大分市商工業振興計画推進外部委員会 総合評価一覧表

大分市商工業振興計画推進外部委員会 総合評価一覧表
基本施策
施策の方針
番号
主要な取組み・事業
目標を十分達成している
C
目標をほぼ達成している
D
目標が未達成である
E
目標が全く未達成であった
担当課
1
企業立地の促進
C
企業立地については、雇用機会の拡大や設備投資及び地域企業の受発注機会の拡大による地域経済の活性化につながることから市の重点事業
として推進している。 今後とも、企業誘致活動にあたっては、時代の流れとともに複雑に変化する投資動向を的確に把握し、効果的に進める。 特
に本市では、製造業や運輸・卸売業、コールセンター等の業種を重点分野として誘致を目指すとともに、地方創生の観点から本社機能の誘致などの
企業誘致についても積極的に取り組む。
創業経営支援課
2
進出企業(大企業)と地場企業を結ぶ
窓口機能の整備
B
進出企業と地場企業を結ぶ情報を中継する窓口機能としての役割を果たすため、産業創造機構や大分市工業連合会、大分県工業連合会等の関
係団体と、さらなる連携を図る。
商工労政課創業経営支援課
創業経営支援課
3
創業支援セミナーや講演会の実施
B
平成26年6月に産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定を受け、市内の創業支援機関等と連携して創業者への継続的な創業支援を
行っており、今後も創業者への支援体制を継続していく。 創業支援セミナーや講演会については、大分市産業活性化プラザにおいて、平成25年7
月から指定管理者のノウハウ等を生かして開催する中で、回数や受講者数も増えてきており、今後ともアンケートを実施する中で魅力あるセミナーを
開催する。また、大分県産業創造機構等の創業支援機関のセミナー等の情報提供を行うなど、創業者が知識等を得るための受講機会の拡大を図る
。
4
創業相談の実施
B
平成26年6月に産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定を受け、市内の創業支援機関等と連携して創業者への継続的な創業支援を
行っており、今後も創業者への支援体制を継続していく。創業相談については、大分市産業活性化プラザにおいて、平成25年7月から指定管理者の
ノウハウを生かして行っている。 今後とも、大分県産業創造機構(おおいたスタートアップセンター)や大分商工会議所等の各創業支援機関と情報
共有等の連携強化を図り、実施する。
創業経営支援課
創業経営支援課
5
創業者の育成
B
平成26年6月に産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定を受け、市内の創業支援機関等と連携して創業者への継続的な創業支援を
行っており、今後も創業者への支援体制を継続していく。 これまで本市では、大分市産業活性化プラザにおいて、創業者に対し、ハード・ソフトの両
面で育成支援を実施してきたが、平成25年7月からは、指定管理者がそのノウハウ等を活かして実施している。 創業者が求める支援は、その取り
組む事業の種類と同様に非常に幅広く、こうした創業者のニーズに合致した創業支援策の充実を継続して推進していく必要がある。 今後は、大分
県産業創造機構(おおいたスタートアップセンター)や大分商工会議所等の創業支援機関と連携する中で、創業者に対して、経営、財務、人財育成、
販路開拓の4つの知識が身につくよう、創業者の支援を行っていく。
6
コミュニティビジネス起業支援
B
平成26年6月に産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定を受け、市内の創業支援機関等と連携して創業者への継続的な創業支援を
行っており、今後も創業者への支援体制を継続していく。 コミュニティビジネスは、地域の課題に対し、その解消や活性化を図るビジネスであり、近
年、農林水産物や観光等の地域資源を活用したビジネスが生まれており、今後とも大分県産業創造機構(おおいたスタートアップセンター)や大分商
工会議所等の各創業支援機関と情報共有等の連携強化を図り、支援していく。
創業経営支援課
7
開業資金の融資あっせん・経営相談
B
開業資金については、これまで創業時の負担を軽減するため、信用保証料を全額補給するとともに、金融機関からの融資を受けやすくするため、
制度を見直してきた。その結果、利用件数は増加している。 今後とも、公益性や経済効果等を勘案する中、金融機関や大分県信用保証協会と協議
し、制度を充実させる。
創業経営支援課
8
新工業団地についての調査・研究
B
これまでの意向調査や、平成22年度に実施したアンケート調査等から工場・倉庫等の新設、増設、移設の希望についてはニーズがないと考えられ
るが、関係団体等と引き続き議論をする。
商工労政課
9
大分港大在コンテナターミナルの広報
活動やポートセールスの実施
C
平成28年2月に台湾航路への定期コンテナ航路が開設されたが、他の流通港湾との取扱貨物量の競争は激化しており、大分港の利用貨物の確
保や航路の開設などによる競争力の強化が必要とされていることから、今後とも関係機関と連携しながら、大分港大在コンテナターミナルの利用促
進を図る。(平成21年度実入りコンテナ取扱量:28,688TEU、平成27年度実入りコンテナ取扱量:31,599TEU)
創業経営支援課
10 大分流通業務団地への企業誘致活動
C
企業立地については、雇用機会の拡大や設備投資及び地域企業の受発注機会の拡大による地域経済の活性化につながることから市の重点事業
として推進していく。 今後とも、企業誘致活動にあたっては、時代の流れとともに複雑に変化する投資動向を的確に把握し、効果的に進める。
創業経営支援課
11 大分市公設地方卸売市場運営協議会
の活動支援による市場活性化
C
市民感謝デーや料理教室の実施により、多くの市民に生鮮食料品等の供給基地である市場のアピールはできているが、依然として市場取扱高の
漸減傾向は続いており、今後とも市場活性化に取組む。
卸売市場
12 市場開放に向けた市場内施設等の整
備事業
C
本市場は、開設して以来39年が経過しており、横断歩道や側溝のバリアフリー化の整備を行ったが、施設の老朽化が著しく、今後は「大分市公共施
設等総合管理計画」に沿った計画的な改修工事を行う。
卸売市場
B
企業体質強化支援については、中小企業の個別ニーズにより合致したものとするため、中小企業が従業員の技術力の向上等を目的として開催す
る自主研修に要する経費を助成する「大分市中小企業自主研修応援事業補助金」を創設した。これまでに52社が利用し、うち10社がICTに関する
研修を行っている。 また、大分市産業活性化プラザの指定管理者が、ICTに関する講座を開催するとともに、アドバイザー派遣についても、関係機
関と連携して実施する。今後とも、社会・経済情勢の変化による企業のニーズの変化をいち早く把握しながら、中小企業に対して必要な支援を行う。
創業経営支援課
産業集積の推進
流通拠点の充実
高度化・効率化の促進
B
今後の方針
インキュベーション
機能の充実
中小企業支援
目標をはるかに達成している
総合
評価
企業立地の促進
工業団地の整備
A
企業体質強化支援・情報通信技術(IC
13 T)導入支援
14 中小企業相談体制の充実
B
中小企業の相談については、大分市産業活性化プラザや他の支援機関で行っていますが、相談内容は多岐に渡るとともに、相談件数も増加して
いることから、今後とも支援機関との連携強化を図る。 また、相談体制の充実を図るため、ものづくりや技術開発、人材育成などに携わった企業、研
究機関のOB人材を登用していく。
創業経営支援課
15 特色ある企業の紹介・PR
C
産業活性化プラザを産業の情報発信基地として、これまで以上に活用する。平成27年度に新たに事業化した「大分市中小企業見本等出展事業補
助金」、「大分市海外バイヤー招へい補助金」等を引き続き実施していきます。特色ある企業の紹介に資する各種施策のさらなる周知とともに、中小
企業や商工会議所と連携して見本市出展セミナーを開催する。
商工労政課創業経営支援課
人材の育成
16 人材育成への支援
B
中小企業の人材育成については、自主研修や専門的な研修に対する支援を行うとともに、大分市産業活性化プラザにおいて、大学等と連携し、各
種講座を開催した。 研修に対する支援や講座については、市報やホームページに限らず様々な広報媒体や他の支援機関を活用し、周知する。また
、アンケート等により企業ニーズを把握し、人材育成への支援内容の充実を図る。
創業経営支援課
人材の育成
17 後継者育成・円滑な事業承継の支援
B
中小企業等が抱えている後継者育成・事業承継の課題については、今後も大分市産業活性化プラザでの講座の開催や大分県産業創造機構等を
通じて専門家等を派遣するなど、他の支援機関と連携して支援する。 また、「おおいた協働ものづくり展」や「若手経営者研修会」等への支援を継続
することで、地場企業の後継者育成を図る。
商工労政課創業経営支援課
18 海外への事業展開をめざす
企業への支援
B
人口減少社会を迎えた日本では、国内の市場の縮小が懸念されており、海外販路の拡大は、海外への事業展開をめざす企業にとっては、大変重
要になっている。 今後は、これまでの友好都市中国武漢市との海外ビジネスに加えて、成長著しいアジア圏等との海外ビジネスを行う中小企業に
対して、県やジェトロ大分等関係機関と連携して、支援していく。
創業経営支援課
19 外国籍市民の活用促進
C
経済のグローバル化が進む中、市内企業には、国際競争力の強化や新たな市場・取引に向けた海外展開が求められている。このような状況の中、
海外への事業展開をめざす企業や人材不足に悩む企業等に対し、大分県やおおいた国際交流プラザ、大学コンソーシアムおおいた等との連携を図
り、留学生等外国籍市民の就職支援を行うともに、外国籍市民の能力(語学等)や視点を活用し、中小企業の海外への事業展開を支援する。
創業経営支援課
産学連携の強化
20 産学連携、異業種間・企業間交流会
の実施
B
産学連携、異業種間・企業間交流の推進については、中小企業の抱える技術面や経営面での問題解決や業務改善に繋げてもらうため、産学の関
係者が気軽に話し合える場として、これまで産学交流サロンを開催している。 参加者に行ったアンケートでは、産学の交流についての具体的な事を
聞くことができ参考になった、今後の業務に活かしていきたいなど好評を得ている。 今後とも、多くの参加者を募るため大分県産業創造機構等支援
機関と連携したPRを行うとともに、参加者アンケート等により企業や大学等のニーズを把握し、産学交流サロンの充実を図る。
創業経営支援課
融資制度による企業支
援
21 利用しやすい融資制度の確立
B
本市の融資制度については、利用者の負担を軽減するため、信用保証料の補給を継続するとともに、金融機関からの融資を受けやすくするため、
制度を見直してきた。その結果、利用件数は増加している。今後とも、公益性や経済効果等を勘案する中、金融機関や大分県信用保証協会と協議し
、制度を充実させていく。
創業経営支援課
22 各商業団体の事業活動支援
B
各商業団体への支援については、各団体が自主的な活動をしていくために必要な支援を進める。
商工労政課
各商業団体主催事業の支援とリーダ
23 ーの育成
C
土曜夜市、まちなか市場は現時点で開催されていないが、各種団体が開催するイベントの支援や若手商業者との意見交換の場をさらに充実させる
ことにより、支援策の検討と若手リーダーの育成を図る。
商工労政課
補助制度見直しによる意欲的な経営
24 者の支援及び
商店街活動の活性化
B
今後とも、関係団体と意見交換を密にしながら、必要に応じて制度の見直しを行っていく。
商工労政課
25 快適な買い物環境の整備
C
より快適な買い物環境の整備について、アンケート調査等で市民ニーズを把握した上で、必要な施策に取り組む。
商工労政課
26 商店街連携の強化
C
中心市街地のさらなる魅力の創出に向け、各商店街団体や大型店、異業種団体との連携をさらに強化していく。
商工労政課
大分トリニータをはじめとしたプロスポ
27 ーツチームとの連携による商店街の活
性化促進
D
大分市内のプロスポーツクラブ自体の求心力の低下が課題であるとともに、商店街に市内のスポーツチームの重要性を再度認識してもらい、商店
街とスポーツチームとの連携による活性化への取り組みが実施できるよう促す。
商工労政課
28 地域人材の発掘・育成
C
地域の中核的な役割を担う人材を発掘するため、「大分市6次産業化コミュニティネット」の会員数の拡大を図るとともに、大分市6次産業化セミナー
や中小企業支援講座等を拡充し、人材の育成に努める。特に、農商工連携に取り組む食品加工業者が少ないことから、これら事業者に対するPRを
強化していく。
農政課創業経営支援課
29 地域ブランドの育成
C
本市の地域資源の活用拡大への取り組みを支援することにより、新たな加工品が誕生したり、農商工連携・6次産業化への関心は深まっているも
のの、ブランドとして確立し地域産業の活性化を実感できるまでには至っていない。このような取り組みが一定の成果を上げるまでには時間を要し、
事業者の経営リスク等も伴うことから、引き続き魅力ある商品の開発や県内外への販路開拓において支援するとともに、課題である安定して商品を
供給できる体制を支援していく。
農政課
能力や適性に応じた多様な働き方へ
30 の支援
C
①若年者等へのキャリア形成支援・・・若年者職業意識向上事業―アドバイザーの充実、開催校の拡大を図っていく必要がある。②中高年者等への
再就職支援・・・高齢者の就業機会の確保-シルバー人材センターが受注金額や会員の増加を図るための、新たな事業着手などを支援する必要が
ある。③障がい者への就労支援・・・知的・精神障がい者の雇用促進―より多くの支援学校や、支援機関からの実習生の「職場体験」受入れが可能と
なるよう、支援体制の拡充を図っていく必要がある。
商工労政課
31 職業能力開発の促進
B
①職業訓練機関等への支援・・・関係機関と連携しながら、認定職業訓練校の周知・生徒拡大に向け、取り組む必要がある。②ものづくり技能の奨励
・・・若手技能者が減少傾向にあり、若手技能者の育成が課題となっていることから、技能者表彰の周知への工夫をする必要がある。
商工労政課
C
①退職金制度等の普及・啓発・・・対象となる企業に対して、退職金共済掛金補助制度の利用促進に向け、周知徹底していく必要がある。
②中小企業向け福利厚生事業の利用促進等・・・おおいた勤労者サービスセンターの基盤安定に向けた会員拡大等の取組みを支援していく必要が
ある。
③労働環境の整備促進・・・ワーク・ライフ・バランスの推進にあたっては、保育環境の整備等も不可欠であるため、関係部局と連携を取りながらすす
める必要がある。
商工労政課
高度化・効率化の促進
中小企業支援
グローバルな
事業展開への支援
中小企業支援
商業者の支援及び
事業活動の促進
商業の活性化
特色ある個店・魅力ある
商店街づくり
農・商・工の連携による
農商工連携の促進 取組みの推進
就労支援
安定した雇用の確保
と勤労者福祉の充実
勤労者福祉の充実
32 企業規模、雇用形態による格差解消
に向けた福利厚生の充実