コーポレート・ハイブリッド証券ファンド2016-07

販売用資料
2016 年6月
コーポレート・ハイブリッド証券ファンド2016-07
(為替ヘッジあり)
(愛称:メジャー・カンパニーズ16-07)
単位型投信/内外/その他資産(ハイブリッド証券)
当資料は販売用資料であり、
「投資信託説明書
(交付目論見書)」
ではありません。
お申込みの際は必ず
「投資信託説明書
(交付目論見書)」
をご覧ください。
ファンドの目的・特色
目 的
●世界のハイブリッド証券等に投資し、高利回りの獲得を追求することにより、信託財産の着実な成長と安定
した収益の確保をめざします。
特 色
1
世界の企業が発行するハイブリッド証券等に投資します。
●ハイブリッド証券とは、債券と株式*の性質を併せ持つ
(ハイブリッド)
証券であり、劣後債および優先証券
があります。
*株式と連動して証券価格が変動するものではありません。
●一般に国債や普通社債と比較して、信用リスクが高いことやハイブリッド証券固有のリスクなどにより、
利回りが高いという特徴があります。
※ハイブリッド証券固有のリスクには、法的弁済順位が劣後するリスク、繰上償還延期リスク、利払繰延リスクなどがあります。
くわしくは、
「投資リスク」
をご参照ください。
●世界の企業には、金融機関を含みます。金融機関についてはG-SIFIsに指定されているものとします。
●証券の格付けは、取得時において投資適格*の格付けを有する銘柄を中心とします。なお、利回り水準
や流動性を加味した上で、投資適格未満の格付けを有する銘柄にも投資します。
*ムーディーズでBaa3以上またはS&PもしくはフィッチでBBB-以上
●信託期間内に満期償還される銘柄および繰上償還や買入消却等が見込まれる銘柄に投資します。
※組入銘柄の償還や買入消却等に伴い再投資する際は、普通社債または先進国の国債に投資することがあります。
2
運用は、パイオニア・インベストメント・マネジメント・リミテッドが行ないます。
●外貨建資産の運用にあたっては、パイオニア・インベストメント・マネジメント・リミテッドに運用の指図に
かかる権限を委託します。
3
為替変動リスクを低減するため、為替ヘッジを行ないます。
※為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。
※日本円の金利が組入資産の通貨の金利より低いときには、金利差相当分がコストとなります。
《ファンドの仕組み》
●当ファンドは、
ファミリーファンド方式で運用を行ないます。
ファミリーファンド方式とは、投資者のみなさまからお預かりした資金をまとめてベビーファンド
(当ファンド)
とし、その資金を主としてマザー
ファンドの受益証券に投資して、実質的な運用をマザーファンドで行なう仕組みです。
資 者
申込金
収益分配金、
償還金など
当ファンド
投
【ベビーファンド】
【マザーファンド】
投資
損益
コーポレート・
ハイブリッド証券
マザーファンド
《2020-03》
投資
損益
世界の
ハイブリッド
証券等
※マザーファンドの受益証券の組入比率は、通常の状態で高位に維持することを基本とします。
※マザーファンドにおいて、
ハイブリッド証券、普通社債および国債の組入比率は、通常の状態で高位に維持することを基本とします。
設定日直後、大量の解約が発生したとき、市況の急激な変化が予想されるとき、償還の準備に入ったとき等ならびに信託財産の
規模によっては、
ファンドの特色1~3の運用が行なわれないことがあります。
4
購入の申込みは、平成28年7月28日までとなります。
※当ファンドは単位型のため、申込みの受付けは上記の期間のみとなります。
5
毎年3月17日および9月17日
(休業日の場合、翌営業日)
に決算を行ない、収益分配方針に基づいて
収益の分配を行ないます。
※第1計算期間は、平成29年3月17日
(休業日の場合、翌営業日)
までとします。
【分配方針】
①分配対象額は、元本超過額または経費控除後の配当等収益のうちいずれか多い額とします。
②原則として、経費控除後の配当等収益の中から分配することをめざします。ただし、基準価額の水準等を勘案し、
元本超過額も含めて分配を行なうことがあります。なお、分配対象額が少額の場合には、分配を行なわないことが
あります。
1
ハイブリッド証券について
■ハイブリッド証券とは、債券と株式の性質を併せ持つ証券です。
債券の性質:クーポンが定められていることや満期や繰上償還時に額面で償還されることなど債券の性質
株式の性質:発行体を取り巻く経済状況等により、
クーポンの支払いや繰上償還が見送られるなど、発行体に
とって資本に近い性質
■一般的に国債や社債と比較して、信用リスクが高いことやハイブリッド証券固有のリスクなどにより、利回り
が高いという特徴があります。
ハイブリッド証券の特徴
ハイブリッド証券の利回り
主な
価格変動要因
ハイブリッド
証券に
優先
金利変動、
信用リスク
利回り
低
小
高
債務
クーポン/
償還
不履行時の
配当
(満期)
弁済順位
あるものが
多い
ハイブリッド
証券
予め
決定
あるもの、 普通社債
金利変動、
ないもの
に劣後、
信用リスク
ともに一定 普通株式 ハイブリッド証券
程度存在
に優先
固有のリスク
普通株式
業績
次第
高
*
予め
決定
利回り
価格変動
法的弁済順位
普通社債
なし
大
低
ハイブリッド
証券に
劣後
ハイブリッド
証券固有の
リスクによる
金利上乗せ分
信用リスク等
による
金利上乗せ分
信用リスク等
による
金利上乗せ分
普通社債
ハイブリッド
証券
企業業績など
国債
*法的弁済順位とは、発行体が倒産等となった場合において、債権者等に対する残余
財産を弁済する順位をいいます。
■コーポレート・ハイブリッド証券とは、ハイブリッド証券の一種で、非金融セクターが発行する証券です。
コーポレート・ハイブリッド証券の持つ仕組みから、コール日
(繰上償還可能日)
における繰上償還の確度が
高いと考えられます。
コーポレート・ハイブリッド証券の仕組みと繰上償還へのインセンティブ例
発行日
………
利払い
………………
利払い
コール日
(繰上償還可能日)
定時償還日
(一部は無期限)
格付機関による資本算入の付与の喪失
(S&Pの場合)
5年
0年
50%の資本算入
10年
50%の資本算入の喪失。通常の負債として扱われる。
繰上償還しなかった場合、金利負担の増加
変動金利
+
当初スプレッド
固定クーポン
0年
25年
5年
変動金利
+
当初スプレッド
+
ステップアップ金利
(0.25%)
10年
変動金利
+
当初スプレッド
+
ステップアップ金利
(1%)
25年
※上記はイメージであり、実際の利回りや価格変動等を表すものではありません。
※上記は一般的な性質について説明したものであり、
実際の性質すべてを網羅したものではなく、
これに当てはまらない場合もあります。
2
(出所)
各種資料
高い利回りが期待できる
コーポレート・ハイブリッド証券
魅力①
魅力的な利回り水準
■コーポレート・ハイブリッド証券の利回りは、他の資産と比べて高い水準となっています。
■コーポレート・ハイブリッド証券の市場規模は2013年に入ってから急速に拡大しました。これまで証券ごとに
異なっていた商品性がより標準化され、急速な拡大を支えました。今後の市場の拡大が期待されます。
コーポレート・ハイブリッド証券と他資産の利回り
コーポレート・ハイブリッド証券の市場規模
(2016年5月末時点) (億米ドル)
1,400
(%)
5
4
1,200
3.8
3
1,000
2.6
2013年以降、
格付機関に
よるコーポレート・ハイブ
リッド証 券 の 資 本 算 入 が
認められるようになり、
市場
規模が拡大。
800
2
1.3
1.0
1
600
400
0
-1
(2006年12月末~2016年5月末)
200
-0.4
ドイツ
国債
欧州投資
適格社債
米国
国債
米国投資 コーポレート・
適格社債 ハイブリッド
証券
0
06/12
,
,
08/12
,
,
10/12
12/12
,
14/12
※使用した指数については、
「当資料で使用した金利・指数について」
をご参照ください。
※各資産は異なるリスク特性を持つものであり、利回りの比較はあくまでご参考です。
※上記の利回りは変動します。また、ファンドが上記の利回りで運用されることを示唆・保証するものではありません。
※外貨建資産には為替リスク等があります。税金等諸費用は考慮しておりません。
(出所)
バークレイズ、Citigroup Index LLC、
バンクオブアメリカ・メリルリンチ
コーポレート・ハイブリッド証券の
安定したパフォーマンス
魅力②
優れたリスク・リターン特性
■コーポレート・ハイブリッド証券のパフォーマンスは、他の資産と比べて相対的に堅調な推移となっています。
■当該期間におけるコーポレート・ハイブリッド証券のリスク・リターン特性を見てみると、リスクに対する
リターンが相対的に良い結果となりました。
コーポレート・ハイブリッド証券と他資産のパフォーマンス(円ヘッジベース)
コーポレート・ハイブリッド証券と他資産のリスク・リターン特性(円ヘッジベース)
(%)
10
(2010年1月末~2016年5月末)
180
コーポレート・ハイブリッド証券
欧州ハイ・イールド社債
ハイブリッド証券
(銀行セクター)
欧州投資適格社債
170
160
150
9
大
8
リターン
130
欧州
ハイ・イールド社債
コーポレート・
ハイブリッド証券
7
140
6
ハイブリッド証券
(銀行セクター)
欧州
投資適格社債
5
4
120
3
110
小
100
90
(計測期間:2010年1月末~2016年5月末)
2
1
※2010年1月末を100として指数化。
80
,
10/1
,
11/1
,
12/1
,
13/1
0
,
14/1
,
15/1
,
16/1
リターン
(%)
リスク
(%)
リターン/リスク
0
※使用した指数については、
「当資料で使用した金利・指数について」
をご参照ください。
※リスク・リターンは計測期間における月次収益率より計算し年率換算しています。
※上記は過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
3
コーポレート・
欧州
ハイブリッド 投資適格
証券
社債
2
7.5
6.3
1.20
4
小
4.6
3.5
1.31
6
リスク
欧州ハイ・
ハイブリッド
イールド
証券
社債
(銀行セクター)
9.1
8.0
1.14
8
6.5
6.5
1.00
10
大
12
(%)
(出所)
バークレイズ、
バンクオブアメリカ・メリルリンチ
投資適格級・公益企業中心の
コーポレート・ハイブリッド証券
魅力③
公益企業中心の安定性
■コーポレート・ハイブリッド証券の発行体は、豊富なキャッシュフローを有し、収益構造が安定している公益企業
が主体となっています。
■格付構成についても投資適格級が中心となっており、安定した市場構造であると考えられます。また、発行体に
付与される格付けは、同一発行体のハイブリッド証券に付与される格付けよりも一般的に高くなります。
業種別構成比率
証券格付別構成比率
A 7.3%
BB- 0.3%
BB 7.5%
その他
22.9%
電力
16.5%
天然ガス
7.0%
循環消費財
10.0%
A- 5.7%
BB+
12.2%
通信
サービス
18.2%
無格付 6.1%
BB 0.3%
BB+ 0.7%
BBB-
8.2%
BBB
23.8%
A
19.1%
A-
16.4%
BBB+
25.2%
※上記は2016年5月末時点。
※格付けは、S&P、
ムーディーズ、
フィッチのうち高いものを採用しています。
※比率の合計は、四捨五入の関係で100%とならないことがあります。
魅力④
為替変動リスクの低減
AA 0.5%
AA- 6.5%
A+ 3.2%
BBB
13.9%
BBB+
19.1%
BBB-
24.2%
エネル
政府系
ギー
企業
14.0%
11.5%
(ご参考)
発行体格付別構成比率
(出所)
バンクオブアメリカ・メリルリンチ
為替ヘッジについて
■当ファンドでは、為替変動リスクを低減するため、為替ヘッジを行ないます。
※為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。
■コーポレート・ハイブリッド証券市場の通貨別構成比率は、ユーロ建ての占める割合が高くなっています。
■為替ヘッジコストは一般的に、
ヘッジ対象通貨
(当ファンドでは日本円)
と投資対象資産の通貨の金利差と考える
ことができます。ユーロの金利は、
ECB
(欧州中央銀行)
による量的金融緩和などにより低水準となっていること
などから、為替ヘッジコストの低減が期待されます。
為替ヘッジのイメージ
通貨別構成比率
①円売り/外国通貨買い
②円買い/外国通貨売り
など
米ドル6.1%
①ユーロ、英ポンド建てな
どのハイブリッド証券に
投資を行なうため、
ファ
ンドの円資産を左記通
貨に転換します。
②転換したユーロ、英ポン
ドなどの外国通貨を将
来円に戻す為替予約を
行ないます。
(2016年5月末)
英ポンド
14.0%
ユーロ
79.9%
※上記は一般的な為替ヘッジの仕組みを説明したものです。
ファンドが実際に行なう為替ヘッジとは異なることがあります。
※比率の合計は、四捨五入の関係で100%と
ならないことがあります。
通貨別対円為替ヘッジコスト/プレミアムの推移
(%)
6
(2006年12月末~2016年5月末)
米ドル
4
2
0
ユーロ
為替ヘッジコスト
為替ヘッジプレミアム
-2
,
,
06/12
08/12
英ポンド
英ポンド 0.57
米ドル 0.52
ユーロ -0.30
,
,
10/12
12/12
,
14/12
※使用した短期金利については、
「当資料で使用した金利・指数について」
をご参照ください。
※上記の為替ヘッジコスト/プレミアムは、短期金利差を用いた簡便な方法により試算したもので、実際の値とは異なります。
※為替ヘッジコスト/プレミアムは、金利差だけではなく当該通貨に対する市場参加者の期待を反映した需給などの影響を受けて変動します。投資環境、
金利環境の変化によって為替ヘッジプレミアムがコストになる場合もあります。
(出所)
バンクオブアメリカ・メリルリンチ、
ブルームバーグ
4
マザーファンドの資産の状況(基準日:2016年4月28日)
※以下のデータは、パイオニア・インベストメント・マネジメント・リミテッドが提供したデータを基に大和投資信託が作成したものです。
期間別構成
ポートフォリオ特性値
*
最終利回り
(%)
(%)
60
3.7
*
修正デュレーション
(年)
2.6
銘柄数
*次回コール日(繰上償還可能日)を基に算出して
います。
米ドル
8.8%
53.5
50
29
通貨別構成(ヘッジ前)
40
28.3
30
20
英ポンド
16.9%
ユーロ
74.3%
18.2
10
0
0.0
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
*次回コール日(繰上償還可能日)を基に算出して
います。
格付別構成
A 2.2%
国・地域別構成
業種別構成
素材 4.8%
不動産 2.6%
エネルギー
5.5%
天然ガス
8.1%
BB
25.6%
BBB
72.2%
銀行
26.9%
その他公益
11.7%
電力
19.1%
通信
サービス
21.3%
韓国 3.0%
オーストラリア
3.2%
メキシコ
3.8%
ドイツ
6.3%
イタリア
7.8%
オースト
リア
9.5%
イギリス領
バージン諸島
2.2%
フランス
39.9%
英国
オランダ
9.8%
14.5%
※比率は、
ポートフォリオに対するものです。※比率の合計は、
四捨五入の関係で100%とならないことがあります。※格付別構成について、
海外発行体は
ムーディーズ、S&P、
フィッチで格付けの高いものを採用し、算出しています。※上記は過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するもの
ではありません。
コーポレート・ハイブリッド証券の発行体例
(注)下記の企業はあくまでも参考のために掲載したものであり、個別企業の推奨を目的とするものではありません。
また、ファンドに今後組入れることを示唆・保証するものではありません。
フランス電力
ヴェオリア・エンバイロメント
・発行体格付け
(2016年5月末)
S&P:A ムーディーズ:A2
・総資産
(2015年)
約2,790億ユーロ
・発行体格付け
(2016年5月末)
S&P:BBB ムーディーズ:Baa1
・総資産
(2015年)
約360億ユーロ
フランスの環境サービス企業。水処理事業で世界的に
知られる。水処理以外にも交通システム、廃棄物処理、
冷暖房等幅広く事業を展開する。
原子力発電を中核とする世界最大級の発電能力を擁する
フランスの電力会社。
フランス政府のエネルギー政策の
根幹を担う。
ブルームバーグ、各種資料
※発行体格付けは、
S&Pは長期自国通貨建発行体格付け、
ムーディーズは長期格付けを使用。※上図はイメージです。 (出所)
5
投資リスク
基準価額の変動要因
●当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が
保証されているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて
投資者に帰属します。
●投資信託は預貯金とは異なります。
主な変動要因
※基準価額の変動要因は、下記に限定されるものではありません。
ハイブリッド証券の価格は、金利、発行体の企業業績等を反映して変動します。
一般に、金利の上昇、発行体の企業業績の悪化等は、ハイブリッド証券の価格下落の要因となると考えられます。
ハイブリッド証券の価格は、発行体の信用状況によっても変動します。特に、発行体の財務状況の悪化、経営不安等
が生じた場合、
または生じることが予想される場合には、大きく下落します。
また、債券などに比べ、一般に市場規模や取引量が小さく、流動性が低いことにより本来想定される投資価値とは
乖離した価格水準で取引される場合もあるなど、価格の変動性が大きくなる傾向があります。
ハイブリッド証券固有のリスクとして、以下のようなものがあげられます。
<劣後リスク
(法的弁済順位が劣後するリスク)
>
一般的に、
ハイブリッド証券の法的弁済順位は、株式に優先し、普通社債に劣後します。
したがって、発行体が倒産等
となった場合、
他の優先する債権が全額支払われない限りハイブリッド証券は元利金の支払いを受けることができま
ハ イ ブリッド 証 券 の
せん。また、
ハイブリッド証券は、
一般的に普通社債と比較して格付けが低く、
さらに格付けが低下する場合には、
ハイ
価
格
変
動
ブリッド証券の価格が普通社債以上に大きく下落する場合があります。
価 格 変 動リスク・
<繰上償還延期リスク>
信 用 リ ス ク
一般的に、ハイブリッド証券には、繰上償還条項が付されていますが、繰上償還の実施は発行体が決定することと
なっています。繰上償還日に償還されることを前提として取引されている証券は、市場環境等の要因によって予定
された期日に繰上償還が実施されない場合、あるいは実施されないと見込まれる場合には、当該証券の価格が下落
することがあります。
<利払繰延リスク>
ハイブリッド証券には、利払繰延条項が付されているものがあり、利息または配当の支払いが繰り延べまたは停止
される可能性があります。
<その他>
組入銘柄が期限前償還された場合、再投資した利回りが低くなることがあります。
組入証券の価格が下落した場合には、基準価額が下落する要因となり、投資元本を割込むことがあります。
(
)
債券の価格は、一般に金利が低下した場合には上昇し、金利が上昇した場合には下落します。また、債券の価格は、
債 券 の 価 格 変 動
発行体の信用状況によっても変動します。特に、
発行体が債務不履行を発生させた場合、
またはその可能性が予想
価 格 変 動リスク・
される場合には、債券の価格は下落します。組入債券の価格が下落した場合には、基準価額が下落する要因となり、
信 用 リ ス ク
投資元本を割込むことがあります。
(
)
特 定 の 業 種 へ の 当ファンドは、特定の業種への投資比率が高くなることがあるため、当該業種固有の要因による影響を受け、幅広い
集 中 投 資 リ ス ク 業種に分散投資するファンドと比べて基準価額の変動が大きくなる可能性があります。
為替変動リスクを低減するため、為替ヘッジを行ないます。ただし、為替変動リスクを完全に排除できるものではあり
為 替 変 動 リ ス ク ません。
日本円の金利が組入資産の通貨の金利より低いときには、金利差相当分がコストとなります。
カ ント リ ー・リ ス ク
そ
の
投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化等により市場に混乱が生じた場合、
または取引に対して新たな
規制が設けられた場合には、基準価額が予想外に下落したり、方針に沿った運用が困難となることがあります。
解約資金を手当てするため組入証券を売却する際、市場規模や市場動向によっては市場実勢を押下げ、当初期待
他 される価格で売却できないこともあります。この場合、基準価額が下落する要因となります。
その他の留意点
■当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定
(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありま
せん。
■ハイブリッド証券に関する規制や基準の変更等がハイブリッド証券市場に大きな影響を及ぼす可能性があります。
リスクの管理体制
■委託会社では、
取締役会が決定した運用リスク管理に関する基本方針に基づき、
運用本部から独立した部署および
会議体が直接的または間接的に運用本部へのモニタリング・監視を通し、運用リスクの管理を行ないます。委託
会社は、運用委託先とファンド運営上の諸方針を反映している運用委託契約に基づく投資ガイドラインを締結し、
運用の状況、投資ガイドラインの遵守状況等をモニタリングします。
当資料で使用した金利・指数について
【金利】■米ドル:1 カ月 LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)、英ポンド:1 カ月 LIBOR、
ユーロ:1 カ月 LIBOR、
日本円:1 カ月 LIBOR のデータを使用。
【指数】
■ドイツ国債:シティ世界国債インデックス
(ドイツ、残存 3-7 年)
、米国国債:シティ世界国債インデックス
(米国、残存 3-7 年)
、欧州投資適格社債:バーク
レイズ・ユーロ社債インデックス、
米国投資適格社債:バークレイズ米国社債
(1-10 年)
インデックス、
欧州ハイ・イールド社債:バークレイズ汎欧州ハイイールド・
インデックス、
ハイブリッド証券(銀行セクター)
:バークレイズ・グローバル優先証券:銀行インデックス、
コーポレート・ハイブリッド証券:BofA・メリルリンチ・
グローバル・ハイブリッド非金融コーポレート・インデックスおよび BofA・メリルリンチ・グローバル・ハイブリッド非金融ハイ・イールド・インデックスを使用して、
時価総額での加重平均により算出。市場規模は前記指数の時価総額合計。■バークレイズ・インデックスは、バークレイズ・バンク・ピーエルシーおよび関連
会社
(バークレイズ)
が開発、算出、公表を行なうインデックスであり、当該インデックスに関する知的財産権およびその他の一切の権利はバークレイズに帰属します。
■シティ世界国債インデックスは Citigroup Index LLC により開発、算出および公表されている債券インデックスです。
6
お申込みメモ
購入の申込期間
購入単位
購入価額
※くわしくは「投資信託説明書
(交付目論見書)
」
をご覧ください。
平成28年6月27日から平成28年7月28日まで
最低単位を1円単位または1口単位として販売会社が定める単位
1万口当たり1万円
換金価額
換金申込受付日の翌営業日の基準価額から、信託財産留保額を控除した価額
(1万口当たり)
換金代金
原則として換金申込受付日から起算して5営業日目からお支払いします。
申込受付中止日
申込締切時間
設定日
① ニューヨーク証券取引所、
アイルランド証券取引所、
ニューヨークの銀行またはダブリンの銀行のいずれかの休業日
② ①のほか、一部解約金の支払い等に支障を来すおそれがあるとして委託会社が定める日
(注)
申込受付中止日は、販売会社または委託会社にお問合わせください。
午後3時まで
(販売会社所定の事務手続きが完了したもの)
平成28年7月29日
換金制限
信託財産の資金管理を円滑に行なうために大口の換金申込みには制限があります。
購入・換金申込受付の 金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、換金の申込みの
中止および取消し
受付けを中止することがあります。
信託期間
平成28年7月29日から平成32年3月17日まで
●マザーファンドの信託財産につきパイオニア・インベストメント・マネジメント・リミテッドと締結した運用指図権限の
委託にかかる契約が終了し、
マザーファンドがその信託を終了
(繰上償還)
させることになった場合には、受託会社と
合意のうえ、信託契約を解約し、繰上償還させます。
●次のいずれかの場合には、委託会社は、事前に受益者の意向を確認し、受託会社と合意のうえ、信託契約を解約し、
繰上償還できます。
・受益権の口数が30億口を下回ることとなった場合
・信託契約を解約することが受益者のために有利であると認めるとき
・やむを得ない事情が発生したとき
●すべての受益者が換金の意思表示をした場合、
繰上償還を行ないます。
この場合、
償還手続きに伴い、
通常の換金よりも
日数がかかる場合があります。
繰上償還
毎年3月17日および9月17日
(休業日の場合、翌営業日)
※第1計算期間は、平成29年3月17日
(休業日の場合、翌営業日)
までとします。
決算日
収益分配
年2回、収益分配方針に基づいて収益の分配を行ないます。
課税上は株式投資信託として取扱われます。配当控除、益金不算入制度の適用はありません。公募株式投資信託は税法
上、
少額投資非課税制度の適用対象です。なお、
当ファンドの非課税口座における取扱いは販売会社により異なる場合が
ありますので、
くわしくは、販売会社にお問合わせください。
※平成28年4月末現在のものであり、税法が改正された場合等には変更される場合があります。
課税関係
ファンドの費用
〈お客さまが直接的に負担する費用〉
購入時手数料
信託財産留保額
販売会社が別に定める率
〈上限〉
2.16%
(税込)
換金申込受付日の翌営業日の基準価額に対して0.3%
〈お客さまが信託財産で間接的に負担する費用〉
運用管理費用
(信託報酬)
運用管理費用の総額は、毎日、信託財産の純資産総額に対して年率1.4688%
(税込)
その他の費用・
手数料
監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、資産を外国で保管する場合
の費用等を信託財産でご負担いただきます。
※「その他の費用・手数料」
については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。
※購入時手数料について、
くわしくは販売会社にお問合わせください。
※手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
【受託会社】
ファンドの財産の保管および管理を行なう者 株式会社りそな銀行
【委託会社】
ファンド の 運 用 の 指 図 を 行 なう 者 大和証券投資信託委託株式会社
お電話によるお問合わせ先
0120-106212(営業日の9:00~17:00)
委託会社のホームページアドレス
http://www.daiwa-am.co.jp/
■当資料は大和証券投資信託委託株式会社が作成した販売用資料です。お申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする
「投資信託説明書
(交付目論見書)
」
の内容を必ずご確認のうえ、
ご自身でご判断ください。
■投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証されているものではありません。信託
財産に生じた利益および損失はすべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。
■投資信託は預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は
投資者保護基金の対象ではありません。
■当資料は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。運用実績などの記載内容は過去の
実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。また、税金、手数料等を考慮しておりませんので、投資者の皆さまの実質的な投資成果を示す
ものではありません。記載内容は資料作成時点のものであり、予告なく変更されることがあります。
■分配金額は収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合も
あります。
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(2016.6)