既指定地域の評価について 資料2 ○地域指定は、平成14年の法律制定以降、10数年が経過しており、社会経済情勢の変化に対応した適時適 切な地域指定を行うためには、現在指定している地域における、都市開発事業等の進捗状況や整備効果等 について評価を行い、地域指定や地域整備方針の見直しに反映させる手法を確立する必要があると認識 ○内閣官房では、評価手法の確立に向けて「都市再生の推進に係る有識者ボード」のもとに「都市再生緊急 整備地域の評価手法検討WG」を設置し検討を実施 都市再生緊急整備地域の評価手法検討WGの概要 委 員 浅見 泰司(東京大学大学院)(座長) 谷口 守 中川 雅之(日本大学) 村木 美貴(千葉大学大学院) (筑波大学) 検 討 概 要 都市再生緊急整備地域の評価手法の検討(評価マニュアル(案)作成) 検 討 経 過 平成27年10月29日 第1回WG開催 平成27年12月 7日 第2回WG開催 平成28年 2月23日 第3回WG開催 平成28年 2月26日 地方公共団体へ評価マニュアル(案)の意見照会 ~平成28年3月25日 地方公共団体から意見提出 1 検討結果について ~評価対象、項目の概要 評価対象 ○最初の指定年度から、5年目を迎える地域(既に5年を超えている地域を含む)。 以後、原則5年毎に実施 評価項目 ※地域の評価は、以下の3項目に基づく総合評価とする ア、上位計画、関連計画の位置づけ ~指定地域の範囲や地域整備方針の内容が上位計画等と適合しているか ・総合計画、都市計画マスタープラン、立地適正化計画等の上位計画、 関連計画における位置づけを確認 イ、都市再生に係る事業の進捗状況 ~都市再生を実現するための具体的な事業等が存在するか ・都市開発事業、公共施設整備事業等の実施状況(実施中・実施済) 及び今後の見込み ウ、都市再生の効果 ~当該地域において都市再生の効果が発現しているか ・地域整備方針の内容に照らして相応しい指標を用い、効果を確認 ・特定都市再生緊急整備地域においては、国際競争力強化の観点を重視して、 指定時の数値3基準をはじめとする適切な指標により、効果を確認 2 検討結果について ~評価の流れ 0 政令により、「都市再生緊急整備地域」「特定都市再生緊急整備地域」を指定 一定期間が経過 評価マ ニュア ル 1 ○地方公共団体による評価に資する資料の提出 ※必要に応じて、ヒアリング等の協力を求める 2 ○都市再生本部(事務局)による評価書素案の作成 3 ○有識者委員会による助言 4 ○都市再生本部(事務局)による評価書案の作成 5 ○都市再生本部による評価の決定 及び 公表 評価結果により分類 「現行どおり」 ※地域指定等を直ちに見直すまでの必 要はないものの今後に懸念の残る地域 については、条件を設定する場合あり 「地域整備方針の変更」※ 「既指定地域の変更」※ ※関係地方公共団体の意見聴取を含む ○都市再生本部による地域整備方針の変更、既指定地域の変更(案)の決定 今後、地方公共団体の協力を求めながら評価を行い、地域指定の見直し等について順次検討 を進めるものとする(対象は、既指定の63地域のうち、指定後5年を経過した62地域)。 3 (参考) 評価マニュアル(案) 目次 = 目 次 = はじめに 評価の目的、マニュアルの位置づけ、評価の実施 Ⅰ.都市再生緊急整備地域における評価の枠組み ① 評価の対象 ② 評価の項目 ③ 評価の流れ ④ 評価結果の公表 ⑤ 評価結果の反映 Ⅱ.評価書の作成について ① 評価書と評価シートの関係 ② 評価シートの作成要領について 4
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