2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 活動完了 「活動完了」とは、小テストや課題、または、フォーラムやページなどの各教材(モジュール)において、 求められる受講の条件を満たした場合に用いられる表現です。 「活動完了」を設定することにより、学生はどのモジュールを終了したのかが明確になります。 具体的には、教員は、以下に挙げられるような受講完了の条件をモジュールに設定することが出来ます。 学生がその条件を満たすと、モジュールに活動完了のマークが表示されます。 <例> 教員が求める完了の条件 活動完了となる学生の動作 ページを見る ページモジュールを開く 講義動画を視聴する ページまたはファイルなど、講義動画が収められ ているモジュールを開く フォーラムに 1 件の投稿と 1 件のコメントを行う フォーラムに投稿、コメントをする 小テストで 80 点以上を取得する 小テストで 80 点以上を取得 ※条件の詳細については、P5 を参照してください。 <「活動完了」の見本画面> 「活動完了」を設定すると、下図赤枠で示したエリアにチェックボックスが表示されます。 チェックマークが付いているものが、既に「活動完了」しているものです。 { 活動完了したもの→ { 未完了のもの→ ※このマニュアルの対象バージョンは、Moodle2.9 です。アップデートに伴って現行の Moodle とマニュアル内の文言 などに差異が出る場合がありますので、その際は適宜読み替えをお願いします。 1 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 活動完了の設定方法 コースの設定を変更する 「活動完了」は、コースの初期設定では使用できないようになっています。 以下の手順でコースの設定を変更してください。 1. 画面右上の をクリック 2. 「設定を編集する」をクリックし、コースの設定編集画面を開く 3. 見出し項目「完了トラッキング」をクリックし、内容を展開 4. 「完了トラッキングを有効にする」のプルダウンを「Yes」に変更 5. ページ下部の をクリックし、終了 以上で、各モジュールの設定画面に「活動完了」の項目が表示され、使用することが出来るようになりま す。 例:ページモジュールの設定画面 2 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 モジュールに設定する 次は、モジュール毎に設定を行います。 設定を行う場所は、前ページ最後に示した「活動完了」です。 以下の手順で「活動完了」を開き、まず最初に「完了トラッキング」の設定を行ってください。 完了トラッキング 1. 任意のモジュールの編集のプルダウンを開き、「設定を編集する」をクリック 2. 見出し項目「活動完了」をクリックし、内容を展開 3. 「完了トラッキング」にて、任意の選択肢を選択 以下は、選択肢とその説明です。 「活動完了」をどのように使いたいかによって、適宜選択してください。 活動完了を表示しない 活動完了を使用しないときは、これを選択してください。 ユーザが手動で活動を完了マークできる 条件は設定できません。学生は自由に完了マークをチェックすることが出来ます。 条件を満たした場合、活動完了を表示する 教員が条件を設定することができます。その条件を満たした場合、自動でチェックマークが表示 されます。 3 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 条 件 ( 1) 設 定 場 所 「完了トラッキング」で「条件を満たした場合、活動完了を表示する」を選択した場合、条件を設定する必 要があります。 条件の設定は、以下の図の赤枠で示した部分で行います。 例:小テストモジュールの設定画面 赤枠内に表示される条件は、モジュールの種類ごとに異なります。 詳細は、次ページにて説明します。 4 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 条 件 ( 2) モ ジ ュ ー ル 毎 に 設 定 可 能 な 条 件 個々の活動およびリソースモジュールに対して、設定できる条件の一覧です。 必要なものを適宜設定してください。 モジュール 条件 活動完了するための学生の動作 閲覧を必要とする 閲覧 閲覧を必要とする 閲覧 評定を必要とする ★追加で合格点(※1)の設定も可能。 教員からの評定(採点) 必須投稿数 指定された数の投稿または返信を行う 必須ディスカッション数 指定された数の投稿を行う 必須返信数 指定された数の返信を行う 閲覧を必要とする 閲覧 評定を必要とする 教員からの評定(採点) 合格点(※1)(※1)を必要とする 合格点を取得する または利用可能な受験すべてが完了 した場合 ★「利用可能な受験」とは、「受験 可能回数」(※2)のことを指す。 ★この条件は、前項の「合格点を必 要とする」にチェックを入れた場合 にのみ利用可能。 「受験可能回数」が、許可された回数に達し た場合 閲覧を必要とする 閲覧 評定を必要とする ★追加で合格点(※1)の設定も可能。 教員からの評定(採点) 送信を必要とする 提出(送信) 閲覧を必要とする 閲覧 評定を必要とする ★追加で合格点(※1)の設定も可能。 評定者からの評定(採点)且つ、終了フェー ズとなった時 閲覧を必要とする 閲覧 送信を必要とする 提出(送信) ページ ファイル URL フォルダ ブック フォーラム 小テスト 課題 ワークショップ フィードバック (※1) 合格点の設定方法については、次ページを参照してください。 (※2) 「受験可能回数」の設定方法については、P7 を参照してください。 5 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 <合格点の設定方法> 小テストや課題モジュールなどでは、評定で合格点を設定することが可能です。 合格点の設定 活動完了の条件「評定を必要とする」の設定 上記の 2 つを組み合わせることによって、下図のように、活動完了のチェックボックスに合格 合格 または不 のマークを表示させることが出来ます。 合格点は、以下の手順で設定します。 1. 任意のモジュールの編集のプルダウンを開き、「設定を編集する」をクリック 2. 「評点」をクリックし、内容を展開 3. 項目「合格点」にて、任意の点数を入力 4. をクリックして終了 留意点 合格・不合格のマークを表示させるためには、「評定を必要とする」(P4)の設定も必要です。 6 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 <「受験可能回数」の設定方法> 1. 任意のモジュールの編集のプルダウンを開き、「設定を編集する」をクリック 2. 「評点」をクリックし、内容を展開 3. 項目「受験可能回数」のプルダウンをクリックし、任意の回数を選択 4. をクリックして終了 7 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 付録 活動完了のレポート表示 活動完了は、下図のように、受講者毎に進捗状況を一覧表示させることが出来ます。 また、赤枠で示したように、csv ファイルでエクスポートすることも可能です。 下図は、実際に「Excel 互換フォーマットでダウンロードする (.csv)」でエクスポートした見本です。 活動完了のレポート画面は、以下の手順で開いてください。 「レポート」をクリックし、展開した中から「活動完了」をクリック 8 2016 年 6 月 27 日 熊本大学 e ラーニング推進機構 活動完了の設定「期待される完了日」 モジュールの活動完了の設定で、「期待される完了日」というものを設定することが出来ます。 「期待される完了日」は、下図赤枠のように、活動完了レポートにのみ表示されます。学生の目に触れるこ とはありません。 「期待される完了日」の設定は、下図の赤枠で示したところで行います。 「Yes」のチェックボックスにチェックを入れ、任意の日付を設定してください。 9
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