九都県市首脳会議「多子世帯・子育て世帯向け住宅による 子育て支援

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 28 年6月 30 日
建 築 局 住 宅 政 策 課
平成28年 6月30日
九都県市同時発表
埼 玉 県 、 千 葉 県 、 東 京 都 、
神奈川県、横浜市、川崎市、
千葉市、さいたま市、相模原市
九都県市首脳会議「多子世帯・子育て世帯向け住宅による
子育て支援について」に係る要望の実施について
5月25日に開催された第69回九都県市首脳会議における合意
に基づき、埼玉県が九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、
横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)を代表して、
多子世帯・子育て世帯向け住宅による子育て支援について、
国に対して要望を実施しますので、お知らせいたします。
1
実 施 日
平成28年
7月
1日(金)
2
要 望 先
内閣府、財務省、国土交通省、内閣官房
3
要望内容
別添要望書のとおり
※本件詳細に関しては、埼玉県にお問い合わせください。
(埼玉県問い合わせ先)
埼玉県都市整備部住宅課
企画担当
山田
電話:048-830-5571
お問合せ先
建築局住宅政策課長
磐村
信哉
Tel 045-671-2917
別
添
多子世帯・子育て世帯向け住宅による子育て支援について
将来を支える年少人口は大きく減少することが推計され、国の活力を
維持していく上で、少子化対策は喫緊の課題である。
子供の数に対する夫婦の意識としては、理想的な子供の数は 2.42 人で
あるが、実際に生んだ子供の数は 1.96 人とギャップが生じている。
ギャップの理由には「家が狭い」ことも挙げられている。
実際に首都圏の借家住まいの子育て世帯の半数以上が狭い住宅に住む
など居住環境の改善が必要である。
また、多子世帯の子育てに必要な広さや間取りを持つマンションなど
も少ない状況である。
これまで現代社会では、子供 2 人の 4 人家族を前提としたものが数多
く見受けられた。
これからは、多くの子供を持つことに前向きになるようなムーブメン
トを社会全体でつくり出すことなどで、少子化の流れを変えて行く必要
がある。
特に住宅施策においては、子供 2 人を標準世帯として設計されてきた
住宅に加え、子供 3 人以上の多子世帯にも対応できる住宅を国において
も推奨することが必要である。
一方で、首都圏における戸建ての空き家は年間 1.3 万戸程度増加して
おり、これらの空き家も含めた中古住宅の活用が課題となっている。
空き家を含めた中古住宅を活用して、子育て支援として有効である近
居などが進むよう、住み替えを促進することが必要である。
ついては、次の事項を要望する。
1
これまで子供 2 人を標準世帯としてきた住宅設計に加え、子供 3 人
以上の多子世帯にも対応できる住宅を国として推奨し、民間住宅への
普及について業界団体にも強く要請を行うこと。
2
多子世帯・子育て世帯がニーズに合った新築住宅や中古住宅を取得
しやすいよう住宅取得・リフォームに関する各種税制や金利優遇につ
いて更に充実させること。
3
子育て支援として有効である近居などの取組みには住み替えが必要
であることから、空き家を含めた中古住宅を活用した住み替えが更に
促進されるよう支援すること。
平成28年 7月1日
内閣総理大臣
安
倍
晋
三
様
財務大臣
麻
生
太
郎
様
国土交通大臣
石
井
啓
一
様
内閣官房長官
菅
義
偉
様
九都県市首脳会議
座長
横
浜
市
長
林
文
子
埼 玉 県 知 事
上
田
清
司
千 葉 県 知 事
森
田
健
作
東京都知事代理 副知事
安
藤
立
美
神 奈 川 県 知事
黒
岩
祐
治
川
崎
市
長
福
田
紀
彦
千
葉
市
長
熊
谷
俊
人
さ い た ま市 長
清
水
勇
人
相 模 原 市 長
加
山
俊
夫