCMホールディングス㈱
315,638
284
営業等の取引関係強化のため
㈱イオンファンタジー
114,998
211
営業等の取引関係強化のため
97,600
179
営業等の取引関係強化のため
㈱コックス
485,255
123
営業等の取引関係強化のため
ワタミ㈱
100,000
118
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ九州㈱
18,900
34
営業等の取引関係強化のため
㈱ツヴァイ
30,000
25
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ東北㈱
12,000
13
営業等の取引関係強化のため
㈱千葉銀行
15,000
13
営業等の取引関係強化のため
㈱百五銀行
22,000
12
営業等の取引関係強化のため
㈱三重銀行
25,000
6
営業等の取引関係強化のため
㈱インテリジェントウェイブ
12,000
3
営業等の取引関係強化のため
㈱アイティフォー
㈱デジタルガレージ
(注)1.DCMホールディングス㈱以下の株式は、貸借対照表計上金額が資本金額の100分の1以下であります
が、特定投資株式の保有銘柄数が30銘柄以下であるため、全ての特定投資株式について記載しており
ます。
2.㈱ジーフットは、平成26年8月31日に株式分割を行い、1株を2株に分割しております。
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当事業年度
特定投資株式
銘柄
貸借対照表
株式数
(株)
計上額
(百万円)
保有目的
イオンモール㈱
528,000
880
営業等の取引関係強化のため
ミニストップ㈱
403,753
827
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ北海道㈱
265,000
771
営業等の取引関係強化のため
イオンディライト㈱
195,000
704
営業等の取引関係強化のため
1,350,000
660
業務基盤構築等の関係強化のため
㈱ジーフット
670,000
547
営業等の取引関係強化のため
イオン九州㈱
300,000
499
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ西日本㈱
235,558
354
営業等の取引関係強化のため
㈱イオンファンタジー
114,998
259
営業等の取引関係強化のため
DCMホールディングス㈱
315,638
256
営業等の取引関係強化のため
㈱デジタルガレージ
97,600
200
営業等の取引関係強化のため
㈱コックス
485,255
133
営業等の取引関係強化のため
ワタミ㈱
100,000
100
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ九州㈱
18,900
32
営業等の取引関係強化のため
㈱ツヴァイ
30,000
23
営業等の取引関係強化のため
マックスバリュ東北㈱
12,000
13
営業等の取引関係強化のため
㈱百五銀行
22,000
9
営業等の取引関係強化のため
㈱千葉銀行
15,000
8
営業等の取引関係強化のため
㈱インテリジェントウェイブ
12,000
6
営業等の取引関係強化のため
㈱三重銀行
25,000
5
営業等の取引関係強化のため
㈱アイティフォー
(注)1.イオンファンタジー㈱以下の株式は、貸借対照表計上金額が資本金額の100分の1以下でありますが、
特定投資株式の保有銘柄数が30銘柄以下であるため、全ての特定投資株式について記載しておりま
す。
2.㈱ジーフットは、平成27年8月1日に株式分割を行い、1株を2株に分割しております。
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⑥会計監査の状況
当社は、会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査、国内子会社は、会社法等に基づく会計監査を有限責任監査
法人トーマツに委嘱しております。当社及び国内子会社(以下「当社等」という。)は、有限責任監査法人トーマツ
の業務執行社員との間に、特別の利害関係はなく、また、業務執行社員については、当社等の会計監査に一定期間を
超えて関与することはありません。当連結会計年度において当社の業務を執行した公認会計士の氏名、監査業務に係
る補助者の構成については下記のとおりであります。
・業務を執行した公認会計士の氏名
指定有限責任社員 業務執行社員:大森 茂、墨岡 俊治、大竹 貴也
(注)継続監査年数については、全員7年以内のため記載を省略しております。
・会計監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 9名
その他 5名
⑦責任限定契約の内容の概要
当社は、有用な人材を迎えることができるよう、社外取締役及び社外監査役の各氏と会社法第427条第1項の規定
により、社外取締役及び社外監査役の各氏が職務を行うにつき善意で且つ重大な過失のないときは、当社に対して賠
償すべき額は、2百万円または法令の定める額のいずれか高い額を限度とし、この限度を超える社外取締役及び社外
監査役の損害賠償義務を免除する旨の責任限定契約を締結しております。
⑧取締役の定数
当社の取締役は15名以内とする旨定款に定めております。
⑨取締役の選任の決議要件
当社の取締役は、株主総会において選任し、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の
3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また累積投票によらない旨定款に定めて
おります。
⑩株主総会決議事項を取締役会で決議することができることとした事項
・剰余金の配当等の決定機関
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めがある場合を
除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等
を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。
・取締役の責任免除
当社は、取締役が期待される役割を十分に発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠っ
たことによる取締役(取締役であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によ
って免除することができる旨定款に定めております。
・監査役の責任免除
当社は、監査役が期待される役割を十分に発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠っ
たことによる監査役(監査役であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によ
って免除することができる旨定款に定めております。
⑪株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とし
て、会社法第309条第2項に定める特別決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上
を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上にあたる多数をもって行う旨定款に定めております。
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(2)【監査報酬の内容等】
①【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
前連結会計年度
区分
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社
連結子会社
計
当連結会計年度
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
84
54
104
140
243
113
275
200
327
167
379
340
②【その他重要な報酬の内容】
(前連結会計年度)
当社の連結子会社であるAEON CREDIT SERVICE (ASIA) CO.,LTD.、AEON THANA SINSAP(THAILAND) PLC.等は、
当社の監査公認会計士等である有限責任監査法人トーマツと同一のネットワークに属する者に対し、現地法定
監査、連結パッケージ監査並びに内部統制レビュー業務等に基づく報酬として179百万円を支払っております。
(当連結会計年度)
当社の連結子会社であるAEON CREDIT SERVICE (ASIA) CO.,LTD.、AEON THANA SINSAP(THAILAND) PLC.等は、
当社の監査公認会計士等である有限責任監査法人トーマツと同一のネットワークに属する者に対し、現地法定
監査、連結パッケージ監査並びに内部統制レビュー業務等に基づく報酬として187百万円を支払っております。
③【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】
(前連結会計年度)
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、財務調査等であります。
(当連結会計年度)
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、財務調査等であります。
④【監査報酬の決定方針】
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬については、当社の事業規模の観点から合理的な監査日数等を勘
案のうえ決定しております。
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第5【経理の状況】
1.当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。
以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用
の分類は、「銀行法施行規則」(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠しております。
2.当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しており
ます。
3.当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成
28年3月31日)の連結財務諸表及び事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)の財務諸表につ
いて、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。
4.当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の
内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団
法人財務会計基準機構へ加入しております。
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1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
資産の部
現金預け金
コールローン
買入金銭債権
有価証券
貸出金
※1,※7
467,726
10,000
6,649
235,074
※2,※3,※4,※5,※6,※7,※8
1,474,236
1,038,221
-
※7 95,533
※9 35,774
5,217
22,793
742
90
6,929
71,138
36,882
27,064
7,191
20,789
183,632
△49,280
3,589,495
1,963,024
164,836
76,300
-
※7 591,586
※10 114,310
90
145,754
2,542
3,312
11,590
4,848
461
2,256
183,632
3,264,547
割賦売掛金
リース債権及びリース投資資産
その他資産
有形固定資産
建物
工具、器具及び備品
土地
建設仮勘定
その他の有形固定資産
無形固定資産
ソフトウエア
のれん
その他の無形固定資産
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
資産の部合計
負債の部
預金
買掛金
コールマネー
コマーシャル・ペーパー
借用金
社債
転換社債型新株予約権付社債
その他負債
賞与引当金
退職給付に係る負債
ポイント引当金
利息返還損失引当金
その他の引当金
繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
※7
- 64 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
※7
※1,※7
444,868
-
5,051
211,131
※2,※3,※4,※5,※6,※7,※8
1,673,997
1,022,387
5,405
※7 124,594
※9 36,530
5,449
25,955
4
58
5,063
77,163
44,859
25,597
6,706
20,433
173,441
△49,458
3,745,546
2,152,928
173,568
-
68,000
※7 535,989
※10 122,074
50
152,845
2,828
3,530
12,456
4,206
396
2,344
173,441
3,404,660
※7
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前連結会計年度
(平成27年3月31日)
純資産の部
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
新株予約権
非支配株主持分
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
30,421
106,230
154,518
△25,144
266,026
4,243
△3,468
7,446
△539
7,682
73
51,166
324,948
3,589,495
- 65 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
30,441
106,230
177,766
△25,141
289,296
5,889
△3,514
122
△607
1,890
110
49,589
340,886
3,745,546
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②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息
預け金利息
その他の受入利息
役務取引等収益
その他業務収益
その他経常収益
償却債権取立益
その他の経常収益
経常費用
資金調達費用
預金利息
コールマネー利息
借用金利息
社債利息
その他の支払利息
役務取引等費用
その他業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
その他の経常費用
経常利益
特別利益
固定資産処分益
特別損失
固定資産処分損
違約関連損失
その他の特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
非支配株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益
- 66 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
329,046
125,493
123,270
1,612
0
393
215
※1 168,283
19,053
16,215
7,810
8,404
275,965
20,677
4,015
24
14,474
1,818
344
21,838
1,109
※2 186,474
45,865
36,369
※3 9,495
359,651
138,810
136,342
1,863
0
447
155
※1 185,072
19,759
16,010
6,432
9,577
300,270
21,305
3,759
3
15,127
1,950
465
24,667
1,437
※2 203,553
49,306
42,688
※3 6,618
53,080
0
0
328
38
245
44
52,752
15,000
△935
14,065
38,687
8,195
30,491
59,380
1,280
1,280
1,411
1,304
-
106
59,250
15,192
△405
14,787
44,463
8,678
35,785
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
【連結包括利益計算書】
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額
包括利益
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
非支配株主に係る包括利益
38,687
10,397
219
△2,115
12,462
△168
49,084
36,550
12,534
※
- 67 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
※
44,463
△11,050
1,625
76
△12,684
△68
33,412
29,993
3,419
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自
平成26年4月1日
至
平成27年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
29,051
104,860
136,270
△145
270,036
会計方針の変更による
累積的影響額
△53
△53
会計方針の変更を反映し
た当期首残高
29,051
104,860
136,216
△145
269,982
1,370
1,370
2,740
剰余金の配当
△12,188
△12,188
親会社株主に帰属する
当期純利益
30,491
30,491
自己株式の取得
△25,001
△25,001
自己株式の処分
△0
△1
2
0
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
-
持分法の適用範囲の変
動
-
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
1,370
1,369
18,302
△24,998
△3,956
30,421
106,230
154,518
△25,144
266,026
当期首残高
当期変動額
転換社債型新株
予約権付社債の転換
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
株主資本合計
当期首残高
その他の包括利益累計額
その他有価
証券評価差
額金
繰延ヘッジ
損益
為替換算調
整勘定
その他の包
退職給付に係
括利益累計
る調整累計額
額合計
新株予約権
非支配株主
持分
純資産合計
4,027
△2,326
294
△371
1,623
55
35,576
307,291
会計方針の変更による
累積的影響額
△53
会計方針の変更を反映し
た当期首残高
4,027
△2,326
294
△371
1,623
55
35,576
307,237
転換社債型新株
予約権付社債の転換
2,740
剰余金の配当
△12,188
親会社株主に帰属する
当期純利益
30,491
自己株式の取得
△25,001
自己株式の処分
0
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
-
持分法の適用範囲の変
動
-
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
216
△1,141
7,151
△168
6,058
18
15,590
21,666
216
△1,141
7,151
△168
6,058
18
15,590
17,710
4,243
△3,468
7,446
△539
7,682
73
51,166
324,948
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
- 68 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
当連結会計年度(自
平成27年4月1日
至
平成28年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
30,421
106,230
154,518
△25,144
266,026
会計方針の変更による
累積的影響額
-
会計方針の変更を反映し
た当期首残高
30,421
106,230
154,518
△25,144
266,026
20
20
40
剰余金の配当
△12,517
△12,517
親会社株主に帰属する
当期純利益
35,785
35,785
自己株式の取得
△0
△0
自己株式の処分
△1
3
1
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
△20
△20
持分法の適用範囲の変
動
△18
△18
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
20
△0
23,247
2
23,270
30,441
106,230
177,766
△25,141
289,296
当期首残高
当期変動額
転換社債型新株
予約権付社債の転換
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
株主資本合計
当期首残高
その他の包括利益累計額
その他有価
証券評価差
額金
繰延ヘッジ
損益
為替換算調
整勘定
その他の包
退職給付に係
括利益累計
る調整累計額
額合計
新株予約権
非支配株主
持分
純資産合計
4,243
△3,468
7,446
△539
7,682
73
51,166
324,948
会計方針の変更による
累積的影響額
-
会計方針の変更を反映し
た当期首残高
4,243
△3,468
7,446
△539
7,682
73
51,166
324,948
転換社債型新株
予約権付社債の転換
40
剰余金の配当
△12,517
親会社株主に帰属する
当期純利益
35,785
自己株式の取得
△0
自己株式の処分
1
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
20
-
持分法の適用範囲の変
動
△18
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
1,646
△46
△7,323
△68
△5,792
37
△1,597
△7,352
当期変動額合計
1,646
△46
△7,323
△68
△5,792
37
△1,576
15,938
当期末残高
5,889
△3,514
122
△607
1,890
110
49,589
340,886
当期変動額
- 69 -
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④【連結キャッシュ・フロー計算書】
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
のれん償却額
持分法による投資損益(△は益)
貸倒引当金の増減(△)
賞与引当金の増減額(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
ポイント引当金の増減額(△)
利息返還損失引当金の増減額(△は減少)
その他の引当金の増減額(△)
株式交付費償却
社債発行費償却
資金運用収益
資金調達費用
有価証券関係損益(△)
貸出金の純増(△)減
割賦売掛金の増減額(△は増加)
リース債権及びリース投資資産の純増(△)減
預金の純増減(△)
仕入債務の増減額(△は減少)
借用金の純増減(△)
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減
預け金(預入期間三ヶ月超)の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
コールマネー等の純増減(△)
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
普通社債発行及び償還による増減(△)
セール・アンド・リースバックによる収入
資金運用による収入
資金調達による支出
その他
小計
法人税等の支払額
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー
52,752
14,532
1,839
71
△94
244
176
577
1,762
△94
36
82
△125,493
20,677
2,107
△163,711
△62,513
-
245,255
△39,571
39,196
△3,042
△107
△4,529
71,400
-
8,709
11,403
124,620
△20,796
3,904
179,395
△17,894
-
161,500
- 70 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
59,250
15,884
1,840
△53
2,448
332
107
866
△642
△61
36
80
△138,810
21,305
178
△232,770
△16,158
205
189,903
7,891
△24,199
△10,800
△355
11,597
△76,300
68,000
10,333
11,108
138,420
△28,662
△7,605
3,372
△14,922
1,899
△9,650
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前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
無形固定資産の売却による収入
事業譲受による支出
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動としての資金調達による支出
配当金の支払額
非支配株主からの払込みによる収入
非支配株主への配当金の支払額
自己株式の取得による支出
自己株式の処分による収入
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
△230,385
143,135
27,510
△7,911
759
△14,536
-
-
△81,427
△18
△12,188
5,828
△3,162
△25,038
0
△34,579
2,237
47,730
408,170
※1 455,901
- 71 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
△119,961
74,449
71,006
△10,194
2,820
△17,397
198
※2 △6,702
△5,782
△1
△12,517
247
△3,532
△0
0
△15,805
△2,686
△33,925
455,901
※1 421,975
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社 35社
主要な連結子会社名は、「第1
企業の概況
4
関係会社の状況」に記載しているため省略しておりま
す。
(連結の範囲の変更)
新たに連結子会社となった会社
(新規設立による増加)
2社
ACSリース株式会社
(支配力基準による増加)
ATS Rabbit Special Purpose Vehicle Company Limited
連結の範囲から除外された会社 1社
(清算結了による減少)
Eternal 4 Special Purpose Vehicle Co.,Ltd.
(2) 非連結子会社
該当事項はありません。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社
該当事項はありません。
(2) 持分法適用の関連会社 1社
FUJITSU CREDIT SERVICE SYSTEMS(TIANJIN) CO.,LTD
(持分法適用の範囲の変更)
持分法適用会社から除外した会社 3社
(株式売却による議決権所有割合の低下による減少)
イオンダイレクト株式会社
イオンマーケティング株式会社
(支配力基準により連結の範囲に含めたことによる減少)
ATS Rabbit Special Purpose Vehicle Company Limited
(3) 持分法非適用の非連結子会社
該当事項はありません。
(4) 持分法非適用の関連会社
該当事項はありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は以下の会社を除き、連結決算日と一致しております。
AEON THANA SINSAP (THAILAND) PLC. 他29社
(注)上記に記載した会社については、連結決算日までの期間に生じた重要な取引について調整を行ったう
え連結しております。なお、一部の会社については、連結決算日から3カ月以内の一定日現在で仮決
算を実施したうえ連結しております。
また、AEON THANA SINSAP (THAILAND) PLC.他2社は、当連結会計年度において、連結決算日を2月20
日から2月末日に変更しております。
当該変更に伴い、当連結会計年度は、平成27年2月21日から平成28年2月29日までの12カ月と9日間
となっております。
4.開示対象特別目的会社に関する事項
該当事項はありません。
- 72 -
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5.会計方針に関する事項
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、その他有価証券については原則として連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却
原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、
移動平均法による原価法によっております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直
入法により処理しております。
(2)デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法によっております。
(3)固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産を除く)
経済的耐用年数に基づく定額法によっております。
主な耐用年数は下記のとおりであります。
建物
2年~18年
工具、器具及び備品 2年~15年
その他
2年~20年
②無形固定資産(リース資産を除く)
自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年以内)に基づく定額法によってお
ります。
③リース資産
所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、自己所有の固定資産に適用する減価
償却方法と同一の方法によっております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存
価額を零とする定額法によっております。
(4)繰延資産の処理方法
①株式交付費
株式交付費は3年間で定額法により償却しております。
②社債発行費
社債発行費は社債の償還までの期間にわたり利息法により償却しております。
(5)貸倒引当金の計上基準
予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。「銀行等金融機関の資産の自己査
定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報
告第4号 平成24年7月4日)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、一定の
種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上してお
ります。破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回
収可能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。破綻先債権及び実質破綻先
債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控
除した残額を計上しております。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を
実施し、当該部署から独立した監査部門等が査定結果を監査しております。
なお、一部の連結子会社は、貸倒れによる損失に備え、一般債権及び貸倒懸念債権毎にそれぞれ過去の貸
倒実績等を勘案して定めた一定の基準により算出した必要額を計上しております。
(6)賞与引当金の計上基準
従業員に対する賞与に備え、支給見込額のうち当連結会計年度に対応する負担額を計上しております。
(7)ポイント引当金の計上基準
一部の国内連結子会社が実施するポイント制度において、顧客に付与したポイントの使用により発生する
費用負担に備え、当連結会計年度末における将来使用見込額を計上しております。
(8)利息返還損失引当金の計上基準
一部の国内連結子会社は、将来の利息返還の請求に備え、過去の返還実績等を勘案した必要額を計上して
おります。
- 73 -
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(9)退職給付に係る会計処理の方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付債務見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法につ
いては給付算定式基準によっております。また、過去勤務費用及び数理計算上の差異の費用処理方法は次
のとおりであります。
過去勤務費用 国内連結子会社は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10
数理計算上の差異
年)による定額法により費用処理
国内連結子会社は、各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定
の年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度
から費用処理
(10)収益の計上基準
①包括信用購入あっせん
(イ)加盟店手数料
一部の国内連結子会社は、加盟店への立替払実行時に一括して計上しております。海外連結子会社は主と
して残債方式による発生主義に基づき計上しております。
(ロ)顧客手数料
一部の国内連結子会社及び海外連結子会社は、残債方式による期日到来基準に基づき計上しております。
②貸出金利息
(イ)銀行事業における貸出金利息
発生主義に基づき計上しております。
(ロ)クレジット事業における貸出金利息
一部の国内連結子会社及び海外連結子会社は、残債方式による発生主義に基づき計上しております。
(11)外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理して
おります。なお、海外連結子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、
収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び
非支配株主持分に含めて計上しております。
(12)リース取引の処理方法
一部の国内連結子会社は、リース料受取時に売上高と売上原価を計上しております。
(13)重要なヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。また、特例処理の要件を満たす金利スワップ取引については特例処理
によっております。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ対象は借入金の金利変動リスク及び為替変動リスクであり、これに対応するヘッジ手段は金利スワ
ップ・オプション取引及び通貨スワップ・為替予約取引であります。
③ヘッジ方針
各社が定める規程に基づき、財務活動に係る金利変動リスク及び為替変動リスクをヘッジする目的に限定
してデリバティブ取引を行っております。
④ヘッジ有効性の評価方法
ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動またはキャッ
シュ・フロー変動の累計を比較し、両者の変動額を基礎にして有効性を評価しております。
(14)のれんの償却方法及び償却期間
のれんは、20年以内の定額法により償却を行っております。金額が僅少な場合は、発生時に一括償却して
おります。
(15)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、提出会社及び銀行事業を営む国内連結子会社を除
く連結子会社においては、手許現金、随時引き出し可能な預け金及び容易に換金可能であり、かつ価値の
変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資、銀行事業
を営む国内連結子会社においては、手許現金及び日本銀行への預け金であります。
(16)消費税等の会計処理
税抜方式によっております。ただし、資産に係る控除対象外消費税等は、長期前払消費税等としてその他
資産に計上し、法人税法の規定に定める期間で償却しております。
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(会計方針の変更)
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」とい
う。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基
準」という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業
分離等会計基準」という。)等を当連結会計年度から適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社
の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用と
して計上する方法に変更しております。また、当連結会計年度の期首以後実施される企業結合については、暫
定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する連結会計年度の連結財務諸表に
反映させる方法に変更いたします。加えて、当期純利益等の表示の変更及び少数株主持分から非支配株主持分
への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映させるため、前連結会計年度については、連結財務
諸表の組替えを行っております。
企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第44-5項(4)及
び事業分離等会計基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首時点から
将来にわたって適用しております。
なお、連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(未適用の会計基準等)
1.当社及び国内連結子会社
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会 監査委員会報告第66号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関
する監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にそ
の内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2)適用予定日
当社は、当該適用指針を平成28年4月1日に開始する連結会計年度の期首から適用する予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
2.海外連結子会社
平成28年3月31日までに公表されている主な会計基準等の新設または改定のうち、適用していないものは下
記のとおりであります。なお、当該会計基準等の適用による影響は、評価中であります。
会計基準等の名称
「金融商品」
(IFRS 第9号)
「顧客との契約から生じる
概要
適用予定日
金融商品の分類及び測定、減損並びにヘッジ
会計について新たな要求事項を導入
平成31年3月期
顧客との契約から生じる収益の会計処理にお
収益」(IFRS 第15号)
いて企業が使用する単一の包括的なモデルを
導入
「リース」
(IFRS 第16号)
借手がすべてのリースについて資産及び負債
を認識する単一の会計モデルを導入
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平成31年3月期
平成32年3月期
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(連結貸借対照表関係)
※1.関連会社の株式又は出資金の総額
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
株式
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
341百万円
200百万円
※2.貸出金のうち、破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
破綻先債権額
延滞債権額
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
1,412百万円
1,566百万円
24,852百万円
27,421百万円
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本
又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った
部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第
96条第1項第3号イからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金でありま
す。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図る
ことを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
※3.貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額はありません。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している
貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
※4.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
貸出条件緩和債権額
17,006百万円
23,249百万円
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の
支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延
滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
※5.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりであり
ます。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
合計額
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
43,271百万円
52,237百万円
なお、上記2.から5.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
※6.手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会
計士協会業種別監査委員会報告第24号 平成14年2月13日)に基づき金融取引として処理しております。こ
れにより受け入れた商業手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しております
が、その額面金額は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
386百万円
- 76 -
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
308百万円
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※7.担保に供している資産は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
担保に供している資産
現金預け金
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
有価証券
貸出金
割賦売掛金
計
-百万円
555百万円
5,094百万円
5,160百万円
13,992百万円
14,662百万円
13,948百万円
11,686百万円
33,036百万円
32,064百万円
担保資産に対応する債務
借用金
16,588百万円
24,946百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保として、次のものを差し入れております。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
有価証券
37,060百万円
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
37,443百万円
また、その他資産には保証金が含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
保証金
4,604百万円
- 77 -
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
4,773百万円
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※8.貸出コミットメント契約
(1)当社グループは、クレジットカード業務に附帯するキャッシング業務等を行っております。当該業務にお
ける貸出コミットメントに係る貸出未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
貸出コミットメント総額
貸出実行額
7,547,436百万円
447,824百万円
7,983,549百万円
481,416百万円
差引:貸出未実行残高
7,099,611百万円
7,502,133百万円
なお、上記には、流動化の対象とした債権に係る金額を含んでおります。
また、上記貸出コミットメント契約においては、借入人の資金使途、信用状態等に関する審査が貸出の条件と
なっているため、必ずしも全額が貸出実行されるものではありません。
(2)当社グループは銀行業務を行っており、当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約を締結
しております。当該契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反
がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残
高は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
融資未実行残高
うち原契約期間が1年以内のもの
11,930百万円
6,681百万円
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
18,436百万円
6,973百万円
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずし
も将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、
債権の保全及びその他相当の事由があるときは、実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をする
ことができる旨の条項が付けられております。また、契約後も定期的に予め定めている行内(社内)手続に基づ
き顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
※9.有形固定資産の減価償却累計額
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
減価償却累計額
35,844百万円
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
38,199百万円
※10.社債には、劣後特約付社債が含まれております。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
劣後特約付社債
40,000百万円
- 78 -
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
40,000百万円
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(連結損益計算書関係)
※1.役務取引等収益には、次のものを含んでおります。
(自
至
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
包括信用購入あっせん収益
(自
至
97,044百万円
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
102,700百万円
※2.営業経費には、次のものを含んでおります。
(自
至
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
給料・手当
広告宣伝費
(自
至
53,870百万円
39,320百万円
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
59,417百万円
44,214百万円
※3.その他の経常費用には、次のものを含んでおります。
(自
至
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
貸出金償却
3,418百万円
2,937百万円
利息返還損失引当金繰入額
5,822百万円
3,343百万円
- 79 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(連結包括利益計算書関係)
※その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度
平成26年4月1日 (自
至 平成27年3月31日)
その他有価証券評価差額金:
当期発生額
至 平成28年3月31日)
2,425百万円 組替調整額
税効果調整前
税効果額
その他有価証券評価差額金
当連結会計年度
平成27年4月1日
(自
2,534百万円
△2,101
△191
323
2,342
△104
△717
1,625
219
繰延ヘッジ損益:
当期発生額
組替調整額
税効果調整前
税効果額
繰延ヘッジ損益
△3,033
416
△788
825
△2,617
37
501
38
△2,115
76
為替換算調整勘定:
当期発生額
組替調整額
税効果調整前
12,462
-
△12,684
-
12,462
△12,684
-
-
12,462
△12,684
当期発生額
△356
△229
組替調整額
134
140
△221
△88
53
20
△168
△68
10,397
△11,050
税効果額
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額:
税効果調整前
税効果額
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計
- 80 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:株)
当連結会計年
度期首株式数
発行済株式
普通株式
合計
自己株式
当連結会計年
度増加株式数
当連結会計年
度減少株式数
当連結会計年
度末株式数
206,541,751
1,957,684
-
208,499,435
206,541,751
1,957,684
-
208,499,435
普通株式
合計
摘要
(注)1
112,505
9,696,903
1,000
9,808,408
112,505
9,696,903
1,000
9,808,408
(注)2
(注)1.普通株式の発行済株式の増加1,957,684株は、転換社債型新株予約権付社債が転換されたことによるものであ
ります。
2.普通株式の自己株式の増加9,696,903株は、取締役会決議に基づく自己株式の取得が9,696,300株及び単元未満
株式の買取によるものが603株であります。また、自己株式の減少1,000株は、ストック・オプション行使によ
るものであります。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の
区分
当社
新株予約権の内訳
当連結会計年度
目的となる 当連結会計
株式の種類 年度期首
増加
ストック・オプション
としての新株予約権
合計
減少
当連結会計
当連結会計 年度末残高
(百万円)
年度末
摘要
-
73
-
73
3.配当に関する事項
(1)当連結会計年度中の配当金支払額
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
(決議)
株式の種類
平成26年5月15日
取締役会
普通株式
7,225
35.00 平成26年3月31日
平成26年6月5日
普通株式
4,962
25.00 平成26年9月30日
平成26年12月9日
平成26年11月11日
取締役会
基準日
効力発生日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの
(決議)
株式の種類
平成27年5月15日
取締役会
普通株式
配当金の総額
(百万円)
配当の原資
6,954
利益剰余金
- 81 -
1株当たり
配当額(円)
基準日
効力発生日
35.00 平成27年3月31日 平成27年6月5日
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当連結会計年度(自
平成27年4月1日
至
平成28年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:株)
当連結会計年
度期首株式数
発行済株式
普通株式
合計
自己株式
当連結会計年
度増加株式数
当連結会計年
度減少株式数
当連結会計年
度末株式数
208,499,435
28,366
-
208,527,801
208,499,435
28,366
-
208,527,801
普通株式
合計
摘要
(注)1
9,808,408
236
1,500
9,807,144
9,808,408
236
1,500
9,807,144
(注)2
(注)1.普通株式の発行済株式の増加28,366株は、転換社債型新株予約権付社債が転換されたことによるものでありま
す。
2.普通株式の自己株式の増加236株は、単元未満株式の買取によるものであります。また、自己株式の減少1,500
株は、ストック・オプション行使によるものであります。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の
区分
当社
新株予約権の内訳
当連結会計年度
目的となる 当連結会計
株式の種類 年度期首
増加
ストック・オプション
としての新株予約権
合計
減少
当連結会計
当連結会計 年度末残高
(百万円)
年度末
摘要
-
110
-
110
3.配当に関する事項
(1)当連結会計年度中の配当金支払額
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
(決議)
株式の種類
平成27年5月15日
取締役会
普通株式
6,954
35.00 平成27年3月31日
平成27年6月5日
普通株式
5,563
28.00 平成27年9月30日
平成27年12月9日
平成27年11月13日
取締役会
基準日
効力発生日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの
(決議)
株式の種類
平成28年5月13日
取締役会
普通株式
配当金の総額
(百万円)
配当の原資
7,551
利益剰余金
- 82 -
1株当たり
配当額(円)
基準日
効力発生日
38.00 平成28年3月31日 平成28年6月8日
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
(自
至
現金預け金勘定
預入期間が三ヶ月超及び担保に供している定期預け金
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
467,726百万円
△1,373
銀行業を営む国内連結子会社の日本銀行預け金を除く預け金
現金及び現金同等物
(自
至
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
444,868百万円
△1,640
△10,451
△21,252
455,901
421,975
※2.
事業の譲受けにより増加した資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当連結会計年度に事業の譲受けにより増加した資産及び負債の主な内訳は次のとおりであります。
資産
8,417 百万円
うち割賦売掛金
1,138 うちリース債権及びリース投資資産
5,610 負債
1,715
うち買掛金
1,339 事業譲受による支出
6,702
- 83 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引
(借主側)
(1)所有権移転ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
・有形固定資産
サーバー等の備品であります。
・無形固定資産
ソフトウエアであります。
②リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「5
会計方針に関する事項
(3)固定資産の減価
会計方針に関する事項
(3)固定資産の減価
償却の方法」に記載のとおりであります。
(2)所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
・有形固定資産
ATM等の備品であります。
・無形固定資産
ソフトウエアであります。
②リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「5
償却の方法」に記載のとおりであります。
(貸主側)
(1)リース債権及びリース投資資産の内訳
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
6,101
-
△696
5,405
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
リース料債権部分
見積残存価額部分
受取利息相当額
リース債権及びリース投資資産
-
-
-
-
(2)リース債権及びリース投資資産に係るリース料債権部分の連結決算日後の回収予定額
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
リース債権及び
-
-
-
-
-
-
リース投資資産
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
2年超
3年超
3年以内
4年以内
1年以内
リース債権及び
リース投資資産
1,922
1年超
2年以内
1,535
- 84 -
1,191
728
4年超
5年以内
415
5年超
309
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
2.オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
1年内
2,349
2,403
1年超
3,250
2,578
5,600
4,981
合計
- 85 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、クレジットカード、住宅ローン、個品割賦等の各種金融サービス事業を行っておりま
す。また、銀行業を営む国内連結子会社では、有価証券等の運用業務も行っております。当該事業を行う
ため、市場の状況や長短のバランスを勘案して、顧客からの預金、金融機関からの借入、社債やコマーシ
ャル・ペーパーの発行、債権流動化等によって資金調達を行っております。また、一時的な資金の過不足
に対応するため短期市場での資金運用及び資金調達を行っております。
なお、一部の子会社は海外子会社であり外貨建ベースで事業を行っております。
このように、主として金利変動、為替変動を伴う金融資産及び金融負債を有しているため、当社グルー
プでは金利変動によるリスクを管理するために資産及び負債の総合的管理(ALM)を実施しておりま
す。また、金利変動リスク及び為替変動リスクのヘッジを目的としてデリバティブ取引を行っておりま
す。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当社グループが保有する金融資産は、主として個人に対する住宅ローン、クレジットカード等の貸出金
及び割賦売掛金、事業者に対する貸出金であり、顧客の契約不履行によってもたらされる信用リスク及び
金利変動リスクに晒されております。また、外国証券及び債券・株式等の有価証券、買入金銭債権につい
ては、主として市場リスク及び発行体の信用リスクに晒されております。
預金、借用金、社債等の金融負債は、金融情勢の変動や一定の環境下で当社グループが市場を利用でき
なくなる場合や財務内容の悪化などにより、支払期日にその支払いを実行できなくなる流動性リスクをは
じめ、金利変動リスク及び為替変動リスクに晒されております。金利変動リスク及び為替変動リスクの一
部は金利スワップ取引、通貨スワップ等のデリバティブ取引でヘッジしておりますが、こうしたデリバテ
ィブ取引は、取引先の契約不履行による信用リスクを有しております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
当社は、当社グループのリスク管理を経営の最重要課題のひとつと位置づけ、取締役会がリスク管理
に係る最高決定機関として、定期的にリスク管理状況の報告を受け、基本的事項の決定を行う体制とし
ております。さらに、当社は取締役会の決定した基本方針の下で全社的なリスク管理を行うため、リス
ク管理委員会を設置するとともに、リスク管理の統括部署としてリスクマネジメント室を設置しており
ます。また、当社は、グループリスク管理における基本的事項を「リスク管理規程」に定め、グループ
としてのリスク管理体制を整備しております。
これらのリスク管理体制は、その有効性、適切性を検証するために、被監査部門から独立した監査部
による内部監査を受ける体制としております。
①信用リスクの管理
当社は、当社グループの信用リスクに関する管理諸規程に従い、適切な与信審査・管理を行うことによ
り信用リスク管理を行っております。これらの与信管理は、審査部門が新規与信実行時及び実行後に継続
的に信用状況を把握するとともに、債権管理部門において分析・研究を行い審査部門と連携することによ
り実施しております。また、リスク量としてバリュー・アット・リスク(過去のデータ等に基づき、今後
の一定期間において、特定の確率で、保有する金融商品に生じる損失額の推計値。以下「VaR」とい
う。)を計測し、定期的にリスク管理委員会及び取締役会に報告しております。
なお、デリバティブ取引における取引先の契約不履行リスクについては、信用度の高い金融機関に対し
て、分散して取引を行っていることから、リスクは限定的と認識しております。
②市場リスクの管理
当社は、当社グループの市場リスクに関する管理諸規程に従い、市場リスクについて、リスクの所在、
規模等把握し、適切な管理を行うとともに、管理状況等を定期的にリスク管理委員会に報告しておりま
す。市場リスク管理に係る体制としては、収益部門から独立したリスク管理の組織・体制を整備すること
により、業務上の相互牽制を確保しています。また、原則保有するすべての金融商品について市場リスク
に関する定量的分析を行っており、主にVaRを用いて市場リスク量を管理しております。具体的には、
VaRが取締役会等で決議したリスク限度額(資本配賦額)を超過しないよう市場リスクをコントロール
しております。
- 86 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(イ)金利リスクの管理
当社は、当社グループの多様な金融サービスに対するお客さまのニーズに適切に対応するとともに、
当社グループ全体の収益力向上に資するべく、全社的な金利リスク管理の指標としてVaRを計測して
管理しております。このほかストレステストも併せて実施しており、定期的にリスク管理委員会及び取
締役会に報告しております。
(ロ)有価証券価格変動リスクの管理
有価証券及び買入金銭債権の保有については、「経営が判断する経営体力と比較対照しながら総体的
なリスクを自己管理することにより、経営の健全性を維持するとともに、より確実かつ継続的な業績の
達成に貢献することを目的とする統合的リスク管理を推進する。」というリスク管理の基本方針に則
り、リスク管理を行っております。有価証券価格変動リスクの計測は、VaRによって行っており、リ
スク限度額に対するVaR及びストレステストの結果を定期的にモニタリングし、健全性の確保及び収
益の獲得の両立に努めております。また、銀行業を営む国内連結子会社は、有価証券の発行体等の信用
力の変化も価格変動に影響を与えることから、発行体等の業績モニタリングを行っております。
(ハ)為替変動リスクの管理
当社グループの市場リスクのうち、外貨建資産の為替変動リスクについては、外貨資金の調達や通
貨スワップ取引等により、それぞれ当該影響額の一部を回避しております。
(ニ)デリバティブ取引
当社グループは、資金調達に係る金利変動リスク及び為替変動リスクをデリバティブ取引によりヘッ
ジしております。デリバティブ契約締結時には、取引枠・期間・取引のタイミング等の内容につき内規
に基づいて執行し、取引を行う部門と管理する部門を分離しております。
(ホ)市場リスクの定量的情報等について
主要な国内連結子会社の金融商品にかかる金利リスクについては、分散共分散法(保有期間240日、
観測期間1年、信頼区間99%値)によりVaRを計測しており、平成28年3月31日現在(当期の連結決
算日)で、その金額は4,336百万円(平成27年3月31日現在は1,037百万円)であります。なお、一部の
国内連結子会社及び海外連結子会社の保有する金融商品については、VaRの計測対象に含めておりま
せんが、金利以外のすべてのリスク変数が一定であることを仮定し、指標となる金利が10ベーシスポイ
ント(0.1%)上昇したものと想定した場合の影響額は限定的なものと把握しております。金利リスク
以外の有価証券価格変動リスクについては、モンテカルロシミュレーション(保有期間3カ月、観測期
間5年、信頼区間99%値)によりVaRを計測しており、平成28年3月31日現在(当期の連結決算日)
で、その金額は37,210百万円(平成27年3月31日現在は41,782百万円)であります。
なお、当該影響額は、過去の相場等の変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リス
ク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉でき
ない場合があります。
③流動性リスクの管理
当社は、当社グループの継続的なキャッシュ・フローのモニタリングを通して、適時に資金管理を行う
ほか、資金調達手段の多様化、複数の金融機関からのコミットメントラインの取得、市場環境を考慮した
長短の調達バランスの調整等により、流動性リスクを管理しております。
また、銀行業を営む国内連結子会社は、流動性リスク管理として、支払準備資産保有比率及び資金ギャ
ップ枠を設定し、リスク管理部が日々モニタリングを行い、その結果を定期的にリスク管理委員会及び取
締役会に報告しています。また、運営にあたっては資金効率を考慮しつつも流動性確保にウェイトを置い
た管理を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額
が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件
等によった場合、当該価額が異なることもあります。また、注記事項「デリバティブ取引関係」における
デリバティブ取引に関する契約額等は、あくまでもデリバティブ取引における名目的な契約額、または計
算上の想定元本であり、当該金額自体がデリバティブ取引のリスクの大きさを示すものではありません。
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2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極
めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(平成27年3月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金預け金
467,726
467,726
-
(2)コールローン
10,000
10,000
-
(3)買入金銭債権
6,649
6,649
-
224,659
224,659
-
224,659
224,659
-
1,474,236
△26,212
1,448,023
1,516,747
68,724
(6)割賦売掛金
1,038,221
△23,066
1,015,154
1,019,296
4,142
資産計
3,172,214
3,245,080
72,866
(7)預金
1,963,024
1,963,563
538
164,836
164,836
-
76,300
76,300
-
-
-
-
(11)借用金
591,586
593,873
2,286
(12)社債
114,310
114,355
45
90
195
105
2,910,148
2,913,123
2,975
(244)
(244)
-
(8,007)
(8,007)
-
デリバティブ取引計
(8,251)
(8,251)
(*1)貸出金、割賦売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
-
(4)有価証券
その他有価証券
(5)貸出金
貸倒引当金(*1)
貸倒引当金(*1)
(8)買掛金
(9)コールマネー
(10)コマーシャル・ペーパー
(13)転換社債型新株予約権付社債
負債計
デリバティブ取引(*2)
ヘッジ会計が適用されていないもの
ヘッジ会計が適用されているもの
(*2)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務とな
る項目については()で示しております。
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2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
当連結会計年度(平成28年3月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額
(1)現金預け金
時価
差額
444,868
444,868
-
(2)コールローン
-
-
-
(3)買入金銭債権
5,051
5,051
-
200,871
200,871
-
200,871
200,871
-
1,673,997
△27,572
1,646,425
1,764,975
118,549
(6)割賦売掛金
1,022,387
△21,813
1,000,574
1,013,502
12,927
資産計
3,297,791
3,429,269
131,477
(7)預金
2,152,928
2,153,902
974
173,568
173,568
-
-
-
-
68,000
68,000
-
(11)借用金
535,989
538,542
2,553
(12)社債
122,074
122,949
874
50
96
46
3,052,610
3,057,059
4,448
ヘッジ会計が適用されていないもの
(15)
(15)
-
ヘッジ会計が適用されているもの
14,056
14,056
-
(4)有価証券
その他有価証券
(5)貸出金
貸倒引当金(*1)
貸倒引当金(*1)
(8)買掛金
(9)コールマネー
(10)コマーシャル・ペーパー
(13)転換社債型新株予約権付社債
負債計
デリバティブ取引(*2)
デリバティブ取引計
14,040
14,040
-
(*1)貸出金、割賦売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
(*2)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務とな
る項目については()で示しております。
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(注)1.金融商品の時価の算定方法
資
産
(1)現金預け金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっております。
(2)コールローン
約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価
としております。
(3)買入金銭債権
買入金銭債権は、取引金融機関から提示された価格又は割引現在価値により算定された価額によってお
ります。
(4)有価証券
株式は取引所の価格、債券は、業界団体の公表する価格、取引金融機関から提示された価格又は割引現
在価値により算定された価額によっております。
(5)貸出金
①銀行事業に係る貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後
大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。固定金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同
様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。なお、約定期間が短
期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保証による回収見込額
等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上の債権等計上
額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものに
ついては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、
帳簿価額を時価としております。
②クレジット事業に係る貸出金
貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに信用リスクを反映した将来キャッシュ・フローを算定し、リ
スクフリーレートに債権の回収コスト(経費率)を加味した利率で割り引いて算定しております。
(6)割賦売掛金
割賦売掛金の種類及び期間に基づく区分ごとに信用リスクを反映した将来キャッシュ・フローを算定
し、リスクフリーレートに債権の回収コスト(経費率)を加味した利率で割り引いて算定しております。
負 債
(7)預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしておりま
す。また、定期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在
価値を算定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。
なお、預入期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
を時価としております。
(8)買掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっております。
(9)コールマネー
約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価
としております。
(10)コマーシャル・ペーパー
約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価
としております。
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(11)借用金
時価は、固定金利によるものは一定の期間ごとに区分した当該借用金の元利金の合計額をリスクフリー
レートに当社グループの信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値、変動金利によるものは短期間
で市場金利を反映し当社及び連結子会社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿
価額と近似しているとして帳簿価額、その他取引金融機関から提示された価格等に基づき算定しておりま
す。なお、約定期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿
価額を時価としております。
(12)社債、(13)転換社債型新株予約権付社債
時価は、市場価格に基づき算定しております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融
商品の時価情報「資産(4)有価証券」には含まれておりません。
(単位:百万円)
区分
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
非上場株式
1,360
1,270
信託受益権
9,053
8,989
10,414
10,260
合計
これらについては、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象
とはしておりません。
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(注)3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
(単位:百万円)
1年超
3年以内
1年以内
預け金
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
412,888
-
-
-
-
-
コールローン
10,000
-
-
-
-
-
買入金銭債権
-
-
2,242
386
-
3,986
68,000
52,000
57,000
8,000
3,000
26,349
-
-
57,000
-
-
5,500
短期社債
-
-
-
-
-
-
社債
-
2,000
-
-
3,000
19,849
68,000
50,000
-
8,000
-
1,000
793,381
262,610
93,909
32,474
60,877
162,585
割賦売掛金
(*1)
787,731
101,423
56,381
50,674
6,128
4,997
合計
2,072,002
416,034
209,533
91,535
70,005
197,918
有価証券
その他有価証券
のうち満期のあ
るもの
うち国債
その他
貸出金
(*1、2)
(*1)延滞、和解交渉中等により具体的な償還予定日が特定できない債権54,714百万円については本表
には含めておりません。
(*2)破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない金額3,957百万円、
期間の定めがないもの24,444百万円は含めておりません。
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当連結会計年度(平成28年3月31日)
(単位:百万円)
1年超
3年以内
1年以内
預け金
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
396,189
-
-
-
-
-
コールローン
-
-
-
-
-
-
買入金銭債権
-
100
213
1,000
-
3,659
65,000
2,000
56,200
18,000
3,000
42,842
-
-
45,000
5,000
-
3,000
5,000
-
-
-
-
-
-
2,000
11,200
5,000
3,000
39,842
60,000
-
-
8,000
-
-
791,132
293,126
105,222
41,450
49,055
325,842
割賦売掛金
(*1)
703,762
107,281
81,976
69,624
15,482
16,519
合計
1,956,084
402,508
243,613
130,075
67,538
388,863
有価証券
その他有価証券
のうち満期のあ
るもの
うち国債
短期社債
社債
その他
貸出金
(*1、2)
(*1)延滞、和解交渉中等により具体的な償還予定日が特定できない債権51,727百万円については本表
には含めておりません。
(*2)破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない金額4,256百万円、
期間の定めがないもの38,474百万円は含めておりません。
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(注)4.社債、借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成27年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内
預金
(*)
コールマネー
コマーシャル・
ペーパー
借用金
社債
転換社債型
新株予約権付社債
リース債務
合計
1年超
3年以内
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
1,324,440
506,054
129,362
216
-
-
76,300
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
279,236
193,930
111,147
7,271
-
-
22,388
22,842
19,079
10,000
40,000
-
40
50
-
-
-
-
3,382
6,428
5,953
4,637
3,649
580
1,705,788
729,305
265,542
22,125
43,649
580
(*)要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内
預金
(*)
コールマネー
コマーシャル・
ペーパー
借用金
社債
転換社債型
新株予約権付社債
リース債務
合計
1年超
3年以内
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
1,449,385
551,057
150,606
-
-
-
-
-
-
-
-
-
68,000
-
-
-
-
-
289,389
163,757
77,393
3,772
1,676
-
3,975
38,099
30,000
10,000
40,000
-
50
-
-
-
-
-
3,015
8,143
8,410
5,844
6,087
3,054
1,813,815
761,057
266,410
19,616
47,764
3,054
(*)要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
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2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(有価証券関係)
※1 連結貸借対照表の「有価証券」及び「買入金銭債権」について記載しております。
※2 「子会社株式及び関連会社株式」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1.その他有価証券
前連結会計年度(平成27年3月31日)
種類
連結貸借対照表計上
取得原価(百万円)
額(百万円)
差額(百万円)
株式
6,366
2,442
3,924
債券
64,882
64,402
480
44,797
44,485
312
-
-
-
社債
20,085
19,917
167
その他
109,436
107,712
1,723
104,138
102,886
1,252
5,297
4,825
471
180,685
174,557
6,128
株式
118
184
△66
債券
23,082
23,093
△10
18,093
18,099
△5
-
-
-
社債
4,988
4,993
△5
その他
27,422
27,544
△122
23,999
24,008
△8
3,423
3,536
△113
50,623
50,822
△199
231,309
225,380
5,928
国債
短期社債
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
外国証券
その他
小計
国債
短期社債
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
外国証券
その他
小計
合計
- 95 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
当連結会計年度(平成28年3月31日)
種類
連結貸借対照表計上
取得原価(百万円)
額(百万円)
差額(百万円)
株式
6,369
2,423
3,945
債券
117,273
114,034
3,238
49,371
48,022
1,348
-
-
-
社債
67,901
66,011
1,890
その他
69,380
68,139
1,240
65,397
64,723
674
3,982
3,416
566
193,023
184,597
8,425
株式
114
115
△1
債券
4,999
4,999
-
-
-
-
4,999
4,999
-
社債
-
-
-
その他
7,786
7,906
△119
外国証券
2,997
3,000
△2
その他
4,788
4,906
△117
12,900
13,021
△121
205,923
197,619
8,304
国債
短期社債
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
外国証券
その他
小計
国債
短期社債
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
小計
合計
- 96 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
2.当連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度(自
種類
債券
平成26年4月1日
売却額
(百万円)
至
平成27年3月31日)
売却益の合計額
(百万円)
売却損の合計額
(百万円)
141,451
1,714
-
国債
65,380
368
-
地方債
7,174
574
-
短期社債
23,997
0
-
社債
44,898
770
-
その他
1,684
93
-
143,135
1,807
-
合計
当連結会計年度(自
種類
債券
平成27年4月1日
売却額
(百万円)
至
平成28年3月31日)
売却益の合計額
(百万円)
売却損の合計額
(百万円)
73,423
184
24
20,316
172
24
-
-
-
47,995
1
-
社債
5,111
11
-
その他
1,529
29
60
74,953
213
85
国債
地方債
短期社債
合計
3.減損処理を行ったその他有価証券
売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価証券
の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないも
のについては、当該時価をもって連結貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当連結会計年度の損失と
して処理(以下「減損処理」という。)しております。
前連結会計年度における減損処理額は、0百万円(うち、株式0百万円)であります。
当連結会計年度における減損処理額は、178百万円(うち、株式178百万円)であります。
なお、減損処理にあたっては、当連結会計年度における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全
て減損処理を行い、30%~50%程度下落した場合には、当該金額の重要性、回復可能性等を考慮して必要と認
められた額について減損処理を行っております。
- 97 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(金銭の信託関係)
該当事項はありません。
(その他有価証券評価差額金)
連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度(平成27年3月31日)
金額(百万円)
評価差額
5,928
その他有価証券
5,928
(△)繰延税金負債
1,596
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
4,332
(△)非支配株主持分相当額
88
その他有価証券評価差額金
4,243
当連結会計年度(平成28年3月31日)
金額(百万円)
評価差額
8,304
その他有価証券
8,304
(△)繰延税金負債
2,345
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
(△)非支配株主持分相当額
5,958
68
その他有価証券評価差額金
5,889
- 98 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごとの連結決算日における
契約額又は契約において定められた元本相当額、時価及び評価損益並びに当該時価の算定方法は、次のとおり
であります。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものでは
ありません。
(1)クレジット・デリバティブ取引
前連結会計年度(平成27年3月31日)
区分
取引の種類
市場取引以外の
取引
クレジット・デフォルト・
スワップ
売建
買建
時価
(百万円)
3,000
-
合計
(注)
契約額等の
うち1年超
(百万円)
契約額等
(百万円)
3,000
-
-
-
評価損益
(百万円)
△254
-
1,013
-
△254
1,013
1.上記取引は複合金融商品の組込デリバティブであり、時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計
上しております。
2.時価の算定
割引現在価値に基づき算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
区分
取引の種類
市場取引以外の
クレジット・デフォルト・
スワップ
売建
買建
取引
時価
(百万円)
3,000
-
合計
(注)
契約額等の
うち1年超
(百万円)
契約額等
(百万円)
-
-
-
-
評価損益
(百万円)
△15
-
1,252
-
△15
1,252
1.上記取引は複合金融商品の組込デリバティブであり、時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計
上しております。
2.時価の算定
割引現在価値に基づき算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
(2)通貨関連取引
前連結会計年度(平成27年3月31日)
区分
市場取引以外
の取引
取引の種類
通貨スワップ取引
-
評価損益
(百万円)
4,363
(支払)タイバーツ
時価
(百万円)
(百万円)
(受取)米ドル
合計
契約額等の
うち1年超
契約額等
(百万円)
4,363
-
10
10
10
10
(注)時価は、金融機関から提示された価格又は割引現在価値等により算定した価格を使用しております。
- 99 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
当連結会計年度(平成28年3月31日)
該当事項はありません。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごと、ヘッジ会計の方法別の
連結決算日における契約額又は契約において定められた元本相当額及び時価並びに当該時価の算定方法は、次
のとおりであります。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示す
ものではありません。
(1)金利関連取引
前連結会計年度(平成27年3月31日)
ヘッジ会計
の方法
原則的
処理方法
取引の種類
金利スワップ取引
(変動受取・固定支払)
主なヘッジ
対象
契約額等の
契約額等
(百万円)
借用金
合計
時価
(百万円)
うち1年超
(百万円)
77,465
77,465
△2,190
-
-
主なヘッジ
契約額等
対象
(百万円)
契約額等の
うち1年超
△2,190
(注)時価の算定方法
取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
ヘッジ会計
の方法
原則的
処理方法
取引の種類
借用金
合計
65,844
51,096
△1,861
-
(注)時価の算定方法
取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
- 100 -
(百万円)
金利スワップ取引
(変動受取・固定支払)
時価
(百万円)
-
△1,861
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(2)通貨関連取引
前連結会計年度(平成27年3月31日)
ヘッジ会計
の方法
取引の種類
通貨スワップ取引
(支払)香港ドル
処理方法
(受取)日本円
(支払)タイバーツ
(受取)米ドル
(支払)タイバーツ
(受取)米ドル
(支払)マレーシアリンギット
為替予約取引
対象
(百万円)
時価
(百万円)
(百万円)
5,978
5,978
△12
借用金
55,855
55,855
△13,721
借用金
77,985
77,985
858
借用金
54,761
54,761
7,034
借用金
(支払)マレーシアリンギット
契約額等の
うち1年超
借用金
(受取)米ドル
契約額等
(受取)米ドル
原則的
主なヘッジ
1,047
合計
1,047
-
23
-
△5,816
(注)時価の算定方法
取引先金融機関から提示された価格等及び先物相場に基づき算定しております。
当連結会計年度(平成28年3月31日)
ヘッジ会計
の方法
取引の種類
通貨スワップ取引
(支払)香港ドル
(受取)日本円
処理方法
(支払)タイバーツ
(受取)米ドル
(支払)タイバーツ
(受取)米ドル
(支払)マレーシアリンギット
(受取)米ドル
(支払)インドネシアルピア
契約額等
対象
(百万円)
(受取)米ドル
原則的
主なヘッジ
為替予約取引
(支払)マレーシアリンギット
時価
うち1年超
(百万円)
(百万円)
借用金
5,683
-
3
借用金
53,452
50,060
△3,096
借用金
67,787
52,826
6,188
借用金
62,667
57,817
12,896
借用金
509
509
△61
(受取)米ドル
契約額等の
借用金
合計
1,365
-
(注)時価の算定方法
取引先金融機関から提示された価格等及び先物相場に基づき算定しております。
- 101 -
-
-
△12
15,918
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(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
提出会社及び一部の国内連結子会社は、イオン株式会社及び同社の主要な国内関係会社で設立している積
立型の確定給付制度であるイオン企業年金基金制度並びに確定拠出年金制度及び退職金前払制度を設けてお
ります。また、一部の連結子会社は、非積立型の退職一時金制度を設けております。
なお、一部の連結子会社が設けている退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付
費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度含む)
区分
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
退職給付債務の期首残高
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
3,969 4,631 会計方針の変更に伴う累積的影響額
83 - 会計方針の変更を反映した当期首残高
4,052 4,631 勤務費用
300 356 利息費用
56 91 126 256 △202 △324 297 15 4,631 5,026 数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
その他
退職給付債務の期末残高
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
区分
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
年金資産の期首残高
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
1,179 1,318 18 31 9 27 178 201 退職給付の支払額
△67 △82 年金資産の期末残高
1,318 1,496 期待運用収益
数理計算上の差異の発生額
事業主からの拠出額
- 102 -
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(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付
に係る資産の調整表
(単位:百万円)
区分
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
積立型制度の退職給付債務
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
(自
至
1,753
2,106
△1,318
△1,496
434
610
非積立型制度の退職給付債務
2,878
2,920
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
3,312
3,530
年金資産
区分
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
(自
至
退職給付に係る負債
3,312
3,530
退職給付に係る資産
-
-
3,312
3,530
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
(注)簡便法を適用した制度を含んでおります。
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
区分
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
勤務費用(注)
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
その他
確定給付制度に係る退職給付費用
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
(自
至
300
356
56
91
△18
△31
102
77
43
43
3
△36
488
500
(注)簡便法により計算した退職給付費用を含んでおります。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
区分
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
過去勤務費用
数理計算上の差異
その他
合計
- 103 -
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
(自
至
△43
△43
265
132
-
-
221
88
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(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
区分
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
(自
至
未認識過去勤務費用
131
87
未認識数理計算上の差異
666
798
-
-
797
886
その他
合計
(7)年金資産に関する事項
①年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
区分
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
(自
至
債券
58.5%
55.5%
株式
14.6%
14.0%
生命保険の一般勘定
11.5%
14.7%
その他
15.4%
15.8%
合計
100 %
100 %
(注)その他には、主として現金、オルタナティブ投資が含まれています。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成す
る多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎
区分
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
割引率
長期期待運用収益率
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
(自
至
1.3%
0.7%
1.58%
2.37%
(注)なお、上記の他に平成23年3月31日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度311百万円、当連結会計年度445百万
円であります。
4.退職金前払制度
当社及び連結子会社の退職金前払いの額は、前連結会計年度65百万円、当連結会計年度55百万円でありま
す。
- 104 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
(単位:百万円)
(自
至
前連結会計年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
営業経費
(自
至
当連結会計年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
19
38
2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
付与対象者の区分及び人数
株式の種類別のストック・オプションの数(注)
付与日
第4回ストック・オプション
当社取締役
普通株式
12名
15,500株
平成23年4月21日
権利行使時においても当社の取締役又は監査役たる地位を有すること
権利確定条件
を要する。ただし、当社の取締役及び監査役を退任した場合であって
も、退任日から5年以内に限って権利行使ができるものとする。
対象勤務期間
権利行使期間
定めがありません。
自平成23年5月21日
至平成38年5月20日
付与対象者の区分及び人数
株式の種類別のストック・オプションの数(注)
付与日
第5回ストック・オプション
当社取締役
普通株式
6名
12,100株
平成24年4月21日
権利行使時においても当社の取締役又は監査役たる地位を有すること
権利確定条件
を要する。ただし、当社の取締役及び監査役を退任した場合であって
も、退任日から5年以内に限って権利行使ができるものとする。
対象勤務期間
権利行使期間
定めがありません。
自平成24年5月21日
至平成39年5月20日
付与対象者の区分及び人数
株式の種類別のストック・オプションの数(注)
付与日
第6回ストック・オプション
当社取締役
普通株式
6名
12,000株
平成25年7月21日
権利行使時においても当社の取締役又は監査役たる地位を有すること
権利確定条件
を要する。ただし、当社の取締役及び監査役を退任した場合であって
も、退任日から5年以内に限って権利行使ができるものとする。
対象勤務期間
権利行使期間
定めがありません。
自平成25年8月21日
- 105 -
至平成40年8月20日
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
付与対象者の区分及び人数
株式の種類別のストック・オプションの数(注)
付与日
第7回ストック・オプション
当社取締役
普通株式
8名
9,500株
平成26年7月21日
権利行使時においても当社の取締役又は監査役たる地位を有すること
権利確定条件
を要する。ただし、当社の取締役及び監査役を退任した場合であって
も、退任日から5年以内に限って権利行使ができるものとする。
対象勤務期間
権利行使期間
定めがありません。
自平成26年8月21日
至平成41年8月20日
付与対象者の区分及び人数
株式の種類別のストック・オプションの数(注)
第8回ストック・オプション
当社取締役
付与日
権利確定条件
普通株式
7名
12,600株
平成27年7月21日
権利行使時においても当社の取締役又は監査役たる地位を有すること
を要する。ただし、当社の取締役及び監査役を退任した場合であって
も、退任日から5年以内に限って権利行使ができるものとする。
対象勤務期間
権利行使期間
定めがありません。
自平成27年8月21日
(注)株式数に換算して記載しております。
- 106 -
至平成42年8月20日
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(平成28年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプショ
ンの数については、株式数に換算して記載しております。
①ストック・オプションの数
第4回ストック 第5回ストック 第6回ストック 第7回ストック
第8回ストック
・オプション
・オプション
権利確定前
(株) ・オプション
・オプション
・オプション
前連結会計年度末
-
-
-
-
-
付与
-
-
-
-
12,600
失効
-
-
-
-
-
権利確定
-
-
-
-
12,600
未確定残
-
-
-
-
-
権利確定後
(株) 前連結会計年度末
13,000
10,500
12,000
9,500
-
権利確定
-
-
-
-
12,600
権利行使
-
1,500
-
-
-
失効
-
-
-
-
-
未行使残
13,000
9,000
12,000
9,500
12,600
②単価情報
第4回ストック 第5回ストック 第6回ストック 第7回ストック
・オプション
・オプション
・オプション
・オプション
第8回ストック
・オプション
権利行使価格
(円)
1
1
1
1
1
行使時平均株価
(円)
-
2,460
-
-
-
(円)
809
1,081
2,715
2,006
3,072
付与日における公正
な評価単価
3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
当連結会計年度において付与された第8回ストック・オプションについての公正な評価単価の見積方法は以下
のとおりであります。
(1)使用した評価技法
ブラック・ショールズ式
(2)主な基礎数値及び見積方法
第8回ストック・オプション
株価変動性
(注)1
41.66%
予想残存期間
(注)2
7.5年
予想配当
(注)3
無リスク利子率
(注)4
66円/株
0.23%
(注)1.7.5年間(平成20年1月から平成27年7月まで)の株価実績に基づき算定しております。
2.十分なデータの蓄積がなく、合理的見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点において行
使されるものと推定して見積もっております。
3.平成28年3月期の配当予想に基づいております。
4.予想残存期間に対応する期間に対応する国債の利回りであります。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用して
おります。
- 107 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
(平成28年3月31日)
繰延税金資産
貸出金及び割賦売掛金
未収収益
貸倒引当金
ポイント引当金
37百万円
722
55百万円 595
11,092
4,077
11,234
3,847
繰越欠損金
子会社の時価評価による評価差額
6,798
1,254
5,066
814
利息返還損失引当金
有形固定資産
1,596
364
1,297
388
無形固定資産
退職給付に係る負債
56
1,037
286
896
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
在外子会社等一時差異
4,647
4,923
31,685
29,404
△7,903
△5,714
23,781
23,690
485
387
1,807
2,747
2,443
2,532
208
238
5,248
5,601
その他有価証券評価差額金
子会社の時価評価による評価差額
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
18,532百万円
18,088百万円 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因
となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
法定実効税率
(調整)
受取配当金等の一時差異でない項目
35.3%
住民税均等割
在外子会社に係る税率差異
連結消去による影響
税率変更による影響
繰越欠損金
評価性引当額
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
- 108 -
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
33.1%
△7.2
△6.6
0.6
△6.4
0.6
△5.4
7.5
6.2
7.1
3.1
△5.4
△4.2
△1.2
△5.6
0.1
△0.1
26.7%
25.0%
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法
律」(平成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する連結会
計年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負
債の計算に使用する法定実効税率は従来の32.3%から、平成28年4月1日に開始する連結会計年度及び平成
29年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等については30.9%に、平成30年4月1
日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については30.6%となります。この税率変更
により、繰延税金資産(繰延税金負債を控除した金額)は511百万円減少し、退職給付に係る調整累計額は
17百万円減少し、その他有価証券評価差額金は136百万円増加し、法人税等調整額は629百万円増加しており
ます。
また、欠損金の繰越控除制度が平成28年4月1日以後に開始する連結会計年度から繰越控除前の所得の金
額の100分の60相当額が控除限度額とされ、平成29年4月1日以後に開始する連結会計年度から繰越控除前
の所得の金額の100分の55相当額が控除限度額とされることに伴い、繰延税金資産は50百万円減少し、法人
税等調整額は50百万円増加しております。
- 109 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
事業譲受
1.取引の概要
(1)譲渡元企業の名称
株式会社日本流通リース
(2)譲受された事業の内容
リース事業及びその関連事業
(3)事業譲受を行った主な理由
新たな事業を展開し収益の拡大を図り、経営基盤を強化するためであります。
(4)事業譲受日
平成27年12月1日
(5)法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
支払対価を現金等の財産のみとする事業譲受
(6)結合後企業の名称
ACSリース株式会社
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づ
き、共通支配下の取引として処理しております。
- 110 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会
が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、国内において包括信用購入あっせん、融資及び個別信用購入あっせんを行う「クレジッ
ト」、国内において銀行業務を行う「銀行」、海外において包括信用購入あっせん、融資、個別信用購入あっ
せん等を行う「海外」、国内において電子マネーをはじめとした業務代行等を行う「フィービジネス等」の4
つの事業を基本にして事業展開しており、各事業単位での包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しておりま
す。したがって、当社グループは、「クレジット」、「銀行」、「海外」、「フィービジネス等」の4つを報
告セグメントとしております。
「クレジット」は、国内顧客向けにクレジットカード、ローン等の金融サービスを提供しております。
「銀行」は、顧客からの預金等によって資金調達を行い、貸出、運用等を行う銀行業務を展開しておりま
す。
「海外」は、香港、タイ、マレーシア等のアジア地域顧客向けにクレジットカード、ローンをはじめとした
金融サービス等を提供しております。
「フィービジネス等」は、国内において電子マネー精算代行業務や銀行代理業、ATM事業、リース業等を
行っております。
なお、当連結会計年度においてACSリース株式会社を設立し「フィービジネス」の報告セグメントに含めた
ことに伴い、報告セグメントの名称を従来の「フィービジネス」から「フィービジネス等」に変更しておりま
す。また、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の名称で表示しております。
2.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方
法と同一であります。報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。セグメント間の内部経常
収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
- 111 -
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3.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自
経常収益
平成26年4月1日
クレジット
至
銀行
平成27年3月31日)
フィー
海外
ビジネス等
(単位:百万円)
調整額
合計
(注)2
連結財務諸
表計上額
(注)3
146,030
38,923
112,553
31,539
329,046
-
329,046
383
2,741
0
13,867
16,993
△16,993
-
146,413
41,664
112,553
45,407
346,039
△16,993
329,046
32,176
△37
22,144
1,865
56,149
△3,068
53,080
1,432,212
1,651,660
549,465
149,679
3,783,017
△193,521
3,589,495
その他の項目
減価償却費
3,508
1,386
4,359
5,140
14,395
137
14,532
178
903
43
713
1,839
-
1,839
資金運用収益
51,603
14,177
58,407
1,606
125,795
△301
125,493
資金調達費用
3,573
2,531
13,754
337
20,196
481
20,677
8,849
△6
26,310
1,216
36,369
-
36,369
33,819
1,316
35,135
外部顧客への
経常収益
セグメント間の内部
経常収益又は振替高
計
セグメント利益又は損
失(△)
セグメント資産
のれんの償却額
貸倒引当金繰入額又
は貸倒引当金戻入額
(△)
有形固定資産及び
18,237
1,788
6,455
7,338
無形固定資産の増加額
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.調整額は次のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△3,068百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費
用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない営業経費であります。
(2)セグメント資産の調整額△193,521百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産及びセグメ
ント間取引の消去に関わる調整額であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
- 112 -
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当連結会計年度(自
平成27年4月1日
至
平成28年3月31日)
クレジット
銀行
海外
フィー
ビジネス等
合計
経常収益
(単位:百万円)
調整額
(注)2
連結財務諸
表計上額
(注)3
159,129
42,797
123,086
34,638
359,651
-
359,651
2,218
4,022
0
14,998
21,239
△21,239
-
161,347
46,820
123,087
49,636
380,891
△21,239
359,651
セグメント利益
36,945
1,162
24,034
4,068
66,210
△6,829
59,380
セグメント資産
1,425,959
1,778,958
529,443
170,881
3,905,242
△159,696
3,745,546
その他の項目
減価償却費
3,556
1,669
4,744
5,475
15,446
438
15,884
178
903
28
730
1,840
-
1,840
資金運用収益
58,527
16,094
63,518
1,712
139,853
△1,042
138,810
資金調達費用
4,399
1,175
15,025
371
20,972
333
21,305
12,480
238
28,506
1,462
42,688
-
42,688
27,599
2,028
29,627
外部顧客への
経常収益
セグメント間の内部
経常収益又は振替高
計
のれんの償却額
貸倒引当金繰入額
有形固定資産及び
14,355
3,114
4,569
5,559
無形固定資産の増加額
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.調整額は次のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△6,829百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない営業経費であります。
(2)セグメント資産の調整額△159,696百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産及びセグメ
ント間取引の消去に関わる調整額であります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
- 113 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
1.サービスごとの情報
金融サービスに係る外部顧客に対する経常収益が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載
を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)経常収益
(単位:百万円)
日本
タイ
216,493
58,649
その他
53,904
合計
329,046
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.経常収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本
タイ
23,652
10,230
その他
1,891
合計
35,774
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客に対する経常収益のうち、連結損益計算書の経常収益の10%以上を占める相手先がないため、
記載を省略しております。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1.サービスごとの情報
金融サービスに係る外部顧客に対する経常収益が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載
を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)経常収益
(単位:百万円)
日本
タイ
236,564
64,090
その他
58,996
合計
359,651
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.経常収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
日本
26,994
(単位:百万円)
タイ
7,783
その他
1,752
合計
36,530
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客に対する経常収益のうち、連結損益計算書の経常収益の10%以上を占める相手先がないため、
記載を省略しております。
- 114 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
クレジット
当期末残高
1,470
銀行
海外
15,135
(単位:百万円)
フィービジネス等
56
10,402
合計
27,064
(注)のれんの償却額は、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
クレジット
当期末残高
1,291
銀行
海外
14,231
(単位:百万円)
フィービジネス等
28
10,045
合計
25,597
(注)のれんの償却額は、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
該当事項はありません。
- 115 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
記載すべき重要な事項はありません。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
①連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前連結会計年度(自
会社等の名
称又は氏名
所在地
親会社
イオンリ
千葉市
を持つ
テール㈱
美浜区
種類
平成26年4月1日
資本金又は
出資金
(百万円)
同一の
至
事業の内容
又は職業
平成27年3月31日)
議決権等の所
関連当事者
有(被所有)
との関係
割合(%)
取引の内容
加盟店契約
資金の貸付
資金の貸付
(注)3
役員の兼任
利息の受取
ゼネラル・マ
48,970
ーチャン・ダ
なし
イズ・ストア
会社
取引金額
(百万円)
40,835
408
科目
期末残高
(百万円)
貸出金
41,000
未収収益
35
(注)1.取引金額には消費税等は含まれておりません。
2.取引条件の決定については、一般取引条件と同様に決定しております。
3.取引金額は期中の平均残高を記載しております。
当連結会計年度(自
会社等の名
称又は氏名
所在地
親会社
イオンリ
千葉市
を持つ
テール㈱
美浜区
種類
平成27年4月1日
資本金又は
出資金
(百万円)
同一の
会社
至
事業の内容
又は職業
平成28年3月31日)
議決権等の所
関連当事者
有(被所有)
との関係
割合(%)
取引の内容
加盟店契約
資金の貸付
資金の貸付
(注)3
役員の兼任
利息の受取
ゼネラル・マ
48,970
ーチャン・ダ
なし
イズ・ストア
(注)1.取引金額には消費税等は含まれておりません。
2.取引条件の決定については、一般取引条件と同様に決定しております。
3.取引金額は期中の平均残高を記載しております。
- 116 -
取引金額
(百万円)
13,778
445
科目
期末残高
(百万円)
貸出金
41,000
未収収益
34
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
②連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
前連結会計年度(自
会社等の名
称又は氏名
種類
平成26年4月1日
至
平成27年3月31日)
所在地
資本金又は
出資金
(百万円)
事業の内容
又は職業
議決権等の所
有(被所有)
割合(%)
関連当事者
との関係
-
-
当社取締役
なし
当社取締役
-
-
-
なし
-
-
-
-
役員及び
その近親 渡邉廣之
者
役員及び
その近親 山下正員
者
役員及び
その近親 三藤智之
者
役員及び
その近親 小林裕明
者
子会社の
なし
取締役
子会社の
なし
取締役
取引の内容
資金の貸付
(注)
当社取締役
資金の貸付
の近親者
(注)
子会社の
資金の貸付
取締役
(注)
子会社の
資金の貸付
取締役
(注)
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
-
貸出金
14
-
貸出金
32
-
貸出金
31
-
貸出金
43
(注)当社の連結子会社である㈱イオン銀行の住宅ローン等の貸付であります。なお、利率及び返済等の取引条件
は、定型ローン商品であるため、一般取引条件と同様であります。
当連結会計年度(自
種類
会社等の名
称又は氏名
平成27年4月1日
至
平成28年3月31日)
所在地
資本金又は
出資金
(百万円)
事業の内容
又は職業
議決権等の所
有(被所有)
割合(%)
関連当事者
との関係
-
-
当社取締役
なし
当社取締役
-
-
-
なし
-
-
-
-
-
-
役員及び
その近親 渡邉廣之
者
役員及び
その近親 山下正員
者
役員及び
その近親 三藤智之
者
役員及び
その近親 石塚和男
者
役員及び
その近親 小林裕明
者
子会社の
取締役
子会社の
取締役
子会社の
取締役
なし
なし
なし
取引の内容
資金の貸付
(注)
当社取締役
資金の貸付
の近親者
(注)
子会社の
資金の貸付
取締役
(注)
子会社の
資金の貸付
取締役
(注)
子会社の
資金の貸付
取締役
(注)
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
-
貸出金
11
-
貸出金
30
-
貸出金
30
-
貸付金
52
-
貸出金
41
(注)当社の連結子会社である㈱イオン銀行の住宅ローン等の貸付であります。なお、利率及び返済等の取引条件
は、定型ローン商品であるため、一般取引条件と同様であります。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
イオン株式会社(東京証券取引所に上場)
- 117 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(1株当たり情報)
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
1,377円56銭
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
1,465円31銭
1株当たり当期純利益金額
152円55銭
180円09銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
152円04銭
180円00銭
1株当たり純資産額
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円)
純資産の部の合計額から控除する金額
(百万円)
(うち新株予約権(百万円))
(うち非支配株主持分(百万円))
普通株式に係る期末の純資産額
(百万円)
普通株式の発行済株式数(株)
普通株式の自己株式数(株)
1株当たり純資産額の算定に用いられた期
末の普通株式の数(株)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
324,948
340,886
51,239
49,699
(73)
(110)
(51,166)
(49,589)
273,708
291,186
208,499,435
208,527,801
9,808,408
9,807,144
198,691,027
198,720,657
2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
30,491
35,785
-
-
30,491
35,785
199,875,767
198,704,819
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
-
-
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額(百
万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期
純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株)
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
(百万円)
普通株式増加数(株)
(うち新株予約権(株))
(うち転換社債型新株予約権付社債
(株))
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額の算定に含めなか
った潜在株式の概要
- 118 -
681,460
103,451
(41,461)
(52,427)
(639,999)
(51,024)
-
-
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 119 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
会社名
銘柄
発行年月日
当期首残高
(百万円)
当期末残高
(百万円)
利率
(%)
担保
償還期限
-
3.28
無
平成27年7月30日
-
1.02
無
平成27年4月27日
4.06
無
平成28年7月14日
3.85
無
平成28年12月16日
2,388
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
イオンフィナン
シャルサービス
㈱
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
Unsecured
debenture
平成22年7月30日
(2,388)
[652百万
タイバー
ツ]
第10回国内無担
平成23年4月27日
保普通社債
20,000
(20,000)
Unsecured
1,783
[487百万
debenture
Unsecured
debenture
平成23年7月14日
平成23年12月16日
タイバー
ツ]
2,368
[647百万
タイバー
ツ]
1,706
(1,706)
[536百万
タイバー
ツ]
2,268
(2,268)
[713百万
タイバー
ツ]
2016年満期
イオンフィナン
シャルサービス
ユーロ円建取得
条項付転換社債 平成24年3月23日
㈱
型新株予約権付
社債
イオンフィナン
2017年満期
ユーロ円建取得
シャルサービス
㈱
条項付転換社債 平成24年3月23日
型新株予約権付
40
(40)
-
-
無
平成28年3月23日
50
50
(50)
-
無
平成29年3月23日
1,657
1,347
[50百万
マレーシア
[50百万
マレーシア
3.95
無
平成29年4月11日
リンギッ
ト]
リンギッ
ト]
1,326
1,077
[40百万
マレーシア
[40百万
マレーシア
3.95
無
平成29年4月21日
リンギッ
ト]
リンギッ
ト]
1,823
[55百万
1,481
[55百万
マレーシア
リンギッ
マレーシア
リンギッ
3.95
無
平成29年5月21日
3.95
無
平成29年7月23日
社債(注)4
AEON CREDIT
SERVICE(M)
BERHAD
AEON CREDIT
SERVICE(M)
BERHAD
AEON CREDIT
SERVICE(M)
BERHAD
AEON CREDIT
SERVICE(M)
BERHAD
Medium-term
note
Medium-term
note
Medium-term
note
Medium-term
note
平成24年4月12日
平成24年4月23日
平成24年5月21日
平成24年7月23日
ト]
ト]
1,823
[55百万
1,481
[55百万
マレーシア
リンギッ
マレーシア
リンギッ
ト]
ト]
- 120 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
会社名
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
銘柄
Unsecured
debenture
発行年月日
平成24年8月30日
無
平成29年8月30日
4.77
無
平成29年9月13日
4.14
無
平成30年7月24日
5.45
無
平成30年11月29日
ツ]
タイバー
ツ]
タイバー
ツ]
3,585
3,414
[979百万
タイバー
[1,073百万
タイバー
ツ]
ツ]
10,000
10,000
0.349
無
平成31年3月18日
10,000
10,000
0.572
無
平成33年3月18日
平成26年3月27日
30,000
30,000
0.83
無
平成36年4月26日
平成26年3月27日
10,000
10,000
0.83
無
平成36年4月26日
3,500
3,358
Series 3
平成26年3月28日
(Guaranteed by
[956百万
タイバー
[1,056百万
タイバー
4.06
無
平成31年3月28日
4.43
無
平成29年7月10日
2.99
無
平成29年9月26日
debenture
平成25年7月24日
USD BondsFifth Series
平成25年11月29日
(Guaranteed by
SMBC)
同順位特約付)
第1回期限前償
還条項付無担保
㈱
社債(劣後特約
付)
イオンフィナン
第2回期限前償
還条項付無担保
SINSAP
(THAILAND)PLC.
[1,064百万
タイバー
1,911
[601百万
㈱
AEON THANA
4.44
3,385
1,993
[544百万
Unsecured
第2回無担保社
債(社債間限定 平成26年3月18日
(THAILAND)PLC.
償還期限
タイバー
ツ]
平成24年9月13日
イオンフィナン
シャルサービス
AEON THANA
SINSAP
担保
タイバー
ツ]
debenture
同順位特約付)
SINSAP
(THAILAND)PLC.
利率
(%)
2,272
[714百万
㈱
AEON THANA
当期末残高
(百万円)
2,382
[650百万
Unsecured
第1回無担保社
債(社債間限定 平成26年3月18日
シャルサービス
㈱
3,528
[964百万タ
イバーツ]
イオンフィナン
シャルサービス
イオンフィナン
シャルサービス
当期首残高
(百万円)
社債(劣後特約
付)
USD Bonds-
BTMU)
Thai BondsAEON177A
USD BondsSeries 4
(Guaranteed
by BTMU)
平成26年7月10日
平成26年9月26日
ツ]
ツ]
4,382
3,811
[1,197百万
タイバー
[1,198百万
タイバー
ツ]
ツ]
1,766
[482百万
1,693
[532百万
タイバー
ツ]
タイバー
ツ]
- 121 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
会社名
銘柄
発行年月日
JPY BondsSecond Series
AEON THANA
SINSAP
当期首残高
(百万円)
当期末残高
(百万円)
2,229
[701百万
利率
(%)
担保
償還期限
3.54
無
平成31年3月27日
平成27年3月27日
-
イオンフィナン
第3回無担保社
シャルサービス
㈱
債(社債間限定 平成27年4月30日
同順位特約付)
-
20,000
0.402
無
平成32年4月30日
イオンフィナン
第4回無担保社
シャルサービス
㈱
債(社債間限定 平成27年4月30日
同順位特約付)
-
10,000
0.552
無
平成34年4月28日
-
[199百万
タイバー
2.87
無
平成31年2月21日
114,400
(22,428)
122,124
(4,025)
[7,563百万
タイバー
[8,392百万
タイバー
ツ]
[200百万
ツ]
[200百万
-
-
-
マレーシア
リンギッ
マレーシア
リンギッ
ト]
ト]
(THAILAND)PLC.
(Guaranteed
by SMBC)
タイバー
ツ]
634
AEON THANA
SINSAP
(THAILAND)PLC.
Thai BondsAEON192A
平成28年2月23日
ツ]
合計
-
-
(注)1.「当期首残高」及び「当期末残高」欄の[
]内書は、外貨建の金額を記載しております。
2.「当期首残高」及び「当期末残高」欄の( )内書は、1年以内の償還予定額であります。
3.連結決算日後5年以内における償還予定額は次のとおりであります。
1年以内
(百万円)
4,025
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
16,550
3年超4年以内
(百万円)
21,548
4年超5年以内
(百万円)
-
30,000
4.転換社債型新株予約権付社債の内容
新株予約権の
発行すべき株式
の内容
発行価額
(円)
(注)1
新株予約権の
行使により発
代用払込
株式の発行 発行価額の総
新株予約権 新株予約権の行使期
行した株式の
に関する
価格
額
の付与割合
間
発行価額の総
事項
(円)
(百万円)
(%)
額
(百万円)
イオンフィナン
シャルサービス
10,000,000
1,386.6
15,000
㈱普通株式
14,950
100.0
自平成24年4月6日
至平成29年3月9日
(注)2
(注)1.発行価額には社債相当額が含まれております。
2.本新株予約権の行使に際しては、当該本新株予約権が付された本社債を出資するものとし、出資される
財産の価額は、本社債の払込金額と同額であります。
- 122 -
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【借入金等明細表】
当期首残高
(百万円)
当期末残高
(百万円)
借入金
591,586
535,989
2.71
リース債務
24,630
34,555
1.91
616,216
570,545
-
区分
借用金
合計
平均利率
(%)
返済期限
平成28年4月~
平成37年10月
平成28年4月~
平成39年9月
-
(注)1.「平均利率」を算定する際の利率及び残高は、連結会計年度末の数値を使用しております。
2.借入金及びリース債務の連結決算日後5年以内の返済予定額は次のとおりであります。
1年以内
借入金
(百万円)
リース債務
(百万円)
1年超2年以内
2年超3年以内
3年超4年以内
4年超5年以内
289,389
62,648
101,108
32,707
44,685
3,015
3,629
4,513
4,312
4,098
銀行業は、預金の受入れ、コール・手形市場からの資金調達・運用等を営業活動として行っているため、借入金等明
細表における当期末残高については連結貸借対照表中の「負債の部」の「借用金」及び「その他負債」中のリース債務
の内訳を記載しております。
(参考)なお、営業活動として資金調達を行っている約束手形方式によるコマーシャル・ペーパーの発行状況は、次の
とおりであります。
コマーシャル・ペーパー
当期首残高
(百万円)
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
-
68,000
0.04
返済期限
-
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度
末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省
略しております。
- 123 -
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(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間)
経常収益(百万円)
税金等調整前四半期(当期)純利
益金額(百万円)
第1四半期
第2四半期
第3四半期
当連結会計年度
85,651
173,830
264,932
359,651
12,565
24,813
41,131
59,250
7,185
14,109
23,540
35,785
36.16
71.01
118.47
180.09
親会社株主に帰属する四半期(当
期)純利益金額
(百万円)
1株当たり四半期(当期)純利益
金額(円)
(注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
(会計期間)
1株当たり四半期純利益金額
(円)
第1四半期
第2四半期
36.16
第3四半期
34.85
- 124 -
第4四半期
47.46
61.62
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2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
前事業年度
(平成27年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
立替金
前払費用
繰延税金資産
未収入金
未収収益
未収還付法人税等
その他
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物
減価償却累計額
建物(純額)
工具、器具及び備品
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
ソフトウエア
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
長期前払費用
繰延税金資産
差入保証金
その他
投資損失引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
繰延資産
株式交付費
社債発行費
繰延資産合計
資産合計
2,306
※1 126
58
17
※1 959
1
1,996
0
5,466
9
△0
8
148
△0
147
156
680
680
7,206
302,335
4
12,167
110
8
-
321,831
322,668
48
315
363
328,499
- 125 -
(単位:百万円)
当事業年度
(平成28年3月31日)
2,676
※1 23
274
151
※1 4,056
3
2,129
91
9,406
323
△9
313
450
△44
406
719
926
926
7,275
301,541
5
11,262
1,039
6
△623
320,507
322,153
12
374
386
331,946
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
前事業年度
(平成27年3月31日)
負債の部
流動負債
短期借入金
1年内償還予定の社債
コマーシャル・ペーパー
1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債
未払金
未払費用
未払法人税等
前受収益
預り金
役員業績報酬引当金
その他
流動負債合計
固定負債
社債
転換社債型新株予約権付社債
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
新株予約権
純資産合計
負債純資産合計
- 126 -
(単位:百万円)
当事業年度
(平成28年3月31日)
※1 49,800
20,000
-
40
※1 1,616
356
-
0
626
56
※1 274
※1 1,200
-
43,000
50
※1 2,036
382
22
302
※1 1,082
66
※1 430
72,769
60,000
50
12
60,062
132,832
30,421
106,230
106,230
3,687
63,995
13,849
81,531
△25,144
193,039
2,554
2,554
73
195,667
328,499
48,573
90,000
-
398
90,398
138,972
30,441
106,250
106,250
3,687
63,995
10,915
78,597
△25,141
190,147
2,715
2,715
110
192,973
331,946
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
②【損益計算書】
前事業年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
営業収益
関係会社受取配当金
関係会社受入手数料
営業収益合計
営業費用
販売費及び一般管理費
営業費用合計
営業利益
営業外収益
受取利息及び配当金
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
コミットメントフィー
投資有価証券評価損
その他
営業外費用合計
経常利益
特別損失
固定資産処分損
投資損失引当金繰入額
関係会社株式評価損
特別損失合計
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
※1
※1
10,694
10,237
20,931
※1,※2 8,362
- 127 -
(単位:百万円)
当事業年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
※1
11,154
11,585
※1,※2
22,740
10,708
※1
8,362
12,569
113
※1 44
10,708
12,031
※1 117
※1 53
158
※1 734
※1 200
-
168
1,103
11,624
-
-
943
943
10,681
179
1,297
1,476
9,204
171
※1 630
※1 43
178
146
999
11,203
13
623
-
636
10,566
178
803
981
9,585
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自
平成26年4月1日
至
平成27年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本準備金
その他資本
剰余金
資本剰余金
合計
利益準備金
別途積立金
繰越利益剰
余金
利益剰余金
合計
当期首残高
29,051
104,860
0
104,860
3,687
75,995
4,834
84,517
当期変動額
1,370
1,370
1,370
剰余金の配当
△12,188
△12,188
当期純利益
9,204
9,204
別途積立金の取崩
△12,000
12,000
-
自己株式の取得
自己株式の処分
△0
△0
△1
△1
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
1,370
1,370
△0
1,369
-
△12,000
9,014
△2,985
30,421
106,230
-
106,230
3,687
63,995
13,849
81,531
転換社債型新株予約権付社債
の転換
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
自己株式
評価・換算差額等
株主資本合計
その他有価証券
評価差額金
評価・換算差額
等合計
新株予約権
純資産合計
当期首残高
△145
218,283
1,973
1,973
55
220,311
当期変動額
転換社債型新株予約権付社債
の転換
2,740
2,740
剰余金の配当
△12,188
△12,188
当期純利益
9,204
9,204
別途積立金の取崩
-
-
自己株式の取得
△25,001
△25,001
△25,001
自己株式の処分
2
0
0
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
581
581
18
599
当期変動額合計
△24,998
△25,244
581
581
18
△24,644
当期末残高
△25,144
193,039
2,554
2,554
73
195,667
- 128 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
当事業年度(自
平成27年4月1日
至
平成28年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本準備金
その他資本
剰余金
資本剰余金
合計
利益準備金
別途積立金
繰越利益剰
余金
利益剰余金
合計
当期首残高
30,421
106,230
-
106,230
3,687
63,995
13,849
81,531
当期変動額
20
20
20
剰余金の配当
△12,517
△12,517
当期純利益
9,585
9,585
別途積立金の取崩
-
自己株式の取得
自己株式の処分
△1
△1
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
20
20
-
20
-
-
△2,934
△2,934
30,441
106,250
-
106,250
3,687
63,995
10,915
78,597
転換社債型新株予約権付社債
の転換
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
自己株式
評価・換算差額等
株主資本合計
その他有価証券
評価差額金
評価・換算差額
等合計
新株予約権
純資産合計
当期首残高
△25,144
193,039
2,554
2,554
73
195,667
当期変動額
転換社債型新株予約権付社債
の転換
40
40
剰余金の配当
△12,517
△12,517
当期純利益
9,585
9,585
別途積立金の取崩
-
-
自己株式の取得
△0
△0
△0
自己株式の処分
3
1
1
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
161
161
37
198
2
△2,891
161
161
37
△2,693
△25,141
190,147
2,715
2,715
110
192,973
当期変動額合計
当期末残高
- 129 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
有価証券
(1)子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法によっております。
(2)その他有価証券
(時価のあるもの)
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法
により算定)によっております。
(時価のないもの)
移動平均法による原価法によっております。
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
経済的耐用年数に基づく定額法によっております。
主な耐用年数は下記のとおりであります。
建
物 3年~15年
工具、器具及び備品 4年~15年
(2)無形固定資産
自社利用のソフトウエアについては社内における利用可能期間(5年以内)に基づく定額法によっておりま
す。
3.引当金の計上基準
(1)投資損失引当金
関係会社等に対する投資等に伴う損失に備え、当該会社の実情を勘案し、必要と認められる金額を計上して
おります。
(2)役員業績報酬引当金
役員に対して支給する業績報酬の支出に備えるため、支給見込額のうち当事業年度に負担すべき金額を計上
しております。
4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理方法
消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。
(2)株式交付費
株式交付費は3年間で定額法により償却しております。
(3)社債発行費
社債発行費は社債の償還までの期間にわたり利息法により償却しております。
(4)外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。
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(貸借対照表関係)
※1.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
前事業年度
(平成27年3月31日)
当事業年度
(平成28年3月31日)
1,083百万円
3,971百万円
短期金銭債権
短期金銭債務
51,167
2,166
2.偶発債務
(1)保証債務
各保証に対する保証残高は次のとおりであります。
前事業年度
(平成27年3月31日)
子会社イオンクレジットサービス㈱の買掛金
子会社AEON SPECIALIZED BANK (CAMBODIA)
PUBLIC LIMITED COMPANYの借入金
当事業年度
(平成28年3月31日)
781百万円
10,000千米ドル
689百万円
10,000千米ドル
(1,202百万円)
(1,126百万円)
(2)重畳的債務引受による連帯債務
前事業年度
(平成27年3月31日)
当事業年度
(平成28年3月31日)
100,800百万円
70,000百万円
子会社㈱イオン銀行の借入金
子会社イオンクレジットサービス㈱のリース債務
2,844
1,631
(3)経営指導念書等
主要な関係会社の資金調達に関連して、親会社として各社の健全な財政状態の維持責任を負うこと等
を約した経営指導念書等を金融機関に差入れております。
なお、上記の経営指導念書等のうち、「債務保証及び保証類似行為の会計処理及び表示に関する監査
上の取扱い」(日本公認会計士協会監査委員会報告第61号
に該当するものはありません。
平成11年2月22日)に基づく保証類似行為
3.貸出コミットメント契約
(貸手側)
当社は一部の国内連結子会社に対して融資貸付を行っております。当該業務における貸出コミットメントに
係る貸出未実行残高は次のとおりであります。
前事業年度
(平成27年3月31日)
当事業年度
(平成28年3月31日)
貸出コミットメントの総額
-百万円
貸出実行残高
-
-
-
50,000
差引額
- 131 -
50,000百万円
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(損益計算書関係)
※1.関係会社との取引高
(自
至
前事業年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
営業取引高による取引高
営業収益
(自
至
20,931百万円
営業費用
営業取引以外の取引による取引高
当事業年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
22,740百万円
6,348
328
2,972
37
※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。なお、販売費に属する費
用のおおよその割合は前事業年度63%、当事業年度57%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業
年度37%、当事業年度43%であります。
(自
至
前事業年度
平成26年4月1日
平成27年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成27年4月1日
平成28年3月31日)
広告宣伝費及び販売促進費
5,294百万円
6,118百万円
従業員給与及び賞与
役員業績報酬引当金繰入額
1,114
56
1,530
66
944
20
1,454
207
支払手数料
減価償却費
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(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式
前事業年度(平成27年3月31日)
区分
貸借対照表計上額
(百万円)
子会社株式
関連会社株式
合計
時価(百万円)
差額(百万円)
3,170
70,461
67,291
-
-
-
3,170
70,461
67,291
当事業年度(平成28年3月31日)
区分
貸借対照表計上額
(百万円)
子会社株式
関連会社株式
合計
時価(百万円)
差額(百万円)
3,170
58,248
55,078
-
-
-
3,170
58,248
55,078
(注)
時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額
(単位:百万円)
区分
前事業年度
(平成27年3月31日)
子会社株式
関連会社株式
合計
当事業年度
(平成28年3月31日)
298,831
298,197
333
173
299,165
298,371
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子会
社株式及び関連会社株式」には含めておりません。
- 133 -
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
(平成27年3月31日)
当事業年度
(平成28年3月31日)
(1)流動の部
繰延税金資産
新株予約権
23百万円 33百万円
繰越欠損金
その他
繰延税金資産合計
繰延税金負債との相殺
繰延税金資産の純額
-
0
24
△7
186
△35
17
151
繰延税金負債
151
0
未収還付事業税
繰延税金負債合計
繰延税金資産との相殺
繰延税金負債の純額
7
35
7
△7
35
△35
-
-
(2)固定の部
繰延税金資産
関係会社株式
13,086百万円 投資有価証券評価損
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債との相殺
繰延税金資産の純額
202
168
-
406
13,457
12,797
△168
△405
13,289
12,391
△1,121
△1,129
11,262
12,167
繰延税金負債
12,390百万円
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産との相殺
繰延税金負債の純額
- 134 -
1,121
-
1,089
39
1,121
1,129
△1,121
△1,129
-
-
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2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因
となった主要な項目別の内訳
前事業年度
(平成27年3月31日)
法定実効税率
(調整)
受取配当金等一時差異でない項目
35.3%
△35.1
住民税均等割
税率変更による影響
外国子会社からの配当に係る外国源泉税
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
当事業年度
(平成28年3月31日)
33.1%
△34.5
0.0
12.6
0.0
6.7
0.9
△0.1
1.7
2.3
9.3%
13.8%
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法
律」(平成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する事業年
度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の
計算に使用する法定実効税率は従来の32.3%から、平成28年4月1日に開始する事業年度及び平成29年4月
1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については30.9%に、平成30年4月1日に開始する
事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等については30.6%となります。この税率変更により、繰延税金
資産(繰延税金負債を控除した金額)は640百万円減少し、その他有価証券評価差額金は61百万円増加し、法
人税等調整額は701百万円増加しております。
また、欠損金の繰越控除制度が平成28年4月1日以後に開始する事業年度から繰越控除前の所得の金額の
100分の60相当額が控除限度額とされ、平成29年4月1日以後に開始する事業年度から繰越控除前の所得の金
額の100分の55相当額が控除限度額とされることに伴い、繰延税金資産は11百万円減少し、法人税等調整額は
11百万円増加しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:百万円)
区分
資産の種類
当期首残高
建物
有形固定資産
当期増加額
当期減少額
当期償却額
減価償却
累計額
当期末残高
8
316
2
9
313
9
工具、器具及び備品
147
316
11
46
406
44
計
156
632
13
56
719
54
680
449
52
150
926
172
680
449
52
150
926
172
4
3
-
1
5
4
ソフトウエア
無形固定資産
計
投資その他の資産
長期前払費用
(注)1.建物の当期増加の主なものは、事務所移転に伴う資産290百万円であります。
2.工具、器具及び備品の当期増加額の主なものは、事務所移転に伴う資産243百万円であります。
3.ソフトウエアの当期増加額の主なものは、次期会計システム関連381百万円であります。
【引当金明細表】
(単位:百万円)
区分
当期首残高
当期増加額
当期減少額
当期末残高
投資損失引当金
-
623
-
623
役員業績報酬引当金
56
66
56
66
- 136 -
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(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
- 137 -
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
第6【提出会社の株式事務の概要】
事業年度
4月1日から3月31日まで
定時株主総会
6月30日まで
基準日
3月31日
剰余金の配当の基準日
9月30日
3月31日
1単元の株式数
100株
単元未満株式の買取り
取扱場所
(特別口座)
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
株主名簿管理人
(特別口座)
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
取次所
買取手数料
みずほ信託銀行株式会社
──────────
無料
電子公告により行う。ただし、電子公告によることができない事故その他
やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行う。
公告掲載方法
なお、電子公告は当社ホームページに掲載しており、そのアドレスは次の
とおりです。
http://www.aeonfinancial.co.jp/
株主に対する特典
該当事項はありません。
- 138 -
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第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度(第34期)(自 平成26年4月1日
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
至
平成27年3月31日)平成27年6月25日関東財務局長に提出
平成27年6月25日関東財務局長に提出
(3) 四半期報告書及び確認書
(第35期第1四半期)(自
(第35期第2四半期)(自
平成27年4月1日
平成27年7月1日
至
至
平成27年6月30日)平成27年8月13日関東財務局長に提出
平成27年9月30日)平成27年11月30日関東財務局長に提出
(第35期第3四半期)(自
(4) 臨時報告書
平成27年10月1日
至
平成27年12月31日)平成28年2月15日関東財務局長に提出
平成28年6月29日関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく臨
時報告書であります。
(5) 訂正発行登録書
平成27年6月25日関東財務局長に提出
平成27年8月13日関東財務局長に提出
平成27年11月30日関東財務局長に提出
平成28年2月15日関東財務局長に提出
(6) 発行登録追補書類(普通社債)及びその添付書類
平成27年4月22日関東財務局長に提出
- 139 -
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
- 140 -
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 平成28年6月28日
イオンフィナンシャルサービス株式会社
取締役会
御中 有限責任監査法人トーマツ 指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
大
森
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
墨
岡
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
大
竹
茂
印
俊
治
印
貴
也
印
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ
ているイオンフィナンシャルサービス株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31日までの連結会計年度の連
結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャ
ッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監
査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に
表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために
経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明するこ
とにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定
し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当
監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用され
る。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価
の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制
を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価
も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、イオ
ンフィナンシャルサービス株式会社及び連結子会社の平成28年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する
連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、イオンフィナンシャルサー
ビス株式会社の平成28年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に
係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見を
表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準
に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽
表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施すること
を求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するた
めの手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性
に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果
について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、イオンフィナンシャルサービス株式会社が平成28年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効
であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価
の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと
認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
独立監査人の監査報告書 平成28年6月28日
イオンフィナンシャルサービス株式会社
取締役会
御中 有限責任監査法人トーマツ 指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
大
森
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
墨
岡
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
大
竹
茂
印
俊
治
印
貴
也
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ
ているイオンフィナンシャルサービス株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第35期事業年度
の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細
表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示
することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が
必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することに
ある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに
基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査
法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。財務
諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に
際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。
また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、イオンフ
ィナンシャルサービス株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を
すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
【表紙】
【提出書類】
確認書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条の4の2第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成28年6月29日
【会社名】
イオンフィナンシャルサービス株式会社
【英訳名】
AEON Financial Service Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【最高財務責任者の役職氏名】
専務取締役
【本店の所在の場所】
東京都千代田区神田錦町一丁目1番地
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
河原
健次
経営管理担当
若林
秀樹
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
2016/06/30 09:26:04/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
1【有価証券報告書の記載内容の適正性に関する事項】
当社代表取締役社長河原健次及び当社専務取締役経営管理担当若林秀樹は、当社の第35期(自
平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)の有価証券報告書の記載内容が金融商品取引法令に基づき適正に記載されていることを確認
しました。
2【特記事項】
特記すべき事項はありません。
2016/06/30 09:28:35/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
【表紙】
【提出書類】
内部統制報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条の4の4第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成28年6月29日
【会社名】
イオンフィナンシャルサービス株式会社
【英訳名】
AEON Financial Service Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【最高財務責任者の役職氏名】
専務取締役
【本店の所在の場所】
東京都千代田区神田錦町一丁目1番地
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
河原
経営管理担当
健次
若林
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
秀樹
2016/06/30 09:28:35/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)
1【財務報告に係る内部統制の基本的枠組みに関する事項】
代表取締役社長 河原 健次及び専務取締役経営管理担当 若林 秀樹は、当社の財務報告に係る内部統制の整備及び
運用に責任を有しており、企業会計審議会の公表した「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報
告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」に示されている内部統制の基本的枠
組みに準拠して財務報告に係る内部統制を整備及び運用しております。
なお、内部統制は、内部統制の各基本的要素が有機的に結びつき、一体となって機能することで、その目的を合理
的な範囲で達成しようとするものです。このため、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には
防止又は発見することができない可能性があります。
2【評価の範囲、基準日及び評価手続に関する事項】
財務報告に係る内部統制の評価は、当事業年度の末日である平成28年3月31日を基準日として行われており、評価
に当たっては、一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠いたしました。
本評価においては、連結ベースでの財務報告全体に重要な影響を及ぼす内部統制(全社的な内部統制)の評価を行
った上で、その結果を踏まえて、評価対象とする業務プロセスを選定しております。当該業務プロセスの評価におい
ては、選定された業務プロセスを分析した上で、財務報告の信頼性に重要な影響を及ぼす統制上の要点を識別し、当
該統制上の要点について整備及び運用状況を評価することによって、内部統制の有効性に関する評価を行いました。
財務報告に係る内部統制の評価の範囲は、会社並びに連結子会社及び持分法適用関連会社について、財務報告の信
頼性に及ぼす影響の重要性の観点から必要な範囲を決定いたしました。財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性は、
金額的及び質的影響の重要性を考慮して決定しており、会社及び連結子会社29社を対象として行った全社的な内部統
制の評価結果を踏まえ、業務プロセスに係る内部統制の評価範囲を合理的に決定いたしました。なお、連結子会社6
社及び持分法適用関連会社1社については、金額的及び質的重要性の観点から僅少であると判断し、全社的な内部統
制の評価範囲に含めておりません。
業務プロセスに係る内部統制の評価範囲については、各事業拠点の前連結会計年度の経常収益が高い拠点から合算
し、前連結会計年度の連結経常収益の概ね2/3に達している拠点及び財務報告の信頼性に及ぼす質的影響の重要性
の高い拠点を「重要な事業拠点」といたしました。選定した重要な事業拠点においては、企業の事業目的に大きく関
わる勘定科目として、経常収益、割賦売掛金、貸出金、有価証券、買掛金及び預金や借用金などの資金調達に関連す
る科目に至る業務プロセスを評価の対象といたしました。さらに、選定した重要な事業拠点にかかわらず、それ以外
の事業拠点をも含めた範囲について、重要な虚偽記載の発生可能性が高く、見積りや予測を伴う重要な勘定科目に係
る業務プロセスやリスクが大きい取引を行っている事業又は業務に係る業務プロセスを財務報告への影響を勘案して
重要性の大きい業務プロセスとして評価対象に追加しております。
3【評価結果に関する事項】
上記の評価の結果、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に係る内部統制は有効であると判断いたしまし
た。
4【付記事項】
該当事項はありません。
5【特記事項】
該当事項はありません。
2016/06/30 09:28:55/15143226_イオンフィナンシャルサービス株式会社_有価証券報告書(通常方式)