4~9(PDF 約2MB)

■ 応募方法 団体名、責任者の氏名、連絡先、演
出内容、演出時間を記入し、FAXでお申し込
みください。
■ 申し込み先
( )
1115
菊池白龍會事務局 FAX 0968
■ 申込期限 7月 日 ㈪
■ 午後7時 ~9時 30 分
23
■ 午後3時 ~ 11 時
※申し込み多数の場合は、抽選になります。
25
4
2016 July
白 龍・子 白 龍 担 ぎ 手 大 募 集
■ 募集内容
■ 応 募 資 格 元気いっぱいにパフォーマンスして
いただける団体( 分程度)
舞台出演団体募集
※申し込み多数の場合は、お断りする場合があります。
[ 白 龍 担 ぎ 手 ]成人男性200人程度
[ 子白龍担ぎ手 ]小学3~6年生 人程度
■ 申込期限 7月 日 ㈮
80
■ 午前 10 時 ~ 午後 11 時
熊本地震を乗り越え、ことしも白龍が舞い踊る!
15
10
11
■ 問い合わせ先
( )7223
商工観光課 ☎0968
交通規制(車両通行止め)
復光―
日㈯ 午後5時 分~
菊池市民広場特設ステージ
8 6
月
と き
ところ
◆ ステージイベント
分~) ◆ 七夕
飾り・出店
◆ 白龍
・子白龍神輿の演出
◆ 花火大会 (午後8時
※荒天の場合は8月7日㈰に順延します。
人々がいます。
そんななか、米どころ菊池の復活
を 目 指 し、 米 づ く り に 情 熱 を 注 ぐ
しい情勢が続いています。
TPP問題など、生産者にとって厳
低 下。 農 家 の 高 齢 化 や 後 継 者 不 足、
生活形態の多様化に伴い消費者
のコメ離れが進み、販売価格は年々
ての知名度は薄れていきました。
しかし、時代とともに東北産米の
人気が高まるにつれ、米どころとし
米にも使われたといわれています。
大阪で米相場を決定する際の基準
ろとして知られていました。当時は
菊池市は江戸時代から皇室や将
軍家へお米を献上するなど米どこ
菊池米のブランド化を目指して
内 容
30
広報きくち
2016 July
5 広報きくち
※会 場周辺は混雑が予想されます。事故には十分に気を
付けていただくとともに、できる限り公共交通機関での
ご来場をお願いします。ご協力をよろしくお願いします。
問い合わせ先 農政課ブランド推進室 ☎ 0968(25)7266
30
特集
1
2
3
昨年 11 月、石川県小松市で開催され、国際・総合部門で古閑正光さん(瀬戸口)、
ほり た ひでおみ
品の中か
都道府県部門で堀田英臣さん(元村)のコメがそれぞれ金賞を受賞しました。
選。世界最高米として販売するこ
と生産者の意欲と技術力を高めて
減少に対応してくためには、もっ
す。「 T P P 問 題 や コ メ の 消 費 量
くりの将来に危機感も抱いていま
が出てきたことを喜ぶ反面、米づ
工夫を重ねてきた古閑さん。結果
けつつ自身の経験も取り入れ創意
研修会やインターネットで最新
技術を学び、先進農家の指導を受
い」と古閑さんは目を細めます。
前を知ってもらえることがうれし
もちろんですが、全国に菊池の名
て い る と の こ と。「 選 ば れ た の は
米を求める消費者から予約が入っ
かります。既に東京の料亭や高級
ることから、破格であることが分
当たり約600円で販売されてい
される予定。通常は七城米で1㌔
て い ま す。「 持 っ て い た 技 術 と 経
た課題を解決する役割も期待され
が続いています。研究会はこうし
七城町など一部の地域だけで活動
進み担い手が減るにつれ、今では
れてきました。生産者の高齢化が
者団体が良質な米づくりに力を入
イスクラブなど、さまざまな生産
以前から、米麦部会、菊七会、ラ
全体で取り組むことが大事」と菊
「 コ メ の ブ ラ ン ド 化 を 進 め る た
めには、一部の地域ではなくまち
術を研究しています。
で構成。食味向上に向けた栽培技
導員、先進地の顧問アドバイザー
や米食味鑑定士、JA菊池の米指
の活性化を目的に発足。コメ農家
2月、菊池米のブランド化と農業
6
2016 July
九州で二人目の快挙
地元開催で連覇を誓う
大会には日本のほかに、アメリ
カ、台湾、中国、タイの生産者が
エントリー。世界中から5千以上
の検体が出品される世界最大規模
の米食味コンクールです。古閑さ
ん が 受 賞 し た 国 際・ 総 合 部 門 は、
最も優れたコメに贈られる賞。九
州で二人目、県内では初の快挙と
な り ま し た。「 受 賞 は ま さ か と い
う気持ち。今までやってきたこと
が間違いではなかったという証明
に な っ た 」 と 古 閑 さ ん。「 仲 間 と
頑張ってきたことが評価された」
と堀田さんは振り返ります。
第 回大会は 月、本市で開催
されることが決定しました。二人
るのは菊池米ブランド化研究会の
い く こ と が 大 事。『 あ い つ が で き
験に最新の技術を取り入れ、地域
きくながこうさく
食味と免疫力向上効果を高める
独 自 加 工 で 熟 成 さ れ た 後、 今 夏、
たなら自分もできるはず』と後に
に合った栽培方法を確立していき
次ページへ続く
共有することで、まち全体のコメ
永さんは力を込めます。菊池では
続く人が増えてほしい。そのため
きたいです」
ます。この成果を市内の生産者と
1㌔当たり
菊永光作会長です。研究会は昨年
「 菊 池 米 を 世 界 に 通 用 す る ブ ラ
ン ド 米 に し て い き た い 」。 そ う 語
ブランド化で世界に挑戦
技術と知恵を結集
コメの総合メーカーの東洋ライ
ス株式会社(東京都)が、国際・
世界最高米の誕生
1㌔当たり1万円超
してさらに努力していきたい」
盛り上げられるよう、連覇を目指
足していてはだめ。菊池の農業を
に 精 を 出 し て い ま す。「 こ れ で 満
はさらなる高みを目指し米づくり
12
万1880円で発売
とを決定しました。
18
が まさみつ
こ
ら古閑さんのコメを含む6品を厳
総合部門で金賞だった
2015 年産米のおいしさを競う「第 17 回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」が
18
にも培ったノウハウを共有してい
1
広報きくち
2016 July
7 広報きくち
4
5
6
1_ 世界最高米の認定書を手に笑顔を見せる古閑さん 2._ 国際大会で金賞を受賞した古閑さん㊧と
堀田さん㊨ 3_ 国際大会の授賞式 4_ 米づくり栽培技術研修会。毎回多くの生産者が参加している
5_ 古閑さんのコメは「菊池の金賞米」としてまるごと市場で販売。すぐに完売した 6_ 菊池米ブラ
ンド化研究会の菊永会長。国際大会など各種コンクールで入賞経験を持つ
特集
回大会に
の向上心が重なった結果だと思い
材を投入したこと。そこに生産者
域に合った品種を選び、適切な資
菊池市が国際大会で金賞を取れ
たのは、地球温暖化が進む中、地
飾ってもらいたい。そのために私
う。 ぜ ひ 地 元 開 催 で 有 終 の 美 を
には昨年の倍の努力が必要でしょ
月には菊池市で国際大会が開
催されます。連続して金賞を取る
ます。
もできる限りのサポートをしてい
もぜひ、菊池米食味コンクールは
いかねばなりません。そのために
人たちへ菊池米の魅力を発信して
ます。そのコメを食べていただく
境にも優しい米づくりを進めてい
い。生産者は試行錯誤を重ね、環
消費者である市民の皆さんにも
菊池米に対して関心を持ってほし
きます。
続けていただきたい。生産者が米
ことで、間接的に環境を守る一人
コメのブランド化を推進してい
くためには、もっと市民や全国の
づくりに集中できる環境を整えて
になれますし、菊池の米づくりを
を発信してほしいと訴えます。「菊
応援することにつながります。
いくことも、ブランド化への近道
だと思います。
米づくりの誇りは
池のコメは全国に誇れるコメ。自
8
2016 July
の品質を底上げし、消費拡大と担
い手育成につないでいきたいと考
えています」
市独自の食味コンクールで
生産意欲と品質を向上
市はコメのブランド化と消費拡
大などを目的に、平成 年から「菊
月の第
池米食味コンクール」を開催して
います。昨年
は過去最多となる525検体が出
品。 個 人 で 競 う 総 合 部 門 の ほ か、
集落部門で審査しました。
審査員には米農家や米食味鑑定
士のほか、東京のコメ専門店や福
岡のホテル支配人、米穀店のバイ
ヤーなどを招待。県内の小・中・
高校や生産者を対象にした食味コ
ンクールも同時開催するなど、世
代間と自治体の枠を超えて、良質
なコメのPRと販路拡大に務めて
います。
上位入賞したコメは市のイン
ターネットショップ菊池まるごと
市 場 で「 菊 池 米 の 匠 」 と し て 販
売。東京の大手百貨店でも取り扱
われ、すぐに売り切れるなど好評
を得ています。菊永さんは「回を
重ねるにつれて食味の点数も上
がってきた」と手応えを感じてい
ふるさとへの誇り
※詳細は菊池広報9月・10 月号でお知らせ
します。
ます。第2回大会からできた集落
を誇りに思ってもらえるよう、こ
慢して、どんどん宣伝してもらえ
将来の米づくりの土台を築くた
めにも若手生産者の意識を変える
れからも生産者と関係者で力を合
と き 12 月3日㈯・4日㈰
ところ 菊池市総合体育館
集落
ことが大事と菊永さんは続けま
わせて頑張っていきます」
第 18 回 米・食 味 分 析 鑑 定
コンクール:国際大会
部門の参加数も6集落から
す。「 国 際 大 会 で は、 若 手 農 業 者
たらうれしいです。米どころ菊池
や認定農業者など、全ての部門で
米づくりに情熱を注ぎ、研鑽を
続ける生産者の皆さん。培った技
と き 11 月 13 日㈰
ところ 菊池市総合体育館
と倍増。地域単位で米づくりに対
ノミネートできるようにしていき
術と経験を地域と次世代に惜しみ
第4回 菊池米食味コンクール
する意欲が高まっています。
たい。結果が出れば自信になりま
なく伝えています。そこには、ふ
も高まっていくのではないでしょうか。
「 泗 水 佐 野 地 区 か ら は 最 多 の
検体が出品されました。同じ地域
すし、米づくりに誇りが持てるよ
るさとへの誇りと愛着を大切にす
全体の意識が向上し、菊池米のブランド力
内の生産者同士が競い合うこと
Profile えんどう・ごいち
1958 年山形県高畠町生まれ。
「全国米・食味分析鑑定コン
クール」で 2002 年から 06
年まで5年連続で最高位の金
賞を受賞し、07 年にはダイ
ヤモンド褒章を受賞。30 年
以上前から有機農法に取り組
み「食が健康をつくる」とい
う信念の下米づくりを実践。
全国で講演会や米づくりの指
導も行う。菊池米ブランド推
進協議会水稲栽培技術指導員。
12
うになります。作り手が誇りを持
ています。こうした地域が増えれば、まち
広報きくち
2016 July
9 広報きくち
遠藤五一さん
る人々の姿がありました。この思
交換する機会も増え、生産者の意識が高まっ
で、結果的に地域全体のコメの品
数値で分かると生産者にも消費者にも伝
菊池米ブランド化研究会
顧問アドバイザー
ち、自信を持って勧められるコメ
になりました。ほかの地区の人たちと情報
いが連綿と受け継がれ、菊池の米
仲間と会うたびに米づくりの話をするよう
こそブランド米だと思います」
コンクールに出して本当に良かったです。
づくりは続いていきます。
る気にもつながります。
市民の皆さんにも菊池米の良さ
なるし、もっとおいしいコメにしようとや
質が高まっていきます。隣の地域
まっています。
Interview
何がいけなかったのか振り返るきっかけに
1_ 食味コンクールには農機具メーカーなどの企業も協賛 2._ 第3回大会総合部門で最優秀賞を受賞した歌丸研一さん(下水次)3_ コメの炊
き上がり具合を確認する審査員 4_ 高校生も審査員として参加。幅広い世代で食味を評価 5_ まざまな職種の人が厳しい目と口で審査した
うたまるけんいち
とおいしくできるはずと会員の意欲も高
が頑張っているのを見れば『うち
に作ったコメを出したので、工夫すればもっ
も負けちゃおれん』と地域間での
点数が出て安心しています。いつもどおり
競争意識も芽生えるでしょう。こ
れてきました。自信はありましたが、高い
うした広がりが今後の農業の地盤
昔から「佐野のコメはうまい」と聞かさ
8年連続 10 回目の特Aを獲得 !
3
には負けんばい!」と盛り上がりましたね。
日 本 穀 物 検 定 協 会 主 催 2015 年
産米の食味ランキングが発表され、
熊本県城北地区代表で出品された
「 七 城 の こ め 」が こ と し も 最 高
評価の特A
(139 産地銘柄中
46 産 地 銘 柄 )を 獲 得
しました。
りました。「うちの方がうまいはず」「七城
25
3
を築いていくのだと思います」
菊池米食味コンクールには第2回から出
4
5
1
回には組合員みんなで出そうという話にな
14
第3回菊池米食味コンクール
集落部門優良賞 佐野営農組合
2
品しています。最初は数人でしたが、第3
19
福島政巳 副組合長 福島正人 組合長 宮田一國さん
かずくに
た
みや
と
ふくしままさ
み
ふくしままさ
11
わりやすい。品質の高さの裏付けができた
と思います。仮に点数が低かったとしても、