PDF: 285KB - DIAMアセットマネジメント

2016 年 6 月 27 日
受益者の皆様へ
DIAMアセットマネジメント株式会社
当社ファンドの基準価額下落について
当社の設定するファンドのうち別紙のファンドの基準価額が大きく下落いたしましたので、お知らせ
いたします。
1. 市況の動向
(1) 国内株式
24日の国内株式市場は大きく下落しました。英国時間23日に実施されたEU(欧州連合)離脱の是非を問う国
民投票の開票が行われ、離脱支持の優勢が伝えられるにつれて市場ではリスク回避の動きが強まる展開とな
りました。離脱派の多数が確定すると、市場ではリスク回避の動きが急加速して大混乱の様相となり、先物
市場では日経平均先物の取引でサーキットブレーカーが発動して取引が一時停止されたほか、為替市場では
円高が加速しドル/円は一時2013年11月以来の100円割れとなる1ドル=99円台を付けました。国内株式市場は、
欧州関連株を中心に全面的に売られる展開となり、日経平均株価の終値は前日比1,286.33円安(▲7.92%)
と約16年ぶりの下げ幅となりました。
【国内株主要指数の騰落率】
終値
主要指数
6 月 23 日比
騰落率
14,952.02
▲ 1,286.33
▲ 7.92%
東証株価指数(TOPIX)
1,204.48
▲ 94.23
▲ 7.26%
東証マザーズ指数
890.67
▲ 83.07
▲ 8.53%
(6 月 24 日)
日経平均株価
※1 基準価額への反映を考慮して 6 月 24 日の値および 23 日比の騰落率を表示しております。
※2 Bloomberg のデータを基にDIAMアセットマネジメント作成。
当資料は5枚ものです。P.5の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご確認ください。
商号等 : DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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(2) 新興国債券
英国の国民投票では市場予想に反して EU 離脱派が勝利したことから、英国や EU をはじめとした世界的な
経済や政治の先行き不透明感の高まりによりリスク調整の動きが進み、新興国債券市場は下落しましたが、
他の資産と比べると下落幅は小幅にとどまりました。
(3)ハイブリッド証券
英国の国民投票の結果を受けて世界的に株式市場が大幅に下落するなど、リスク回避の動きが強まったこ
とから、24 日のハイブリッド証券市場は下落しました。ハイブリッド証券の信用スプレッドが大幅に拡大し
たことから、ハイブリッド証券価格の下落要因となりました。一方、世界的に国債利回りが低下(価格は上
昇)したことはハイブリッド証券価格の上昇要因となりましたが、信用スプレッドの拡大によるマイナス要
因が上回りました。
(4)為替
為替市場では、英国のEUの残留・離脱を問う国民投票の開票が進む中、離脱へ警戒感が高まったことから、
英ポンドとユーロが米ドルおよび円に対して大きく乱高下しました。更に金融市場でのリスク許容度が低下
し、米ドルが対円で一時1ドル=99円台を付けるなど円高米ドル安が進行しました。また、その他の主要通貨
や新興国通貨も円に対して下落し、特に豪ドル、EU加盟国のポーランドズロチ、ハンガリーフォリントや欧
州圏と結びつきの強い南アフリカランドなどが相対的に大きく下落しました。
(基準価額への反映を考慮して市場の動向を記載しています。)
2. 今後の見通し
(1)国内株式
英国の EU 離脱(Brexit)というリスクシナリオが現実となったことにより、欧米市場をはじめ世界各国の
市場において混乱が続く可能性があります。Brexit を機にその他の国においても EU 離脱などに向けた動き
が強まる懸念もあり、欧州の政治的混乱が更なる波乱要素となる可能性も想定されます。これに対し、日本
をはじめ各国の政府や中央銀行は金融市場の混乱に備えた協調策をとるものと見られ、また、円高が加速す
るようであれば日銀が緊急の追加緩和策を打ち出すとの見方も一部にあり、市場の先行きを見通しにくい状
況が続く見込みです。
こうした不透明な環境下、当面の国内株式市場は Brexit による世界経済、企業業績への影響などを見極め
る局面になると見られ、短期的にはボラティリティ(値動き)の高い不安定な展開となると予想されます。
(2) 新興国債券
EU 離脱による英国の政治や経済の不安定化に加え、他の EU 加盟国の離脱懸念や世界経済への警戒感など
から金融市場は当面は神経質な展開が続くと見られます。ただし今回のケースはリーマン・ショックや欧州
債務問題のような金融システム不安に直結する信用危機とは異なること、主要先進国も金融システムの安定
性の維持に乗り出す構えであることなどから、金融市場の下落が続く可能性は限定的と思われます。
(3) ハイブリッド証券
英国の国民投票の結果は金融市場にとってネガティブとなりました。金融市場ではリスク回避的な動きが
出やすい状況が当面続くと見られ、ハイブリッド証券市場も短期的には不安定な値動きとなる可能性があり
ます。一方で、経済へのマイナスの影響を和らげるため、英国および欧州をはじめとする中央銀行は、必要
があれば追加緩和を実施する可能性が高く、これはハイブリッド証券市場にとってプラスになると考えます。
中長期的には、主要金融機関は自己資本比率を高める等バランスシートの強化を進めていること、主要先進
当資料は5枚ものです。P.5の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご確認ください。
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国の国債利回りが低位で推移する中、相対的に高い利回りを享受できるハイブリッド証券に対する投資家の
潜在需要が根強いと考えられること等から、ハイブリッド証券市場は国債市場を上回る投資リターンを確保
すると予想します。
(4)為替
英国の EU 離脱は同国の経済に与える影響が小さくなく、今後は英国の政策当局の動きを見極めることにな
りますが、引き続きボラティリティが高まるなど金融市場の混乱が予想されます。ただしその場合、主要国
の政策当局は協調して様々な政策対応を行うことが考えられるため、市場は次第に落ち着きを取り戻すと予
想されます。
以上
※
※
※
前記の市場の動向は、過去の実績であり将来の運用成果等をお約束するものではありません。また、今後の見通し
は、作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等により変更される場合があります。
日経平均株価(日経平均)は、株式会社日本経済新聞社によって独自に開発された手法によって算出される著作物
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(別紙)
ファンド名
基準価額(円)
前日比(円)
下落率
みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型)メキシコペソコース
6,848
▲ 944
▲ 12.11%
みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型)豪ドルコース
8,467
▲ 999
▲ 10.55%
みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型)トルコリラコース
6,784
▲ 761
▲ 10.09%
16,617
▲ 1,740
みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型)米ドルコース
8,056
▲ 734
▲ 8.35%
DIAM新興国ソブリンオープン通貨選択シリーズ<南アフリカランドコース>
2,969
▲ 241
▲ 7.51%
みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型)ブラジルレアルコース
7,030
▲ 547
▲ 7.22%
DIAM欧州ハイブリッド゙証券ファンド為替ヘッジなし(毎月決算型)
7,957
▲ 565
▲
みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型)円コース
8,942
▲ 634
▲ 6.62%
DIAM欧州ハイブリッド゙証券ファンド為替ヘッジなし(年 1 回決算型)
8,463
▲ 598
▲
6.60%
<豪ドルコース>
7,798
▲ 489
▲
5.90%
DIAM新興国ソブリンオープン通貨選択シリーズ<豪ドルコース>
5,652
▲ 333
▲
5.56%
<ブラジルレアルコース>
4,679
▲ 262
▲ 5.30%
DIAMエマージング債券ファンド
4,395
▲ 244
▲ 5.26%
ネット証券専用ファンドシリーズ 新興市場日本株 レアル型
▲
9.48%
6.63%
世界ハイブリッド証券ファンド通貨選択シリーズ(毎月分配型)
世界ハイブリッド証券ファンド通貨選択シリーズ(毎月分配型)
以上
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[お申込みに際しての留意事項]
●投資信託に係るリスクについて
投資信託は、主に国内外の株式・公社債および不動産投信(リート)等の値動きのある証券を投資対象とし投資元本が
保証されていないため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価値が
変動します。従ってお客様のご投資された金額を下回ることもあります。
また、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることか
ら、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見書)をよくご覧下さい。
●投資信託に係る費用について
ご投資頂くお客様には以下の費用をご負担いただきます。
■ お客様が直接的に負担する費用
購入時手数料:
上限 3.78%(税込)
信託財産留保額:
上限 0.5%
■ お客様が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬):
上限 年率 2.6824%(税込)
■ その他費用・手数料
上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります。
投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認下さい。
※ 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につ
きましては、DIAMアセットマネジメント株式会社が運用するすべての投資信託のうち、徴収する夫々の費用にお
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※ 税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。
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○当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が作成したものです。
○当資料は情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。
○投資信託は、株式・債券および不動産投信(リート)等の値動きのある有価証券(外貨建資産には為替リスクもあります)に
投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変動します。このため、
購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
○当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完
全性、正確性について、同社が保証するものではありません。また掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を
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○当資料における内容は作成時点(2016 年 6 月 27 日)のものであり、今後予告なく変更される場合があります。
投資信託は
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えて証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象にもなりません。
2.購入金額については元本保証および利回り保証のいずれもありません。
3.投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなりま
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