第43回創造祭開催 フランス語学科企画コンサート 「フランス音楽と文学

フランス語学科企画コンサート
「フランス音楽と文学の出会い」を開催
東武鉄道が松原団地駅の駅名を
「獨協大学前〈草加松原〉」に改称
6月12日、天野貞祐記念館大講堂において、外国語学部フランス語
6月22日 、東 武 鉄 道 株 式 会 社 は 来 春(2017年 春 )に、
『松原
学科企画コンサート
「フランス音楽と文学の出会い 響きあう音・色・
団 地 駅 』を『 獨 協 大 学 前〈 草 加 松 原 〉駅 』に改 称すると発 表した。
言葉」が開催された。当日は約500名の来場者が会場に詰めかけた。
今回の駅名変更は、
「 松 原 団 地 」の 建 て 替 えおよび 市 街 地 の
ベル・エポックのフランスをテーマに、当時の数々の絵画を背景に
整 備 が 進 展して い ること、
2014年3月に 旧 日 光 街 道 の「 草 加
映写し、
サン=サーンス、
フォーレ、
ドビュッシー、
ラヴェルなどの室内楽
松 原 」が 国 指 定 の 名 勝 地“おくのほそ 道 の 風 景 地 ”となったこと
の名曲を、野田清隆さん(ピアノ)、中実穂さん(チェロ)、水林彪さん
などから、草 加 市 、草 加 商 工 会 議 所 が 中 心となり設 立した「 松 原
(ヴァイオリン)、島田真千子さん(ヴァイオリン)、直江智沙子さん
団 地 駅 名 変 更 協 議 会 」が 、東 武 鉄 道 株 式 会 社 に 対して「 獨 協
(ヴァイオリン)、横溝耕一さん(ヴィオラ)、辻本玲さん(チェロ)が
大 学 前〈 草 加 松 原 〉駅 」という駅 名 へ の 変 更を要 望した。そ れを
演奏した。
受 け東 武 鉄 道 株 式 会 社 は、開 学 以 降 、地 域とともに歩 ん できた
上演された名曲にゆかりの文学作品、
レニエ「水の祭り」、マラルメ
「 獨 協 大 学 」を 駅 名として 採 用 することを 発 表した 。また 、同 社
「半獣神の午後」
・
「あらわれ」の朗読をジョルジュ・ヴェスィエール=
はこの「大学のあるまち」を連想させる駅名に加え、副駅名として
佐藤さん(フランス語朗読)、長岡立子さん(日本語朗読)が担当し、
国 指 定 の 名 勝 地「 草 加 松 原 」を採 用することで、観 光 地としても
華を添えた。最後に出演者がアンコール2曲を披露し、盛況のうちに
PRにつながることを期 待している。
コンサートは幕を閉じた。
以 下は、犬 井 正 学 長 のコメント。
「『 獨 協 大 学 』を 冠 す る 名 称 が 採 用 さ れま すことは 、本 学 に
とって 大 変 名 誉 な ことで あり、身 の 引 き 締 まる 思 い を 抱 い て
おります。このたびの駅名変更を契機に、本学は今後さらに地域
文 化・教 育に貢 献し、草 加 市 の 皆 様と共に歩 みながら、魅 力 ある
地 域 社 会 の 発 展に努 める所 存 です 。本 学 の 存 在 が 地 域 の み な
さまにとっても 誇りと感じて い ただけるよう、よりいっそう大 学
運営に邁進してまいります」
第43回創造祭開催
6月1日から4日の4日間、第43回創造祭が『文化開花』をテーマ
に本学で開催された。創造祭とは、文化系の団体が中心となって、
第13回国際交流フェスティバル
「草加国際村一番地」開催
6月12日、草加市国際交流協会と本学共催による第13回国際
展示発表、講演会、演奏会などを行う大学祭。
交流フェスティバル「草加国際村一番地」が本学キャンパスで開催
開会式では、OLFMがアカペラコンサートを行い、書道研究会が
され、約6,000名が来場した。
書道パフォーマンスを披露。創造祭の期間中には、古典ギター部と
各国料理の屋台や、音楽とダンスのステージ、民族衣装の試着体験
マンドリンクラブによる合同コンサ ート、商業英語部と同時通訳
など数多くのプログラムに世界32ヵ国の人々が参加し、
「ワールド・
研究会による語学交流イベントなど、多くのイベントが行われた。
ランゲージ」コーナーでは、来場した高校生や市民、子どもたちと
創 造 祭 実 行 委 員 長 の 永 井 望さん( 交 2 年 )は「 今 年 度は、雄 飛
本学留学生が和気あいあいとおしゃべりし、交流を深めた。
ホールのガラス扉を開放して開会式を行うなど、大学構内の施設を
また、本学学生団体やゼミによるジャグリングのパフォーマンス
有効に利用して運営をすることができました。来年度以降の創造祭
のほか、パレスチナやインドの社会問題についての展示、内閣府の
にも、ぜひご期待ください」と語った。
青年国際交流事業に参加した学生の発表、
カンボジア支援のフリー
なお、次 号 の 1 0月号では
マーケット、
フェアトレードコーヒー販売などが行われた。
このほか、
学生 記 者 の 取 材による特集
多文化共生社会と教育のあり方についての映画「バベルの学校」の
記事を予定している。
上映と交流文化学科・高橋雄一郎教授司会によるディスカッションも
行われ、大学らしいアカデミックな視点を添えた。
キャンパスニュース
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