三田市庁舎等電気供給業務 仕様書 本仕様書は、三田市庁舎等で使用する電気の供給について定めたものである。 1 供給対象 (1)対象施設 ①市役所本庁舎及び2号・3号庁舎等 ②市役所南分館 (2)供給場所 ①三田市三輪2丁目1番1号 ②三田市中央町19番16号 (3)業種及び用途 ①庁舎 ②庁舎 2 受電設備の概要 別紙1のとおり 3 予定契約電力及び予定使用電力量 (1)予定契約電力 別紙1のとおり ※各月の契約電力はその1月最大需要電力と前11月の最大需要電力のうち、何れか 大きい値とする。 (2)予定使用電力量 別紙1のとおり(各月の電力使用計画及び実績は別紙2のとおり) ※あくまでも予定電力量であって気象条件や社会情勢によって増減する可能性がある。 (3)蓄熱・非蓄熱電力量見込 別紙1のとおり 4 供給期間 平成28年10月1日0時から平成29年9月30日24時まで 5 供給期間中の各月の電力使用計画 別紙2のとおり 6 需給地点 (1)別紙1のうち三田市役所本庁舎及び2号・3号庁舎は、需要場所における引込柱 (第1柱)開閉器電源側接続点 (2)別紙1のうち三田市役所南分館は、需要場所における三田市の高圧キュービクル 内の開閉器電源側接続点 7 電気工作物の財産分界点 需給地点に同じとする。ただし、取引用計量装置は、一般電気事業者の所有とする。 8 保安責任分界点 電気工作物の財産分界点に同じとする。 9 供給の方法 対象施設で使用する電気を需要に応じて全量供給するものとする。 10 検針日及び計量 (1)検針日は毎月1日とし、1日に検針を行うことができない場合は、翌日以降に 行うものとする。 (2)計量は、計量装置により記録された値によるものとする。なお、使用電力量の 単位は、1kWhとし、その端数は、小数点以下第1位で四捨五入する。 11 代金の算定期間 代金の算定期間は、前月の計量日から当該月の計量日の前日までの期間とする。 12 料金体系 電気料金は、基本料金と電力量料金に基づく2部料金制とする。 13 力率割引 力率は、その1月のうち毎日8時から22時までの時間における平均力率とし、その 算定式は下記のとおりとする。 なお、単位はパーセント(%)とし、小数点以下第1位を四捨五入する。ただし、 瞬間力率が進み力率となる場合には、その瞬間力率は100%とする。 【算定式】 2 2 平均力率(%)=有効電力量 ÷ √{(有効電力量)+(無効電力量)} ×100 14 支払方法 供給者は、検針後速やかに前月分の電気料金の支払いを請求するものとし、当該請求 書が適法であると認められるときは、請求を受けた日から30日以内にその電気料金を 支払うこととする。なお、請求方法の詳細については、契約締結後、速やかに協議する ものとする。 15 電気の安定供給 (1) 電力供給事業者は電気の安定供給を図ること。ただし、以下の場合、電気の供給 を中止し、または電気の使用を制限し、若しくは中止の申し出が出来る。 ア 電気の需給上やむを得ない場合 イ 電力供給事業者の電気工作物に故障が生じ、または、故障が生じる恐れがある場合 ウ 電力供給事業者の電気工作物の修繕、変更その他の工事上やむを得ない場合 エ 非常変災の場合 オ その他保安上必要がある場合 (2) 一般電気事業者の送電線を使用して電気を託送により供給している場合、 (1) ア~オに関して、当該一般電気事業者との接続供給契約で安定供給を図ること。ただ し、当該一般電気事業者が供給の中止または制限を申し出るときはこの限りでない。 16 電気の供給を中止または制限した時の料金割引 電気の供給を中止または制限した時には、料金割引を行うこと。 17 供給電力の環境配慮条件 電力供給事業者は、二酸化炭素排出原単位、未利用エネルギーの活用、新エネルギー の導入に関し、別添様式1「適合証明書」に掲げる加点有り据切方式の評価合計が70 点以上であることとし、契約期間中もその条件を維持すること。また、その適合証明書 を提出すること。 18 報告書類等 電力供給事業者は、施設別に毎時の使用電力量を毎月報告すること。ただし、毎時の 使用電力量を計量できない場合、報告内容は協議によるものとする。 19 その他 (1) 入札価格算定時の力率は100%とすること。 (2) 入札価格算定時に燃料費調整額、太陽光発電促進付加金及び電気事業者による 再生可能エネルギー電気調達に関する特別措置法に基づく賦課金は考慮しないこと。 (3) フリッカ発生機等電気の質に影響を与えるような負荷設備は特に有していない。 (4) 力率割引の変動、その他の要因による電気料金の調整及び仕様書に定めのない その他の供給条件については、当該地域を管轄する一般電気事業者が定める特定規模 需要の標準供給条件による。 (5) 事故等が発生した場合の連絡体制を確立させておくとともに、当方が指定する 連絡先へ指示・報告ができるようにしておくこと。 (6) 入札契約期間中における予定使用電力量を契約年間使用量とし、年間の実績使用 量が契約年間使用量に対し、一定水準に達しない場合でも料金の追加請求を行わない こと。 (7) 料金その他を計算する場合の単位及びその端数処理は次のとおりとする。 ア 契約電力及び最大需要電力の単位は、1キロワットとし、その端数は、小数点以下第 1位で四捨五入する。 イ 使用電力量の単位は、1キロワット時とし、その端数は、小数点以下第1位で四捨五 入する。 ウ 力率の単位は、1パーセントとし、その端数は、小数点以下第1位で四捨五入する。 エ 料金その他の計算における合計金額の単位は、1円とし、その端数は、小数点以下を 切り捨てる。 オ 消費税額及び地方消費税額の単位は、1円とし、その端数は、小数点以下を切り捨て る。 (8) アンシラリーサービスについては、対象設備として太陽光発電設備(70kw) がある。 (9) 本仕様書に記載なき事項については、当該地域を管轄する一般電気事業者が定め る特定規模需要標準供給条件等に準ずるものとし、受給者・供給者両者において協議 する。 20 添付資料について ・別紙1 三田市役所本庁舎等設備概要一覧表 ・別紙2 三田市役所本庁舎等電力使用量一覧表(平成27年度) 三田市役所本庁舎等電力使用計画表(平成 28 年 10 月-平成 29 年 9 月) 三田市役所本庁舎等設備概要一覧表 No. 【別紙1】 1 2 対象施設 三田市役所本庁舎、2号・3号庁舎等 三田市役所南分館 供給場所 三輪2丁目1番1号 中央町19番16号 庁舎 庁舎 370kW 107kW 807,119kwh 112,904kwh 蓄熱22000、厨房56000 - 交流3相3線式 交流3相3線式 標準電圧 6,600V 6,600V 計量電圧 6,600V 6,600V 60Hz 60Hz 受電方式 2回線受電(本線・予備線) 1回線受電 蓄熱設備 有 無 厨房設備 有 無 非常用自家発電設備 有 無 太陽光発電設備 有 無 風力発電設備 無 無 ※2 ※1 業種及び用途 契約電力(kW) (平成28年4月時) 予定使用電力量(kWh) (28年10月~29年9月) 予定蓄熱(厨房)電力量(kWh) (年間) 受電電気方式 標準周波数 需給地点/電気工作物の財産 分界点 保安上の責任分界点 電気工作物の財産分界点に同じ ※1 需要場所における三田市の高圧キュービクル内の開閉器電源側接続点 ※2 需要場所における三田市の構内引込み地上開閉器電源側接続点 電力使用量一覧表(平成27年度) № 2 項目 施設名 本庁舎 1 2号・3号庁舎 等 【別紙2】 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 最大需要電力(kW) 197 150 168 218 234 216 155 273 328 370 337 電力使用量(kWh) 53,203 41,180 50,516 63,526 64,655 56,654 51,039 61,964 78,902 99,046 95,078 最大需要電力(kW) 65 36 73 93 107 84 40 35 28 27 38 電力使用量(kWh) 7,655 10,957 14,065 13,800 14,026 8,331 6,144 5,554 5,687 6,976 7,391 南分館 計 318 - 91,356 807,119 45 - 12,318 112,904 電力使用計画表(平成28年10月-平成29年9月) № 施設名 項目 本庁舎 最大需要電力(kW) 1 2号・3号庁舎 電力使用量(kWh) 等 最大需要電力(kW) 2 南分館 電力使用量(kWh) 合計 10月 155 61,247 55 H28年度電力使用計画量(kWh) 11月 12月 1月 2月 3月 H29年度電力使用計画量(kWh) 5月 6月 7月 8月 4月 計 9月 273 328 370 337 318 197 150 168 218 234 61,964 78,902 99,078 95,078 91,356 63,844 49,416 60,619 76,231 77,586 55 55 55 55 55 55 55 55 55 55 216 - 夏季 その他 (7-9月) - - 67,985 883,306 206,818 676,488 55 - - - 3,686 3,332 7,000 7,000 7,000 7,000 4,593 6,574 8,439 8,280 8,416 4,999 76,319 17,101 59,219 64,933 65,296 85,902 106,078 102,078 98,356 68,437 55,990 69,058 84,511 86,002 72,983 959,625 223,918 735,707 (注)本庁舎、2号・3号庁舎等については、平成27年10月から2号・3号庁舎への供給開始している。 (注)南分館は、平成27年10月から部分的に改修工事を実施しているため、3階から6階について冬期の暖房器具を停止している。
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