「NPO 法人 岡山市子どもセンター」さんを訪れて

ESD インターンシップ報告ポスター
岡山大学三年 森永理恵
「NPO 法人 岡山市子どもセンター」さんを訪れて
まず・・・★岡山市子どもセンターさん
岡山市子どもセンターさんの
岡山市子どもセンターさん の 理念・ミッション
理念 ・ミッション★
・ミッション
子どもたちの社会参画の機会を拡げ、子どもたちがのびやかで、豊かな「子ども時代」を過ごすこと
ができるよう、多くのボランティアに支えられながら、理事、事務スタッフ、プレーリーダー一同、
生活文化環境づくりをすすめています。(http://www.kodomo-npo.jp/ より引用)
★ 岡山市子どもセンターさんが取り組む課題★
岡山市子どもセンターさんが取り組む課題 ★
1子どもたちがおもいっきり遊ぶことのできる場所が十分にないこと。
2人的資源・金銭的資源をまかなうための、共感を呼ぶための工夫がいること。
3遊び場で子どもがケガをしたとき、大人が負わなければいけない義務があること。
4地域社会にまで子どもセンターの活動を普及させるための工夫がいること。などなど。
★課題の原因/
★課題の原因 / 背景★
「子どもたちがおもいっきり遊ぶことのできる場所がないこと」などが課題となる原因/背景として、
昔に比べると、外で子どもたちが自由に遊べる場所が減り、公園等で遊ぶのにも細かい制限が加えら
れるようになったことがあげられる。地域の大人と地域の子どもとのつながりが薄くなってきている
のだ。子どもたちの貴重な外遊び、実体験の場を確保しなければならない。
★解決方法★
1子どもたちがおもいっきり遊ぶことのできる場所を確保するための取り組みとしてまさに、「岡山
市子どもセンター」のプレーパークがある。岡山市子どもセンターでは子どもの森を使用し、プレー
リーダーたちが遊具やベーゴマなどの創意工夫にあふれた遊び場を提供し続けている。
2人的資源・金銭的資源をまかなうために、プロのデザイナーに入ってもらってチラシなどの広報活
動をしたり、ホームページや facebook で子どもセンターの取り組みを紹介したりして、ボランティ
アを募集している。行政と協力しあうなど、市に活動を知ってもらうことも大切だ。
3子どもセンター管轄の遊び場で子どもがケガをしたときは、もちろん子どもセンターが責任を負う
し、保険制度もある。しかし安全追求ばかりしてルールでガチガチに縛るのではなくて、子どもの冒
険心を満たす工夫もしなければならない。そのためのプレーパークだ。
4地域社会にまで子どもセンターの活動を普及させるために、町内会や小学校にチラシを配り、地域
住民一人ひとりの理解を得ることを大切にしなければならない。毎年子どもセンター主催の季節のお
祭り・フェスティバルには子どもだけでなく、保護者をはじめとして大人たちも多く参加している。
舞台芸術鑑賞、キャンプなど、プレーパーク以外の事業の充実にも力を入れている。などなど。
★理想の状態★
子どもたちの新しい居場所や実体験の場をつくり、子どもが豊かに育つ地域づくりに大人が寄与でき、
後進の育成に加わることでやりがいを感じることができる。また子どもの自発性や創造力を高めるこ
とのできる環境が保証される。地域社会の活性化ものぞめる。
見返りを求めるのではなく、ただ子どもたちのために、より良い地域社会のために生き生きと取り組
まれている姿に、はっとさせられることが多くありました。人と人との繋がりが NPO 法人には何より
不可欠だと思います。短い間でしたが貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました!