平成２８年度事業計画
１
基本方針
当町の基幹・主要農作物及び振興・新規作物の生産振興・品質向上に関する栽培試験・
調査に努めるとともに、土壌ｐＨ改善や適正施肥推進など土地生産性の向上・維持、コス
ト低減に役立つよう土壌分析・診断、シストセンチュウ類の検診業務に努める。
また、農業体験や研修活動等を通じて、次世代への農業に対する関心を喚起するととも
に、厚沢部農業の魅力を広く発信していく。
２
事業計画
(１)基幹・主要作物の生産振興、品質向上に関する調査研究
ア 馬鈴薯：種子馬鈴薯病株発生確認、土壌病害虫の検診
イ 豆 類：大豆・小豆奨励品種試験
ウ 野 菜：①品種比較試験（ブロッコリー、カボチャ等）
②新しい施肥法、薬剤、資材効果の確認
No.
1
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9
10
作 物 名
大豆
小豆
ブロッコリー
ブロッコリー
カボチャ
カボチャ
スイートコーン
伏込アスパラ
野菜類
野菜類
試 験 区 分
奨励品種決定試験
奨励品種決定試験
品種比較試験
防除試験（施防協）
品種比較試験
施肥試験
品種比較試験
品種比較試験
土壌改良剤試験
施肥試験
備
考
十育 260 号
十育 167 号、十 育 168 号
10 品種程度
ベネビア OD（チョウ目殺虫剤）
10 品種程度
肥効調節型肥料入り銘柄の 適 用
6 品種程度
PAS038（パイオニア）
作土層の物理性改善（保 水性 、通 気 性の 向上 ）
アミノ酸入り鶏 糞堆 肥の 施 用
(２)土壌分析・診断、害虫検診事業
ア 作物別部会と連携したｐＨ、ＥＣ簡易分析、多項目分析、土壌酸度ｙ１分析
イ 馬鈴薯、豆類の重要害虫・シストセンチュウの検診
ウ 立茎アスパラハウスの土壌分析とデータ解析
エ 分析技術の高度化を図り、生産性向上に繋がる土壌診断の実施
(３)研修、交流活動
ア 芋掘り体験農園、学校教育や地域振興活動との連携
イ 新規就農希望者への研修活動
ウ 農業実習生の受入、農業大学校等関係機関と連携した後継者の育成
(４)市町村農業センター、研究・普及機関、農業関係団体等との連携
ア 道南、全道の農業センター連絡会議との連携（９月富良野、２月札幌）
イ 農業試験場、ホクレン、新函館農協等との連携試験