インターネット開示事項

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㈱阿波銀行様 招集/別冊/WEB開示分
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第204期定時株主総会招集ご通知に際しての
イ ン タ ー ネ ッ ト 開 示 事 項
個
別
注
記
表
連
結
注
記
表
平成27年4月 1 日から
平成28年3月31日まで
株式会社
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個別注記表
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
重要な会計方針
1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 (定額法)、子会社・子
法人等株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については原則として、株式は決算期末
月1カ月の市場価格等の平均に基づく時価法 (売却原価は移動平均法により算定)、株式以外は決算日の市
場価格等に基づく時価法 (売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と
認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備及び構築物
を除く。)については定額法)を採用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建
物
19年∼50年
そ の 他
4年∼ 8年
(2)無形固定資産
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、行内
における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリース資産は、リース期間を耐
用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の
取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
5. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る債
権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下の
なお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能
見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻
に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額
及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計
上しております。
― 1 ―
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すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独
立した資産監査部署が査定結果を監査しております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び
保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額して
おり、その金額は21,118百万円であります。
(2)役員賞与引当金
役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、当
事業年度に帰属する額を計上しております。
(3)退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資
産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込
額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については給付算定式基準によっております。なお、過
去勤務費用及び数理計算上の差異の損益処理方法は次のとおりであります。
過 去 勤 務 費 用 その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額法に
より損益処理
数理計算上の差異 各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による
定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から損益処理
(4)役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給
見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められる額を計上しております。
(5)睡眠預金払戻損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、
将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり、必要と認める額を計上しております。
(6)偶発損失引当金
偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将来発生する可能性の
ある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
7. ヘッジ会計の方法
(1)金利リスク・ヘッジ
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における金融商品会計
基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号平成
14年2月13日。以下、「業種別監査委員会報告第24号」という。)に規定する繰延ヘッジによっており
ます。ヘッジ有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象となる預
金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の(残存)期間毎にグルーピングのうえ特
定し評価しております。また、キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ
手段の金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価をしております。なお、ヘッジ手段とヘッジ
対象の条件がほぼ同一のヘッジについては、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場変動又はキャッシ
ュ・フロー変動をほぼ相殺しているため、有効性の評価を省略しております。
(2)為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外
貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報
告第25号平成14年7月29日)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法につ
いては、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワ
ップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うへッジ手段の外貨ポジ
ション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
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8. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税(以下、「消費税等」という。)の会計処理は、税抜方式によっております。ただ
し、有形固定資産に係る控除対象外消費税等は当事業年度の費用に計上しております。
会計方針の変更
(「企業結合に関する会計基準」等の適用)
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号平成25年9月13日。以下、「企業結合会計基準」とい
う。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号平成25年9月13日。以下、「事業分離等会
計基準」という。)等を、当事業年度から適用し、取得関連費用を発生した事業年度の費用として計上する方
法に変更しております。また、当事業年度の期首以後実施される企業結合については、暫定的な会計処理の確
定による取得原価の配分額の見直しが企業結合年度の翌年度に行われた場合には、当該見直しが行われた年度
の期首残高に対する影響額を区分表示するとともに、当該影響額の反映後の期首残高を記載する方法に変更い
たします。
企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58−2項(4)及び事業分離等会計基準第57
−4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、当事業年度の期首時点から将来にわたって適用しており
ます。
なお、当事業年度において、当会計基準の適用による計算書類への影響額はありません。
追加情報
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引における会計処理について)
当行は、従業員への中長期的な企業価値向上へのインセンティブの付与を目的として、従業員持株会に信託
を通じて当行の株式を交付する取引を行っておりましたが、当該取引は当事業年度をもって終了しております。
(1)取引の概要
当行は、平成22年4月23日開催の取締役会において、当行従業員に対し中長期的な企業価値向上へのイ
ンセンティブの付与を目的として、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン」(以下、「本プラン」とい
う。)の導入を決議いたしました。
本プランは、「阿波銀行従業員持株会」(以下、「持株会」という。)に加入するすべての従業員を対象とす
るインセンティブ・プランです。本プランでは、当行が信託銀行に「阿波銀行従業員持株会専用信託」(以
下、「従持信託」という。)を設定し、従持信託は、持株会が平成28年4月までに取得すると見込まれる規
模の当行株式を予め一括して取得します。
その後は、従持信託から持株会に対して定時に当行株式の譲渡が行われるとともに、信託終了時点で従持
信託内に株式売却益相当額が累積した場合には、当該株式売却益相当額が残余財産として受益者適格要件を
満たす従業員に分配されます。
なお、当行は、従持信託が当行株式を取得するための借入に対し保証をしているため、当行株価の下落に
より従持信託内に株式売却損相当額が累積し、信託終了時点において従持信託内に当該株式売却損相当の借
入金残債がある場合は、保証契約に基づき、当行が当該残債を弁済することになります。
当該株式の取得・処分については、当行が従持信託の債務を保証しており、経済的実態を重視した保守的
な観点から、当行と従持信託は一体であるとする会計処理を行っております。従って、従持信託が所有する
当行株式や従持信託の資産及び負債並びに費用及び収益についても貸借対照表、損益計算書及び株主資本等
変動計算書に含めて計上しております。
なお、従持信託の借入金については、当事業年度に完済となっており、当行による保証債務の履行はあり
ません。
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(2)当行は、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告
第30号平成27年3月26日)を適用しておりますが、当実務対応報告適用初年度の期首より前に信託契約を
締結しており、会計処理につきましては従来採用していた方法を継続しております。
(3)従持信託が保有する当行の株式に関する事項
① 当事業年度末においては、信託期間が終了しているため、従持信託が保有する当行の株式はありません。
② 期中平均株式数は62千株であります。期中平均株式数は、1株当たり情報の算出上、控除する自己株
式に含めております。
注記事項
(貸借対照表関係)
1. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、国債に112,437百万円含ま
れております。
2. 貸出金のうち、破綻先債権額は2,436百万円、延滞債権額は37,929百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元
本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行
った部分を除く。以下、「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第
97号)第96条第1項第3号イからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出
金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
3. 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は178百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している
貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
4. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は6,639百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息
の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、
延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
5. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は47,183百万円
であります。
なお、上記2.から5.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
6. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け
入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有してお
りますが、その額面金額は、16,166百万円であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
74,743百万円
担保資産に対応する債務
預金
14,714百万円(日本銀行代理店契約によるもの)
債券貸借取引受入担保金
39,928百万円
借用金
20,000百万円
上記のほか、為替決済、公金事務取扱等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有価証
券41,322百万円及びその他の資産24百万円を差し入れております。
また、その他の資産には、保証金306百万円が含まれております。
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8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場
合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する
契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は356,745百万円であります。このうち原契約期間
が1年以内のもの又は任意の時期に無条件で取消可能なものが351,074百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが
必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、
金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒
絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要
に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続に基づき
顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業用の土地の再評価を
行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債
の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成11年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31
日公布政令第119号)第2条のうち第1号に定める地価
公示価格、第2号に定める基準地標準価格に基づいて、
奥行価格補正、時点修正等合理的な調整を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合計額と当該事業用土
地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
9,658百万円
10. 有形固定資産の減価償却累計額
33,667百万円
11. 有形固定資産の圧縮記帳額
826百万円
12. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する当行
の保証債務の額は11,825百万円であります。
13. 取締役及び監査役との間の取引による取締役及び監査役に対する金銭債権総額
62百万円
14. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、事務機器の一部については、所有権移転外ファイナンス・リー
ス契約により使用しております。
15. 関係会社に対する金銭債権総額
10,990百万円
16. 関係会社に対する金銭債務総額
7,869百万円
(損益計算書関係)
1. 関係会社との取引による収益
資金運用取引に係る収益総額
役務取引等に係る収益総額
その他業務・その他経常取引に係る収益総額
その他の取引に係る収益総額
関係会社との取引による費用
資金調達取引に係る費用総額
役務取引等に係る費用総額
その他業務・その他経常取引に係る費用総額
その他の取引に係る費用総額
― 5 ―
61百万円
119百万円
70百万円
―百万円
1百万円
0百万円
―百万円
331百万円
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2. 関連当事者との取引
役員及び個人主要株主等
種類
会社等
の名称
又は氏名
所在地
資本金又
は出資金
(百万円)
浅岡建三
―
―
事業の内容
又は職業
議決権等の
関連当事者
被所有割合
との関係
(%)
当行取締役
直接
0.0
当行監査役
―
―
西野武明
西野金陵㈱
代表取締役
会長
直接
0.0
銀行取引
当行監査役
―
役員及び
その近親
者が議決
権の過半
数を所有
している
会社等
香川酒類
販売㈱
(注)3
高松市
㈱ハスイ
酒店
(注)3
高松市
―
30
10
金陵㈱
代表取締役
卸売業
小売業
直接
0.0
―
―
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
資金貸付(注)1
△0 貸 出 金
62
受入利息(注)1
1 前受収益
0
西野金陵㈱への資
金貸付(注)2
△294 貸 出 金
3,448
西野金陵㈱からの
受入利息(注)2
52 前受収益
2
支払承諾
見
返
15
西野金陵㈱からの
受入保証料(注)2
0 前受収益
0
金陵㈱への資金貸
付(注)2
△9 貸 出 金
20
金陵㈱からの受入
利息(注)2
0 前受収益
0
資金貸付(注)1
― 貸 出 金
770
受入利息(注)1
11 前受収益
0
資金貸付(注)1
― 貸 出 金
50
受入利息(注)1
0 前受収益
0
銀行取引
弁護士
役員及び
その近親
者
取引の内容
銀行取引
西野金陵㈱への債
務保証(注)2
−
銀行取引
銀行取引
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1. 取引条件等は一般取引先と同様であります。
2. 西野武明が第三者(西野金陵株式会社及び金陵株式会社)の代表者として行った取引であり、
取引条件等は一般取引先と同様であります。また、西野金陵株式会社及び金陵株式会社は西野
武明及びその近親者が議決権の過半数を所有しております。
3. 西野金陵株式会社が議決権の100%を所有しております。
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(株主資本等変動計算書関係)
1. 自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当 事 業 年 度 当 事 業 年 度
当事業年度期首株式数
当事業年度末株式数
増 加 株 式 数 減 少 株 式 数
自
己
普
株
通
合
摘
要
式
株
式
計
1,467
3,799
5,148
117
1,467
3,799
5,148
117
(注)
(注)普通株式数の増加3,799千株は、単元未満株式の取得21千株及び市場買付け3,778千株によるものであ
ります。
普通株式数の減少5,148千株は、単元未満株式の売却1千株、自己株式の消却4,900千株及び阿波銀行従
業員持株会専用信託から阿波銀行従業員持株会への譲渡247千株によるものであります。
(有価証券関係)
貸借対照表の「国債」「地方債」「社債」「株式」「その他の証券」のほか、「商品有価証券」並びに「買入金
銭債権」中の信託受益権が含まれております。
1. 売買目的有価証券(平成28年3月31日現在)
当事業年度の損益に含まれた
評価差額(百万円)
売買目的有価証券
4
2. 満期保有目的の債券(平成28年3月31日現在)
該当ありません。
3. 子会社・子法人等株式等及び関連法人等株式(平成28年3月31日現在)
子会社・子法人等株式及び出資金
関連法人等株式及び出資金
合 計
貸借対照表計上額
(百万円)
―
―
―
時
価
差
(百万円)
額
(百万円)
―
―
―
―
―
―
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社・子法人等株式等及び関連法人等株式
子会社・子法人等株式及び出資金
関連法人等株式及び出資金
合 計
貸借対照表計上額
(百万円)
2,480
48
2,528
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の
「子会社・子法人等株式等及び関連法人等株式」には含めておりません。
― 7 ―
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4. その他有価証券(平成28年3月31日現在)
種
貸借対照表計上額
が取得原価を超え
るもの
貸借対照表計上額
が取得原価を超え
ないもの
合
株 式
債 券
国
債
地 方 債
短期社債
社
債
その他
小
計
株 式
債 券
国
債
地 方 債
短期社債
社
債
その他
小
計
計
類
貸借対照表計上額
(百万円)
105,833
654,921
341,008
161,835
―
152,077
188,827
949,583
2,756
58,654
30,732
14,884
―
13,037
41,333
102,744
1,052,328
取
得 原 価
(百万円)
43,956
629,238
326,408
156,380
―
146,449
178,372
851,567
3,213
59,164
31,098
14,943
―
13,123
42,412
104,791
956,359
差
額
(百万円)
61,877
25,683
14,599
5,454
―
5,628
10,455
98,015
△457
△510
△365
△58
―
△86
△1,078
△2,046
95,969
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券
株
式
そ の 他
合
計
貸借対照表計上額
(百万円)
5,989
3
5,993
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の
「その他有価証券」には含めておりません。
5. 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券(自
該当ありません。
― 8 ―
平成27年4月1日
至
平成28年3月31日)
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6. 当事業年度中に売却したその他有価証券(自
株 式
債 券
国
債
地 方 債
短期社債
社
債
その他
合
計
平成27年4月1日
売
却
額
(百万円)
3,119
62,844
50,155
7,263
―
5,425
24,250
90,214
至
平成28年3月31日)
売却益の合計額
(百万円)
1,564
1,031
1,002
9
―
19
292
2,887
売却損の合計額
(百万円)
111
252
252
―
―
0
159
524
7. 減損処理を行った有価証券
売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価
証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認めら
れないものについては、当該時価をもって貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当事業年度の損
失として処理(以下、「減損処理」という。)しております。
当事業年度における減損処理額は10百万円(うち、株式−百万円、その他10百万円)であります。
また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、時価が取得原価に比べて50%以上下落した
場合、又は、30%以上50%未満下落した場合において、過去の一定期間における時価の推移並びに当該
発行会社の業績等を勘案した基準により行っております。
なお、上記のほか、時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券の減損処理額は0百
万円(うち、株式0百万円、その他−百万円)であります。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金
10,137百万円
減価償却
526百万円
退職給付引当金
456百万円
繰延ヘッジ損益
1,408百万円
その他
2,262百万円
繰延税金資産小計
14,792百万円
評価性引当額
△ 1,351百万円
繰延税金資産合計
13,440百万円
繰延税金負債
固定資産圧縮積立金
△
244百万円
その他有価証券評価差額金
△ 28,851百万円
その他
△
15百万円
繰延税金負債合計
△ 29,111百万円
繰延税金負債の純額
△ 15,670百万円
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2. 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の
法律」(平成28年法律第13号) が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する
事業年度から法人税率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金
負債の計算に使用する法定実効税率は従来の32.06%から、平成28年4月1日に開始する事業年度及び平
成29年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については30.69%に、平成30年4月
1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異については30.46%となります。この税率変更
により、繰延税金負債は863百万円、繰延ヘッジ損益は73百万円それぞれ減少しております。一方、その
他有価証券評価差額金は1,515百万円、法人税等調整額は578百万円それぞれ増加しております。また、
再評価に係る繰延税金負債は156百万円減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。
(1株当たり情報)
1株当たりの純資産額
1株当たりの当期純利益金額
1,076円56銭
55円22銭
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連結注記表
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
連結計算書類の作成方針
子会社、子法人等及び関連法人等の定義は、銀行法第2条第8項及び銀行法施行令第4条の2に基づいてお
ります。
1. 連結の範囲に関する事項
(1)連結される子会社及び子法人等
5社
会社名
阿波銀ビジネスサービス株式会社
阿波銀コンサルティング株式会社
阿波銀保証株式会社
阿波銀カード株式会社
阿波銀リース株式会社
(2)非連結の子会社及び子法人等
1社
会社名
あわぎん6次産業化投資事業有限責任組合
非連結の子会社及び子法人等は、その資産、経常収益、当期純損益 (持分に見合う額)、利益剰余金 (持
分に見合う額) 及びその他の包括利益累計額 (持分に見合う額) 等からみて、連結の範囲から除いても企
業集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲
から除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の非連結の子会社及び子法人等
該当事項はありません。
(2)持分法適用の関連法人等
該当事項はありません。
(3)持分法非適用の非連結の子会社及び子法人等
1社
会社名
あわぎん6次産業化投資事業有限責任組合
(4)持分法非適用の関連法人等
1社
会社名
あわぎん地方創生投資事業有限責任組合
持分法非適用の非連結の子会社及び子法人等、関連法人等は、当期純損益 (持分に見合う額)、利益剰余
金(持分に見合う額)及びその他の包括利益累計額(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除
いても連結計算書類に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
3. のれんの償却に関する事項
のれんの償却については、発生年度に全額償却しております。
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連結計算書類作成のための基本となる重要な事項
1. 会計方針に関する事項
(1)商品有価証券の評価基準及び評価方法
当行の保有する商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っており
ます。
(2)有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 (定額法)、その他有価
証券については原則として、株式は連結会計年度末月1カ月の市場価格等の平均に基づく時価法(売却原
価は移動平均法により算定)、株式以外は連結決算日の市場価格等に基づく時価法 (売却原価は移動平均法
により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価
法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
(3)デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
当行のデリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
(4)固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
当行の有形固定資産は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備及
び構築物を除く。)については定額法)を採用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建
物
19年∼50年
そ の 他
4年∼ 8年
連結される子会社及び子法人等の有形固定資産については、資産の見積耐用年数に基づき、主とし
て定率法により償却しております。
② 無形固定資産
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、当
行並びに連結される子会社及び子法人等における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。
(5)貸倒引当金の計上基準
当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る債権
及びそれと同等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお
書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額
を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者(以下、「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、
担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、必要と認める額を計上
しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上
しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立
した資産監査部署が査定結果を監査しております。
連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、資産の自己査定結果に基づき、一般債権については過
去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能
性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。
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なお、当行は、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価
額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額
しており、その金額は21,118百万円であります。
(6)賞与引当金の計上基準
連結される子会社及び子法人等の賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対す
る賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(7)役員賞与引当金の計上基準
当行の役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、
当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(8)役員退職慰労引当金の計上基準
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見
積額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認められる額を計上しております。
(9)睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
当行の睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備える
ため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり、必要と認める額を計上しております。
(10)偶発損失引当金の計上基準
当行の偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将来発生する可能
性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
(11)退職給付に係る会計処理の方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法につい
ては給付算定式基準によっております。また、過去勤務費用及び数理計算上の差異の損益処理方法は次の
とおりであります。
過 去 勤 務 費 用 その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額法に
より損益処理
数理計算上の差異 各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)に
よる定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理
なお、連結される子会社及び子法人等は、退職一時金について、退職給付に係る負債及び退職給付費用
の計算に、退職給付に係る当期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用して
おります。
(12)外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
(13)リース取引の処理方法
<貸手側>
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年4月1日前に開始する連
結会計年度に属するものについては、「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針
第16号平成19年3月30日。以下、「企業会計基準適用指針第16号」という。)第81項に基づき、平成20
年度期首に平成19年度末における固定資産の減価償却累計額控除後の額で契約したものとして、リース投
資資産に計上する方法によっております。
なお、企業会計基準適用指針第16号第80項を適用した場合に比べ、税金等調整前当期純利益は12百万
円増加しております。
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(14)収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益及び費用の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法によっております。
(15)重要なヘッジ会計の方法
(イ)金利リスク・ヘッジ
当行の金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における金融商
品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24
号平成14年2月13日。以下、「業種別監査委員会報告第24号」という。)に規定する繰延ヘッジによっ
ております。ヘッジ有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象と
なる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の(残存)期間毎にグルーピングの
うえ特定し評価しております。また、キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象と
ヘッジ手段の金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価をしております。なお、ヘッジ手段と
ヘッジ対象の条件がほぼ同一のヘッジについては、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場変動又はキ
ャッシュ・フロー変動をほぼ相殺しているため、有効性の評価を省略しております。
(ロ)為替変動リスク・ヘッジ
当行の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業にお
ける外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委
員会報告第25号平成14年7月29日。以下、「業種別監査委員会報告第25号」という。)に規定する繰延
ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リス
クを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象であ
る外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することに
よりヘッジの有効性を評価しております。
(16)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
会計方針の変更
(「企業結合に関する会計基準」等の適用)
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号平成25年9月13日。以下、「企業結合会計基準」と
いう。)、「連結財務諸表に関する会計基準」 (企業会計基準第22号平成25年9月13日。以下、「連結会計基
準」という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号平成25年9月13日。以下、「事
業分離等会計基準」という。)等を当連結会計年度から適用し、支配が継続している場合の子会社及び子法
人等に対する当行の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連
結会計年度の費用として計上する方法に変更しております。また、当連結会計年度の期首以後実施される企
業結合については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しが企業結合年度の翌年度に行
われた場合には、当該見直しが行われた年度の期首残高に対する影響額を区分表示するとともに、当該影響
額の反映後の期首残高を記載する方法に変更いたします。加えて、当期純利益等の表示の変更及び少数株主
持分から非支配株主持分への表示の変更を行っております。
企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58−2項 (4)、連結会計基準第44−5項
(4) 及び事業分離等会計基準第57−4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期
首時点から将来にわたって適用しております。
なお、当連結会計年度において、当会計基準の適用による連結計算書類への影響額はありません。
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追加情報
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引における会計処理について)
当行は、従業員への中長期的な企業価値向上へのインセンティブの付与を目的として、従業員持株会に信
託を通じて当行の株式を交付する取引を行っておりましたが、当該取引は当連結会計年度をもって終了して
おります。
(1)取引の概要
当行は、平成22年4月23日開催の取締役会において、当行従業員に対し中長期的な企業価値向上への
インセンティブの付与を目的として、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン」(以下、「本プラン」
という。)の導入を決議いたしました。
本プランは、「阿波銀行従業員持株会」(以下、「持株会」という。)に加入するすべての従業員を対象
とするインセンティブ・プランです。本プランでは、当行が信託銀行に「阿波銀行従業員持株会専用信
託」(以下、「従持信託」という。)を設定し、従持信託は、持株会が平成28年4月までに取得すると見込
まれる規模の当行株式を予め一括して取得します。
その後は、従持信託から持株会に対して定時に当行株式の譲渡が行われるとともに、信託終了時点で
従持信託内に株式売却益相当額が累積した場合には、当該株式売却益相当額が残余財産として受益者適
格要件を満たす従業員に分配されます。
なお、当行は、従持信託が当行株式を取得するための借入に対し保証をしているため、当行株価の下
落により従持信託内に株式売却損相当額が累積し、信託終了時点において従持信託内に当該株式売却損
相当の借入金残債がある場合は、保証契約に基づき、当行が当該残債を弁済することになります。
当該株式の取得・処分については、当行が従持信託の債務を保証しており、経済的実態を重視した保
守的な観点から、当行と従持信託は一体であるとする会計処理を行っております。従って、従持信託が
所有する当行株式や従持信託の資産及び負債並びに費用及び収益についても連結貸借対照表、連結損益
計算書及び連結株主資本等変動計算書に含めて計上しております。
なお、従持信託の借入金については、当連結会計年度に完済となっており、当行による保証債務の履
行はありません。
(2)当行は、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報
告第30号平成27年3月26日)を適用しておりますが、当実務対応報告適用初年度の期首より前に信託契
約を締結しており、会計処理につきましては従来採用していた方法を継続しております。
(3)従持信託が保有する当行の株式に関する事項
① 当連結会計年度末においては、信託期間が終了しているため、従持信託が保有する当行の株式はあ
りません。
② 期中平均株式数は62千株であります。期中平均株式数は、1株当たり情報の算出上、控除する自己
株式に含めております。
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注記事項
(連結貸借対照表関係)
1. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、「有価証券」中の国債に
112,437百万円含まれております。
2. 貸出金のうち、破綻先債権額は2,553百万円、延滞債権額は38,574百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元
本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行
った部分を除く。以下、「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第
97号)第96条第1項第3号イからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出
金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
3. 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は178百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している
貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
4. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は6,639百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息
の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、
延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
5. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は47,946百万円
であります。
なお、上記2. から5. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
6. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け
入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有してお
りますが、その額面金額は、16,166百万円であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
74,743百万円
担保資産に対応する債務
預金
14,714百万円(日本銀行代理店契約によるもの)
債券貸借取引受入担保金
39,928百万円
借用金
20,000百万円
上記のほか、為替決済、公金事務取扱等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有価証
券41,322百万円及びその他資産24百万円を差し入れております。
また、その他資産には、保証金317百万円が含まれております。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場
合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する
契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、364,788百万円であります。このうち原契約期
間が1年以内のもの又は任意の時期に無条件で取消可能なものが359,117百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが
必ずしも当行並びに連結される子会社及び子法人等の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものでは
― 16 ―
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ありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、
当行並びに連結される子会社及び子法人等が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をす
ることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等
の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内(社内)手続に基づき顧客の業況等を把握
し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当行の事業用の土地の再
評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」とし
て負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成11年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31
日公布政令第119号)第2条のうち第1号に定める地価
公示価格、第2号に定める基準値標準価格に基づいて、
奥行価格補正、時点修正等合理的な調整を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合計額と当該事業
用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
9,658百万円
10. 有形固定資産の減価償却累計額
34,314百万円
11. 有形固定資産の圧縮記帳額
826百万円
12. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する保証
債務の額は11,825百万円であります。
(連結損益計算書関係)
1. 「その他の経常収益」には、株式等売却益1,827百万円を含んでおります。
2. 「その他の経常費用」には、貸出金償却43百万円、株式等売却損111百万円及び株式等償却0百万円を含
んでおります。
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(連結株主資本等変動計算書関係)
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当連結会計年度期首 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
摘
株
式
数 増 加 株 式 数 減 少 株 式 数 株
式
数
発
行
普
済
株
通
式
株
合
自
己
株
普
通
要
式
231,100
―
4,900
226,200
計
231,100
―
4,900
226,200
式
1,467
3,799
5,148
117
計
1,467
3,799
5,148
117
(注)1
式
株
合
(注)2
(注)1. 発行済株式の普通株式の減少4,900千株は、自己株式の消却によるものであります。
2. 自己株式の普通株式数の増加3,799千株は、単元未満株式の取得21千株及び市場買付け3,778千株
によるものであります。
自己株式の普通株式数の減少5,148千株は、単元未満株式の売却1千株、自己株式の消却4,900千株
及び阿波銀行従業員持株会専用信託(以下、「従持信託」という。)から阿波銀行従業員持株会への譲
渡247千株によるものであります。
2. 配当に関する事項
(1)当連結会計年度中の配当金支払額
(決
議)
平成27年6月26日
定時株主総会
平成27年11月13日
取締役会
合
株 式 の 種 類
配当金の
総
額
普通株式
1,033百万円
4.50円
平成27年3月31日
平成27年6月29日
普通株式
1,379百万円
6.00円
平成27年9月30日
平成27年12月7日
計
1株当たり
配 当 額
基
準
日
効 力 発 生 日
2,412百万円
(注)平成27年6月26日定時株主総会決議及び平成27年11月13日取締役会決議の配当金の総額には、従持信
託に対する配当金1百万円及び0百万円を含めておりません。これは従持信託が所有する当行株式を自己株
式として認識しているためであります。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの
平成28年6月29日開催の定時株主総会の議案として、普通株式の配当に関する事項を次のとおり提案
しております。
(決議予定)
平成28年6月29日
定時株主総会
株式の
種類
配当金の
総
額
普通株式 1,356百万円
配当の原資
1株当たり
配 当 額
その他
利益剰余金
6.00円
― 18 ―
基
準
日
平成28年3月31日
効 力 発 生 日
平成28年6月30日
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(金融商品関係)
1. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当行グループは、銀行業務を中心にリース業務などの金融サービスを提供しており、主に預金で調達
した資金を、貸出金や有価証券などで運用しております。
この金融資産及び金融負債の健全かつ効率的運営を行うため、資産・負債の総合管理(ALM)を実
施し、その一環としてデリバティブ取引を行っております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当行グループが保有する金融資産は、主として国内の法人及び個人に対する貸出金であり、国内景気
や融資先の経営状況の悪化等によってもたらされる信用リスクを内包しております。なお、当行グルー
プの与信内容は、特定の先に集中することなく小口分散されております。また、有価証券は、債券、株
式、投資信託等に投資しており、これらは、それぞれ発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場
価格の変動リスクを内包しております。なお、当行グループは、安全性の高い国債、地方債等を中心に
ポートフォリオを組成しております。
当行グループが保有する金融負債は、主として国内の法人及び個人からの預金であり、風評等に伴う
予期せぬ資金流出により必要な資金の確保が困難になる流動性リスクを内包しております。なお、当行
グループでは、資金の 迫をもたらすことのないよう、資産の健全性と信用の維持・向上に努めるほか、
常に余裕を持った資金繰りを行っております。
当行のデリバティブ取引には、金利スワップ取引、通貨スワップ取引、為替予約取引及び債券先物取
引等があります。これらは、資産・負債に係る将来の金利変動、価格変動及び為替変動のリスクを回避
しつつ、収益を確保するとともに多様な金融サービスに対するお客さまのニーズに応えることを目的と
して行っております。
当行の金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、業種別監査委員会報告第
24号に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、相場変動を相殺す
るヘッジについて、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の
(残存) 期間毎にグルーピングのうえ特定し評価しております。また、キャッシュ・フローを固定するヘ
ッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段の金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価をして
おります。なお、ヘッジ手段とヘッジ対象の条件がほぼ同一のヘッジについては、ヘッジ開始時及びそ
の後も継続して相場変動又はキャッシュ・フロー変動をほぼ相殺しているため、有効性の評価を省略し
ております。
また、当行の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、業種別
監査委員会報告第25号に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、
外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引
等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相
当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
なお、デリバティブ取引には市場リスクや信用リスクを内包しておりますが、当行のデリバティブ取
引は、銀行業務の健全な運営に資するものに限定しており、仕組みが複雑で投機的な取引は行っており
ません。
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(3)金融商品に係るリスク管理体制
当行の金融商品に係るリスク管理体制については、以下のとおりであります。なお、連結される子会
社及び子法人等におけるリスク管理体制については、当行のリスク管理体制に準じております。
① 信用リスクの管理
当行では、「信用リスク管理方針」を定め、各部門において適切にリスク管理を実行し、信用リス
クを有する資産の健全性の維持・向上、及び最適なポートフォリオの構築に努めております。また、
信用リスク管理手法の見直しを継続的に行い、その高度化を図っております。
資産の健全性を維持・向上させるため、本部審査部門は従来から一貫して営業推進部門等からの独
立性を確保し、適切な審査・管理を行う態勢としております。また、リスク統括部が信用格付・自己
査定の検証、与信ポートフォリオ管理等により、営業店や本部審査部門に対して牽制機能を発揮する
とともに、信用格付・自己査定制度の更なる充実に取組んでおります。
② 市場リスクの管理
イ 金利リスク、価格変動リスク及び為替変動リスクの管理
当行では、「経営体力の範囲内で適正な市場リスクをとり、収益の安定的向上を図るため、当行
の有する市場リスクを的確に把握するとともに、経営体力、業務の規模・特性に見合った管理・コ
ントロールを実施する」を基本方針とし、管理態勢の充実に努め、市場リスクの最適化を図ってお
ります。
市場担当部署では、市場取引を行う市場部署(フロントオフィス)、市場部署が約定した取引の確
認と事務を行う事務管理部署(バックオフィス)に加え、リスク管理部署(ミドルオフィス)を設
置しリスク許容額を定め損益状況や市場リスクを計測し、定期的にリスク状況が経営陣に報告され、
適正な対応がとられる態勢となっております。
また、担当部署とは独立した部署(リスク統括部)においてもリスク量、損益状況等をモニタリ
ングし、定期的にALM委員会に報告するとともに、今後の対応についても協議を行う等、リスク
管理の一層の強化に努めております。
具体的な管理手法としては、VaR(バリュー・アット・リスク)法を用いて、金利リスク、価
格変動リスク及び為替変動リスクの統合管理を行っております。
また、円金利リスクについては、預金・貸出金を含めた銀行全体でのリスクをギャップ分析、現
在価値分析、BPV(ベーシス・ポイント・バリュー)法などによりきめ細かく管理しております。
ロ 市場リスクに係る定量的情報
当行では、市場リスクに関するVaRの算定にあたっては、分散共分散法(保有期間60営業日
(政策株式は120営業日)、信頼区間99%、観測期間250営業日)を採用しております。
当連結会計年度末における市場リスク量(損失額の推計値)は、全体で47,935百万円でありま
す。
なお、預貸金の金利リスクについては、流動性預金のうち、引き出されることなく長期間滞留す
る預金をコア預金として、内部モデルにより最長10年の満期に振り分け、金利リスクを認識してお
ります。
また、当行では、モデルが算出するVaRと仮想損益(リスク量計測時点のポートフォリオを固
定した場合に保有期間後に発生したと想定される損益)を比較するバックテスティングを定期的に
実施しており、使用する計測モデルは十分な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えてお
ります。ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リ
スク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕
捉できない場合があります。
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③
調達に係る流動性リスクの管理
当行では、資金の 迫をもたらすことのないよう資産の健全性と信用の維持に努めるほか、常に余
裕を持った資金繰りを行うことができるよう資金調達や運用状況の分析を日々綿密に行うとともに、
国債等の換金性の高い資産については健全な保有比率を維持しております。
また、資金繰り 迫時の対応をまとめた危機管理対策を予め策定し、流動性リスク管理に万全を期
しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価
額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提
条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
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2. 金融商品の時価等に関する事項
平成28年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。
なお、連結貸借対照表計上額の重要性が乏しい科目については、記載を省略しております。また、時価を
把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません ((注2) 参照)。
(単位:百万円)
(1)現金預け金
(2)コールローン及び買入手形
(3)買入金銭債権
(4)商品有価証券
売買目的有価証券
(5)有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
(6)貸出金
貸倒引当金(*1)
(7)リース債権及びリース投資資産
貸倒引当金(*1)
(*2)
資産計
(1)預金
(2)譲渡性預金
(3)コールマネー及び売渡手形
(4)債券貸借取引受入担保金
(5)借用金
負債計
デリバティブ取引(*3)
ヘッジ会計が適用されていないもの
ヘッジ会計が適用されているもの
デリバティブ取引計
連結貸借対照表計上額
216,516
50,097
1,961
時
価
216,516
50,097
1,961
差
額
―
―
―
799
799
―
―
1,054,145
1,711,109
△17,971
1,693,138
27,217
△211
27,006
3,043,664
2,606,223
101,003
12,545
39,928
33,969
2,793,670
―
1,054,145
―
―
1,708,842
15,703
28,989
3,061,350
2,606,420
101,016
12,545
39,928
34,016
2,793,927
1,982
17,685
197
13
―
―
46
257
543
92
636
543
92
636
―
―
―
(*1) 貸出金並びにリース債権及びリース投資資産に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除し
ております。
(*2) 貸倒引当金控除後のリース債権及びリース投資資産のうち、時価評価を行っている金額は24,298百万
円であります。
(*3) その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
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(注1)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1)現金預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としてお
ります。
(2)コールローン及び買入手形
これらは、約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿
価額を時価としております。
(3)買入金銭債権
買入金銭債権のうち、信託受益権については、有価証券に準じて算定しております。また、ファクタリ
ングについては、約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該
帳簿価額を時価としております。
(4)商品有価証券
ディーリング業務のために保有している債券等の有価証券については、公社債店頭売買参考統計値等に
よっております。
(5)有価証券
株式は取引所の価格、債券は公社債店頭売買参考統計値又は取引金融機関から提示された価格によって
おります。投資信託は、公表されている基準価格によっております。
自行保証付私募債は、貸出金に準じて算定しております。
組合出資金は、組合財産を時価評価できるものは時価評価を行ったうえ、純資産に対する持分相当額を
組合出資金の時価とみなして計上しております。
(6)貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後
大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。固定金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同
様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。なお、約定期間が短
期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保証による回収見込額
等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上の債権等計上
額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものに
ついては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、
帳簿価額を時価としております。
(7)リース債権及びリース投資資産
これらは、債務者区分ごとに貸倒実績率等を考慮した将来キャッシュ・フローを、連結決算日時点の市
場金利で割り引いて時価を算定しております。
なお、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保証による回収見込額
等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上の債権等計上
額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
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負 債
(1)預金、及び(2) 譲渡性預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。
また、定期性預金及び譲渡性預金の時価は、その種類及び期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フロ
ーを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率
を用いております。なお、変動金利定期預金、規制定期預金、非居住者円定期預金及び外貨定期預金につ
いては、重要性が乏しいこと等から、当該帳簿価額を時価としております。
(3)コールマネー及び売渡手形、及び(4) 債券貸借取引受入担保金
これらは、約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿
価額を時価としております。
(5)借用金
借用金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当行並びに連結される子会
社及び子法人等の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考
えられるため、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した
当該借用金の元利金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いて現在時価を算定し、時価
としております。なお、約定期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることか
ら、当該帳簿価額を時価としております。
デリバティブ取引
デリバティブ取引は、金利関連取引(金利先物、金利オプション、金利スワップ等)、通貨関連取引(通
貨先物、通貨オプション、通貨スワップ等)、債券関連取引(債券先物、債券先物オプション等)であり、
取引所の価格、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算出した価額によっております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、
金融商品の時価情報の 「資産(5)その他有価証券」には含まれておりません。
(単位:百万円)
①
②
区
分
非上場株式(*1) (*2)
組合出資金(*3)
合
計
連結貸借対照表計上額
8,903
78
8,982
(*1) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時
価開示の対象とはしておりません。
(*2) 当連結会計年度において、非上場株式について0百万円減損処理を行っております。
(*3) 組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので
構成されているものについては、時価開示の対象とはしておりません。
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(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
192,490
50,097
957
1年超
3年以内
―
―
―
3年超
5年以内
―
―
―
5年超
7年以内
―
―
984
7年超
10年以内
―
―
―
―
103,709
396,897
7,833
751,985
―
216,424
335,527
11,515
563,467
―
234,795
247,449
5,732
487,977
―
137,774
176,610
1,119
316,489
―
100,548
168,972
417
269,938
1年以内
預け金
コールローン及び買入手形
買入金銭債権
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のうち満期があるもの
貸出金(*1)
リース債権及びリース投資資産(*2)
合
計
10年超
―
―
―
―
55,597
318,266
460
374,324
(*1) 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない40,988
百万円、期間の定めのないもの26,397百万円は含めておりません。
(*2) リース債権及びリース投資資産のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予
定額が見込めない139百万円は含めておりません。また、期間の定めのないものはありません。
(注4)社債、借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1年以内
預金(*)
譲渡性預金
コールマネー及び売渡手形
借用金
社債
合
計
2,419,474
99,853
12,545
4,356
―
2,536,229
1年超
3年以内
172,170
1,150
―
26,735
10,000
210,055
3年超
5年以内
11,387
―
―
2,877
―
14,265
5年超
7年以内
1,171
―
―
―
―
1,171
7年超
10年以内
2,019
―
―
―
―
2,019
10年超
―
―
―
―
―
―
(*) 預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
(税効果会計関係)
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」
(平成28年法律第13号) が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する連結会計年
度から法人税率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計
算に使用する法定実効税率は従来の32.06%から、平成28年4月1日に開始する連結会計年度及び平成29年
4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等については30.69%に、平成30年4月1日
に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については30.46%となります。この税率変更に
より、繰延税金資産は8百万円、繰延税金負債は879百万円、繰延ヘッジ損益は73百万円、退職給付に係る
調整累計額は21百万円、非支配株主持分は1百万円それぞれ減少しております。一方、その他有価証券評価
差額金は1,555百万円、法人税等調整額は587百万円それぞれ増加しております。また、再評価に係る繰延税
金負債は156百万円減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。
― 25 ―
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(1株当たり情報)
1株当たりの純資産額
1,089円39銭
1株当たりの親会社株主に帰属する当期純利益金額
56円89銭
― 26 ―