Vol.28 え がお ₇月₁日現在 愛顔つなぐえひめ国体まで 456日 えひめ大会まで 484日 愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会2017 特 集 リハーサル大会直前 選手・監督・関係者インタビュー いて 競技の見どころ・練習につ す ま 意気込みをなどをお伝えし 応援に行ってみませんか 来年のえひめ国体では、市内で6種 類の競技が開催されます。 今月から9月にかけて、国体と同じ 会場を使用してリハーサル大会を開催 し、全国トップクラスの選手が今治を 訪れます。 今年の岩手県での国体や来年のえひ め国体のために、練習や準備を行って いる市民の皆さんに、競技の見どころ などを語っていただきました。 ぜひ、観戦にお越しいただき、頑張 る選手への応援や競技への理解を深め てください。 軟式野球 9月10日㈯~12日㈪ 8:00〜 市営球場 ふみ や 阿部 文哉 さん(31歳) なお き 山野 尚生 さん(30歳) 選手(センター) 父と幼稚園からキャッチボールを始め る。小、中、高、野球部。短期大学卒 業後、社会人のチームを経て、2010 年オールえひめ入団。 選手(ピッチャー) 祖父がきっかけで小学1年生から野球を 始める。小、中、高、大、野球部。 2014年オールえひめ入団。 軟式野球の見どころは 土・日曜日などの休みの日しかみんな 子どもたちへ 山野 硬式に比べてバウンドが高く、 処 がそろって練習ができないため、仕事 阿部 自分たちがプレーする姿をぜひ 理が難しいので、内野安打が出ること が終わった後に、2・3時間くらいト 見に来てください。良いプレーを目で が多いなどの特徴があります。 レーニングをして、体の維持とレベル 見て、盗んでほしいと思います。 私たちは「野球」がただただ好き。 アップを図っています。 野球の人気をより一層高めたい気持ち 職場の皆さんにはいろいろとご理解、 大会への意気込みをお願いします で頑張っています。 ご協力をいただき感謝しています。 山野 基本的にまっすぐ主体のピッ チャーなのでバッターを圧倒できれば 阿部 今治の野球人気もサッカーの方 阿部 県外のチームは、毎日仕事終わ と思います。私のストレートを見に来 に流れつつあるので、僕たちも頑張っ りにみんなで集まって、練習している てほしいです。 て人気を取り戻したいです。 企業チームなので、私たちのチームに 当然ですが、一切手抜きはありませ 比べて力があります。 ん。勝って結果を残します。 大会に向け、どのように練習に取り組 私たちも練習後には、みんなで声を んでいますか 掛けあい、時には冗談などを交えなが 阿部 一戦必勝。一球のボールに対し 山野 選手は、東・中・南予など住ん ら、チームの結束力を高めています。 て泥臭さ、執着心をいうガッツある でいるところがバラバラです。 プレーを見てほしいです。 知り合いなどにも声を掛けていただ き、ぜひ、レベルの高い試合を見にき てください。 来ていただ いたら、絶対 に後悔させま せん。 広報いまばり 平成28年7月号 3 え がお 愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会2017 リハーサル大会直前 選手・監督・関係者インタビュー アーチェリー 7月17日㈰ 14:25〜・18日(月・祝) 9:00〜 宮窪石文化運動公園 アーチェリーは、的の当たった場所に応じた点数で競い合い、勝敗がはっきりとして 実は した 野球少年で いるところが、魅力の一つだと思います。球技など他の競技との大きな違いは「静」の 競技であり、闘争心は高まっているのに、落ち着いて静かに競技に打ち込んでいる姿も 見ていて面白いですね。 現在は、高校3年生の長谷川廉を主軸に国体での頂点を目指しています。 練習では、普段の行いは競技の結果につながるということを一番大事にして指導して います。また、技術面ではアテネオリンピック銀メダリストである日本体育大学の山本 りきひろ 中尾 力広 さん(50歳) 今治東中等教育学校アーチェリー部顧問 3年前の創部時からアーチェリー部を 牽引。選手、監督が競技に集中できる 環境を整えている。 博先生を招いて、指導をしていただいたり、大学まで出向いて一緒に練習するなどして、 選手の強化を図っています。 この競技は対人競技でないぶん、自分との戦いがより大きな競技だと思います。 実際に一度見に来ていただいて、ルールなど見方がわからなければ、ぜひ周りの関係 者に声を掛けていただき、競技の面白さを感じていただけたらと思います。 強い選手は、体の軸が絶対に動きません。そこに注目しながら応援してください。 ボート 7月24日㈰ 10:00〜 玉川湖ボートコース 国体競技のボート種目は、舵手付きフォア(成年男子)、舵手付きクォドルプル (成年女子・少年男女)などの12種目を行い、各種目男女とも1,000mで勝敗を 競います。 各艇は非常に高いピッチで漕ぎ出し、ゴール手前100m付近で選手たちは最後 の力漕に入ります。終盤の白熱したレースが見どころです。 今治は近くに練習場があり、OBや地元の方々、保護者の皆さま、学校の支援が 強く、思い切って練習に取り組める環境が整っており、大変感謝しています。 現在、少年種目は、日本代表チーム・ヘッドコーチを招いての練習会や、県外遠 征をしながら強化を図り、最終選考を経て愛媛選抜チームを編成。 成年種目は、市内の造船会社のチームで活躍をしている選手をはじめ、県内外の 実業団・大学生で愛媛選抜チームを編成し、大会に臨みます。 わずか4分前後のレースですが、練習の成果を注ぎ込み、力と技を遺憾なく発揮 する熱戦が期待されます。 ぜひ会場に足を運んでいただき、選手たちの活躍にご注目ください。 目指すは「てっぺん」 。競技の総合優勝を目指します。 数秒を コンマ す 競いま 渡部 大輔 さん(40歳) 愛媛県ボート協会理事長 国体には選手として6回出場。第53回 神奈川国体、成年男子舵付きフォアで 4位入賞。えひめ国体では、選手に自 身の記録を越えてほしいと指導に打ち 込む。 ソフトテニス 7月30日㈯ 8:30〜・31日㈰ 9:00〜 市営スポーツパークテニスコート 道は 玉の軌 す で 複雑 奥嶋 純平 さん(23歳) 選手 小・中・高・大学ソフトテニスに打ち込む。 高校時代に国体出場経験あり。現在も 仕事に励みながら、えひめ国体への出 場を目指す。 4 広報いまばり 平成28年7月号 ソフトテニスは、ネット付近でのプレーの駆け引きや、速い球の打ち合いが見て いて面白いと思います。 また、試合では技術だけでなく、精神的な部分や考え方が重要であり、どんなに 上手い相手でも、戦術や心理戦で勝負がつきます。 そこがこの競技の魅力でもあり、難しいところでもあります。 私たちのチームは、今年1年目のチームですので、来年開催されるえひめ国体を しっかり見据えながら何事にも向かっていく姿勢で試合に臨んでいきたいと考えて います。 私は、サーブと相手のスマッシュを打ち返すフォローが得意で、そこに注目して いただく他、ダブルスならではの、声の掛け合いや、息の合ったプレーをお楽しみ いただきたいと思っています。 観戦に来られた際は、選手たちがいいプレーをした時などに、拍手を送ったりし て、会場全体で盛り上がっていただけたらうれしいです。 まずは今年しっかりとした成績を残して、来年につなげたいと思います。優勝を 目指して、一戦一戦を勝ち抜きます。応援をお願いします。 愛顔つなぐえひめ国体プレイベント クリーンアップラリー 清掃ボランティア募集 全国から今治を訪れる方々をきれいなまちでお迎えするため、競技会場 周辺の清掃活動を行います。 〇パートⅠ と き ₇月₉日㈯ ₉:00から₁時間程度(集合₈:50) 対象競技(集合場所) ・アーチェリー(宮窪石文化運動公園) ・ボート(市営玉川艇庫) ・ソフトテニス(市営スポーツパークテニスコート) ・バスケットボール(市営中央体育館) 〇パートⅡ と き ₈月27日㈯ ₉:00から₁時間程度(集合₈:50) 対象競技(集合場所) ・自転車 < ロード >(上浦多々羅スポーツ公園運動場) ・軟式野球(市営球場) 服装など 清掃活動がしやすい服装で、 清掃用具、タオルなどを各自ご持参くだ さい。ごみ袋は事務局で用意します。 その他 自由参加です。お好きな会場に 直接お越しください。 参加者には、国体オリジナルタオルハ ンカチをプレゼントします。 詳しくはホームページをご覧くださ い。 問合先 愛顔つなぐえひめ国体今治市実行委員会事務局(国体推進課内) ☎ 0898-36-1733 FAX 0898-32-5733 バスケットボール 8月11日(木・祝)~14日㈰ 10:00〜 市営中央体育館 バスケットの魅力は、試合のテンポの速さや、他の球技と比べて、男女ともにた くさん得点が入るところだと思います。 私は現在、審判員として競技に関わりながら、この人に審判をしてもらいたいと 信頼される審判を目指して、日々、試合に臨んでいます。 試合で判定の全てを納得してもらうことは難しいですが、どんな試合でも両チー ムは一生懸命プレーしていますので、選手たちがけがなく試合を楽しめるように私 も毎試合集中して、判定をしています。 8月のリハーサル大会でも、1試合1試合思いを持って取り組んでいきますの で、皆さんもぜひ見に来ていただいて、バスケットボールは楽しいな、面白いなと いう時間を過ごしてもらえればうれしいです。 また、 その際は、 まずは両チームどちらかを応援しようと決めず、 シュートが入った ら「ナイスシュート」などと声を掛けながら、 会場全体で盛り上がってほしいです。 審判の技術力の向上は、選手のレベルアップにつながると思います。審判員も 選手とともに成長しながら誰もが競技に集中でき、楽しむことができる大会にした いです。 ぱい いっ 点が すよ ま 入り 髙橋 瑞紀 さん(24歳) 審判員 小・中・高校生の時にバスケットに打 ち込む。高校3年生の時のひざの故障 で選手として継続することを断念。大 学生から審判員活動に打ち込む。 自転車 (ロード) 9月8日㈭ 9:00〜 大三島しまなみ特設ロード・レース・コース コースは 眺 起伏も最 めも 高 大会では大三島周回コース約40㎞を男子は3周、女子は2周で競います。 レースはパワー勝負になると思われがちですが、実はそれぞれの選手に脚質など の特徴があり、各チームが作戦を立てて走っています。その中でのスピード感や、 勝負の駆け引きなどを見てほしいです。 現在は大会に向けて、月2回ほど競技連盟の強化基準に基づき、県内の高校生を 対象とした選抜練習会を松山競輪場で開催しています。 また、大学時代に国体で優勝経験のある県内出身の競輪選手などに強化練習に携 長野 耕治 さん(37歳) 愛媛県国体チーム成年監督 高校から競技をはじめ、クラブチーム の加入を経て、大阪の実業団チームに 加入。選手の育成のほか、休日には1 ㎞のタイムの生涯ベストを目指し、自 身のトレーニングにも励む。 わってもらうなどして、継続的に選手を見続け、高度なことよりも基本的な土台を しっかり作れるよう指導しています。今回のコースは、きついコースだと思いま す。上りはもちろん平たんな道もしっかり走れるオールラウンドな力を持っていな いと優勝は勝ち取れないと思います。応援は力になります。特に上りで「頑張れ」 と声を掛けていただければ、選手も優勝争いに残れると思いますので、ぜひ応援し てください。地元で優勝し、皆さんの前でガッツポーズを見せたいです。 広報いまばり 平成28年7月号 5
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