【ガイドブック】(PDF:13.0MB)

DERBY WEEK
2016
ダービーウイーク全6戦の優勝馬を書いて
この応募はがきで豪華プレゼントを当てよう!
豪華プレゼントキャンペーン
WEBでも応募可能!
JTB旅行券
5万円 分
1名様
ダービーウイーク2016
オリジナル
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※写真はイメージです。実際の商品とはデザイン・形状が異なる可能性があります。
ダービーウイーク2016
オリジナルクオカード
C 賞 (500円分)
50名様
ジャパンダート
JDD 賞 ダービーバッグ
5名様
応募締切:2016年6月30日(木)当日消印有効
応募要項
●応募方法:ダービーウイーク2016の全6戦<九州ダービー栄城賞・北海優駿(ダービ
ー)
・岩手ダービーダイヤモンドカップ・東海ダービー・東京ダービー・兵庫ダービー>
の各優勝馬を応募ハガキにすべて記入し、住所・氏名・年齢・性別・電話番号・希望賞
品を明記のうえ、本応募ハガキを切り取り52円切手を貼ってご応募ください。
●応募締切:2016年6月30日(木)当日消印有効
●当選発表:厳正なる抽選のうえ、ご当選者様への賞品の発送をもって発表にかえさせて
いただきます。
※お客様の個人情報について:本応募のためにご記入の個人情報は、責任を持って管理
し、賞品発送および個人を特定しない統計資料作成の目的以外では使用しません。
このガイドブックは、ダービーウイーク終了まで捨てないでください。
←この点線で応募ハガキを切り取ってご応募ください。
A賞
http://www.keiba.go.jp/derbyweek2016/
挾土 秀平(はさど
しゅうへい)
左官技能士。 職人社 秀平組 代表。
1962年 岐阜県高山市生まれ
1983年 技能五輪全国大会優勝
1984年 同世界大会出場
2001年 「職人社 秀平組」を設立
土にこだわる壁づくりを目指し、普段は、近代
的な建築物や個人住宅、伝統的な土蔵や茶
室の壁塗りを行う。
天然の土と素材を使った塗り壁作りは、モダ
ンかつ斬新でほかに類がなく、独自の世界を
生み出し、世界にも活躍の場を広げている。
また左官だけにとどまらない空間や作品、デ
ザインを数多く発表し、画廊・ギャラリーによ
る個展活動も含め幅広い活動を展開している。
代表的な仕事は「金沢黄金の蔵」
「ザ・ペニ
ンシュラ東京」
「洞爺湖サミット」
「氷雪の壁」
「銀座WAKOウインドウディスプレイ」
「黒カク
の間」
「アマン東京」
「歓待の西洋室」
「大河ド
ラマ真田丸」など多数。
著書に『のたうつ者』
( 毎日新聞社)、壁と詩を
綴った三部作『青と琥珀』
(木耳社)、
『ひりつく
色』、
『ソリストの思考術 挾土秀平の生きる
力』
(六耀社)。
ブログ『遠笛』は人気を博している。
公式サイト : http://www.syuhei.jp/
ダートに魅せられる6日間。
2006年から「ダービーウイーク」が始まり、ここ数年
は1週間が毎日ダービーという日程で実施されていたが、
今年は5月29日から6月16日までという、やや長めの期
間で行われることになった。それでも北に南に東に西に、
短期集中型で頂上決戦が続々とスタートしていくことに
は変わりがない。そしてその先にある目標は、7月13日
(水)、大井競馬場のジャパンダートダービー。各地のホ
ースマンたちの向上心は止まらない。
★ … ナイター開催
5.29 九州ダービー栄城賞
(日)[ 佐 賀 ]2,000m
5.31 北海優駿(ダービー)
(火)[ 門 別 ]2,000m
6.6 岩手ダービーダイヤモンドカップ
(月)[ 盛 岡 ]2,000m
6.7 東海ダービー
(火)[ 名古屋 ]1,900m
6.8 東京ダービー
(水)[ 大 井 ]2,000m
6.16 兵庫ダービー
(木)[ 園 田 ]1,870m
三歳馬の頂点へ
ー
ビ
ー
ダ
九州
栄城賞
第58回
万円
優勝賞金500
ティ賞)
(ダノンシャン
5/29(日)
佐賀競馬場
2,000m
注目の競走馬
ドンプリムローズ
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
ゴールドヘイロー
ヴィジョンサクラ
ウイニングチケット
光安 了
真島 元徳
米田牧場
昨年9月に門別から佐賀に移って好走続き。ル・プランタン
賞ではレース前に落馬があったが完勝だった。黒鹿毛の馬体
は見栄え十分で、牡馬相手の2000mでも期待できるだろう。
スイシン
DERBY WEEK
今年も日本ダービーのおよそ2時間後にスタートする九州
ダービー栄城賞。隣の県で発生した大地震の被災地に向
けてという意味でも、好レースで笑顔を届けたい。
スタート
● 右回りコース
● 1周1100m
● 幅19∼24m
● ダービー出走
可能頭数12頭
900m
2000m
1800m
1750m
1700m
ゴール
1400m
2500m
○
○
枠番連複
枠番連単
○
馬番連複
馬番連単
に
ダービー に
ジョッキー 聞く
ワイド
3連複
○
○
3連単
重勝式
○
○
ダービーの思い出
九州ダービー栄城賞
【キングプライド】
2015
○
○
鮫島 克也
ワイルドワンダー
スイートパッセ
テイエムオペラオー
重松 國建
三小田 幸人
静内フジカワ牧場
JRA未勝利から佐賀に移って初勝利。そして佐賀桜花賞、有
田焼特選で圧勝したその走りは、本格化の雰囲気がある。逃
げも差しもできるという点も、有利な材料になりそうだ。
サプール
1300m
2400m
単 勝
複 勝
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
騎手
圧倒的な人気でしたし、連勝中の勢いも
ありましたけれど、レース前は不安がありま
したね。というのは、2000mという距離。キングプライド
のお母さんは佐賀で長距離のレースを勝ちましたが、この
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
フォーティナイナーズサン
マイネフランシー
ペンタイア
原 大栄
東 眞市
金石牧場
昨年12月から4連勝で飛燕賞を制したが、古馬相手では苦
戦。しかし同じ世代同士なら、本来の力強い脚が期待できる。
デビュー時より体重が50kg以上増加しているのも頼もしい。
馬はサウスヴィグラス産駒っぽくて、体型的にも長いとこ
ろが向くという感じではないんですよ。だからダービーで
はなるべく力を溜めながら逃げようと考えて乗りました。そ
んな心配はあったんですが、馬は最後まで頑張ってくれま
したね。九州ダービーは、JRAのとは比べ物になりません
が、やっぱり大きな目標のひとつ。今年もまた、いい縁に
恵まれればと思います。
プレイバック&データ
データ分析
第57回 九州ダービー栄城賞(2015)
枠番別成績
佐賀/2000m/12頭/2015.5.31/晴良
11
枠番
❷
馬番
②
馬名
22
佐 賀
性 齢
牡3
騎手
鮫島克
調教師
土井道
タイム
枠番
❻
馬名
マイネルジャスト
馬番
⑦
33
44
55
所属
佐 賀
性 齢
牡3
騎手
真島正
調教師
真島元
枠番
❽
所属
佐 賀
性 齢
牡3
騎手
兒島真
調教師
中川竜
枠番
❺
所属
高 知
性 齢
牡3
騎手
三村展
調教師
雑賀正
枠番
❸
所属
佐 賀
性 齢
牡3
騎手
吉田順
調教師
三小幸
馬番
馬番
馬番
⑪
⑤
③
馬名
馬名
馬名
枠 番
キングプライド
所属
負担重量
負担重量
着差
56
2.10.2
人気
①
56
5
人気
②
コスモエポール
負担重量
着差
56
大差
人気
⑧
リワードヘヴン
負担重量
着差
着差
人気
⑤
56
ハナ
勝 率
連対率
3着内率
2‐0‐0‐8
20.0%
20.0%
2枠
1‐1‐1‐7
10.0%
20.0%
30.0%
3枠
0‐2‐2‐5
0%
22.2%
44.4%
4枠
1‐1‐0‐8
10.0%
20.0%
20.0%
5枠
0‐0‐2‐14
0%
0%
12.5%
6枠
1‐2‐1‐16
5.0%
15.0%
20.0%
7枠
4‐1‐2‐12
21.1%
26.3%
36.8%
8枠
1‐3‐2‐14
5.0%
20.0%
30.0%
20.0%
2コーナーの奥からスタートする2000m戦だけに、枠順によ
る差は少ない印象。とはいえ、3∼5枠から優勝馬が1頭しか
出ていない点は気にかかる。
単勝人気別成績
ソウルケンシ
負担重量
成 績
1枠
56
1
※過去10年間の
データを分析
人気
⑦
第57回
(2015)
キングプライド
単勝人気
成 績
勝 率
連対率
3着内率
1番人気
5‐1‐1‐3
50.0%
60.0%
2番人気
0‐3‐3‐4
0%
30.0%
60.0%
3番人気
1‐3‐0‐6
10.0%
40.0%
40.0%
4∼5番人気
3‐1‐1‐15
15.0%
20.0%
25.0%
6番人気以下
1‐2‐5‐56
1.6%
4.7%
12.5%
70.0%
単勝1番人気馬の成績は良好。2∼3番人気馬の優勝は1頭
だけだが、2着には6頭が入っている。6番人気以下から5頭
の3着馬が入っている点も注意しておきたい。
当日の馬体重が460kg未満だった3着内馬一覧
年 度
2007年
2008年
2010年
圧倒的な逃げ切りで3連勝中のキングプライドが単勝1.6倍
の断然人気で、同じく3連勝中でレースを迎えたマイネルジャ
ストが2番人気。しかし実戦では持ち時計に勝るキングプラ
イドが先手を取り、中団から差を詰めにかかったマイネルジャ
ストに影を踏ませぬスピードを見せ、5馬身差をつけて快勝し
た。そして2着と3着の間についた差は2.2秒。まさに人気2
頭の一騎打ちとなったダービーだった。
着順
馬 名
当日の馬体重
1着
ナンブラッキーワン
3着
タイガンジョウジュ
457kg
2着
フサイチサガントス
451kg
1着
メイオウセイ
450kg
2着
ゴールドセント
449kg
436kg
455kg
3着
リワードシャンヴル
2011年
2着
リネンハイブリット
435kg
2012年
3着
レコパン
443kg
2着
ゴールドペンダント
447kg
3着
ムラサキコマチ
418kg
2014年
2着
テッド
422kg
2015年
1着
キングプライド
451kg
2013年
佐賀競馬場の馬場は砂が深いことで知られており、パワーが
ある馬が優勢。しかし九州ダービーでは当日の馬体重が
460kg未満だった馬が上々の成績を残している。
北海優駿
(ダービー)
第44回
注目の競走馬
万円
優勝賞金500
シュ賞)
(エイシンフラッ
5/31(火)
門別競馬場
2,000m
スティールキング
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
シルバーチャーム
グルカッシュ
Machiavellian
菅野 守雄
角川 秀樹
ユートピア牧場
この世代で最初の新馬戦はハナ差2着だったが、続く2戦目
で勝利を挙げて、交流重賞の北海道2歳優駿でも2着。今季
初戦の北斗盃を制した実力には、引き続き注目が必要だ。
ジャストフォファン
DERBY WEEK
北の大地で行われる北海優駿が5月に行われるのは、44
回の歴史にして初めて。まだ肌寒さが残るナイター開催だ
が、頂点を目指す戦いは限りなく熱い。
外1200m
● 右回りコース
● 1周1600m
● 幅25m
● ダービー出走
可能頭数14頭
外1000m
ゴール
外1700m
内1500m
外2000m
スタート
○
○
枠番連複
枠番連単
○
馬番連複
馬番連単
に
ダービー に
ジョッキー 聞く
ワイド
3連複
○
○
3連単
重勝式
○
○
ダービーの思い出
北海優駿(ダービー)
【フジノサムライ】
2015
○
○
バゴ
サパス
Kingmambo
中村 善春
角川 秀樹
㈲社台コーポレーション白老ファーム
昨年6月のデビュー戦は敗れたが、9月の2戦目以降は好走
続き。冬場は大井でも1勝を挙げ、しかし年明け以降は苦戦
したが、門別に戻ってからの2戦は好走が続いている。
フジノパンサー
外1800m
内1600m
単 勝
複 勝
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
石川 倭
騎手
オヤコダカが同じ脚質なので、展開的に
厳しいかなと感じていましたが、でも馬の持
ち味をいかしたいとも思っていたので、うまく流れに乗ろう
と考えて臨みました。スタートでオヤコダカが落馬したこと
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
ベーカバド
キョウエイデビュー
サンデーサイレンス
藤沢 和徳
米川 昇
岡田スタツド
ここまで12戦して、盛岡芝のジュニアグランプリ以外はすべて
5着以内。今季2戦も善戦しており、北海優駿でも相手なり
に走ってくる可能性が十分ある。
には気づかなかったですね。馬まかせで先頭に立ってもオ
ヤコダカが来ないので「おかしいな」と思ったら、カラ馬が
見えたので分かりました。そこからはチャンスというより、
カラ馬に影響されないことに気をつけましたね。初のダー
ビー騎乗で勝ったんですが、喜びたくても喜んだらいけな
いような、そんな気がしたので、ゴールではガッツポーズ
をしないでおこうと思いました。
プレイバック&データ
データ分析
(2015)
第43回 北海優駿(ダービー)
出走回数別成績
門別/2000m/9頭/2015.6.2/曇良
11
22
33
44
❽
所属
北海道
性 齢
牡3
騎手
石川倭
調教師
米川昇
タイム
枠番
❻
馬名
タイムビヨンド
所属
北海道
性 齢
牝3
騎手
松井伸
調教師
堂山芳
枠番
❷
所属
北海道
性 齢
牝3
騎手
岩橋勇
調教師
田中正
枠番
❸
所属
北海道
馬番
馬番
馬番
馬番
⑧
⑥
②
③
性 齢
馬名
馬名
馬名
牡3
55
騎手
井上幹
枠番
❶
所属
北海道
性 齢
牡3
騎手
宮崎光
調教師
松本隆
馬番
調教師
①
堂山芳
馬名
キャリア数
フジノサムライ
枠番
56
負担重量
2.11.9
⑤
54
負担重量
着差
人気
3
/4
人気
④
人気
③
ジュエルクイーン
54
負担重量
着差
1
ミオネイチャー
負担重量
着差
人気
⑦
アルランピード
負担重量
着差
56
クビ
成 績
人気
②
第43回
(2015)
フジノサムライ
勝 率
連対率
3着内率
5戦以下
1‐1‐0‐11
7.7%
15.4%
15.4%
6∼10戦
4‐7‐6‐29
8.7%
23.9%
37.0%
11∼15戦
4‐1‐4‐28
10.8%
13.5%
24.3%
16戦以上
1‐1‐0‐12
7.1%
14.3%
14.3%
※2006年は札幌(1700m)
、2007∼8年は旭川(1600m)
で実施
北海道は2歳馬のデビューが総じて早い傾向にあるが、北海
優駿では通算6∼10戦のキャリアで迎えた馬が好成績。実
戦経験が少なかったり多すぎたりする馬はいまひとつだ。
前走の着順別成績
前走の着順
56
クビ
※過去10年間の
データを分析
成 績
勝 率
連対率
3着内率
1着
6‐7‐3‐17
18.2%
39.4%
48.5%
2着
2‐2‐3‐9
12.5%
25.0%
43.8%
3着
2‐0‐1‐20
8.7%
8.7%
13.0%
4∼5着
0‐0‐2‐19
0%
0%
9.5%
6着以下
0‐1‐1‐15
0%
5.9%
11.8%
前走の着順別の成績は、やはり前走で勝利を挙げていた馬
が良好だ。なお、前走4着以下から3着以内に入った4頭の
うち3頭は、前走が北海道以外でのレースだった。
門別デビューで冬季は南関東に滞在していた連対馬一覧
単勝1.1倍、北斗盃を7馬身差で制し、続く古馬A1戦も6馬
身差で圧勝したオヤコダカが、スタート直後につまづいて騎
手が落馬する、まさかの展開。場内が騒然とするなかレース
はスローペースで進み、先手を取ったフジノサムライが逃げ
切った。2着には後方から差を詰めたタイムビヨンドが入り、
3着にはジュエルクイーンと牝馬が上位に食い込んで大波乱。
「競馬に絶対はない」
と改めて思わされる一戦だった。
年 度
着順
馬 名
冬季の経歴
2006年
2着
モエレスリーストン
川崎に移籍
2007年
2着
ティンスクヴィル
川崎に移籍
2008年
2着
ビービーダークライ
川崎に移籍
2010年
1着
クラキンコ
大井に移籍
2011年
1着
ピエールタイガー
大井に移籍
2012年
1着
ニシノファイター
南関東で3戦
2013年
1着
ミータロー
大井に移籍
2014年
1着
ヤマノミラクル
大井に移籍
2015年
2着
タイムビヨンド
大井に移籍
晩秋から春先まで開催されないホッカイドウ競馬。北海優駿
では、その期間に南関東に滞在していた馬が、2009年を除
いて1頭だけ連対しているというデータがある。
ー
ビ
ー
ダ
岩手
第36回
プ
ッ
カ
ド
ン
ダイヤモ
ス賞)
ネオユニヴァー
(
円
万
0
0
5
優勝賞金
DERBY WEEK
盛岡競馬場の2000mは、ゴール前の上り坂を2回クリア
する必要があるコース。全体の高低差も4.4mと大きく、
出走馬の実力差が結果に表れることも多い。
2000m
2500m
1000m
1800m
○
○
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
エンパイアメーカー
ステージトリック
Distorted Humor
佐藤 信廣
佐藤 祐司
佐藤牧場
デビューからの2戦は盛岡で2着だったが、その後は水沢で4
連勝をマークして、盛岡のやまびこ賞を力強く差し切って5連
勝を達成。ダービーでもその勢いには要注目だ。
1400m
1600m
枠番連複
枠番連単
○
馬番連複
馬番連単
に
ダービー に
ジョッキー 聞く
○
○
○
○
3連単
重勝式
○
○
ダービーの思い出
岩手ダービーダイヤモンドカップ
【ロールボヌール】
2015
ワイド
3連複
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
ブラックタイド
ストロベリーフィル
サクラチトセオー
伊藤 裕一
小林 義明
木田牧場
6月のデビュー戦から3連勝を飾り、秋は若駒賞と南部駒賞
を勝利。年明けのスプリングカップでは5着に敗れ、やまびこ
賞でも2着だったが、地力的に無視しにくい存在といえる。
サプライズハッピー
1200m
ゴール
● 左回りコース
● 1周1600m
● 幅25m
● ダービー出走
可能頭数12頭
単 勝
複 勝
エンパイアペガサス
メジャーリーガー
6/6(月)
盛岡競馬場
2,000m
スタート
注目の競走馬
山本 聡哉
騎手
普通に乗れば勝てるという自信はありまし
たし、むしろ絶対に勝たなければという思い
がありました。気をつけようと思っていたのは、ゲートで暴
れたりとか放馬したりとか、そういうアクシデントのほうで
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
ゴールドアリュール
ハナマル
アフリート
西村 專次
櫻田 康二
二風谷ファーム
芝マイルのジュニアグランプリで6着に敗れた以外は、常に善
戦以上という成績。年明け3戦目の留守杯日高賞で競り勝っ
た底力は、牡馬相手の2000mでも侮れない。
すね。ロールボヌールに大きな注目が集まっていましたし、
それだけのプレッシャーがありました。そしてあのレースを
境に、僕自身が緊張しなくなったというか、動じなくなった
面がありますね。ダービーは特別なレースだとは思います
が、そういう思いを自分が背負いすぎるとダメ。またそう
いう馬に乗せてもらえる機会があったら、うまくコントロー
ルしていきたいと思います。
プレイバック&データ
データ分析
第35回 岩手ダービーダイヤモンドカップ(2015)
単勝人気別成績
盛岡/2000m/7頭/2015.6.1/晴良
11
枠番
❺
所属
岩 手
性 齢
牡3
騎手
山本聡
調教師
千葉幸
馬番
⑤
馬名
22
33
枠番
❸
所属
岩 手
性 齢
牡3
騎手
南郷家
調教師
櫻田樹
枠番
❻
所属
馬番
馬番
③
⑥
馬名
馬名
44
岩 手
性 齢
牡3
騎手
齋藤雄
調教師
小西重
枠番
❼
所属
岩 手
性 齢
牝3
騎手
坂口裕
調教師
村上昌
馬番
⑦
馬名
55
枠番
❶
所属
岩 手
性 齢
牝3
騎手
大坪慎
調教師
平沢芳
馬番
①
馬名
単勝人気
ロールボヌール
負担重量
タイム
56
2.08.5
人気
①
トーホクライデン
負担重量
着差
56
10
人気
②
人気
③
オテロ
負担重量
56
着差
ゼンテイバンリ
負担重量
着差
着差
人気
⑥
70.0%
勝 率
連対率
3着内率
2番人気
2‐3‐1‐4
20.0%
50.0%
60.0%
3番人気
0‐4‐3‐3
⑤
100%
0%
40.0%
70.0%
1‐0‐3‐16
5.0%
5.0%
20.0%
6番人気以下
0‐1‐2‐51
0%
1.9%
5.6%
岩手ダービーでは、単勝1番人気馬の信頼度がとても高い。
4番人気以下から連対したのは過去10年で2頭だけだが、3
着には5頭が入っている。
前走の着順別成績
重賞・特別2着
一般戦1着
人気
90.0%
4∼5番人気
重賞・特別3着以下
54
大差
7‐2‐1‐0
前走の着順
ストライクガール
負担重量
1番人気
重賞・特別1着
54
2
成 績
※過去10年間の
データを分析
成 績
勝 率
連対率
3着内率
6‐4‐2‐3
40.0%
66.7%
80.0%
1‐4‐3‐4
8.3%
41.7%
66.7%
0%
2.3%
14.0%
33.3%
33.3%
33.3%
0%
4.0%
4.0%
0‐1‐5‐37
3‐0‐0‐6
一般戦2着以下
0‐1‐0‐24
前走の着順別に成績をまとめてみると、やはり
「重賞・特別で
1着」から臨んだ馬が好成績。ただし、一般戦勝利から臨ん
だ馬が3勝している点も注目に値するといえそうだ。
4走前までに、2着に0.6秒以上の差をつけて勝利していた連対馬一覧
年度
該当レース
着差
オウシュウクラウン
2走前
3歳B1
1.8秒
2着
サイレントエクセル
4走前
白菊賞
0.9秒
07年 1着
セイントセーリング
前走
阿久利黒賞
0.9秒
08年 1着
ゴールデンクリーク
4走前
3歳A
1.0秒
09年 1着
マヨノエンゼル
4走前
3歳A
1.1秒
1着
ロックハンドスター
前走
阿久利黒賞
1.0秒
10年
デビューから5戦5勝、そして重賞2勝のロールボヌールが単
勝1.0倍の断然人気で、その馬がどんな勝ちかたを見せるの
かが最大の見どころ。そしてスタートから楽に先手を取って、
そのまま押し切るという期待どおりの勝利は、2着馬につけた
差が10馬身。実況の古川浩アナウンサーが「今日は追うのか、
いや追わない」
と言うほどの走りは、まさに役者が違うという
レースぶりだった。
馬 名
1着
06年
第35回
(2015)
ロールボヌール
着順
2着
モエレフットライト
前走
七時雨賞
0.7秒
11年 1着
ベストマイヒーロー
前走
七時雨賞
0.6秒
12年 2着
ロッソコルサ
2走前
スプリングC
0.8秒
13年 2着
ハカタドンタク
2走前
やまびこ賞
0.6秒
14年 1着
ライズライン
前走
やまびこ賞
1.2秒
15年 1着
ロールボヌール
前走
3歳B1
1.5秒
「4走前までに2着に0.6秒以上の差をつけて勝ったことがあ
る」
という馬が1頭以上連対。最近5年は該当馬が「1頭だけ」
連対しているところも興味深い。
ー
ビ
ー
ダ
東海
第46回
万円
優勝賞金500
スエス賞)
(シンボリクリ
6/7(火)
名古屋競馬場
1,900m
注目の競走馬
カツゲキキトキト
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
スパイキュール
レイビスティー
キングカメハメハ
野々垣 正義
錦見 勇夫
朝野 勝洋
昨年11月に2勝目を挙げてから低迷したが、年明け2戦目か
ら覚醒して6連勝。重賞でも4連勝で、そのすべてが完勝とい
う成績ならば、東海ダービーでも大いに注目できるだろう。
ホウライマリーン
DERBY WEEK
過去5年で3連単の6ケタ配当が3回と、その年によって
大きな波がある一戦。梅雨どきに行われるだけに、馬場
状態を含めた展開の予想が重要なカギとなる。
スタート
● 右回りコース
● 1周1100m
● 幅23∼25m
● ダービー出走
可能頭数12頭
1900m
800m
1800m
枠番連複
枠番連単
○
1600m
馬番連複
馬番連単
に
ダービー に
ジョッキー 聞く
ワイド
3連複
○
○
3連単
重勝式
○
ダービーの思い出
東海ダービー
【バズーカ】
2015
○
○
今井 貴大
2歳時に8戦6勝、3着2回と快進撃を続けたが、年明け以降
は善戦までという状況。それでも大崩れのない成績となって
おり、大舞台でも善戦以上が狙えそうだ。
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
1400m
2500m
○
○
サウスヴィグラス
ホウライビクトリア
コロナドズクエスト
橋元 幸人
藤ケ崎 一人
ナカノファーム
センターフォワード
ゴール
1300m
単 勝
複 勝
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
騎手
レースでは初めてのコンビだったので、能
力的なところもよく分からなかったですし、
逆に初めてだったから、何も考えることなく臨めたのかも
しれませんね。レース前も、ちょっと外に行きたがる面があ
エーシンフォワード
ニシオノーブル
サツカーボーイ
馬場 祥晃
角田 輝也
ファーミングヤナキタ
昨秋のデビュー戦を圧勝し、続くゴールドウィング賞は大敗
したが、その後は連勝。駿蹄賞は3着だったが、2着馬とはア
タマ差。休み明け3戦目で前走以上を狙いたいところだ。
ると言われた程度で、本当に自然体で乗れました。どの
レースでも勝つのはうれしいですが、ダービーはやっぱり
特別ですよ。4年前に初めて勝ったときはゴール前が混戦
でしたし、検量に戻ったところで勝ったと聞いてビックリし
ましたが、バズーカのときは楽しむ余裕がありました。今年
もダービーに出ることができたら、3回目の勝利を狙って
いきますよ!
プレイバック&データ
データ分析
第45回 東海ダービー(2015)
枠番別成績
名古屋/1900m/12頭/2015.6.5/雨重
枠 番
11
バズーカ
22
33
44
55
枠番
❼
所属
愛 知
性 齢
牡3
騎手
今井貴
調教師
川西毅
タイム
枠番
❽
馬名
ツリーハウス
所属
笠 松
性 齢
牝3
騎手
向山牧
調教師
川嶋弘
枠番
❻
所属
騎手
枠番
❸
所属
愛 知
性 齢
牝3
騎手
山田祥
調教師
塚田隆
タイム
枠番
❻
馬名
ネイチャークルーズ
所属
笠 松
性 齢
牝3
騎手
佐藤友
調教師
山中輝
馬番
馬番
馬番
⑨
⑪
⑦
馬名
馬名
愛 知
性 齢
牝3
岡部誠
調教師
川西毅
馬番
馬番
③
⑧
馬名
56
負担重量
2.04.3
人気
③
54
負担重量
1
着差
人気
⑥
ミトノレオ
54
負担重量
着差
クビ
人気
②
人気
⑨
メモリードルマン
負担重量
着差
成 績
0%
10.0%
連対率
3着内率
0‐1‐0‐9
0%
10.0%
10.0%
0‐1‐1‐8
0%
10.0%
20.0%
4枠
1‐0‐1‐8
10.0%
10.0%
20.0%
5枠
1‐2‐1‐15
5.3%
15.8%
21.1%
6枠
3‐1‐2‐14
15.0%
20.0%
30.0%
1枠
0‐1‐1‐8
2枠
3枠
1
54
9
人気
⑦
第45回
(2015)
バズーカ
勝 率
20.0%
7枠
3‐2‐3‐12
15.0%
25.0%
40.0%
8枠
2‐2‐1‐15
10.0%
20.0%
25.0%
東海ダービーでは外枠の成績が優勢。さらに2010年以外は、
6∼8枠から発走した馬が1頭以上連対しているという結果に
もなっている。
単勝人気別成績
54
負担重量
※過去10年間の
データを分析
成 績
勝 率
連対率
3着内率
1番人気
単勝人気
4‐2‐2‐2
40.0%
60.0%
80.0%
2番人気
1‐2‐3‐4
10.0%
30.0%
60.0%
3番人気
1‐0‐1‐8
10.0%
10.0%
20.0%
4∼5番人気
3‐2‐1‐14
15.0%
25.0%
30.0%
6番人気以下
1‐4‐3‐61
1.4%
7.2%
11.6%
単勝1番人気馬の信頼度は上々だが、昨年は断然人気馬が
最下位に敗退。伏兵が台頭するケースも多いだけに、今年も
警戒しておく必要があるだろう。
2~4走前に重賞で3~5着に入っていた馬が好相性!?
馬 名
該当レース
着順
07年 1着
年度
マルヨフェニックス
2走前
スプリングC
5着
08年 2着
ノゾミカイザー
4走前
園田ユースC
3着
09年 2着
トウホクビジン
4走前
新緑賞
3着
11年 2着
ミサキティンバー
3走前
新緑賞
4着
1着
マイネルセグメント
3走前
スプリングC
5着
2着
ブライトシンプー
2走前
駿蹄賞
4着
1着
ウォータープライド
4走前
ゴールドジュニア 4着
2着
ホウライジェントル
2走前
新緑賞
3着
14年 2着
ノゾミダイヤ
2走前
駿蹄賞
4着
15年 2着
バズーカ
2走前
菊水賞
5着
12年
出走12頭のうち牝馬が11頭というメンバー構成。断然の1
番人気は駿蹄賞を8馬身差で圧勝したハナノパレードだった
が、ダービーでは先手主張から早々に失速して最下位に敗退。
代わって台頭したのは、ダービー直前に兵庫から移籍してき
たバズーカ。後方から追い上げて、最後の直線で力強く差し
切った。今井貴大騎手はダービー2勝目、川西毅調教師はダ
ービー4勝目となった。
着順
13年
2006年と2010年を除き
「2∼4走前に重賞で3∼5着に入っ
ていた」馬が1頭以上連対している。重賞での善戦歴がある
馬には、今年も注意しておきたいところだ。
ー
ビ
ー
ダ
東京
第62回
00万円
優勝賞金4,2
ルピサ賞)
(ヴィクトワー
6/8(水)
大井競馬場
2,000m
注目の競走馬
タービランス
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
パイロ
チャームエンジェル
Theatrical
泉 俊二
水野 貴史
大川牧場
門別競馬場ではデビューから4連勝したが、北海道2歳優駿
では大差負け。しかし浦和移籍後は初戦が2着も、京浜盃と
羽田盃を連勝。その勢いと実力には引き続き注目だ。
ガーニーフラップ
DERBY WEEK
多頭数での激戦が続く一戦。地方競馬所属馬のみのレー
スでは、日本でもっとも高い賞金額を誇っているだけに、
各陣営の気合は相当。そして波乱も多くなっている。
● 右回りコース
● 1周1600m
● 幅25m
● ダービー出走
可能頭数16頭
外1400m
外1200m
ゴール
外2400m
外1800m
内1600m
スタート
単 勝
複 勝
○
○
枠番連複
枠番連単
○
○
馬番連複
馬番連単
に
ダービー に
ジョッキー 聞く
ワイド
3連複
○
○
外2000m
3連単
重勝式
○
○
ダービーの思い出
東京ダービー
【ラッキープリンス】
2015
○
○
タイキシャトル
ハンナリト
ネオユニヴァース
上村 洋司
稲益 貴弘
川越ファーム
昨秋に船橋でデビューして、冬場に少し低迷するも、2月から
3連勝でクラウンカップを制覇。東京湾カップは2着だったが、
的場文男騎手が本番も騎乗するのか、興味が集まる。
トロヴァオ
外2600m
内1000m
外1700m
内1500m
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
今野 忠成
騎手
僕が乗ったのは羽田盃からですが、ダー
ビーでもこの馬の先行力をうまくいかせれば
結果がついてくるかなと思って乗りました。ゴール前では
後ろから何か来たな、とは思いましたが、的場さんとは分
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
カネヒキリ
サワズソング
Cox's Ridge
㈲キャロットファーム
荒山 勝徳
ノーザンファーム
門別で3戦3連対の成績から大井に移り、ハイセイコー記念
を勝利。全日本2歳優駿では4着に入り、年明け初戦となっ
た羽田盃では僅差2着。そこからの上積みは大きそうだ。
かりませんでしたね。ダービーは騎手ならだれでも勝ちた
いと思うでしょうが、僕はひとつひとつのレースを大切にし
たいタイプ。それでもダービーを勝ったことは自信につな
がりましたし、祝勝会に招待されたのもうれしかったです
ね。祝勝会には的場さんもいらしたんですが、僕より的場
さんのほうが挨拶でたくさんしゃべって、なんだか的場さ
んが主役みたいでした(笑)
プレイバック&データ
データ分析
第61回 東京ダービー(2015)
枠番別成績
大井/2000m/16頭/2015.6.3/曇稍重
11
ラッキープリンス
22
33
44
55
枠番
❼
所属
浦 和
性 齢
牡3
騎手
今野忠
調教師
小久智
タイム
枠番
❽
馬名
パーティメーカー
所属
浦 和
性 齢
牡3
騎手
的場文
調教師
小久智
枠番
❼
所属
騎手
枠番
❷
所属
大 井
性 齢
牝3
騎手
真島大
調教師
荒山勝
枠番
❻
所属
川 崎
性 齢
牡3
騎手
柴田大
調教師
河津裕
馬番
馬番
馬番
⑬
⑯
⑭
馬名
馬名
大 井
性 齢
牡3
吉原寛
調教師
鈴木啓
馬番
馬番
④
⑪
馬名
馬名
56
負担重量
2.07.5
着差
人気
⑨
人気
⑥
56
負担重量
3
/4
ヴェスヴィオ
56
負担重量
人気
着差
⑩
枠 番
1枠
2枠
3枠
4枠
5枠
6枠
7枠
8枠
勝 率
0%
5.3%
0%
5.0%
21.1%
0%
15.0%
5.0%
連対率
0%
21.1%
0%
15.0%
31.6%
0%
25.0%
10.0%
3着内率
10.5%
36.8%
5.0%
15.0%
31.6%
5.0%
30.0%
20.0%
前走3着馬が好相性!
54
負担重量
1
人気
③
人気
⑫
ウインバローラス
56
負担重量
着差
成 績
0‐0‐2‐17
1‐3‐3‐12
0‐0‐1‐19
1‐2‐0‐17
4‐2‐0‐13
0‐0‐1‐19
3‐2‐1‐14
1‐1‐2‐16
過去10年の連対馬は、2、4、5、7、8枠からしか出ていない
という偏りがあるのが大きな特徴。今年もこのデータが継続
するのか、要注目といえるだろう。
ララベル
着差
※過去10年間の
データを分析
1
第61回
(2015)
ラッキープリンス
年度
06年
07年
08年
09年
11年
12年
13年
15年
着順
2着
2着
2着
2着
2着
1着
2着
1着
1着
馬 名
トキノシャンハイ
フリオーソ
モエレラッキー
ブルーヒーロー
ヴェガス
プレティオラス
プーラヴィーダ
インサイドザパーク
ラッキープリンス
前走のレース名
羽田盃
羽田盃
東京湾カップ
東京湾カップ
羽田盃
羽田盃
兵庫チャンピオンシップ
羽田盃
羽田盃
3着
3着
3着
3着
3着
3着
3着
3着
3着
東京ダービーではどういうわけか、前走が重賞で3着だった
馬が好成績。例外となっている10年と14年は、いずれも単
勝1倍台で勝利した馬がいた年だった。
2走前までにゼッケン1番か2番をつけていた馬が好成績!
羽田盃2着のオウマタイムが1番人気で、羽田盃を制したスト
ゥディウムが1番人気。羽田盃と同じくオウマタイムが先行し、
ストゥディウムは後方から差を詰めたが、ハイペースの展開で
有利になったのは好位から中団に位置した組。羽田盃3着の
ラッキープリンスが勝ち、羽田盃6着のパーティメーカーが2
着で、浦和・小久保智厩舎所属馬のワンツー。的場文男騎
手は9回目の東京ダービー2着となった。
年度
06年
07年
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
15年
着順
1着
1着
2着
2着
2着
2着
2着
2着
2着
2着
馬 名
ビービートルネード
アンパサンド
モエレラッキー
ブルーヒーロー
ガナール
ヴェガス
プーラヴィーダ
ジェネラルグラント
スマイルピース
パーティメーカー
該当レース
前走
前走
2走前
前走
前走
前走
2走前
前走
2走前
2走前
2番
1番
2番
1番
1番
2番
2番
1番
1番
1番
東京ダービーでは、2走前までに1番か2番の馬番で出走して
いた馬が1頭だけ連対。昨年も6番人気2着のパーティメー
カーがこのデータに該当していた。
ー
ビ
ー
ダ
兵庫
第17回
万円
優勝賞金800
イ賞)
(ゼンノロブロ
6/16(木)
園田競馬場
1,870m
注目の競走馬
ノブタイザン
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
ディープスカイ
ユウターマライア
ダンスインザダーク
平野 正行
新井 隆太
中本牧場
昨年10月のデビュー戦から連勝し、JRA遠征では芝のレー
スで苦戦したが、大晦日の園田ジュニアカップを制覇。年明
け初戦の菊水賞は6着だったが、その素質には要注目だ。
マイタイザン
DERBY WEEK
菊水賞、兵庫チャンピオンシップと続いた兵庫3歳三冠路
線の最終戦。過去にはチャンストウライ、オオエライジン
など、その後に全国区の活躍をみせた馬も多い。
820m
1870m
スタート
● 右回りコース
● 1周1051m
● 幅20∼24m
● ダービー出走
可能頭数12頭
1700m
1230m
枠番連複
枠番連単
○
馬番連複
馬番連単
に
ダービー に
ジョッキー 聞く
ワイド
3連複
○
○
3連単
重勝式
○
○
ダービーの思い出
兵庫ダービー
【インディウム】
2015
○
○
木村 健
デビューからの4連勝で兵庫若駒賞を制したが、その後のダ
ートグレードレースでは2戦とも差のある敗戦。さらに今回は
年明け初戦だが、素質的に注目できる存在といえる。
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
1400m
○
○
ファスリエフ
エーピーモモ
ダンスインザダーク
平野 正行
新井 隆太
山岡ファーム
エイシンニシパ
ゴール
2400m
単 勝
複 勝
父
母
母 父
馬 主
調教師
生産者
騎手
前走でコパノジョージに先着されたのが
悔しくて、こんなはずじゃないと自信を持っ
て臨みました。レースでは最後までしっかりと伸びましたか
らね。やっぱり強いと思いましたし、勝つことができてうれ
ワイルドラッシュ
エーシンカリーナ
アグネスデジタル
平井 宏承
橋本 忠男
信田牧場
門別で8戦2勝の成績を残して兵庫に移り、3連勝するなど
安定した内容。菊水賞では3着に敗れたが、兵庫チャンピオ
ンシップでは地元馬では最先着。その地力は無視できない。
しかったので、スタンドに向かって思いっきりガッツポーズ
をしてしまいました(笑)。でも、ぼくにとってはどのレース
も同じですよ。下級条件でも重賞でも、最後まで全力でプ
レーするだけ。ダービーだからといって、変なプレッシャー
や緊張とかはないですよ。ただ、そう思えるようになった
のは、オオエライジンと出会ってからかな。あの馬に平常
心の大切さを教えられました。
プレイバック&データ
データ分析
第16回 兵庫ダービー(2015)
単勝人気別成績
園田/1870m/12頭/2015.6.4/晴稍重
11
22
❷
所属
兵 庫
性 齢
牡3
騎手
木村健
調教師
田中範
タイム
枠番
❻
馬名
コパノジョージ
馬番
馬番
②
⑦
馬名
33
所属
兵 庫
性 齢
牡3
騎手
田中学
調教師
橋本明
枠番
❺
所属
馬番
⑤
馬名
44
55
兵 庫
性 齢
牡3
騎手
笹田知
調教師
田中範
枠番
❼
所属
兵 庫
性 齢
牡3
騎手
板野央
調教師
織田誠
枠番
❽
所属
兵 庫
性 齢
牡3
騎手
吉村智
調教師
尾林二
馬番
馬番
⑩
⑪
馬名
馬名
単勝人気
インディウム
枠番
56
負担重量
2.01.9
負担重量
人気
①
56
7
着差
連対率
3着内率
50.0%
90.0%
100%
2番人気
4‐2‐0‐4
40.0%
60.0%
60.0%
3番人気
1‐2‐2‐5
10.0%
30.0%
50.0%
4∼5番人気
0‐0‐2‐18
0%
0%
10.0%
6番人気以下
0‐2‐5‐54
0%
3.3%
11.5%
兵庫ダービーは単勝1番人気馬の信頼度が高いレース。ただ
し2012年を除き、3着以内馬は単勝1∼3番人気馬のうちの
2頭という点は、注意すべきかもしれない。
人気
⑥
9頭以下のレースで勝利していた馬が好成績!
レオベスト
馬 名
勝利したレース
ジョイーレ
2走前
8頭立て
08年 2着
パセティックシーン
4走前
8頭立て
09年 2着
キヨミラクル
前走
7頭立て
10年 1着
ハイパーフォルテ
3走前
6頭立て
③
12年 2着
ポアゾンブラック
前走
9頭立て
第16回
(2015)
インディウム
13年 2着
モズオーロラ
3走前
9頭立て
14年 2着
クリノエビスジン
3走前
6頭立て
15年 1着
インディウム
4走前
8頭立て
負担重量
年度
56
2
着差
人気
⑧
バニスター
負担重量
着差
勝 率
5‐4‐1‐0
②
56
1
着差
成 績
1番人気
人気
ナニスンネン
負担重量
※過去10年間の
データを分析
56
5
人気
着順
06年 2着
2007年、2011年を除き、4走前までに9頭立て以下のレー
スで勝利していた馬が1頭だけ連対。今年もこういった実績
をもっている馬には注目できそうだ。
重賞を単勝1番人気で制した馬が活躍中(2011年以降)
年度
11年
12年
デビューからの7連勝で菊水賞を制したインディウムが単勝
1.5倍で断然人気。続く2番人気には、兵庫チャンピオンシッ
プでインディウムに先着したコパノジョージが支持された、そ
の2頭の一騎打ちムードで始まった兵庫ダービーは、インディ
ウムがコパノジョージの後方からレースを進め、2週目の向正
面で一気に動いて押し切り勝ち。2着のコパノジョージとの
差は、7馬身もついていた。
着順
馬 名
1番人気で制した重賞
1着
オオエライジン
2走前
園田ユースC
2着
ホクセツサンデー
2走前
菊水賞
1着
メイレディ
2走前
ル・プランタン賞
2着
ポアゾンブラック
前走
菊水賞
13年 1着
ユメノアトサキ
前走
のじぎく賞
14年 1着
トーコーガイア
2走前
ゴールドジュニア
15年 1着
インディウム
2走前
菊水賞
2009年、2010年と姫路競馬場で実施された兵庫ダービー
が園田競馬場に戻って以降、重賞を単勝1番人気で制してい
た馬が好成績。それ以前とはデータ的に一変している。
※該当レースが複数ある場合は、直近のレースを掲載
ム
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秋田 奈津子
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【秋田奈津子(あきたなつこ)】…フリーアナウンサー。静岡県出身。
「南関東地方競馬中継」や「クリック!地方ケイバ」MCを経て現在は
「ウェブハロン」等の執筆、インタビュアー、イベント司会など幅広く
活動中。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」日曜午後キャ
スター担当。芦毛好き。思い出の馬はフリオーソ・フジノウェーブ。
日々の目標は、7→2→5の3連単「725馬券(なつこ馬券)」の的中。
WEBでもご応募可能
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今でも忘れられない。絶叫と興奮で泣いたレースは、後にも
先にもあの時だけだ。
それは2009年の東京ダービー。最後の直線、有力馬達が
横一線になって追い比べを演じる中、大外から矢のように飛ん
できたのは、8番人気の伏兵馬サイレントスタメンとベテラン金子
正彦騎手だった。ゴールの瞬間、私は無我夢中で取材エリ
アに駆け込んだ。その衝撃の展開に、気がつけば顔は涙でぐ
しゃぐしゃだった。
インタビューで金子騎手は「勝っちゃってすみません」
と謙虚
な言葉で場内を沸かせた。当時の心境を聞く
と
「信じられなくて
パニック状態。でも内心は嬉しさでいっぱいだったんだ」
と。
金子騎手はデビューか
ら30年目で初めてのダービ
ー制覇。騎乗するだけでも
難しいレースだと誰よりも知
っているからこそ、自身でも
驚くほど嬉しい勝利だった。
「自分がダービージョッキー
第55回東京ダービー
(2009年)
サイレントスタメン/金子正彦騎手
になるなんて夢にも思わなか
った。ダービーは一番重みがあって特別だから。
」
私が地方競馬に携わるようになった2006年からダービーウイ
ークは始まった。何年も取材を続けていくうちに、関わる人達の
想いを知るようになった。ダービーは一番勝ちたいレースなのだ。
さあ今年も、ホースマンたちの情熱を感じながら、全国のダ
ービーに興じることにしよう。
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