大切な体の状態を把握する良い機会です。 ぜひ受診いただくようお願いします。 受診方法 ①健診機関に直接予約をしてください。 対象の健診機関は、特定健診事務局ホームページ (http://www.mlit-tokuteikenshin.net/)で検索ができます。 (対象施設検索で「特定健康診査」欄に○印がある健診機関で実施しています。) ②受診日当日に次のものを持参してください。 <1>受診券 <2>保険証(国土交通省共済組合員証) ※いずれかのみでは受診できません。ご注意ください。 自己負担 なし! 無料で受けることができます。 特定健康診査・特定保健指導の流れ 1 特定健康診査を受けます ●特定健康診査を受診するには、「受診券」と「保険証」が必要になり ます。 「受診券」には有効期限(平成29年1月31日)がありますので、ご注意ください。 ●特定健康診査では「身体測定」「血液検査「尿検査」「服薬歴や喫煙歴などの 問診」 などを検査します。 2 特定保健指導の対象者を選定します ●生活習慣病のリスク要因や年齢などを統合して対象者を選定します。 ●生活改善の必要性に応じて2段階の判定に分かれます。 動機付け支援 積極的支援 メタボのリスクが現れ始めた段階です。 軽度のうちに生活習慣を見直して、来年の健診では異常 なしを目指しましょう。 メタボのリスクが高くなっています。 より確実に生活習慣改善を行うため、3ヵ月以上のサポー トが行われます。 ●「高血圧」「高血糖」「脂質異常」で服薬中の方は保健指導の対象となりません。 ●65歳~75歳の方は該当した場合、「動機付け支援」のみの判定となります。 3 特定保健指導を受けます ※対象者のみ ●特定保健指導は、特定健康診査でメタボの危険があると判断された方に、生活習慣を 改善していただくためのプログラムです。 ●上記選定において対象者となった方は、生活習慣改善と検査値改善を目指します。 特定健康診査検査項目 生活習慣病などのきざしを早期発見しましょう! 基本項目 詳細項目 ●問診票(服薬歴・喫煙歴など) ●身体測定(身長・体重・腹囲) ●理化学的検査(身体診察など) ●血圧測定 ●血液検査 脂質検査(中性脂肪・HDL・LDL) 肝機能検査(GOT・GPT・γ‐GTP) 血液検査(空腹時血糖・ヘモグロビンA1c) ●尿検査(尿糖・尿蛋白) ※医師が必要と認めた人のみ 実施 ●貧血検査(赤血球、血色素、 ヘマトクリット) ●心電図検査 ●眼底検査 健診結果を活かすには… ①健診結果の意味を理解し、 毎年保存する ②「特定保健指導」の案内 が届いたら利用しよう 年を追うごとに異常値に近づいてい る値はなかったか、振り返ってみま しょう。 生活習慣病の予防、改善に役立つ 支援を受けて病気になる前に手を 打ちましょう。 ③「要精密検査」だった項目を 放っておかない ④受診を勧められたら、適切 な治療を受ける 念のために詳しく調べて、病気が潜 んでいないか確認してください。 健診を受けっぱなしでは意味があり ません。重症にならないうちに治療 を開始することが大切です。 仕事が忙しくて 時間が取れない! 気がつかないうちに生活習慣病 が進むと、深刻な状況になって しまいます。忙しい方ほど生活 習慣病になりやすい傾向がある ので、元気に働き続けるため にも年1回の健診が必要です。 健康には自信があ るから、受ける必 要を感じない 健康に自信がある方ほど、体の 異変を見逃してしまうことが少な くありません。自覚症状がな いうちに異常を見つけるの が健診です。元気なときこそ健 診を受けましょう。 お金がかかるから 受けたくない! 平成24年度からは特定健康診査は 無料で受診できます。病気になっ てしまうと、金銭的負担が大きいば かりか働くことや、生活を楽しむこと もできなくなってしまうかもしれませ ん。 面倒くさいから 受けたくない! 生活習慣病になってしまったら、 食事の制限や運動の強制など、 面倒だから、では済まされない 現実が待っています。面倒を減 らすためにも、まずは健診を受けて ください。
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