一心だより318号 中島弘二先生着任のご挨拶

中島弘二先生 着任のご挨拶
社会医療法人
岡村一心堂病院
より良い医療を
地域の人々に
平成28年6月30日 第318号
岡山市東区西大寺南 2-1-7
Tel086-942-9900
URL:http://www.isshin.or.jp/
E-mail:[email protected]
中島弘二先生 着任のご挨拶
中島弘二
平成28年6月11日、大学の先輩である松田信義先生から電話があ
り、岡村理事長が病気になり診療ができないので診療を手伝うように
要請されました。大変な驚きでした。
岡村先生とは大学学生時代からお付き合いがあり、平成11年から5
年間、岡村一心堂病院の院長を務めさせていただきました。私は大学
で研究中に不本意に研究を中断せざるをえなくなり臨床をしていまし
たが、もう一度研究をしたいという希望で12年前に岡村一心堂病院を
退職し、川崎医科大学の加来教授のもとで糖尿病の研究をさせてい
ただきました。論文を書いたり、ヨーロッパで口演したり、楽しい時間を過ごすことができました。本年3
月で研究にけりをつけ論文を仕上げました。研究の追加実験の要請に対応するために1年間ゆっくり
しようと思っていた矢先のことでした。
6月12日岡村理事長にお会いして診療のお手伝をすることが決まり、川崎医大加来教授、金藤教授
にも了承して頂き、直ちに診療を引き継ぎました。
病院職員の方からは「おかえりなさい」「懐かしい」など言われ、患者さんには「中島先生じゃないか」
と言われています。
自分が勤務していた頃とは様々なことが変わっており、1カ月経ったのにまだ時々、院内で迷子にな
ったり、慣れないことも多くあります。また、岡村一心堂病院の発展ぶりに驚いています。岡村理事長の
確固たる理想、理念と強いリーダシップにより、職員も共感し鍛えられ生き生きと仕事をしておられます。
岡村一心堂病院は高度な医療機械を揃えているだけでなく、良い職員を持っていることに感動いたし
ました。私も微力ながら患者さんのために頑張ります。特に私は長年にわたり、糖尿病の研究をしてき
ました。糖尿病の患者さん、血糖値が高くてお悩みの方はぜひ私の外来を受診して下さい。よろしくお
願いいたします。